大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(4531)有機合成薬品工業/東証ST/化学/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

有機合成薬品工業とその他

株価

284円(人々は、時々暴れたり落ち込んだりするけどずっと進みも退きもしていない。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 4531 4113 4120 4187
企業名 有機合成薬品工業 田岡化学工業 スガイ化学工業 大阪有機化学工業
市場/業種 東証ST/化学 東証ST/化学 東証ST/化学 東証PR/化学
時価総額(億) 62.41 108.44 34.96 666.03
株価 284 751 2546 2972
決算期 2024/03予 2024/03予 2024/03予 2024/11予
予想売上(億) 135.0 280.0 76.0 310.0
予想営業利益(億)/利益率 8.4/6.22% 7/2.5% 5.5/7.24% 37/11.94%
長期平均営業利益率/年 3.23%/17年 6.18%/17年 3.26%/17年 10.39%/17年
売上成長率(年複利/期間) 1.9%/17年 2.9%/17年 -0.1%/17年 1.4%/17年
EPS成長率(年複利/期間) 7.7%/17年 4.8%/17年 -1.6%/17年 4.3%/17年
BPS成長率(年複利/期間) 0.4%/16年 7%/16年 2%/16年 4.9%/16年
長期営業CF(億)/年 160.27/17年 326.03/17年 120.62/17年 326.03/17年
長期投資CF(億)/年 -150.08/17年 -277.25/17年 -100.24/17年 -383.17/17年
長期平均FCF(億/年)/年 0.6/17年 2.87/17年 1.2/17年 9.57/17年
PER 10.33 26.9 12.79 23.41
PBR 0.53 0.64 0.47 1.47
ROE 5.1% 2.4% 3.7% 6.3%
平均ROE/年 1.33%/17年 9.2%/17年 2.37%/17年 6.65%/17年
ROA 2.7% 1.3% 2.3% 4.9%
配当利回り(%) 2.46 2.4 1.77 1.95
配当性向 25.5% 64.5% 22.6% 45.7%
総資産(億) 221.18 310.69 112.86 546.36
自己資本比率(%) 51.9 53.3 59.5 78.7
メモ いちおあげ いちおあげ 停滞蓄財 停滞蓄財かな

 今週は比較。2024/1/26に銘柄スカウターで売上で5年連続増収かつ売上営業利益で10年最高値更新かつPER総体水準5年10%以下のもの(55銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。10年で業績がよくここ5年は増収が続いているのにその会社のわりに低いPERに置かれているものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2024年01月26日取得。有機合成薬品工業。化学薬品メーカー。比較に四季報おすすめ比較銘柄の田岡とスガイ。ゲストに同じ有機の大阪有機化学工業。

有機合成薬品工業(4531)

業績

こういうの。

https://www.yuki-gosei.co.jp/business/

食品とか医療とか工業とかの基礎原料ってかんじでしょうか。

化学の東証スタンダード銘柄(対象85銘柄)で成長率利益率でソート。三枚目52位で登場でわりと凡庸。そもスタンダードは上場企業としては凡庸な企業が多いですが。ちなみに田岡は18位でスガイは45位で田岡はわりと頑張ってるけど、スガイも凡庸となりそう。PBRでもそういってるし。

(銘柄スカウターから)

 

ということで凡庸ですが、そのわりには近年好調で、売上利益は伸びて過去の最高水準も越えてて、これは成長ですね。

このへんはスクリーニングどおりで、目先最高の業績といえるけど、その中でPERは低く抑えられて、成長してるけど評価は低いはそうで、これが成長というか後退しなければ妙味もあるかもしれないなとは。

 

ROEなども有機合成化学としては高水準。ただBPS成長率は 0.4%/16年でそもそも長期に資産増もできてない企業価値を向上できないとはなりますね。このへんが凡庸だしだからこれを抜け出してこれるか?の局面ですね。

それで中期計画が2023年5月にでてますね。

数値目標でてます。売上伸ばす気ないなとかROA伸びないなってのはありますが売上は伸ばす感じで、一応増収で利益も伸びてるのでこれができるならそんな悪いことにもならないのではないかとは。

まあでもスタンダードというか東証二部って感じですね。

それで実際に売上伸びた2022。海外医薬品が好調なのかなってかんじですがいちおう全セグメント増収ですね。

いちおう近年は伸びる方向ですね。アミノ酸(食用が好調ですね)

2023は個人投資家向けの説明資料も作ってますね。

https://www.yuki-gosei.co.jp/wp-ygk/wp-content/uploads/2023/12/5c60463a4d8d5418db4b2186292b3aac-1.pdf

とはいえ2Qで減収ですね。

・・・冴える感じではないですが投資も進めているようで、年単位では増収に向かってて会社はあまりROAとか利益も上げる意思を感じないわけですが、うまく行けば上振れもあるかもなとは。

 

財務

横ばい感の強い財務。

(IRBankから)

前期末総資産221億。有形固定資産88億。2018年103億から減ってますね。

上記で投資40億とかなのでそうなると結構気合の入った投資にはなりますね。今期2Qで有形固定増えてないですね。

流動110億。製品44億で原材料17億でこれらが増えててますね。現金11億製品28億。

製品材料増えててこのへんは供給拡大に備え・・・上の40億は設備投資とは限らないってことですかね?あるかもしれないとは。

負債106億。買掛20億とか増えてますね。有利子負債あたりは維持。

いいってほどの財務でもないけど問題があるって感じでもないですかね。

 

 

CF

 

だいたい営業CFはでて、そして結構投資してますね。2023は有形固定取得で11億ほど。

そのわりに固定資産増えてないし、減損とかもないようでちょっとこのへんの推移不明。それで長期平均FCFは0.6/17年でそもそもやっぱり投資が嵩んでCFが弱い。その中で有形固定資産も増えず、BPSも増えてないとかなると、やっぱり収益性に怪しいところはありそうだなとは。

近年は好調なので増配にきてますが、減配もありまあどうでしょうね。

 

田岡化学工業(4113)

業績

住友化学の子会社。

こういうの。みて。

製品情報|田岡化学工業株式会社

 

長期にのびてないこともないけど、2003-2018くらいは横ばい感強い。も以降はわりと売上のびてきたけど、目先h後退。それで増収時は利益率あがるけど、下がるとぐっと下がってギリですねみたいなところは。

 

2016-2022あたりはROE10%台後半でてそこで大きくBPS稼いだ感じですね。トータルでBPS複利は7%/16年はなかなか高い水準・・ですが目先は利益率おちてROEもおちてBPSも増えなくなってますねって感じ。

要するにまた、過去の利益率やROEを出せるようになるか?でしょうか。

減益の2023はこれあたり。変動費変動が大きくてやっぱり売上が正義感。

今期は2Qで減収。増益ではありますね。とはいえ、薄利な水準な増益で2022年とか27億の利益に対して7億が計画で上振れしてもってところはありやっぱり、売上伸びないとという感じ。

 

 

財務

資産増がストップ。

(IRBankから)

有形固定増やしてるのでこのへんでも減収よくないね感。

有利子負債はずっと返したのが借りに回ってますが自己資本比率は低くもないのでどう考えるか。いうほど状態は悪くなないとは思うど。

比較だしかるく。

 

 

CF

 

 

営業CFはだいたい出てる。2022のマイナスは棚卸し資産増。

それで2021-2022は設備投資が大きめでFCFもマイナスですね。

それで大きな投資はしたも減収でうまく利益もでてないという状況には。減配。

 

スガイ化学工業(4120)

業績

多彩な有機合成技術をベースに機能性化学品の中間物(医薬中間物、農薬原体・中間物、機能性中間物、染料・顔料中間物)、界面活性剤の製造・販売。だって。

 

近年好調だけど長期的には成長してる感じでもなく、過去には赤字も多め。やはり増収時に増益っぽく減収時に減益っぽい傾向は読み取れますね。

 

BPS成長率 2%/16年で長期にはさほどではない。近年はこれ以上のペースなのでやはり、近年は好調でこの好調が続くか?でしょうか。

で、やっぱり基本増収じゃないですかね。

今期2Qで増収でより増益。このへんも増収でより増益。計画減益ですが過去計画見るとあまりあてにならない感じですね。やっぱり増収してるかじゃないですかね。

 

財務

資産増。

(IRBankから)

長期に自己資本比率増とか資産増で堅調じゃないですかね。

BPSは近年加速感がありますかね。

なかみみない。と思ったけど有形固定資産くらいは。40億前後で増える感じでもない。成長を目指して投資すんぞみたいなかんじではないですね。

 

CF

 

営業CFはまあまあでますけど、長期平均FCFは 1.2/17年でそもあまりCFに余裕があるかんじでもないですね、

とはいえ増収つつけばらくになるかもですね。

 

日足週足月足の値動き判断

月足であげたりするもよこよこ
週足であげてさげてよこよこ
日足でさげっぽい
確認。

評価・売買判断

有機合成薬品工業(4531)

テクニカル的には、長期によこよこっぽい。バブル前に1985年に3130円のピークがあり2002年までに211円をつけるも以降は200円台~300円台中心のレンジで延々もみ合ってる印象。たまに震災とか血のクリスマスでレンジ割ったり上もたまに割ったりするけどおおよそレンジですね。その中も目先もレンジ内と、長期の株価トレンドは出てないとみるのが妥当か。そうなるとレンジがつずくとみて200円台で買い300円台で売るとかの戦略はとれるやもですが、他のものとかインデックスあたりより優位か?とするとかぎりなく微妙な気はしますが。


ファンダ的には、複数の分野に原材料を提供。業績は長期に凡庸で成長感もなくBPSや資産なども伸びてなく、端的な停滞して蓄財も進まぬ低ROE企業。でしたが近年は売上が伸びてきて増益も。いちおう中期計画で増収を目指して投資?にも突っ込むと。

ここは変化で、実際に在庫などは増やして増収増益に来てる感じではあります。投資はしてるのかしてないのか、CF的にはしてるけど有形固定資産は増える感じでは。

と、なんか微妙なところがおおいけど、在庫増えて増収に来てるのはそうですね。

CFとかからみるとそもそもいろいろ微妙ですがあるいはその微妙を抜け出してくるなら面白いところもあるのかなとは。

評価。

PER10のPBR0.55ほど。PBR0.5台は化学メーカーとしては微妙くらいの評価感は感じるところで実際に微妙感ある化学メーカーが微妙だねという評価をされてる案件。有機合成化学としてもよくあるPBRくらいでいろいろ定位置。

そういう意味では業績加速とか織り込んでないですよね?とはなりそうで、一応増収に出て在庫も増やしてるとそのような向きもないわけじゃないので、これがちゃんと増益などに向かっていくならこれはこれで妙味も。ただ利益上振れは会社も想定してない感じなので会社も考えてなかったよい業績になるってシナリオになる感じになりますが。

とはいいますがそうならなくてもすでに冴えないという評価帯ですだめだならだめでも。そういう感じのがお好きならこれはこれで。

 

田岡化学工業(4113)

住友系の化学メーカー。停滞が続いた中で2016年あたりから増収に利益率増にROEとかも上がってましたが、その中で投資は進めたも目先は減収にはいってなかなかしんどくなってきてる感じで、増収時はより増益し減収でより減益する製造業ムーブって感じ。増収に投資は必要で増収すれば儲かるけど、減収入ると設備持て余して厳しくなってる印象。

目先は減収して薄利低ROEBPS増もままならない凡庸な化学メーカーっぽくなって来てる感じですね。増収に転じると投資した設備も活かして面白そうな感じにはなるかもですね。

評価。

PER27のPBR0.65ほど。株安すすんでいるけど薄利低ROEBPS増もままならない減収している製造業ってみるとこれでも安いとみるのはどうか感。過去の低ROEだったころくらいはPBR0.4以下もあったみたいですし。

ただ設備投資もして新しい設備で供給力も上がってると思うので売れれば面白いですね。なのでそうなるか?じゃないでしょうか。今は減収っぽいですけど。

 

スガイ化学工業(4120)

 

総合すれば、凡庸な化学メーカー。低ROE寄りだしBPSも増えてるか微妙。成長感もなかったのが近年はわりと好調でROEなども高く出てBPSなども伸びてる感じにはなってきてます。製造業の増収ならばより増益がいい感じに推移してるようには。

という感じで凡庸が会社がなんか調子いいくらいには。

財務は問題ないけどCFはでるけど余裕ある感じでもなくこのへんはやっぱり凡庸感。だからそれがちょっと調子いいですね。続けばそこそこ妙味あるかもですね。

評価。

PER13のPBR0.5ほど。低ROEでもあるのでPERはあまり気にせずPBRでみるのがいいかと。そうみると凡庸な化学メーカーだって評価のようには。目先の好調はそれ以上でだからこれが続けばいい感じというかそういう感じに数年株高続いてますね。なのでこれは続くならば。

続かないとPBR0.3以下とかも普通についてきてる感じなので、凡庸というもっと冴えないくらいの位置が定位置感ありますが。なのでたぶん増収。

 

 

大阪有機化学工業(4187)

 

有機仲間でゲストで拾いましたが正直、上の3つとあまり違いが分からなく同カテゴリーかもの地味な化学メーカー・・・って思いましたがかなり業績は安定的でROEなどわりと高くて、原価率などずっと下げる形で利益増。財務も健全を維持してBPSとか右肩でなかなか優良企業感。とはいえ減収も結構有りで、BPS成長率とかも 4.9%/16年で早い感じでもなく停滞蓄財の類でみるといいかなあと思うところで現在のPBR1.5のPER20超えはちょっと評価高いなあって思うところでPBR0.6くらいで転がってないすかね?とかみると2019年の株安とかでそれぐらいみたいです。なのでちょっと高すぎじゃないですかね。個人の感想ですけど。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないっす。

 

 

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用語解説(日記比較編)

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