基本データと取り上げた理由
株価:313円(人々は、崖から落ち続け転がり落ち続けている)
基本データ
コード | 企業名 | 市場/業種 | 時価総額(億) | 決算期 |
4487 | スペースマーケット | 東証GR/情報通信 | 37.45 | 2024/12予 |
予想売上(億) | 予想営業利益(億)/利益率 | 長期平均営業利益率/年 | PER | PBR |
18.06 | 1.7/9.41% | #DIV/0! | 27.95 | 7.24 |
売上成長率(年複利/期間) | EPS成長率(年複利/期間) | BPS成長率(年複利/期間) | 予想ROE | 平均ROE/年 |
24.39%/7年 | #NUM! | 35.76%/6年 | 25.93% | #DIV/0! |
長期営業CF(億)/年 | 長期投資CF(億)/年 | 長期FCF(億)/年 | 長期平均FCF(億/年)/年 | 実績ROA |
-5/7年 | -4/7年 | -9/7年 | -1.31/7年 | -8.98% |
総資産(億) | 自己資本(億) | 自己資本比率(%) | 配当利回り(%) | 配当性向 |
20.45 | 5.17 | 25.3% | 0% | 0% |
今日は分析。KABU+決算・財務・業績データの2020年7月(おおよそ2020年3月までの決算実績)と2024年4月(おおよその2023年12月までの決算実績)を比較し、売上営業利益で1.5倍以上のものかつ、市場統計推移記録表で2020/3/17と2024/4/19を比較し、時価総額が減っているもの(対象22銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。順調に成長してるのにコロナ最安値時より時価総額が低いものを拾う意図。スペースマーケット。貸しスペースプラットフォーム。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年04月23日取得。
業績財務CF推移とそれに対する分析
業績
ざっくり業績推移をみてひと言「赤字成長が黒字化?」
事業。
事業内容 | 株式会社スペースマーケット | 場所のチカラで あなたにエール
スペースのシェアサービスのスペースマーケットがメインで、他にも公共施設の予約システムとスペースモールとして大家さんからおそらくスペースマーケットに突っ込むスペースの開発をするスペースモールも。
SPACE MOLE|株式会社スペースモール|遊休資産を活用したレンタルスペースの企画・運営代行・レンタル利用
端的にはスペースのシェアプラットフォームとなるのかな。
決算資料。
IR 決算説明資料 | 株式会社スペースマーケット | 場所のチカラで あなたにエール
以下業績推移。赤字含みもおおよそ成長。
ここは決算資料で四半期のもののほうほうがわかりやすいですかね。2020はコロナでの交代が強めもそれを乗り越え目先は加速して来てる感も。
四半期ではぶれもあり季節性はありそうですね。
このへんもGMV(流通総額)もスペース数の増加を伴って伸びてきてると。端的にはどんどん利用されているにはなりますね。
と、他にもわりと順調に伸びている印象を受ける内容でよければ決算資料でも。
と、のびてるわけで一時の交代もコロナのせいと明確な理由はるわけですが利益自体は現状安定してなく赤字も多め。
利益率など。原価率は低下傾向で、このへんはWEBプラットフォーム。
原価率は低いですし低下傾向であり、増収はあるのでいずれ大きな利益がでる・・とはなるし、そのために販管費を大きくかけてシェアを取りに行きましょうも理解できるんですが、じゃあいつちゃんと利益がでるのですか?、販管費切るとシェア売上おちるんじゃないですか?みたいな話はSaaSとかプラットフォームにはある話ですが、このへんをどうみるか?
(IRBankから)
あとは3479がTKPがわりと近そうですが、TKPは自社で会議室運営してるのに対してここは、プラットフォームで会議室は運営してない違いはありそう。というかTKPがスペースマーケットに出してたりしますね。売上規模もTKPのほうが規模が大きめ。これはスペースマーケットが手数料が売上に対しTKPはレンタル料が売上みたいなかんじですね。
TKP並べようと思いましたは事業モデル結構違うのでやめときます。
1Qまだ。
財務
利益剰余金マイナス。
(IRBankから)
目先総資産20億で有形固定0.7億。ソフトなど無形固定1.7億。
流動17億でだいたい流動で、現金5.6億、未収入金が10.7億。多くが未収入金でこれは増えてますね。
負債14.9億で有利子負債1.8億とかありますが主な負債は未払金7億あたり。他に信託型ストックオプション関連損失引当金3億とか。まあこれは気にしなくてもいいですかね。
負債自体は未払強めで自己資本比率は低いけど、流動も多めだし財務の質はいいほうかな。
まあ利益剰余金マイナスですが。
CF
営業CF赤字多め。当然FCFもマイナス多め。2023は営業CFプラスにFCFプラスですね。
これまでは赤字にFCFマイナスにしてシェア売上を取りに来てた形で、これが規模もとれて今後は利益を・・という変化になるのか?が焦点でしょうか。
還元なし。利益剰余金マイナスですし。うまくいけば今期で利益剰余金マイナスが解消するかしないかぐらいにはうまくいけば。
株式発行じたいは2018,2019以降はしてなく利益乗れば増資おかわりは必要なさそうには思えますがさて。
月足週足日足の値動き判断
月足でもみあってさげている
週足でさげてもみあい
日足であげてもさげてもみあいではないか。
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、上場2019年も以後わりといいところなしの推移。2022年までは1000前後でもみあいも2022以降で200円台まで続落。
2023年以降は239円で下げ止まってはいて行こいう300円前後での推移。
一応239で下げ止まってるのでここが基準になるかもあるいは2023年後半以降の294。
294はすぐ切れそうにも思えますがここを切らなければ239以降は上昇トレンドで継続で294も切れないとなるのでここらをみながら。
ファンダ的には、レンタルスペースのプラットフォームで手数料ビジネス。それに突っ込むように大家の不動産を手入れする事業も。
コロナでつまずきはあるもおおよそ成長傾向で、目先は利益で本決算通過。基本プラットフォームで原価率などは低く、シェア取れるなら利益やCFで筋が良い事業モデルとは思われる。現状それを販管費積んでシェア売上を取りに来てる段階ですね。販管費を切っても利益や成長をとれるのか?が焦点にはなっていきそうな。ひとまず目先は利益水準まで来てますねはそうですね。
財務は、自己資本比率などは低めもプラットフォームよろしく流動多めで負債の質もわるくないやつ。CFも目先は黒字化。ただしまだ利益剰余金はマイナスでこれまでは販管費かけてシェアを取りに来てたにはなると思うけど、現状までで儲かってないはそうなります。無配というか無還元。増資はとりあえず必要なさそうですが、成長鈍化などくると増資して赤字で販管費切ってなんてのも想定しうるとは思いますがさて。目先はだから軌道にのってきてそうにも・・という感じ。
評価。
PER28のPBR7.4ほど。高評価。株安してこの位置ですが、一応成長で目先利益も利益が出たり赤字だったりででてる計画も+20%もないくらいでなかなか期待先行な株価形成してる印象はうけます。PBRでみても7ほどは超高評価でROE20%ならわからなくもないけど、計画通りにいくかというところでも過去計画もあまりあてにならないところもありますし。今まで高評価過ぎたのではないかとおもいますがどうでしょうね。
とはいえちゃんと成長して販管費が抑えられるなら可能性自体はありそうですがさて。
リンク
KABU+:https://kabu.plus/
銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=4487
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=4487
IRBANK:https://irbank.net/4487
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
とくになんもないよー
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