大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(6571)キュービーネットホールディングス/東証PR/サービス/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

キュービーネットホールディングスとその他

株価

1197円(人々は、どこまでも堕ちていっている。)

 

チョイス理由とバブルチャート

 今週は比較。市場統計推移記録表で2020/3/13と2024/3/29比較で、より低PBRになっているもの(対象770銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。コロナTOPIX最安値時より低PBRなものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2024年04月02日取得。キュービーネットホールディングス。ヘアカットQBハウス。比較に頭系のアートネイチャーと理美容店舗向けクラウドのサインド。ゲストに語感がにてるマヨネーズ。


キューピーだけでかい。サインドだけ成長率高い。

 

各企業の数字とそれをみての所感

コード 6571 7823 4256 2809
企業名 キュービーネットホールディングス アートネイチャー サインド キユーピー
市場/業種 東証PR/サービス 東証ST/その他製品 東証GR/情報通信 東証PR/食料品
時価総額(億) 156.93 261.73 44.83 3962.71
株価 1197 761 773 2800.5
決算期 2024/06予 I 2024/03予 2024/03予 2024/11予
予想売上(億) 247.3 427.0 19.5 4800.0
予想営業利益(億)/利益率 24/9.7% 21.98/5.15% 1.52/7.8% 255/5.31%
長期平均営業利益率/年 7.28%/8年 9.05%/17年 18.74%/4年 4.86%/17年
売上成長率(年複利/期間) 5%/8年 2.1%/17年 38.2%/4年 0.1%/17年
EPS成長率(年複利/期間) 13.9%/8年 -3.6%/17年 -18.4%/4年 3.8%/17年
BPS成長率(年複利/期間) 10.8%/7年 2%/16年 144.6%/3年 3.6%/16年
長期営業CF(億)/年 237.74/8年 524.2/17年 7.59/4年 524.2/17年
長期投資CF(億)/年 -62.58/8年 -240.46/17年 -28.15/4年 -3614.16/17年
長期平均FCF(億/年)/年 21.9/8年 16.69/17年 -5.14/4年 95.01/17年
PER 9.79 21.36 224.06 28.21
PBR 1.16 0.92 1.42 1.38
ROE 11.8% 4.3% 0.6% 4.9%
平均ROE/年 10.28%/8年 6.67%/17年 30.58%/4年 6.88%/17年
ROA 5.1% 2.4% 0.4% 3.2%
配当利回り(%) 1.84 3.68 0 1.79
配当性向 18.0% 78.6% 0.0% 50.4%
総資産(億) 311.08 479.56 50.41 4260.06
自己資本比率(%) 41.4 53.5 62.6 66.2
メモ あげ 停滞蓄財出来ず 増収も減益。 停滞蓄財
キュービーネットホールディングス(6571)

業績

ヘアカット専門店運営。

低価格短時間ヘアカットのみで付加価値の低い系の理髪店QBハウス

いかにもデフレ的なチェーンですが、理髪店は代表的な労働集約となりそうで、原価率と従業員。

原価率はなかなか高め。思ったよりは低く利益もとれてますが。

一人当たりの売上はあまり動かない。2020年あたりはコロナの影響とおもわれるが2023でおおよそ回復。

(IRBankから)

業績はコロナ後退で回復をみせているが、上記な以上でやはり人が採れるか?増やせるか?に帰結していきそうな。

2021年以降よこばいが2023年以降はまた上昇。コロナでセーブしてたのをまた速度上げてきたとも見れるけど昨今の人不足背景にどこまでできるか?は視点となるかも。

 

 

 

そんなかんじわりと営業利益率高めでコロナも黒字抜けしてコスト管理とかうまそうな印象。実際に原価率低めかなと。これは従業員を薄給で使っているという事をしめすかもしれないねって思ったけど、赤字続いてる田谷比較で、平均年収田谷354万に対してQB700万なので違いそう。

舞踊サロンの田谷の原価率販管費率推移。

赤字ではないMH、年収490万。ここは海外とかサロン以外も大きそうですが

他にABとかもあるが、これはフランチャイズ中心っぽいのでここでは並べない。

 

このように比較してみるとけっこう優秀な疑いはありますね。コロナからは戻してるし。成長は人採らないと無理だと思いますが。

資料。

決算説明資料 | キュービーネットホールディングス株式会社

前期2023、コロナ回復と価格改定で業績は過去最高です。客数は回復しきってないですが。それで退職率たかい。過酷な就労環境であると想像されます。そもそも理容師は定着率低そうではありますが。

従業員。採用伸びですが絶対数ではちょっと伸びでガンガン採れるという状況ではなさそう。

退職率。下げてきた経緯はあるも目先は後退。退職率をしっかりだすところは好感もてます。

 

資料など見るに、KPIとかをちゃんと管理しわかりやすく開示してる印象はうけて、実際の定量的優位性(利益率など)でこれはかなり優秀なんじゃないかなという印象はうけます。もちろん理髪店でそれも低価格低付加価値を志向する理髪店という事業モデルの制約はあるでしょうが。

今期2Q増収増益。わりと好調になってますね。給与改善もありこのへんは目先のインフレにちゃんと乗ってる感はあります。従業員もばんばんはとれてはないですが、撮れてないこともなく離職率も目先低下。

ねんのため。

こういう話もあるようです。こういうところもあるような業界ってところもあるかも。

QBハウスのキュービーネット、挑戦的な脱法雇用形態を独自に開発・運用していたことが判明 : 市況かぶ全力2階建

 

 

財務

資産増。

(IRBankから)

 

総資産311億で非流動が253億でのれん154億で資産の半分ほどのれんに使用権56億とかで、これは上場からそうみたいで、このへんをどうみるか。有形固定は12億で少なく減らしてるので設備投資は要らないというかしてなさそうですね。

流動58億、現金44億。

のれん使用権を除くと総資産100億程度に非流動40億に流動58億現金44億とかで事実上ほとんど事業資産持ってなさそうですね。

営業債権なども10億ない程度でかなりの現金商売な雰囲気は。

負債は182億でリースと借り入れで148億となりそうで、これも営業債権などほぼなく(店舗器具とかはリースかな?)、だいたい負債≒のれんの構造となりそう。

このへんの構造をどうみるか?はあるというか、のれんなどは爆発する可能性はあれど、事業自体はそんなに資産も要らなく現金商売なところはありそうですね。

 

CF

 

営業CFは常にでてる。投資自体もすくなくFCFも安定的で、多くは財務ででて現金維持かなと。だいたいリース負債の返済っぽく。

そういう構造をふまえるというほどCFに世湯はないかも。

還元は無配もあるので油断するな。

(銘柄スカウターから)

 

アートネイチャー(7823)

業績

かつら。

女性用も結構やってるセグメント。

(銘柄スカウターから)

視聴でも。

決算短信・説明会資料 | IRライブラリ | 投資家情報 | 株式会社アートネイチャー

いちおう目先業績最高でのびてなくもない。利益は過去のほうが大きめですね。

業界は後退感ある。

その中でシェアを上げる形で伸びてます。

わりと、衰退業種で頑張る残存者利益とってきてるところはあるかもで、中期計画などでわりとできるとよいかもしれない定量目標がでてるのでここを基準にみていくのがよいかもしれません。利益率やROEは過去にあった水準くらい。過去見ると2015、2016あたりは計画下ぶれ。ここは好調から後退に向かってるときなので目先好調なのでここから後退に向かうなら注意か。

そういうかんじに業績はなにげにのびていると。

 

長期的には利益後退傾向。

ROEなどはさげて足踏みでしょうか。下がってるではなさそうですね。BPS成長率とると    2%/16年でこれはROEのわりには渋いかも。EPSは伸びてるかんじでもないですね。これは過去にいい時期があったからってところがありますが。

 

今期下方。「新型コロナウイルス感染症の5類への移行やWEB問い合わせへの対応の
不調により、新規売上が低迷した結果~売上高が業績予想を下回った結果、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は前回発表予想を下回る見込み」

それで3Qで減収減益。

・・・ちょっと目先しぶそうですね。

 

財務

資産ゆるく伸びて純資産横ばい。

(IRBankから)

 

総資産479億で有形固定87億は、2015年111億から減ってる感じで投資はしてない感じでしょうか。

流動293億で現金200億に売掛30億商品原料で48億くらい。現金伸びてますね。

負債220億で前受61億退職金41億あやりが大きめで有利子負債もなくで、負債≒現金に近く、負債の質もいいので財務いいですね。

 

CF

 

現金積んでる。

投資をさしてしてないものもありFCFだいたいでてる。

それで還元率たかいですね。自社株買いも絡めながらだいたい余裕は還元してるというか、減価償却してるぶん現金に移行する感じで現金増なので余裕あるといえばありますね。ただ還元率自体は高いので増配とかは増益ないど期待薄かもでその意味ではやはり成長というか中期計画あたりがやはり基準になりそう。


(IRBankから)

 

 

サインド(4256)

業績

理美容店舗向けクラウド型予約管理システム「BeautyMerit(ビューティーメリット)」の開発・提供、集客・予約・施術・会計・アフターフォローにより理美容店を支援。

主力の美容院予約とかもっと店舗管理アプリという印象のクラウド

サロンの管理システムならビューティーメリット - BeautyMerit -

決算説明。

IR情報 | 決算説明資料 - 株式会社サインド

 

 

資料見てると美容室としてはかなり便利そうな、

 

のびてる。

上場したばっかだけどROEがいきなり崩壊。

このへんをどうみるか。

 

今期3Q。わりとグリグリ伸びてるSaaS感。

今期の減益とかROEはこのへんとなりそう。

「子会社ののれん償却費等の負担が発生することにより営業利益145百万円(同59.7.%減)、経常利益136百万円(同61.0%減)を見込み、法人税等については子会社ののれん償却費が税務上損金に算入されないことから親会社株主に帰属する当期純利益は1百万円(同99.6%減)を見込んで」

のれん。

買収してますね。

サインド、パシフィックポーターを子会社化へ|M&Aニュース|日本M&Aセンター

予約管理システムをしてるところが、複数サイトを一元管理してサイトコントローラーのかんざしを買収。

美容室版手間いらずって感じになりそう。

サイトコントローラー 手間いらず|パートナー連携数 国内No.1

シナジーありそうで、これの影響で、減益に上記の増収で、目先は急成長っぽいですがこのかんざしを加えて分はありそうで前期はそこまででも。

とはいえ、クラウドらしい低原価率で増収で販管費下がりそうな案件で好ましいシナリオにいくと面白そうなところはあるかも。

(IRBankから)

 

 

財務

これみてもあてにならないか。

(IRBankから)

前期末の数字を短信でみますと。

総資産50億に有形固定29億でのれん27億。流動21億で現金19.5億で、ほぼのれんと現金という構成。

負債19億で有利子負債15億とかでほかは端となりそうで、有利子負債も3Qで返してきてますね。

と、資産は現金とのれんで、現金とかんざしとなりそう。

いかにもなSaaSという印象。

 

CF

 

2022年に上場で株式発行、2023でその手持ちでかんざし買って足りなかったので借り入れという感じ。

これの規模が大きいのでありますが、営業CF2億ちょいの水準で、今期2Qでのれん償却はあるけど2Qで2.6億ですね。それで結構有利負債返してる感じ。

わりとキャッシュリッチになる雰囲気はありますね。

無配。

 

日足週足月足の値動き判断

月足でさげ
週足でさげ
日足でさげ
確認。

評価・売買判断

キュービーネットホールディングス(6571)

テクニカル的には、上場2018年で、2115から2019年2740まではつけたりもしたけど以降ずっと下落続きでコロナでさげ、2021年以降もそれをわり、目先も1166で上場来安値をつけいいとこなしの推移。

月足週足日足どこでもみて下落とまあだからいいとこなしですねという感じ。さすがにもう反転だろうとするのも筋がわるいとは思いますが、そうするなら1166が基準になるしか。ここで反転するなら日足から月足の反転点にはなりますね。でもきると次なる安値がその全部の基準更新となる下落トレンド中です。そのへんを踏まえて、踏まえるとたぶん触らないほうがいいんでしょうけど。

 
ファンダ的には、理髪店チェーン。低下価格低付加価値の薄利多売。労働集約は否めなく、人を採れるか?が成長に関わってきそう。コロナ以後足踏み感あったが目先はまた改善感あるも、総体微増でスルスル行くとするのも楽観的か。とはいえ、同業比較でいろいろ定量的に上回るところであくまで理髪店ってところはあるけど優秀なように思えて目先足踏みがまた進み出しているようには。目先も過去最高の業績で通過は通過。

あまり投資などしないスタイルでCFは安定的。ただリース債務が大きめでそれの返済FCF座れてる感じでいうほどCFの筋はよさそうも余力はないかも。財務は資産らしい資産は要らなさそうで投資とかもいらなさそうで本質的には財務リスクとかは薄いほうにはおもえるけど、のれん大きめにそれを有利子負債が抱える形のIFRSなので、特に業績後退局面は注意がいるかもしれない。そうでなければたぶんそんなに問題にはならないとはおもいますが。

評価。

PER10のPBR1.1ほど。上場から業績自体は伸びてる中で株価もさがりつずけ目先はQBとしては最低水準のPERPBRであると。同業の田谷やMHより下の評価水準であるのはまあこれらがボロっぽいからそうだとして、絶対的に状態のわりにはもうかなり見れる評価水準のようには。とはいえ元来理髪店はあまり期待されない業種でこんなもんかもっと下(例えばPER7くらいなら有り得そうにも思える)ともみれなくもないですが、一応上状態最高業績を叩いてる企業に対して株価下がり続けてこの評価はなかなかあんまりだって気持ちもわかなくもないところですが、さてどうでしょうね。

もうなんだかんだで好調が続き成長が続くなら長期には報われるだろうなというところには来てるんじゃないかとは思います。好調と成長が続くはわかんないですが。

 

アートネイチャー(7823)

かつや屋。意外に女性も多め。業界自体は衰退傾向でそのなかでシェアを上げる形で成長は成長。中期計画もそれにのっとったもの。一方で過去に利益がとれてていまいち利益が伸びてる感じでもなく、同時に還元が強めでROEとかのわりにはBPS増などの実績もしぶく、結果として業績足踏みであまり企業価値も伸びてない印象になりがちには。

これは利益伸びると一気に景色が変わる可能性はありそうで、ゆえにやはり増収しつつ利益率あげてROEを引き上げられるか?が重要には。

財務は健全。CFも安定その中で還元強めで固定資産を現金に変えてるような推移してる。有利子負債もなし。

もあり還元自体は少し余力ありそうですがこれ以上はBPSあたり減りそう。

評価。

PER21のPBR0.9ほど。PBRでもっと下もないわけじゃないですがこれは配当利回りで株価形成してそうなかんじには。3.7%ほど。業績自体は割と硬くわりと配当も維持しそうで下はないかなとは感じたりもしますけど、BPS成長も踏まえてそんなに(このままでは)妙味もないかなと。も、あり増益がないとで中期計画できるかがやっぱり焦点かなと。目先後退ですけど。

 

 

サインド(4256)

美容室管理系クラウド。目先すごく伸びてる感じもこれはかんざしを買った分がのってるためで、元来そんなに高成長ではないし、ROE自体も抜けてる感じでもないけど、健全な財務に安定したCFがでて解約率も低そうで、ストック性強いSaaSという感じ。買収で負債とのれんが乗った形も目先は償却と負債返済が進むかたち。うまくこのへんを切り抜けると利益率高いSaaSが残りそうな気もしなくもない。うまくいくシナリオなら。

評価。

PER221のPBR1.4ほど。高PERで上場来いいとこなしの株安なのに高評価・・ってのはまちがいとなりそうで、高PERなのは低ROEだからで、PBR1.4ほどは上場3.8くらいからずるずる落ちて現在の水準でもちんサインドとして最低水準。これを絶対水準としてどうみるかですね。

銘柄スカウターの業務ソフトカテでみても低PBRな方になりそうですが、近くにココペリなどあり利益を出さない(低ROE)なこのてのやつは現在とても寒い株価推移してるのが多めなのでそれを踏まえてどうかってところでしょうか。

 

 

キユーピー(2809)

マヨネーズ。

これは業績よこばいではないか。

ただ利益は安定で2000年に純損失があるくらいでこのへんは底堅い食品感で、BPSあたりは右肩で成長率3.6%/16年くらい。そんなに早くもないですね。

という停滞蓄財。安定的なというのはつきそうですがそれはPBR1.4ほどは、絶対的状態としてはもっと低い評価でもいいんじゃないかと思いますがキューピーとしては、上はPBR2.5の下は0.8くらいのなかでいかにも上も下ものフェアバリューとなりそう。実際にこれは同じ株価水準の2016年あたりよりは低PBR。安定的な業績をみながらまさかのまたPBR2越えをまつとかはあるかもしれません。優待ぐらいはあるし。

 

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくになにもないぞ。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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