投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。
比較銘柄
フジオーゼックスとその他
株価
6370円(人々は、前にチャレンジし惨敗した王者に再び挑みにいっている。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 7299 | 6493 | 7271 | 5965 |
---|---|---|---|---|
企業名 | フジオーゼックス | NITTAN | 安永 | フジマック |
市場/業種 | 東証ST/輸送用機器 | 東証ST/輸送用機器 | 東証ST/輸送用機器 | 東証ST/金属製品 |
時価総額(億) | 130.96 | 93.6 | 84.36 | 115.75 |
株価 | 6370 | 323 | 652 | 811 |
決算期 | 2024/03予 | 2024/03予 | 2024/03予 | 2023/12予 |
予想売上(億) | 233.5 | 481.0 | 335.0 | 357.0 |
予想営業利益(億)/利益率 | 18/7.71% | 25/5.2% | 8/2.39% | 16.5/4.62% |
長期平均営業利益率/年 | 6.5%/17年 | 5.12%/17年 | 2.73%/17年 | 3.88%/17年 |
売上成長率(年複利/期間) | 0.5%/17年 | 1.9%/17年 | -0.3%/17年 | 0.5%/17年 |
EPS成長率(年複利/期間) | 1.9%/17年 | -3.5%/17年 | -4.6%/17年 | 14.4%/17年 |
BPS成長率(年複利/期間) | 2.6%/16年 | -0.7%/16年 | -0.4%/16年 | 5.9%/16年 |
長期営業CF(億)/年 | 344.23/17年 | 784.72/17年 | 407.4/17年 | 784.72/17年 |
長期投資CF(億)/年 | -292.77/17年 | -690.37/17年 | -380.12/17年 | -159.53/17年 |
長期平均FCF(億/年)/年 | 3.03/17年 | 5.55/17年 | 1.6/17年 | 4.44/17年 |
PER | 8.33 | 7.42 | 15.6 | 8.44 |
PBR | 0.46 | 0.34 | 0.67 | 0.5 |
ROE | 5.5% | 4.6% | 4.3% | 5.9% |
平均ROE/年 | 3.73%/17年 | 1.64%/17年 | 1.93%/17年 | 6.46%/17年 |
ROA | 4.6% | 2.2% | 1.5% | 3.5% |
配当利回り(%) | 3.14 | 3.72 | 1.84 | 2.96 |
配当性向 | 26.2% | 27.6% | 28.7% | 25.0% |
総資産(億) | 342.38 | 569.07 | 337.03 | 357.29 |
自己資本比率(%) | 80 | 43.8 | 30.2 | 56.3 |
メモ | 停滞蓄財 | 停滞蓄財できず | 停滞蓄財できず | 停滞蓄財 |
今週は比較。今週も某所で人気上位だったものの中から気になったものをチョイスして比較。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2024年01月18日取得。フジオーゼックス。エンジンバルブ。比較に四季報おすすめ比較銘柄のニッタンと安永。ゲストにフジ仲間のマック。
某所で人気・・・じゃなかったですね。誤って拾ってますね。でもやり直す面倒なのでこのまましますが。上場廃止のほうが人気だった。たぶん親のTOB狙い。
フジオーゼックス(7299)
業績
エンジンバルブメーカー。
目先は好調ですが長期にはあまり成長感なく、リーマンあたりとかコロナ前後とかには利益率低迷する普通のシクリカル感。
でも2002年以降は赤字なく堅調は堅調ですね。
平均ROEをとれば 3.73%/17年でこれは低ROEなほうになりそう。BPS成長率も 2.6%/16年で低め。堅実だけど低成長。まあ停滞蓄財で蓄財力弱めの蓄財。堅実だけど。
そんな停滞蓄財だから今期好調。上方2回。7月「長期間続いておりました半導体等部品調達不足による生産調整に回復の兆しが表れ始め~自動車メーカーのバックオーダー解消の取り組み等による生産回復や北米向けの受注増加を背景に当第1四半期連結累計期間の連結業績は、当初の計画を上回る結果」
2Q10月も上方で理由も上記と同様で「以降も以上のような状況が継続することに加え、北米向けの受注が若干上振れすることが予想」
で、停滞蓄財が好調ですね感。
財務
財務健全で、微資産増。
(IRBankから)
前期末総資産342億で有形固定180億とかで有形固定より。ただ2020年218億から減らしてて、目先は投資を緩めてそうな雰囲気。
それもあるのか目先が有利子負債減り自己資本比率も回復。
その他負債63億さすがに現金47億よりは多いけど、まあ財務はいいですね。問題ないんじゃない?
CF
営業CFは安定的。2017年マイナスだけど棚卸し資産あたりのせい。長期平均FCFも 3.03/17年でプラス。2017-2020は設備投資が強めでしたね。それらが一服して目先はわりと稼げてる印象。投資で設備を新しくして稼いでる(営業CF増)となるのでこの辺は順調。いつかはさらなる投資が必要だと思いますが目先2Qも有形固定減ってるので現状そういう感じじゃないと。
増配してますが、利益並感あり減配もありますね。
「配当政策につきましては、今後の業績・財政状態や配当性向などを総合的に勘案して、安定的な配当水準を継続することを基本方針」
NITTAN(6493)
業績
これもエンジンバルブ。
長期に一応伸びてるとなるというか目先は一番売上出てそうなんですが後退も多くで薄利で営業赤字はないものの純損失も結構でてる時期などもありあまり冴えない印象。
BPSも増えてない感じ。(一応成長はしてるけど)停滞して蓄財もできない低ROE企業。
ただ今期2Qは好調で大きく増収増益で上方も「半導体不足等に起因する自動車業界全体の供給制約は緩和傾向にあるものの、地域および業種により回復スピードに違いがあり、必ずしも計画通りの受注回復となっておりませんが、昨年来の原材料・エネルギー・人件費等における価格上昇分の販売価格への反映が進んできたことに加え、円安の影響もあり増収増益」
半導体不足が改善してきてるのと原価高からの価格転嫁も進む感じでしょうか。というわけで目先は堅調。
・・・とのことから災害が起きたようです。工場の火事。人的被害もほぼなさそうで現状大きな被害となってなさそうで業績への影響もあまり大きくなさそうですが、精査中ということでさて。
財務
資産横ばい。増えてる感じでもなく。
(IRBankから)
有利子負債くらいは減ってるのでいくらかは良化してる。でも固定資産も維持かへるくらいでいろいろ現状維持。
CF
営業CFは出てる。それで長期平均FCFは 5.55/17年でプラスですね。それは有利志津歳の返済に回ってる感じはありますね。
配当などはいかにも利益並って感じ減配も。
安永(7271)
業績
主にエンジン部品。まあ四季報が比べろという感じだしエンジン部品が比率高めセグメント。
(銘柄スカウターから)
伸びてる感じでもないし薄利で営業赤字もちらちら。
平均ROE 1.93%/17年とかで低ROEで、BPSも長期に伸びてません。現状維持でいっぱい。
今期3Qで一応増収増益。横ばいに近いけど。「半導体や部品不足の供給制約が緩和され、生産が持ち直すなど、総じて緩やかな回復が継続」とかいってるので好調は好調かもね。業界が。
財務
財務悪いだろうなとみると悪め。
(IRBankから)
有利子負債とかも減ってる感じでもなくいろいろやっぱり現状維持でいっぱいいっぱい感。
あとは特に中身見ない。見たいとも思わないので。
CF
長期平均FCFくらいはでてる。 1.6/17年。ただ設備投資が必要そうで、多くのCFが設備投資にとられてそう。負債というか利子払うのにいっぱい感あり、かなり銀行のためにはたらく会社感ありますね。
日足週足月足の値動き判断
月足でさげてあげ
週足でよこよこかもみ合いからあげ
日足であげ
確認。
評価・売買判断
フジオーゼックス(7299)
テクニカル的には、2009年の1940から2018年7080まであげて、コロナまでさげて以降は回復のシクリカル系のよくある推移。
コロナからは株高ですが目先はかなり好調で特に2023年7月くらいからすっ飛んで6500円は2018年高値7080まで伺う状況。
目先好調で日足5090とかがやはり基準でしょうか。上昇起点前の安値3615なら遠すぎるとなりそうだし順調故に底は遠くなりますね。
ちなみにファンダの視点だと思うけど、上昇の起点は1Qで上方で増配からとなりそう。
ファンダ的には、エンジンバルブメーカー。業績は堅実味ありますが長期に足踏みですしBPS成長率など遅く、堅実だけど蓄財力弱めの停滞蓄財。
そんな感じですが目先好調、上方連発で売上利益は過去から見ても最高位の状態ではありあるいは成長に向かうか?ってところもありますが高ROEでもなく、投資が進んでる感じでもなく環境がたまたま向いてる感じはありますがどうか。
財務は健全。わりと大きな投資を終えて目先は稼ぎ流ら負債返済財務改善に向かってる感じ。CFも安定的でそんな感じですね。還元は目先増外ですがそも利益が伸びてる感じでもなく続くものだろうか・・?という疑問は拭えないところはありそう。
評価。
PER8.4のPBR0.46ほど。普通に低PBRで低評価。堅実とはいえ基本低ROEの冴えない製造業で常にこんなもんというか定位置はPBR0.3台みたいなところはありこれでもフジオーゼックスとしては高評価な疑いも。まあ好調だからそのぶん評価されてるとはみれるのでまだ好調が続くなら・・とはなるかもですがどうでしょう。
ちなみに倍だとPBR0.9くらいだと過去からないといかPBR0.6で最高くらいで、ROE的には過去にない評価水準にならないと倍はないですね。投資とかしてないですがこれまでの好調より一段二段上の業績加速があるといいですね。
NITTAN(6493)
バルブメーカー。長期に営業赤字こそないが純損失などはあり長期にBPS像なども見られない蓄財もままならない低ROE企業。一応CFはでて有利子負債くらいは返せていて良化はありそうだけど自己資本比率も改善してなく総じてしぶい。
評価。
PER7.4のPBR0.34ほど。納得の低PBRでNITTANとしても定位置感というか上も下も。PBR0.2台も普通にありPBR0.5もめったにつかないくらい。あまり妙味ないようには思えるけど、そのような低空水準で待つのは得意な人はいるかもなのでそういう人向けですかね。配当利回り自体は高めですし。いや、減配あるやもしれんけど。
安永(7271)
主にエンジン部品メーカー。長期に成長感もなくBPSも増えてる感じでもなくCFも設備投資と負債返済に消えて手元に残らない感じで、現状維持に一杯で銀行に利子を払うために働く会社感ある。別に元請けのために部品を納品するためでもいいけど。
評価。
PER13のPBR0.6ほど。状態にしては評価高くね?とは。これがPBR0.3くらいなら配当利回り3%後半で株主に配当を払うために働く感も出てくるんですが。PBR0.3も過去にあまりついてないというか株価急騰して落ちてる感じはあるので、もっとディスカウントすすむかもね?とは。基本的に業績加速の根拠ないならあまり相手をする合理性ない気がしますね。買収しそうな大株主もいなさそうだし。
フジマック(5965)
業務用厨房機器メーカー。
商品はHPでもみて。
fujimak | 業務用厨房機器総合メーカー 株式会社フジマック
長期に伸びてる感じでもない。コロナは顧客層の外食産業打撃だし仕方ないですね感あり、そこでも黒字に抑えてえらいですねくらいですが普通で利益率高いわけでもなく。ですが平均ROE6.46%/17年というほどで低くもなく、長期でBPSはなにげに 5.9%/16年でそんわるくない推移で配当足せば年9%くらいでそうで、地味で業績は進まなくても長期に企業価値が伸びていくよねなんて事例。
業績はこうですが、財務あたりは長期に改善してるし増えもしている。CFとかは強い感じでもなく総じて目立つ感じではない製造業感がありますがPBR0.5ほどは低評価ではあり長期的には2011年あたりの200円以下から目先の800円台と我慢強く待てるならこういうのも・・って視点はありそうですね。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
ときになく通常運転です。
記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
記事補足してます。
この記事の表とデータとエクセルの黒グラフは以下のツールで作成しました。
投げ銭。この記事やブログが役に立ったとかあったら投げてくれると嬉しいです。codocのアカウント登録とログインが必要でクレジット支払いコンビニ決済ができます。
※有料部分の中身はありません。