投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。
比較銘柄
ネットスターズとその他
株価
1043円(人々は、投げ捨てられ床にぶち当たり飛び上がっている。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 5590 | 2428 | 5258 | 9020 |
---|---|---|---|---|
企業名 | ネットスターズ | ウェルネット | トランザクション・メディア・ネットワークス | 東日本旅客鉄道 |
市場/業種 | 東証GR/情報通信 | 東証ST/サービス | 東証GR/情報通信 | 東証PR/陸運 |
時価総額(億) | 173.94 | 104.76 | 237.84 | 33862.2 |
株価 | 1043 | 540 | 644 | 8955 |
決算期 | 2024/12予 | 2024/06予 | 2024/03予 | 2024/03予 |
予想売上(億) | 46.5 | 101.6 | 104.1 | 27120.0 |
予想営業利益(億)/利益率 | 1.01/2.17% | #VALUE! | 8.02/7.71% | 3100/11.43% |
長期平均営業利益率/年 | -13.42%/3年 | 6.94%/17年 | 7%/3年 | 11.97%/17年 |
売上成長率(年複利/期間) | 33.3%/3年 | -3.9%/17年 | 17.3%/3年 | 0.1%/17年 |
EPS成長率(年複利/期間) | #NUM! | 11.7%/17年 | 94.3%/3年 | -0.4%/17年 |
BPS成長率(年複利/期間) | 0.4%/2年 | 8.4%/16年 | -17.8%/2年 | 3.1%/16年 |
長期営業CF(億)/年 | 162.88/3年 | 206.97/17年 | 59.51/3年 | 206.97/17年 |
長期投資CF(億)/年 | -12.06/3年 | -49.03/17年 | -50.31/3年 | -84956.81/17年 |
長期平均FCF(億/年)/年 | 50.27/3年 | 9.29/17年 | 3.07/3年 | 148.15/17年 |
PER | 116.02 | 12.91 | 32.48 | 20.44 |
PBR | 2.46 | 1.3 | 2.25 | 1.27 |
ROE | 2.1% | 10.1% | 6.9% | 6.2% |
平均ROE/年 | -3.8%/3年 | 12.57%/16年 | 7.07%/3年 | 6.32%/17年 |
ROA | 0.5% | 3.2% | 7.5% | 1.8% |
配当利回り(%) | 0 | 3.89 | 0 | 1.4 |
配当性向 | 0.0% | 50.2% | 0.0% | 28.5% |
総資産(億) | 283.55 | 248.92 | 98.08 | 93518.99 |
自己資本比率(%) | 24.9 | 31.1 | 50.3 | 26.4 |
メモ | 成長黒字化? | 停滞蓄財できず | あげ | 復活中 |
今週は比較。某投資イベントで名前を聞いた中で気になったものをチョイスして比較します。不得意分野銘柄多め。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2024年02月21日取得。ネットスターズ。QR決済仲介?比較に同業の決済っぽい。ゲストにSuica代表JR東日本様。
バブルチャート。PBRでは意外にあまり差がない今回。
ネットスターズ(5590)
業績
マルチQRコード決済サービス「StarPay」
こういうの。
サービスページと資料でも見て。
イメージとしては、PayPayなどの決済手段の卸売でしょうか。
店舗などで多様な決算事業者と契約したりするのはめんどうな中、スターペイを使えばこれだけで皆使えますよ的なもの。
あくまで卸とか仲介みたいなイメージでメーカーではないってのはポイントかなと。
自分で電子マネーとかポイントとか発行してないし会員とかももってないと。
それらにまつわるサーバー代とかの管理コストもかからないけど、自分でやってないので競合が怖いところはありますね。
実際に今日のトランザクション・メディア・ネットワークスは競合で同じと見ていいかな同種のサービスを提供してますし、参入障壁もわりと低い類ではないかと。
キャッシュレス決済ソリューション | サービス一覧 | 株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス
ちょっとみるとほかも
加盟店向けQR決済ゲートウェイサービス | PAYCIERGE(ペイシェルジュ) :TIS3623
CHANNEL Value 決済ゲートウェイサービス : 富士通 :富士通6702
コード決済ゲートウェイ | NTTデータ - NTT DATA :NTTデータ9613
GMO Cashless Platform | GMOペイメントゲートウェイ :GMOPG3679
とか日立系とか競合サービスがわらわらで、このへんも卸味あります。他にも似たようなものはいろいろあると。
【2023年最新版】決済代行会社おすすめ15社を比較!選び方も紹介 | LISKUL
そんなかんじですが、ここは伸びてるとなりそう。実績としては売上複利で 33.3%/3年でこれよりは目先落ちてますが高成長。
そして今期は黒字化の見込み。高成長で損益分岐越えたところですね。
このへんはかざり。ROEとかもまだ計画2%程度。かざり。
原価率など。原価率低め。業界伸びてるしそのわりにコストかからなく元来美味しい事業ってことなのでしょう。なので競合が笑笑出てきてる。
その中で販管費を抑えながら伸ばしていけるか?が焦点であるのかなとは。とりあえず成長して黒字化しそうという局面。
というのは計画であり、そしてまだ1Qもでていないわけで完全に見込みで、どうみるか。競合いるなかで販管費抑えて成長と黒字を両立できるのかい?って局面になりそう。あとはどうみるか。
ちょっと材料少なすぎて(財務諸表からは)それが読み取れる材料不足かなとは。
財務
総資産283億で、現金265億に売掛5億とか。ほぼ現金。
負債212億。預り金207億であと未払い系で有利子負債などなさそう。
つまり現金持ってるけど多くは預り金で横流しすると。
という形で自己資本比率は低いけど財務の質はいいし、事業にあんまり財務リスクないやつとなりそう。原価率低いのでやっぱり美味しい事業ですね。売れるなら。でやっぱりコストかけないで売上立てられるか?が肝となりそう。
CF
営業CFプラス。これは儲けてるからじゃなく、預り金の上昇で事業規模の拡大の上。
これが交代するとすごい勢いで営業CFの赤字が出ると思われます。というのもあり儲けを示してるわけじゃないけど営業CF黒字が望ましいとなり減ったり赤字はまずいかもしれないというのはそうですね。
現状は順調・・・といっていいのかわからない。赤字なので。営業CFプラスで現金も積んではいるが。
ウェルネット(2428)
業績
こういうの。
公共交通機関とか大手向けとかあるけど、事業内容自体は、QR決済とも競合しそうな要するにいけてそうな決済事業ですが・・
別にいけてない。
売上は足踏み感あり。とはいえ利益率など安定ですね。過去の業績後退は見ない。会計基準変更じゃね?とは思うけど。気になる人はみて。
https://www.buffett-code.com/company/2428/library
原価率など。わりと原価率高め。
(IRBankから)
ROEとかは低くもないけど、BPSとか伸びてないのはなぜ?感あるけど後述。
今期2Qで横ばいに近い。一応今期増収増益としてますが。過去計画は当たるときは当たるけど当たらないときも結構あるくらい。
財務
資産横ばいかな。総資産は増えてるね。
(IRBankから)
前期末総資産248億。有形固定38億で流動187億で現金140億。預け金34億あたり。
負債170億で収納代行預り金104億に預り金35億で大きいのは現金と預り金の構成。ここは預り金と現金が均衡でそんなに財務よくないかも。わりと油断できない匂いも。
あとは業績そんないいわけでもないのに2019年以降有形固定増やしてるのが気に入らないです。
CF
足踏み続いている感じは。
で、後述。
2019まで還元し過ぎでBPS増えんかったの構造。これじゃエスディージーズぢゃないと思ったのか2020年以降は還元絞ってる感じ。その代償にBPS増えだしてるね。このへんから。
トランザクション・メディア・ネットワークス(5258)
業績
もういちどこれ。
キャッシュレス決済ソリューション | サービス一覧 | 株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス
ネットスタート同じ。
セグメント。
(銘柄スカウターから)
セグメントいろいろわけてるけど、同じ事業の段階を分けてるだけで事実上全部決済仲介。
ただ、データ販売にも行きたそうな雰囲気。構想なので雰囲気。
業績伸びている。売上実績で 17.3%/3年でネットスターズより穏やかではあるけど今期加速でまた利益はすでに出てる。
ここも上場したてでこのへんはかなり飾り。
原価率など。ネットスターズより原価率低い。
なにを原価率と販管費にするかはわりと企業とか会計基準でブレもあるイメージ実態どれだけ離れてるか不明。
売上原価と販管費の違いとは?費用の内訳を詳しく解説!|ITトレンド
売上原価:商品を生み出すための直接的な費用
販管費:販売や管理の活動に必要な費用
今期3Qで黒字。上場で前年比もないので株探四半期拝借。
四半期でぐりぐり売上更新するほどじゃない夢みんな感ありますがさて。
(株探から)
財務
目先3Qで資産250億で無形資産が大きめで固定資産62億で流動は164億で現金134億で現金大きめ。もっとも100億ほど上場で調達っぽいですが。(前期現金28億)
負債144億流動負債121億で契約負債18億、預り金87億が大きめ。
上場前から自己資本比率落ちてるけどこれは預り金が増えてるところが大きそうですね。
ネットスターズよりいろいろある感じですが総じて預かりして現金持ってる構造は近そうです。調達したから感はありますが現金≒負債になり財務自体は良好になりそう。
CF
営業CFは出ててこれは預り金の増加が多め・・・というよりは減価償却費が大きそうで、投資も大きいですね。無形資産でソフトウェアに対する投資とはなりそう。一応FCFでてるにはなるので順調ではあるけどFCFから預り金ふまえるとやっぱり言うほどFCFも強くないかも感。
このへんはやがりいろいろ卸を連想するところ。
日足週足月足の値動き判断
月足でよくわからない
週足でおちてあげ
日足でさげてあげ
確認。
評価・売買判断
ネットスターズ(5590)
テクニカル的には、2023年後半に上場して普通に下落で1345から606まで。も、以降2024年に入り反転してる感じで、上場ゴールから再起のよくある展開ではあるけど、まだ期間がなさすぎてなんとも。
一応606底にみて反転上昇が続くと入るのはありかもしれないですけど。
ファンダ的には、決済仲介。QR決済などの卸売事業者と理解すると近い気は。
この会社というよりは、この決済仲介が伸びている業界でそのわりにコストかからず利益出そうってのが低い原価率から。美味しい事業となりそうで競合は多そうでそういう事業環境となりそうだとは。その中で原価率低く販管費多い形で今期黒字化の計画。まだ1Qも出てないので計画。高めに推移してる販管費を抑えながら売上立てられるか?伸ばせるか?が焦点になろうとは。
財務とかCFは問題なさそう。預り金がそれらをよく見せてる(自己資本比率は下がるが)ところは留意点。
評価。
PER114のPBR2.4ほど。超高PERで超高評価に見えるかもだけどこれは低ROEがなすところで、PBR2.4ほどで、超高評価ってほどでもないだろうなとは。
後述のTMNとあわせてみてほしいところですがわりとTMN近い評価ではないかと思うところで、近い事業で経営スタイルの違いのある会社が似たような水準の評価で好みの話になりそうな。コスト抑えながら売上取れるとわりと報われるかもしれないし。
ウェルネット(2428)
公共交通機関とか大手向け決済代行。別に決済だから伸びてるというわけでもないという事例。イケてるイメージだからってあまり決済に夢見んなという事例かなとは。まあここはQR弱そうですけど。
業績は伸びる感じじゃないけど長期に地味に利益。いうほど低ROEじゃないけど還元大盤振る舞いだったのでBPS増も進まない構造だったのが反省したのかやばいと思ったのか、近年は還元を絞りBPS増。
現金たっぷりだけど預り金主でこれらぬくとわりと財務悪いかもでこの辺は注意かも。ではあるが公共交通機関寄りとかわりと堅い事業性もありそうで今後はBPS増くらいは見込んでもいい気はいたします。
評価。
PER13のPBR1.3.総合して停滞蓄財って印象をうけてそうみるともう一声とかは言いたくなりますが、PER13自体はウェルネットとしてはあまりないくらい低PERなようですね。PBRでもそこそこ低い方みたいです。なんだかんだ言いながら配当利回り4%ほどでBPS増.とか5-6%でると投資的な勝利は意外にこれになりかねないとも思ったりしますが、こんな地味なやつでそうなるなら投資って厄介ですね。
トランザクション・メディア・ネットワークス(5258)
決済仲介事業。おおよその事業モデルはネットスターズと近いというか正しく同業になりそう。こちらは目先成長の勢いはネットスターズより下も利益は出てたり、ソフト投資などもしているなどの違いもあり、より地に足がついている感はありますが地に足をつけるとこの程度の成長率や利益率やROEなのねという感じはいたします。あとはデータ販売行けたらいいね感。
評価。
PER32のPBR2.2ほど。まあPERなどでは高評価の部類で期待されている・・・・まあ上場から株安ですがそれでも高評価で期待されているはそうであると思う中で、奇しくもPBRでネットスターズ(PBR2.4)に近似で見方ですが味方によるけど似たような評価で、PERの30と100ほど評価離れてないと見たほうが妥当かなとは。
その中でコストつめて成長率高い目標でチャレンジャーでリスクテイカーのネットスターズと、それよりは堅実にもう稼いでいて投資などもすすめてより地に足をつけながら成長もしてるTMNの好きな方を選べ感はある。
あとPBR2ほどなので、やっぱり競合たくさんいる事業環境はある程度織り込んでるとは思うところ。
東日本旅客鉄道(9020)
JR東日本様。
業績は以下でコロナで結構ダメージを受けてそれが回復してる感ですが、総資産では後退なく純資産BPSも前期で2016-2017レベルで、電車の乗客を総てを消し飛ばしたコロナもBSレベルではJR東東日本の実績を3-4年後退させる程度に留まったという感じですかね。業績も完全に戻すまであと少し感ありますがまだ株価はコロナ前の水準に至ってませんのでよろしければってところですが・・
Suica業者としてのJR東様はたぶんこの前受運賃ですかね。たぶんこれがだいたいSuica。800億ほどでこれで上らの総資産を越えてて事業規模では今回最大の決済事業者とも言えますが、伸びてる感じでもなく決済事業者として天下取る気はJR東様にはなさそうで、JR東を決済文脈で投資するのは悪手であるかなとは。そも鉄道とかの事業規模と比較し小さすぎますが。
あとSuicaの中身ちょっと変わってそうですね。去年の話ですけど。
便利になる?JR東日本、Suica「見えない大変化」 運賃計算クラウド化、割引クーポンなど可能に | 経営 | 東洋経済オンライン
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
特に言うことなど。
やってるパルワールドがパル図鑑コンプしたので一段落。
雑記ブログの写真旅行記とか書かないと思ってるくらい。
いや義務とかないですし、投資やれってところもありますが。
記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
記事補足してます。
この記事の表とデータとエクセルの黒グラフは以下のツールで作成しました。
投げ銭。この記事やブログが役に立ったとかあったら投げてくれると嬉しいです。codocのアカウント登録とログインが必要でクレジット支払いコンビニ決済ができます。
※有料部分の中身はありません。