大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(9412)スカパーJSATホールディングス/東証PR/情報通信/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

スカパーJSATホールディングスとその他

株価

896円(人々は、冴えない生活から心機一転突然人生好転している。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 9412 4839 7673 9204
企業名 スカパーJSATホールディングス WOWOW ダイコー通産 スカイマーク
市場/業種 東証PR/情報通信 東証PR/情報通信 東証ST/卸売 東証GR/空運
時価総額(億) 2666.3 326.81 66.66 605.1
株価 896 1133 1250 1003
決算期 2024/03予 2024/03予 2024/05予 2024/03予
予想売上(億) 1215.0 755.0 180.5 1023.0
予想営業利益(億)/利益率 250/20.58% 9/1.19% 9.89/5.48% 56/5.47%
長期平均営業利益率/年 12.61%/15年 8.51%/17年 5.29%/7年 -14.66%/3年
売上成長率(年複利/期間) -1.2%/15年 0.8%/17年 4.2%/7年 44.3%/3年
EPS成長率(年複利/期間) 9.8%/15年 -6%/17年 8.1%/7年 #NUM!
BPS成長率(年複利/期間) 3%/14年 10.1%/16年 8.1%/6年 51.5%/2年
長期営業CF(億)/年 4992.96/15年 1090.56/17年 35.32/7年 1090.56/3年
長期投資CF(億)/年 -3122.55/15年 -600.91/17年 -20.88/7年 -73.71/3年
長期平均FCF(億/年)/年 124.69/15年 28.8/17年 2.06/7年 -128.16/3年
PER 15.69 45.56 10.1 10.43
PBR 0.97 0.47 0.89 2.19
ROE 6.2% 1.0% 8.8% 21.0%
平均ROE/年 5.95%/15年 13.05%/17年 9.78%/7年 7.17%/3年
ROA 4.1% 0.7% 4.7% 5.4%
配当利回り(%) 2.23 2.65 3.92 2.09
配当性向 35.0% 120.6% 39.6% 21.8%
総資産(億) 3990.55 970.46 141.04 1078.37
自己資本比率(%) 64 68.9 53.3 22.2
メモ 減収増益 停滞蓄財が減益 あげ 増収でいちお黒字

 今週は比較。某投資イベントで名前を聞いた中で気になったものをチョイスして比較します。不得意分野銘柄多め。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2024年02月20日取得。スカパーJSATホールディングス。スカパーというか衛星放送。比較にWOWOWと関連機器を売るダイコー通産。ゲストにスカイパーフェクトTVでスカイ仲間のスカイマーク

バブルチャート。スカパーとダイコー被ってるけど、でかいのがスカパー。

 

 

スカパーJSATホールディングス(9412)

業績

セグメント。メディアがスカパーであるわけですが。利益率で宇宙が高いですね。

(銘柄スカウターから)

売上は双方渋い推移。

 

けれど宇宙が増益。

 

業績は売上が後退か横ばいかの中で増益。

 

BPSくらいは右肩に近い。けどいうほどROEとか上がってない感。

なんというかROEが4%が6%になりました感。これでも1.5倍増益くらい。

それで宇宙。

アジア最大の16機の衛星を保有ってことで、それを活かした情報事業ですね。

事例見るとイメージ掴めそう。結構便利なインフラっぽい。

導入事例 | スカパーJSAT 宇宙事業

情報処理技術が進歩したので衛生からの情報と合わせていろんな情報に加工できるようになった感はあります。

焦点は宇宙が伸びるかですかね。ちなみに全体売上出てた2017年の資料をみると、

多少セグメントの移動もありそうですが、メディア1167億→687億、宇宙877億→621億で、宇宙も伸びるよりも縮んでるのでどうみるか。というところもあるけど宇宙が高収益化することで、成長は微妙も増益は進んでいるのでこの傾向が続くかですかね。

あとは、放送も宇宙もかなり安定してる推移で、2008年以降くらいはかなり利益率などは安定した推移。伸びてる宇宙もインフラ味あり、人口衛生もそんな簡単に増やせるものでもない・・と思ったら、わりと近年価格が落ちてるみたいなところはあり留意であるけど目先ともかく増益。

目先3Qでも一応その傾向。

 

中期計画?で2030に純利益250億で投資額からみてもう宇宙が本業にはなりそう。

とはいえ2023年比で250億は6.77%/7年ほどの成長率で、高成長というよりは安定成長を目指すくらいの速度感。

 

 

財務

財務改善してBPSは右肩。

前期総資産3990億。有形固定1153億で減ってますね。通信衛星設備で616億とか。建設仮勘定205億でこれ衛星ですかね。有形固定全体としては2016年1596億とかから減ってます。

流動2288億は増えてますね。現金749億、売掛614億有価証券329億とか。

負債1422億。有利子負債735億は現金以下。その他未払い137億、前受191億とかあたりが大きめ。

総じて財務いい感じですが、上記で大きな投資計画してて2000億なら手持ちがないので、借りるとかありそうですね。

 

CF

 

営業CF安定的。近年はFCFでて現金積んでますが、2016-2019あたりは営業CF少なめで投資CF大きめで足が出てましたね。このへんの投資が衛星関連かなとは。

2018年あたりの資料見ると投資してるのでそうですね。

 

 

WOWOW(4839)

業績

比較だし流します。WOWOW。有料衛星放送。テレマーケとかもあるけどだいたいWOWOW

(銘柄スカウターから)

 

長期に業績足踏みで成長はないけど利益は安定してたのが近年利益率が落ちてきてかなり薄利に。

ROEなども、下がってきてる。BPSくらい伸ばせてましたがさて。

減益の2021で、コロナでいろんなイベント中止で、加入が減る一方、4Kなどのコストが乗り減益。

その後も2022でコロナきっかけで顧客のライフスタイルの変化や競合配信サービスなどで苦戦しつつ大型スポーツ番組も投資とかで減益。

2023も加入者純減が4期連続で減収が減益に繋がってきてると。

わりと競合に競り負けてるところがみえそうで結構しんどい状況ではないかとは。

目先3Qで加入者純増で一服かもですが売上利益は減収減益。

3Qではないですが下方も。「コスト削減に努めるものの、会員収⼊の減少による利益
減や、下期の正味加⼊件数をプラスに転ずるために、新規コンテンツを積極的に拡充することで番組費が増」

 

 

財務

資産増が停止。

有利子負債などもないですね。中身みなくていいのではないか。なので見ない。減益で増えなくなっただけだし。

 

CF

 

営業CFは安定。FCFもずっと出てましたが。2021でFCF赤字、2023は結構低い水準。なんとか現金減らさずにこらえてる感はあるというか減配してきて維持くらいですね。



ダイコー通産(7673)

業績

こういう商材の卸。通信関連だね。

 

業績のびてなくもないし、利益率あたり(卸としては)低くもなく、堅調な卸感。

ROEあたりも二桁届くこともありでわりと優秀かも。だから卸として。

堅調さをみながらバリュエーションも踏まえながら付き合ってもいいかもね。

目先3Qで減収減益も計画どおりだって。

 

IR情報 | ダイコー通産株式会社

資料など見ると普通に堅実で堅調な専門卸感。

 

 

財務

資産増。

(IRBankから)

前期で流動100億で手形類40億商品15億現金48億とかでわりと堅調な卸感。

あとみない。

 

CF

 

だいたい営業CF、FCFでてる。2023の営業赤は仕入債務の影響おおきめ。

それくらい。現金はふえてないので還元はこれ以上は厳しいかもね。

 

日足週足月足の値動き判断

月足でさげからあげ
週足でさげ
日足でもみあいからあげ
確認。

評価・売買判断

スカパーJSATホールディングス(9412)

テクニカル的には、2015年くらいからずっとさげていたのがコロナでさげどまり2022年の後半くらいから上昇で2024年に加速感ある推移。

長期の下落トレンドが転換した感はありこれに乗るのも。2024の加速前625あたりが基準にみるのが良さそうな。それ以外だとかなり一方的感あり、もうわりとしたですが。

上はもう2015年高値を越えて、2006年以前になりますね、ちなみに上場時が一番高値。


ファンダ的には、人工衛星打ち上げて放送とか情報事業。スカパー。メディアが伸び悩む中、情報の質が上がったのか人工衛星情報事業の利益率が高まってきてる感じ。

とはいえ、宇宙自体が高成長かというと増収も微妙で出てる計画も高成長な感じでもなく、ROEなどみても低かったのが低くもない程度のところに改善した程度。一方で長期にわりと利益は安定してて、伸びてる宇宙情報も社会に役に立ちそうなインフラ味のあるものが多くわりと底堅い推移を想像しやすいところではあるかなとは。人工衛星取得コスト下がってそうなのは懸念ちゃあ懸念ですが、投資も2000億級規模になっててそう簡単には参入できない規模にもなってそうで、現状そんなに競合を気にしなくてもいいかなとは。まあわかんないけど。

と、安定性は評価できそうなところはありそうですが、成長性は乏しいとなりそうで停滞蓄財の類と見ておくのが正しそうな。ストック性高そうとかCFの筋も良さそうとか踏まえて結構蓄財は優秀そうな雰囲気は感じなくもないです。

評価。

PER15のPBR1ほど。現状増益続いて好調とはいえるけど結局ROE二桁にも至らずで低ROEが低ROEでもなくなったくらいで、PBR1ほどは安いとみるのもどうかなとはというか増益からの株価的な美味しいところは終わったかもしれないみたいな見方は。もっと高ROE化進めばわかりませんが。でも純利益成長6.77%/7年程度の目標でこれくらいだとやはりもうバリュエーション的には上を見るのはもう楽観的かなとは。

ではありますが、会社のだしてる7%弱の成長がでるとして配当足して年9%ってところは安定性を踏まえてPBR1ほどは悪くもない選択というか上に出たらイグジットとかもみながら付き合うのはいいかもしれませんね。

 

WOWOW(4839)

WOWOW。成長感もない中で利益は安定的にでてて蓄財くらい進んでいたのが、コロナぐらいから、加入者減少が続き減収に利益率後退で目先は低ROE化し蓄財すら怪しい感じには。普通に業績悪化でなかなかしんどいようには見えますが、目先加入者純増で一服となり反転となるのか否か。まだ売上利益ではそういう感じでもないですが。

財務はいいけどCFは弱くなってる感じもあり、還元も普通に減配で業績後退でいろいろ後退してますね感。

評価。

PBR0.5。もう低ROEだし薄利で利益もぶれそうでPERはもう飾り。PBR0.5はもうかなり低評価化したなという印象ですし当然WOWOWとしても過去から見てもあまりないというか目先の1024が最低ですかね。これでBPS増くらいが進めばまあこれはこれでって思えるくらいの水準ですが、赤字もありえないとも言えないところにもきてる感じはあるのでどうみるか。加入者純増に反転し業績も回復となればこのへんが底値になる可能性は結構あるんじゃないかとは思いますがさて。

ちなみにWOWOWユーザーなら優待で配当で利回り9%越えしてて拾うのも。配当はなくなるかもですが。WOWOWユーザーなら。

 

ダイコー通産(7673)

堅調な卸としか。堅調さとバリュエーションをみながら付き合うのはいいかもしれない。目先は減収減益も堅調の範囲内じゃないとは?還元が少々強いかも。堅調も現金増えてる感じでもなく。

評価。

PER10のPBR0.9ほど。ついでに配当利回り3.9%ほど。いかにもな水準でいろいろこんなもんかなとは。フェアバリュー。有利に進めたいならもう一声とは言いたくなるところ。PBR0.5くらいで転がってませんか?ってみるとコロナ安値でPBR0.73くらいですね。ということでPBR0.5はぜいたくみたいです。

 

 

スカイマーク(9204)

2015年民事再生手続を申し立てに伴い上場廃止して2022年に懲りずに再上場してきてる航空会社。

有形固定で航空機高いし、のわりに鉄道あたりよりは路線開設が簡単で美味しい路線には競合が来るしで、とかくCFの筋がわるくわりと破綻業種NO1なイメージすらあるわけで、みると営業CFマイナス-245億とかあって、わりとのんぼりもつのが最も危うい類の会社だとは思ったりします。JALすら飛んだし。

という感じで再上場ですが数字では業績伸びてROEなども高水準(財務悪いが故のレバレッジがありそうですが)でそれがPER10程度は飛行がうまくいくなら案外高く飛べるかもですね。乗客も戻ってきてる感もありますし。でもどちらかといえば玄人向けなやつかと。鉄道はもっと易しい感ありますけど。

 

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

通常運転でございます。

 

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用語解説(日記比較編)

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