大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(2267)ヤクルト本社/東証PR/食料品/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

ヤクルト本社とその他

株価

3116円(人々は、進んでもすぐ戻されるが、少しは進んでなくもない。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 2267 2270 2266 8601
企業名 ヤクルト本社 雪印メグミルク 六甲バター 大和証券グループ本社
市場/業種 東証PR/食料品 東証PR/食料品 東証PR/食料品 東証PR/証券・先物
時価総額(億) 10659.55 1544.51 292.39 16627.57
株価 3116 2183 1363 1059.5
決算期 2024/03予 2024/03予 2024/12予 2023/03
予想売上(億) 5130.0 6160.0 453.0 8660.9
予想営業利益(億)/利益率 670/13.06% 182/2.95% 18/3.97% 662.73/7.65%
長期平均営業利益率/年 9.92%/17年 2.8%/13年 5.87%/17年 12.91%/16年
売上成長率(年複利/期間) 3.8%/17年 1.6%/13年 1.8%/17年 -0.4%/16年
EPS成長率(年複利/期間) 7.7%/17年 2.1%/13年 #NUM! -2.3%/16年
BPS成長率(年複利/期間) 4.1%/16年 6.8%/12年 9.1%/16年 2.6%/15年
長期営業CF(億)/年 8740.74/17年 3186.09/13年 479.27/17年 3186.09/17年
長期投資CF(億)/年 -5141.3/17年 -2354.29/13年 -426.56/17年 -17122.41/17年
長期平均FCF(億/年)/年 211.73/17年 63.98/13年 3.1/17年 1398.38/17年
PER 18.67 12.09 25.29 23.86261261
PBR 1.72 0.65 0.88 1.03
ROE 9.2% 5.4% 3.5% 4.3%
平均ROE/年 8.51%/17年 7.33%/13年 10.97%/17年 5.68%/16年
ROA 6.9% 3.0% 2.1% 0.2%
配当利回り(%) 1.78 2.75 1.47 -
配当性向 33.3% 33.2% 37.1% #VALUE!
総資産(億) 7494.19 4101.30 509.85 264132.48
自己資本比率(%) 66.5 51.9 59 5.3
メモ あげ 停滞蓄財 停滞?蓄財 蓄財微妙が加速?

 今週は比較。某投資イベントで名前を聞いた中で気になったものをチョイスして比較します。不得意分野銘柄多め。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2024年02月16日取得。ヤクルト本社。ヤクルト。比較に雪印とバター。ゲストにヤクルト”本社”仲間の大和証券グループ”本社”。

 

バブルチャートつくった。おおきいのがBPS成長率(長期実績)のわりには高PBRとはなるね。

 

ヤクルト本社(2267)

業績

ヤクルトとしか。

いちおう「ヤクルトレディ(女性訪問販売員、国内外8万人超)による乳飲料製品「ヤクルト」「ジョア」の宅配と量販店・小売店への販売を中核」とい特殊な販売スタイルとか、代田イズムというか創業者の代田さんが乳酸菌(ヤクルト菌)を発券したとかそれがヤクルトの販売に創業につながるとかとか。

企業理念・コーポレートスローガン|企業情報|企業・IR情報|ヤクルト本社

 

 

 

 

 

まあそういうことはありますがセグメントと業績は以下。

 

国内が引っ張る形で、

 

国内が引っ張る形で、2023は加速ですが国内は「Yakult1000等の販売数量増により、増収・増益」で、ヤクルト1000が売れてると。睡眠に効果あると言われてるね。

Yakult(ヤクルト)1000/Y1000 | TOP

それで目先はヤクルト1000がヒットによる加速感もあったわけですが、以下みたいなニュースもでて一服?一過性?な雰囲気もでてどうでしょうかといいつつ、まだ品薄で増産が続いてるような。話題性としては後退感ありますが。

幻の商品だったヤクルト1000が大量陳列…アレにブーム移行or増産体制? | ビジネスジャーナル

あとはそもそも1999年からみても赤字はなく長期に成長感もありそして利益率伸ばしている傾向はあり、基本的にかなり底堅い業績推移。

 

BPS成長などは4.1%/16年これはROEにしては低そうという印象を受けるけど、EPS成長率は7.7%/17年まで改善。BPS成長率低そうなのは理由もありそうとは後述。

あとROEは長期改善傾向。

 

原価率販管費も下落傾向。

 

目先3Qで、増収減益。ヤクルト1000の躍進みたいなのは一服感あり減益ではあるけど総合普通に堅調な部類ではないか。

 

 

財務

財務右肩。

(IRBankから)

中身見なくていいのではないか。

有形固定のみみると前期2251億は、ちょっと増えてるけど、毎年増える感じでもないですね。売上比率で2008年よりは高くなってそうなところはあるけど、基本的は増産に設備投資はさほど要らないやつではないか。食品だし。

 

 

CF

 

 

だいたい常にFCFでて現金も安定的で目先増えてる。

あと定期的にでかい自社株買い。このへんがあまりBPS成長率たかくない理由の一因にはなってそうね。

 

 

雪印メグミルク(2270)

業績

乳製品メーカー、業界3位。

セグメント。薄利。

(銘柄スカウターから)

 

薄利なんだけど、2004年以降は赤字もなく。薄利だけど赤字もなく底堅いは大手食品あるある。ちなみに2003年以前は赤字ですが、これは不祥事関連ですかね。

雪印集団食中毒事件 - Wikipedia

そんなこともありましたがたぶん過去の話で。成長もなさそうだけど堅実に地味な業績続き。

 

BPSくらいは右肩。そんな高くもないROEですが、食品は繰り返す買ってもらえることとか、新商品に新規設備投資も要らなさそうとかで案外CF面で筋がよいことが多く比較的低ROEでもBPSが伸びてることが多い印象でここもBPS成長で 6.8%/12年くらいは。

 

それで今期3Qで増収増益ですね・・と増益が大きく+46.9%。

「すべてのバリューチェーンにおける生産性の向上とコスト構造の見直し、および適切な価格形成による「コストアップへの対応」、環境変化に対応した「トップラインの維持・拡大」、ならびにアジアを中心とした海外やECビジネス等の「新たな成長のタネづくりとその取組みのスタート」を重要取組事項と位置付け、積極的な取組みを進めて」あたりが効果あったのでしょうかと。特に突っ込まない。

一応原価率など。販管費は地味にさげてるね。原価率とか特に突っ込まない。

 

 

財務

 

資産増。で自己資本比率も改善。

(IRBankから)

問題ないと思う。中身見ない。みなくても大丈夫だと思うので。

 

CF

 

投資が高水準で営業CF水準が低かった2013-2015以外はFCF安定。

このへんはやはり食品はディフェンシブ。

長期に地味増配。とはいえ配当性向あげてるかんじなのでどうみるか。増益が不可逆だとうまくバランスするかも。

 

六甲バター(2266)

業績

だいたいチーズ屋。セグメント。

(銘柄スカウターから)

 

長期にわりと成長感ある推移できてますがわりと薄利で2001、2007で赤字もありですがこれも微損くらいで良くも悪くも安定。

そのなかできになるのは2022以降の後退。

微損なのでわりとBPSは右肩。BPS成長率は9.1%/16年と高めですが、ROEは過去より低く近年は鈍化感あるのは注意。

 

で、2022ですが「「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を2022年12月期の期首から適用」

で、実質増収ですね。

目先も通期決算出て、増収増益ですね。というわけで普通に堅調。

それで計画は大幅増益ですね。計画は下ぶれもあるけど、保守傾向ですかね。まあ低ROEなので高PERなのですが。

あとはこれ。原材料をあがるのを値上げでカバーする構造。

 

 

財務

資産増も落ち着いてきた感じ。

(IRBankから)

2017あたりに資産増ですが設備投資みたいですね。

六甲バター、236億円で神戸市に新工場/プロセスチーズの増産 | 設備投資ジャーナル

これで借りて、大型投資するも以降は負債返済をすすめてきてると。

それで目先は減価償却も進めて目先有形固定減ってる感じ。

 

CF

 

上記の通りの推移。2018-2019で借りて盛んに投資で、以降は負債返す感じ。

それを含めて以降は堅調ですね。

 

日足週足月足の値動き判断

月足であげたりさげたりでいちおうあげ。
週足であげてさげ
日足でさげ
確認。

評価・売買判断

ヤクルト本社(2267)

テクニカル的には、年足見ようか。

月足レベルでもあげてもさげるで伸びてる感じがないけど、いちおう2017年くらいまで長期上昇の中で、もみ合いというか調整してるようには。そのように見ると月足のいってきても安値2252.5、2407.5、2475、3006で切り上げで、高値も5215は切り上げてるので、上昇は上昇で、2475あたり切らなきゃそれも継続くらいとはみれますが、週足日足レベルでは絶賛下落となるので、それに留意しながら反転し、長いスパンの上昇継続狙いをみるのは。基準はやはり2407.5か3006でしょうか。ここらをみながら5215越えを狙うような。例えば。ちなみ2407あたりでPER14台くらい。


ファンダ的には、安定の大手食品。ヤクルト1000の躍進で絶好調が一服感あり、前期伸びた業績も落ち着いてきてるところはあるけど、それを除いても長期に安定でずっと成長してきてるし、その中で原価率を抑え利益率を高めROEを高くしてきてる感じはあり、目先でそれが途切れたようには。

財務も問題あるようにはみえずCFならそれ以上に盤石で普通に優良企業然とした数字が並んでいるようには。

評価。

PER18.4のPBR1.7ほど。ヤクルト1000のせいだと思うけど、2023年に盛り上がってPER30くらいまでいき以降続落が続きここまでという感じで、業績加速局面というかんじでもないのはそうかもだけどPER18くらいは実のところ2014年あたりからなら最低水準というか2010年かたみても最低水準っぽいPERとなりそうで、なんだかんだでまだ普通に堅調な中で売られ過ぎを疑ってもいいかもとは思ったりはします。

まあなにかわるいこと織り込んでるのかもしれんけど。

 

 

雪印メグミルク(2270)

堅調な食品といったところ。いかにも停滞蓄財で蓄財は順調な模様で目先は増益も入り加速感も。蓄財も実績として 6.8%/12年はなにげに結構良い水準。財務CF問題ないけど還元強化は増益は一時だと若干しんどい展開もあるやも。BPS増えなくなるとか。

評価。

PER12のPBR0.65ほど。じょうきのような感じですが株価推移はやりにくくて、伸びても落ちるし、成長感もなく長期足踏みも多くでいかにも冴えない株価推移・・・の中で、PBR0.65ほどは雪印メグミルクとして歴史的に低い水準で株価進まない中でBPSが伸びった結果ここまでPBR低くなった形。BPS成長と配当で8-9%とみるとPBR0.6台は妙味も見れる水準でこの水準で、2022年以降の反転はあるいはやっと長期の株高も見れる・・とするなら拾うのも。

 

六甲バター(2266)

チーズ屋。大型投資をこなして成長が続く感じですが、近年は薄利で低ROE化が進むところがあり、低ROEに落ちてるところがあったのが目先回復ですがこのへんどう見るか。過去の水準に戻るとなかなか高ROEであり、めっぽうBPS成長あたり早めな感もありますがさて。とりあえずその方向。

財務は大型投資をして以降は絞ってるので総資産減。BPSなどは増ですが低ROE貸してるので伸びが鈍化感ありますね。だからどうみるか。

FCFは普通にでてます。やはり原価高も入る中値上げなどで以前の利益率ROEなどに戻せるか?が焦点になるのかなとは。

PER25のPBR0.9ほど。まあ成長してるし不調って感でもないけど、現ROE水準だと評価低いという気はしないというか、こんなもんかもうちょっと低くみても感は。

一方で株価も高いところから落ちてきて落ち着いてきてるところはあるので、業績も株価もこの辺が落ち着きどころで利益率など戻していくなら、潮目もかわるやもみたいなところもあるのでそれ狙いなら拾うのも。増収は普通にしてるので可能性は普通にあるなとは。100%そうなるとは全然言ってません。やっぱりもうちょっと低くてもいいや感はありますが。

 

 

大和証券グループ本社(8601)

国内2位、アジア有数の総合証券会社。だって。

セグメント。

(銘柄スカウターから)

HPみて事業説明とかなさそうだなという感じですが、教科書的には・・

リテール:リテールとは、個人および個人事業主を対象(大和証券

ホールセール:金融機関における法人、機関投資家、公共機関などの大口顧客を対象とする営業

アセット・マネジメント:「アセットマネジメント(以下AM)」とは、投資目的での不動産形成や運用、保全を行う業務

だそうでその他はその他で、投資は自分で投資してるんですかね。

 

業績は、乱れるというか市況に影響受ける感で連続性があまり読み取れない・・まあだいたい足踏みではあるけど。

一応BPSなどみると長期に伸びてなくもないですがリーマンあたりの後退こみではあるけど2.6%/15年の実績は低いと言わざるを得ないし、それを市況変動に怯えながら永くもってBPS増などの企業価値向上を待つみたいな投資スタイル向きではないなとは。

じゃあどんなふうに扱うのがいいかというと年足あたりの株価あたりみるとだいたい市況が好況なときに株高してるねってところもあるし業績もそのようなところもあるので、株式市場好況だなってときに投機的に持つとか、株価あたり見て今の市況を測るとかでしょうかね。今は業績も上向いて株高もしてるので、好況みたいですね。株式市場。

 

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 

先出ししてしまったというか、投稿時間しくじり。

そのままあげときます。

それくらい。

 

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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