大河の一滴

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(7686)カクヤスグループ/東証ST/小売(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:449円(人々は、出る杭になっても叩かれ続けて成果を残せてない。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
7686 カクヤスグループ 東証ST/小売 130.19 2025/03予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
1368 30/2.19% #DIV/0! 8 3.05
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
3.16%/7年 20.51%/7年 -0.79%/6年 38.93% #DIV/0!
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
55/7年 -104/7年 -49/7年 -6.94/7年 4.76%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
339.53 41.16 12.1% 4.45% 35.64%

 今日は分析。KABU+2025/1/23データで、ROEとPBRでランキングをとり、PBR低い割に高ROEを算出し上位20%のものからきになったmのをチョイスして分析比較します。カクヤスグループ。お酒の配送。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2025年01月24日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「あげ」

主にお酒を宅配に販売。

デリバリーを推してるスタイル。店舗で売るよりきめ細かく配送するのがウリという。

カクヤスネットショッピングとは|カクヤス

 

わりときめ細かい配送サービス。ケースでビール頼むと配送料無料になりがち。

も、競合見ても高くはないも、おなじくらいでカクヤスというよりはオトドケって雰囲気はいたします。

ということで、配送がウリの小売。

実際原価率高め。基本薄利ですね。コロナ前後で原価率下落は経営努力でしょうか。

(IRBankから)

ちなみに同業っぽいやまやが以下。

配送は原価じゃないか思うけどならば6%ほどが配送費でしょうか。

(IRBankから)

 

 

 

業績。

2021-2022はコロナではないかと。

決算資料みると主に飲食店むけだろう業務向けの落ち込みがすごい。前年比53.2%で巣ごもりっぽい家庭向けが120%でもカバーしきれず。

もともとの業務比率も高く70%ほどでさすがにこれは厳しいと。

 

 

 

も、コロナ後は順調に回復で前期で

「連結業績は増収増益、過去最高を更新。

 飲食店向け販売が全体をけん引、家庭向け販売も堅調。

 業績予想に対しては、大きな乖離なく着地。」ですって。


BPSなど。2021/2022で赤字でてBPS減。しかたないところありますね。以降はBPS回復。

それで銘柄スカウターの同業っぽいやまやを含むディスカウント店及び通信販売15社で、利益率/ROIC/ROA/PERでフィルタ、ROICでソート。

なにげにROICで首位で、のわりには低PERはあるかもです。ROICでドンキより上、同時に薄利もありそうでコロナで5年平均利益率はマイナス。転ぶときびしい基本薄利多売であるのも伺えます。で、やまやも結構優秀っぽいですね。

(銘柄スカウターから)

決算資料。

決算説明会資料|株式会社カクヤスグループ

前期2024年決算。

コロナからの回復もあろうけど、コロナ前を含めて売上利益最高で通過。

今期2Qまで。減収減益ですね。

増収も物流投資と人件費などで利益は圧縮。

主力の時間帯配送で客単価増加で客数減少の傾向はでてますね。

これは好調な飲食店への配送でいっぱいで個人向けの配送が滞ってようですね。

このへんをどうみるかですね。

月次も12月まで出てて、増収で好調といえますが、高成長ともできないくらいですね。

 

財務

財務は厳しめ。

(IRBankから)

自己資本比率引くで20%以下で推移。有利子負債は2022年まで増えてますね。

リスクをとって成長を目指してきたけど、コロナで2021-2022で利益剰余金マイナスになるまでの痛い目をみたので、以降は守りに入り有利子負債を返す方向になってるとは推測。

前期末総資産339億、有形固定72億で以外に維持くらい。

流動214で手形類98億、商品56億ぶ現金31億とか。現金手形あたりは増えてますね。

その他ソフトとか敷金とかですね。

負債298億、買掛160億で有利子負債で86億ほど。その他で28億とか。

以外に有形固定など増えてなく設備投資よりは手形商品を増やすかたち。

財務はもちろん良くないですがあまり無駄な資産ももってなく問題があるとするのも。

 

CF

 

 

2020/2021で営業CFマイナス。

これでFCFが大きくマイナスでここで結構厳しそうな感じですね。それで以降は財務で返す方向に。

で、それ以外は基本営業CFもプラスで、このへんをどうみるか。コロナはみたいなのは異常時で再現しないとなれば問題も少なさそうですが。同時にやはり薄利でなにかあると厳しくなりやすいはあるかもしれません。

還元は利益並み感あります。

「株主に対する利益の還元を経営上重要な施策の一つとして位置付け、将来における持続的な企業成長と経営環境の変化に対応するために必要な内部留保を講じつつ、利益の還元を安定的かつ継続的に行うことを基本方針」だって。数値基準とかはひとまずないですね。

 

 

(銘柄スカウターから)

 

 

月足週足日足の値動き判断

月足であげてもさげるかんじでもみ合いと言うか乱高下
週足で急騰してさげ
日足でさげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、上場以降で、乱高下というかレンジを形成してる感。

一応高値は789、962とかとっていて、下は406、427、440。でなんとなく安値高値切り上げ感もなくもないけど、あまりトレンドが出てるともみるのも妥当じゃないかも。

レンジでみると、2022年以降のしたっぽくなってるので440とか406ををみながら上にむかうのを待つのもありかもしれませんが、このへんの優位性をどうみるかでしょうか。


ファンダ的には、お酒とその他の小売。お店販売よりは配送でやすさよりはきめ細かい配送サービスがウリのようには。

薄利なところはあるし、単年の結果ではあるがROICなどでドンキも上回りめっぽう小売として優秀な感じは。

とはいえ薄利で多売系となりそうで、悪環境に弱そうで実際にコロナで赤字もそして傷も深かった感で、このへんをどうみるか。ひとまずコロナ以降は回復傾向でコロナ前を越えて成長となりそう。ただし高成長かというと微妙。

財務はわるめ。コロナで痛い目みたからか負債を返す方向にでてますね。

目先は、増収もコストがかかってるのか増収も減益。
評価。
PER8/PBR3.05ほど。成長してる小売としては低PERというか、でてるROEやROICからは低評価感はあるのではないか。カクヤスとして上場来で低PERもぞうですね。

同時にPBR3ほどは高PBRであり、減益とか低ROE化にむかうとしぶいというか、わりと減益も織り込んでいるところもありそうな。どこまで織り込んでるとみるか?が焦点になるかもしれません。

それで一方高配当利回りでもありますが配当は利益並みで減益来ると減配になりそうでこのへんでもどうみるか。実際目先はコストかかってそうですね。

 

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=7686

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=7686

IRBANK:https://irbank.net/7686

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

通常運転とくにないです。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

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