大河の一滴

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(8136)サンリオ/東証PR/卸売/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

サンリオとその他

株価

2914円(人々は、いきなり見違えてスターダムに登ろうとしている。)

 

チョイス理由とバブルチャート

 今週は比較。市場統計推移記録表で2020/3/13と2024/4/12比較で、よりROEをあげていてかつ低PERになっているもの(対象716銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。コロナTOPIX最安値時よりROEあがってるのにPER低くなってるものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2024年04月12日取得。サンリオ。キティちゃんというかキャラIPビジネス。比較にIPビジネスっぽいバンダイブシロード。ゲストにキティちゃん好きな客層と対義語の客層がついてそうなフィギュアの壽屋


壽とブシロードの売上小さめがやはりROEBPS成長率に優れるの図でバンダイが図体の割とROEのわりにサンリオを凌駕。

 

各企業の数字とそれをみての所感

コード 8136 7832 7803 7809
企業名 サンリオ バンダイナムコホールディングス ブシロード 壽屋
市場/業種 東証PR/卸売 東証PR/その他製品 東証GR/その他製品 東証ST/その他製品
時価総額(億) 7442.6 19234.08 266.69 164.67
株価 2914 2888 374 1950
決算期 2024/03予 2024/03予 2024/06予 2024/06予
予想売上(億) 974.0 10000.0 510.0 160.0
予想営業利益(億)/利益率 268/27.52% 820/8.2% 20/3.92% 15/9.38%
長期平均営業利益率/年 15%/17年 9.56%/17年 6.22%/7年 9.76%/9年
売上成長率(年複利/期間) 0%/17年 4.7%/17年 12.2%/7年 10.6%/9年
EPS成長率(年複利/期間) 8.8%/17年 8.6%/17年 #NUM! 15.7%/9年
BPS成長率(年複利/期間) 2.8%/16年 5.3%/16年 29.1%/6年 21.7%/8年
長期営業CF(億)/年 1427.84/17年 8744.38/17年 126.47/7年 8744.38/9年
長期投資CF(億)/年 -156.69/17年 -3673.85/17年 -119.72/7年 -101.2/9年
長期平均FCF(億/年)/年 74.77/17年 298.27/17年 0.96/7年 0.94/9年
PER 40.52 19.45 21.53 15.31
PBR 9.81 2.73 1.25 2.42
ROE 24.2% 14.0% 5.8% 15.8%
平均ROE/年 15.85%/17年 10.81%/17年 17.21%/7年 22.45%/9年
ROA 17.3% 10.6% 2.7% 8.8%
配当利回り(%) 0.74 2.08 1.2 1.79
配当性向 30.1% 40.4% 25.9% 27.5%
総資産(億) 1007.04 9263.58 463.35 115.10
自己資本比率(%) 55.6 70.4 46.6 55.2
メモ 復活から躍進 あげ あげあ いちおうあげ
サンリオ(8136)

業績

ハローキティというほか。

セグメントは国。日本中心dすね。

(銘柄スカウターから)

 

業績は以下。

2022以降確変感ありますね。

コロナあたりで落ち赤字もあるも以降はみるみる業績を回復し、突き抜けた感じ。

BPSなど、ROEなどぐっと伸びてかなり高い水準まで。

と目先の躍進がすごいところはありますが以前は盛り上がっても盛り下がるところがあり、特に2015-2021は業績後退感あるなかたらの反転そして伸びるのが早い。今回の躍進をどうみるか?

利益率などみると、目先原価率がぐっと下がってますね。

 

(IRBankから)

というところですが今回の躍進はこのことが理由として大きそう。

社長交代。創業者の孫となりますね。そして30代でまだお若い。

サンリオ社長・辻朋邦の学歴・経歴一覧!孫が継いだのはなぜ? | ユープレス

サンリオ 辻朋邦社長 次の50年へ次世代のキャラクター育てる - ITmedia エグゼクティブ

これで「キャラクターIP(知的財産)の企業からエンターテインメント企業への脱皮を図っている」というとうな方向転換があるとなりそう。

このへんにいろいろありますが

中期経営計画 | 株式会社サンリオ

決算説明会資料・動画 | 株式会社サンリオ

これで2021から中期経営資料がついてきて、2022年から資料が刷新してる感じですね。

細々みてるときりないのでここではしませんが、2020-2023あたりでみると変化が大きい印象。

という感じで社長が代わり社風からの改革と事業モデルの変革が進んでおりそれとともに目先急速に業績を伸ばしてきてるという局面には。

変化がいろいろ多いので細かく追っていくのが難しい局面となりそうですが、こういうときは全体の順調をみつつ懸念があるならその理由を確認しつつ、中期経営あたりで出ている目標と比べるのがいいのかなとは。

前期。コロナからの回復という面は大きそうですが目先は回復著しく、長く赤字なものも黒字化も入り、いろいろ良化が進んでそう。

今期3Qで増収+40%の増益100%越えでコロナからの回復もあるとはいえ非常な水準で通過で上方も。

「海外及び国内需要が計画の想定を上回り、国内外ともに大幅増収となりました。これに加え、構造改革を通じて営業費用をコントロールしたことにより収益性が向上し、連結業績が通期の業績予想を上回る水準で着地」

改革はうまくいってるし、お客さんも想像以上に来てるみたいな言い分ですね。

 

長期計画。目先は上振れしてますが、目標自体は2022に起点で10年おそらく2032あたりに営業利益500億レベル(2024から8年で倍レベル)でそれほど高成長な目標ではないとなりそうで、その意味で目先は目標を上回るペースで改善が進んでいるとはなりそうでうす。

 

 

財務

資産は推移は業績絶好調な感じの推移でもなく。

(IRBankから)

前期末で総資産1007億で有形固定133億でピューロランドとかありますが意外にすくなめ。流動667億で現金520億に投資有価証券97億とかで、資産の6割ほど水物という印象。

負債444億で有利子負債自体は200億ほどで負債の質は悪いですが<現金で総体としてはなんら問題のない財務となりそう。

このへんはながらくIPでやってて設備投資など事業に必要なコストがあまりない印象。

 

 

CF

 

営業CF一度赤字になりましたね。過去から減っててそれで現金も減ってたところから、目先は急回復。設備投資などかからないのでそれでFCFが急回復して現金積みだしてますね、

還元。利益連動感あり自社株買いも絡むけど、社長も変わってこのへんどうなるか不明。

(銘柄スカウターから)

配当政策とかでも特に基準など示してなさそう。

 

バンダイナムコホールディングス(7832)

業績

エンターテイメント大物企業。サンリオでつかれたので流します。

セグメント。

(銘柄スカウターから)

トイホビーがいわゆるおもちゃ。デジタルはいわゆるゲームでアミューズメントがナンジャタウンとか花やしきもそうみたいです。ゲームセンターもやってる。

IPはアニメとか映画などですが、ここでヒットを飛ばしておもちゃやゲームにつなげる構造。

IPはクソ強いのを抱えてますね。「機動戦士ガンダム」「ドラゴンボール」「仮面ライダー」「アンパンマン」「ウルトラマン」「ワンピース」など。

あるいみサンリオはここに行きたいような雰囲気も。その意味でサンリオの先をいく会社。海外のびてるけどまだ国内が中心。

あとは資料でもみて。

決算短信・説明会資料 | IRライブラリ | IR・投資家情報 | 株式会社バンダイナムコホールディングス

 

それで業績。右肩ってほどでもなく減収もあるけど長期に比較的安定的に伸びている。

営業赤字も2000年以降はないですね。ヒット作の有無に左右されそうですが意外に安定的。

売上複利 4.7%/17年。

ROEもわりと高めで安定BPS成長率    5.3%/16年にEPS成長率8.6%/17年は規模を踏まえるとかなり優秀な企業となりそう。総合してかなり優秀ですよ。バンダイナムコ

に、インカムもつくので年10%以上程度のリターンも期待できなくもないとなりそう。

年10%でいいならバンダイナムコ握り続けて達成できる可能性が定量的根拠があるといえる程度にこの会社は優秀。

今期は下方も「デジタル事業において、今期投入したオンラインゲームの新作タイトル等に関わる評価損に加え、次期中期計画を見据えタイトル編成の見直しを行ったことによる処分損を計上したことにより、営業利益および経常利益の予想数値を見直し~連結会計期間の各事業におけるIPや商品・サ-ビスの展開等を精査した結果」

下方は下方ですが長期業績傾向が壊れるようなものとみるのは判断早すぎなようには。他には東映アニメの株式売却とかもあるので目先はちょっとPERが下にでてそうです。

3Qで増収減益。計画でもそうですね。ひとまず足踏み。まあ2022,2023はすこぶるよかったので足踏みも仕方ないかなというか株価も足踏み感ある推移ですね。

ある意味業績も株価も調整となりそうです。

 

財務

中身見ない。これを書いてる今IRBankが調子悪く手軽に中身見れなくなってるのもあり。とくにここは財務健全でより問題ない。

(IRBankから)

実際問題業績が安定的に利益出てて財務もこの推移なら細かく中見なくても問題ないというかほぼ投資判断は変わらないと思うところで自分がそれでもわりとみてるのは多分に趣味と後学のため。自己資本比率とかが低い場合は中身が問題になるやもしれませんのでみたほうがいいかもしれない。

 

CF

 

いうことない。FCFでて現金積んでるの図。

還元は配当性向50%で区切ってそう。ということで減益で減配あるけど、業績は堅調なので細かい減配は期にしないほうがいいという事例になるか。

で、現金積んでるのでまだ余裕あるとなるね。還元強化くるかはしらないが。

 

(銘柄スカウターから)

ブシロード(7803)

業績

IP抱えていろいろコンテンツビジネス。

大枠ではバンダイナムコと類型となりそうだけど、IPなどがよりサブカルというかオタクコンテンツよりですね。

主力IPは「BanG Dream!」「カードファイト!! ヴァンガード」「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」「D4DJ」「新日本プロレス」。

だそうですが、新日本プロレスしか(それもよくわからんが)知らない。

それに限らずストアみるとサブカルいろいろ範囲が広い印象。

ブシロード オンラインストア | ブシロード公式通販サイト

 

業績。成長はしてるけど利益率は不安定感ありますね。赤字は変なので容赦すべきだと思いますが。

とはいえ販管費減らしてきてる。

(IRBankから)

EPSBPS成長率は高めだけど、上場前も含むしあまりこれも。まだROEなども安定的でもなくこのへんでも成長はあるけどまだ足元が固まってないなという印象はうけます。

上記のように販管費はさがってるので増収が続けばワンチャンみたなところはあるかもとは。

 

2Qで減収減益。通期でも減益ですね。このへんはやはりコンテンツビジネスのヒット次第感はあるのかなとは。

 

 

財務

資産増。

(IRBankから)

前期でみると、総資産463億で有形固定24億。前期から減ってるし固定資産への投資は要らないとなるかね。

流動375億現金261億売掛63億などが大きめ。投資有価証券41億。

だいたい水ものが多くこの辺はコンテンツというかソフト産業ですね。

負債239億で<現金であり財務自体は健全となりそう。有利子負債自体は134億ほどで大きめ。

ソフト屋って感じですね。

 

 

CF

 

営業CFでてますね。現金は高止まり。

現金236億もって配当3億とかみたいなレベルでこのへんで還元は余裕ですがわりと上場したてだしこんなもんか感。

自社株はしてる。

(銘柄スカウターから)

日足週足月足の値動き判断

月足でもみあいからあげ
週足であげ
日足であげ
確認。

評価・売買判断

サンリオ(8136)

テクニカル的には、年足でわりと素行がわるい。なんども吹いてはおちる。

そのなかで2013年以降で長くドローダウン2020年3月、つまりコロナまでコロナ以降はわりと順調な上昇が続いて年足レベルでもバブル越えまでという感じですね。

月足レベルで上昇でこれにのるという発想になりそう。週足の1713が基準になりそうですがも8うここでも目先2914ほどで遠いですね。なので日足2729.3、週足1713.3あたりをみながら3169.9越えの上昇継続を狙う感じで。

 


ファンダ的には、キティに代表されるかわいい系のいろいろなIPを用いたビジネス。コロナまで業績後退感あったところから以後の反転躍進感が強く目先強い勢い。

社長の交代があり、社風からの改革が進んでいてそれがうまくいってるところがあり、ライセンス系の事業からエンターテイメントを軸にする方向に向かってそうな。

伝統的な一族企業でわかい(たぶん優秀な)社長に代わり急速に変革が進んでる局面なようには。跡継ぎが優秀で良かったね感はありますが、目先は計画を凌駕する勢い。計画自体はそんなに大きな目標でもなさそうですのでこのへんどうみるか。

IP屋っぽく意外に有利子負債もあるけど財務は意外に健全。CFはこわれてた感じが業績改善でここも改善。投資要らなさそうで財務もいいのでこの調子だとわりと恐ろしいキャッシュリッチな会社になっていきそうなところはあります。わりと日本のコンテンツビジネスの雄になっていく可能性がありそうな雰囲気にもなってそうな。このままいけばですけど。

評価。

PER40のPBR10ほど。高評価です。PERは低ROEなところがあって参考にならないところもありますが、PBRでもみても2020年あたりで2くらいなのですっ飛んでいってる状態でPER水準も40は低ROEでもなくなった今では絶対的に高いですしブシロードバンダイを突き放す水準でまかり間違っても安いとかいう局面でなく十分高評価とみるべきかなとは。そのうえで変革期にある企業でその変革がうまくいっているとなるし、IPビジネスは成功すれば傑出した収益性を誇るようになるみたいなこともあり可能性はあるとはなりそう。投資したら成功するぞとは全く言ってません。

 

バンダイナムコホールディングス(7832)

IPビジネスでエンターテイメント。たぶんサンリオの先を行く形。

長期に成長でなんだかんだ業績は安定的で普通に優秀。CFも潤沢で財務も健全でわりとどうみても優良企業。そのなかで目先は利益足踏み。で株価も足踏み局面か。あるいは、これから衰退に入るかも知れないけどどうみますか?みたいなかんじでしょうか。

評価。

PER20のPBR2.7ほど。上記のとおり今期は特別利益でてて純利益上振れ。営業利益6かけでみるとPER40に準じる水準ではありやはり総合的に高評価。ただこれは今期利益が下にでているところがありあまり真に受けるといううのも。PBRでいくと2.7ほどはここ5年では高くもないけどもっと長期にはPBR1くらいもあるのでやはり絶対的には高評価だしバンダイナムコでも長期に高評価になってるところはあります。ここ5年ならどちらかといえば下くらい。感覚的には普通にいい会社だけど今ではないよねくらいでしょうか。このへんを踏まえてというか目先は今って感じの業績じゃないので、今じゃないけど早く入ってじっくり待ってようとかするのをどう考えるかみたいな視点でしょうか。

 

 

ブシロード(7803)

IPビジネスでいろんなIPをカードゲームにしたりゲームにしたり映像や音楽にしたりで。よりサブカル的なIPがいろいろある感。すごく育つものができるといいですねとは。

現状成長はあるけど利益は安定しない感。販管費は減らしてきてるので成長があれば。とはいえ高成長な部類ではないかな。

CFはでてるけど規模かまだ弱い感。財務自体は現金大きめで余裕も。上場したてもあり還元などに振り向けるかは謎。

評価。

PERで21のPBR1.2ほど。PERでほどほど以上評価されてるとみそうだけど、これは低ROEだからってところはありそうでPBR1.2ほどはもうそれほど高PBRでもないし、もちろんブシロードとしても低い方で、なんだかんだ投資要らずでCFが出てくる事業モデルとはなりそうで、財務にも問題もなさそうなこの手の企業がPBR1以下になってるケースも珍しそうで風向き変わるまで延々まてるなら案外拾うのもいいかもしれないとは。

とはいえ普通に株安してるなかでの逆張りなので当面含み損で塩漬けになりそうな気はしますけど。

 

 

壽屋(7809)

フィギア屋。

精巧なプラモやフィギアがたくさん。

コトブキヤ製品情報ポータルサイト|フィギュア・プラモデル・ホビー

 

わりといまどきというか目先ぐっと伸びてましたがそれ以前は横ばいに近く、この活況を一時と見るか長期成長が続くと見るか。

というところですが目先は2Qも計画も売上後退で一時であったか感強い展開で急騰した株価も下落局面。

と。業績渋いですが財務も目先の好業績で結構改善した感もあり、さらなるブーム?とかもくるなら見せ場もあるやもとは思うけど現状のバリュエーションはまだ交代というよりは進んでる会社のバリュエーションにみえるのでまだ調整がいるかなというきはいたします。まさかの業績再加速あればわかんないけど。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないよね。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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