大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

MENU

(3796)いい生活/東証ST/情報通信/(比)

スポンサーリンク
f:id:kamomenotoushi:20190920200155j:plain

投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

いい生活とその他

株価

502円(人々は、長い停滞の果てに一念発起したら行き過ぎたり戻りすぎたりいろいろ極端になっている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 3796 4054 6037 7643
企業名 いい生活 日本情報クリエイト ファーストロジック ダイイチ
市場/業種 東証ST/情報通信 東証GR/情報通信 東証ST/サービス 東証ST/小売
時価総額(億) 36.55 97.37 123.66 104.66
株価 502 679 522 915
決算期 2024/03予 2024/06予 2024/07予 2024/09予
予想売上(億) 29.5 44.0 22.0 500.0
予想営業利益(億)/利益率 3/10.17% 7/15.91% 11.68/53.09% 15.35/3.07%
長期平均営業利益率/年 6.46%/17年 16.01%/6年 48.95%/10年 3.16%/17年
売上成長率(年複利/期間) 3.7%/17年 14.8%/6年 14.3%/10年 4%/17年
EPS成長率(年複利/期間) 7.4%/17年 14.6%/6年 17.1%/10年 9.5%/17年
BPS成長率(年複利/期間) 1.4%/16年 38.2%/5年 37.4%/9年 8.7%/16年
長期営業CF(億)/年 76.71/17年 25.28/6年 53.12/10年 25.28/17年
長期投資CF(億)/年 -66.45/17年 -20.04/6年 -4.55/10年 -87.01/17年
長期平均FCF(億/年)/年 0.6/17年 0.87/6年 4.86/10年 8.58/17年
PER 16.98 25.18 14.78 9.86
PBR 1.88 3.09 2.28 0.66
ROE 11.1% 12.3% 15.4% 6.7%
平均ROE/年 4.67%/17年 22.98%/6年 27.58%/10年 8.76%/17年
ROA 8.7% 7.4% 14.1% 4.5%
配当利回り(%) 1 0.74 1.53 2.84
配当性向 16.9% 18.5% 22.7% 28.0%
総資産(億) 23.57 51.09 54.12 234.83
自己資本比率(%) 77.9 61.1 90.8 67.5
メモ 近年好調 あげあ あげ あげ

 今週は比較。2024/1/26に銘柄スカウターで売上で5年連続増収かつ売上営業利益で10年最高値更新かつPER総体水準5年10%以下のもの(55銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。10年で業績がよくここ5年は増収が続いているのにその会社のわりに低いPERに置かれているものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2024年01月30日取得。いい生活。賃貸管理クラウド。比較に不動産関連のソフトっぽい日本情報クリエイトとファーストロジック。ゲストに”いい”仲間のダ”イイ”チ。

いい生活(3796)

業績

賃貸とか売買仲介などの不動産業務をスムーズにするクラウドサービス。

SaaSっすね。

サービスラインナップ | 不動産管理・仲介業務のDXならいい生活のクラウドSaaS

 

長期業績推移は2011まで伸びるも以降は後退し足踏み感強く、その間赤字とか薄利。

それは2020年くらいから増収傾向になり利益率も伸びてきてると。

 

BPS推移とかも横ばいが続いたところから、近年はROEがあがるに伴いBPSが増えてきてると。

クラウドという事業性とかコロナ以降の株価の値動きなども踏まえると、これはコロナあたりでクラウド化を決めて(利益のでる事業になってきたの意)、それが軌道にのってきたやつではないかとは。

決算資料。

説明会資料・質疑応答|株式会社いい生活

 

変化以前っぽい2018をみてみるともともとクラウド中心のようですね。例えばライセンス数のびてる。そのわりに売上とか伸びてなくて何か他の要因ありそうですが、もう過去の話でここで重要なのは2020以降の変化なのでここでは掘りません。

 

それで2023のデータ・・をみると資料が気合入ってる変化しててわらうというか、

資料の数自体も2022年以降増えててこのへんは企業側の変化ですね。

わかりやすい事業概要も追加。このへんの資料は2018年ではありませんでした。

で、2023の資料はアカウント数とかなかったですね。資料に連続性がなく。2022年で今の資料に近い形になってきてますね。

上記資料も2022で変わってて目先、サービスの整理(たぶん側だけ変えてるとは思うけど)

名前だけ変えてた。ブランドを統一したって施策ですかね。2023年の資料に書いてますね。

名称変更に関するお知らせ【いい生活Home】 | 不動産管理・仲介業務のDXならいい生活のクラウドSaaS

まあそういうクラウドサービスが整ってきているという背景があると。

それで軌道にのってきてるな?というのは販管費がさがってきてると。このへんはSaaS系で軌道にのってくるとままある推移。

そんな感じであり、あとはSaaSの文脈で。KPIとかみながら順調さとバリュエーションをみながらですかね。今期2Qでまあ堅調じゃないですかね。

 

 

 

財務

ソフト屋っぽい。うまくいってる。

(IRBankから)

財務健全ですね。前期末総資産23億で有形固定0.4億とか。ただ無形固定のソフトウェアが多い。もあり固定比率は結構高いし、減損とかの可能性自体は結構あるかも。

流動9億。増えだしてる感ある。現金8億。

負債まとめて5億。軌道にのったソフト屋って感じ。

 

 

CF

 

ソフトウェアに固定資産取得する関係上、投資CFは結構安定して大きめですね。長期平均FCFじたいは結構弱いです。 0.6/17年ほど。ただ目先は営業CFのびて現金も詰んできてますね。

還元はあまりやるきない感じはしますね。近年は不動の5円。配当性向も低め。

 

日本情報クリエイト(4054)

業績

いい生活で手間取ったので流します。比較だし。

不動産関連ソフト。こまかいのがいろいろあるのはいい生活と近いかも。

https://www.n-create.co.jp/pr/product/

 

のびている。

資料など見るにストック率も高めで解約率も低め。

https://www.n-create.co.jp/pr/ir/presentations/

 

ということで目先伸びてるSaaS(じゃなさそうなのもたくさんあるが)企業となりそうですね。

上場してROEがさがってる。また盛り上がりつつあるが。

事業性はいい生活と近そうだし、現状の成長率やROEなどはこちらの方が数字は上となりそうで、中期計画とかもけっこう強気なものが出てる気がしてこのへんができるかでしょうか。

1Qで、増収増益ですが+13%ほどで成長しないとですねって感じ。利益は相当巻き返さないと計画には至らず。

という感じでが端的にはだから成長して優秀な数字を維持できるか?みたいなところをバリュエーションを踏まえてでしょうか。

 

財務

資産。

(IRBankから)

財務は悪いってほどでも。無形固定で23億と大きめでのれんとか顧客関連資産とか少々きたない印象。少々ですが。

特に突っ込む段階でもないかな。上場したてなところもあるし。

 

CF

 

営業CFはでる。

2022で大きな投資。買収。

【日本情報クリエイト、リアプロ買収】両サービスのデータを連携 :: 全国賃貸住宅新聞

それを除けば投資は少なさそうで、CFはでそう。まがりなりにも普通に利益出てるソフト会社だからね。

 

 

ファーストロジック(6037)

業績

投資用不動産に特化したポータルサイト「楽待」運営。HP運営ですね。

不動産投資というか大家寄りの各種情報提供でその中で、不動産掲載したり広告を掲載したりでセグメント。

(銘柄スカウターから)

 

軌道に乗ったHPは利益率が高いみたいな実例で利益率50%超の非常に高利益率。

成長性もあれば市場でも輝くグロースになったりですが、ここは成長が止まって足踏みしてたところから目先は盛り返しつつある?な推移。

ROEはなんだかんだで維持で15%くらいでBPSなら右肩。BPS成長率なら37.4%/9年は上場前も挟んでそうなので2015年からIRBankで算出すると15.72%/8年でなかなか。ROEにも近い水準ともいえるね。

という感じでなかなか足踏みでも優秀な感じはしますが、やはり成長しないと冴えない印象になるところはあり株価は軟調だったとこあが近年足踏みがなんで加速したかですかね。

増収2021のこれあたり。広告が伸びて縮む中で少し持ち直してきた。

その他鈍化感あるけど多くのKPI堅調ですね。

その後2023。

あとは本業のHPがやっぱり堅調。ここの良好なことが物件掲載とか広告掲載につながるわけですし。あとはPVが大事で実際にここが横ばいのときが業績の足踏みとリンクしてるところもありますね。

目先1Qは増収増益ではありますね。横ばいに近いかも。PV横ばい。

 

財務

現金48億。

(IRBankから)
負債5億。

成功したHPの集金マシーン感すごい。類似はHPじゃないけど手間いらず。

 

 

CF

 

成功したHPがCFマシーンになってる図。

HPはコストがかからなく投資も要らないので収益をまともに生むとこうなるみたいな。

そこそこ自社株買いもしてる。

 

日足週足月足の値動き判断

月足でよこよこからあげてさげてまたあげてさげ
週足でさげてまたあげてさげ
日足でさげてもみあい
確認。

評価・売買判断

いい生活(3796)

テクニカル的には、2011-2020で一時あげたりはあるが戻しておおよそよこよこでトレンドなしがコロナ後に300円前後から1064まで。も2021以降は下げるも325とまあおおよそ戻したあとに745でまた下落。と上がっても下がるですが、一応長期ヨコヨコから、上昇に転じ高値1064、745、安値325、398と三角持ち合い形成で、大きな調整もしながら長期トレンドもでてるともみれるところコロナ以降そのように転換したとみるなら長期上昇を測りつつ乗るのも。やはり月足三角持ち合いで398を底にみるのがいいかとは。745超えると上放たれになり、週足では上昇の形になるのでそのへんをみながら。


ファンダ的には、軌道にのったあるいは乗りつつある不動産事業SaaS。ずっと冴えない感じだったのが外部環境かなにかあったのか、コロナぐらいから伸び始めてSaaSとして形になりつつあるような。目先もひとまず堅調。ただ抜けて高成長とか高ROEとかではなく。財務ド健全。CFも出ますがソフトウェアを無形形状してる感じでFCFは現状そんなに強い感じでもなく。

目先のKPIなどは伸びつつあるねと言う感じ。この調子なら面白くなるかもしれんね感はあります。

評価。

PER17のPBR1.9。でているROEなどは一桁(計画は二桁)くらいで、現状の状況は絶対的にはちょい評価高いかなとは。もちろん財務のよさとかSaaSの事業性とかもちろん目先の業績を踏まえてでは判断が変わりそうというか、現状のままつまり成長しないともっと下かなってところで、成長鈍化とか2019年以前の状態に引き戻されるとただじゃ済まないぞってところがあるとして、目先は成長してる状態が極めて健全なSaaS企業ですね。高成長でもないけど。それがいちおういい生活としてはPER20切りは過去にはないくらいになりそうで、成長してるいい生活の中では低PER低評価はそのとおりですね。これをどう考えるかですね。成長しないとだめだとは思うけけど。そういうのはSaaSでもPER10近辺で転がったりするし。

 

日本情報クリエイト(4054)

いい生活と同じく不動産事業に使うソフト群。こっちはクラウド比率は少なさそうではあるね。現状伸びていて成長率とかROEとかはいい生活より優位っぽくはありますね。財務は良くもないけどソフト屋っぽい。買収もしたからか若干きたないところは。

CFは投資はしてなく買収とかしないならFCFはでそうですね。

評価。

PER25のPBR3ほど。高評価。上場値を割ってるし、高値から酷い値下がりをしていかにも上場ゴールで寒い印象は受けるかもですが、これだけ株安してもPERもPBRもいい生活より上で、つまり良い生活より高評価だし期待されてるとみなすべき状況であるようには。一応定量的にはこちらが上回るところはありますが、目先ROEは実績としては低下傾向(いい生活はあげてきている)の中で比較するとどちらがいいか?みたいな視点をもつといい気はいたします。絶対的には現市場環境だとPER25はわりと相当な高い要求がされてそうな雰囲気に思える中さてどうでしょう感はありますね。

 

ファーストロジック(6037)

不動産投資系サイト運営。成功したHP運営で極めて優秀なCFマシーン。利益率が異常に高く財務CFも盤石の部類。

ただ業績は足踏み感あり、コロナ後でまた増収にくるもPVなどは足踏みでまた足踏みかなあみたいいな気配でさすがに成長しないと株価とかはどうですかね感は。

そういう感じでですがBPSなどは着実に増やしてきてますね。この辺をどうみるか。

評価。

PER15のPBR2.3ほど。状態としては極めていいものなので、どうみるかですがやはり成長性を示さないとなかなかもっと上のPERは目指すとするのはどうでしょうねとは。

ファーストロジックとしてもPER10とかくらいはあるようですし。PER10はコロナ安値なのでそこまではそうそうないとは思いますけどそのへんも踏まえ。

 

ダイイチ(7643)

北海道の食品スーパーマーケット会社、イトーヨーカ堂系列。

業績はめっぽう右肩でなかなかみないほど安定的。ついでに利益率も増傾向。コロナでボーナス受けたのがもどったけど。

財務とかも健全知る人はしってる優良企業感ある。けどPBR0.6台とかで評価はされず解せない感はあるんですが、地方の知名度の低い小売とかはもう評価低いの仕方ないねって感じですかね。

ちなみにBPS成長率とると8.7%/16年でなかなかここも普通に優秀。EPSはもうちょっと上。

で、こんな感じですね年足はこう。評価されなくても報われないこともないって事例のひとつ。

ちなみに2002-2022で154と745の安値同士で複利とると、7.86%/21年でBPS成長率と近い水準。これがずっと続くかは不明だけど配当足して10%あるかな。10%でいいならこういうのを買ってずっと放置してればいいかもしれないという一つの事例。だから今後も続くかは不明。



 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないですー

 

記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
 にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ

記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータとエクセルの黒グラフは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表

 

投げ銭。この記事やブログが役に立ったとかあったら投げてくれると嬉しいです。codocのアカウント登録とログインが必要でクレジット支払いコンビニ決済ができます。

投げ銭機能つけてみました - 大河の一滴

※有料部分の中身はありません。

この続きはcodocで購入