大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(7039)ブリッジインターナショナル/東証GR/サービス/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

ブリッジインターナショナルとその他

株価

1562円(人々は、暴れ続けて先に行けそうで結局進めず疲れてきてる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 7039 7087 9163 3443
企業名 ブリッジインターナショナル ウイルテック ナレルグループ 川田テクノロジーズ
市場/業種 東証GR/サービス 東証ST/サービス 東証GR/サービス 東証PR/金属製品
時価総額(億) 58.87 57.76 219.84 401.79
株価 1562 894 2609 6790
決算期 2023/12予 2024/03予 2023/10予 I 2024/03予
予想売上(億) 76.6 355.8 179.1 1280.0
予想営業利益(億)/利益率 9.39/12.26% 10.55/2.97% 24/13.4% 64/5%
長期平均営業利益率/年 11.85%/7年 3.03%/6年 13.9%/2年 4.12%/14年
売上成長率(年複利/期間) 17.2%/7年 10.1%/6年 21.5%/2年 1.1%/14年
EPS成長率(年複利/期間) 24.2%/7年 -2.4%/6年 23.8%/2年 4.6%/14年
BPS成長率(年複利/期間) 25.1%/6年 12.2%/5年 15%/1年 8.9%/13年
長期営業CF(億)/年 29.53/7年 48.1/6年 26.33/2年 48.1/14年
長期投資CF(億)/年 -17.53/7年 -26.92/6年 -11.81/2年 -303.47/14年
長期平均FCF(億/年)/年 1.71/7年 3.53/6年 7.26/2年 23.65/14年
PER 9.34 8.9 13.47 8.45
PBR 1.47 0.81 1.89 0.51
ROE 15.7% 9.1% 14.0% 6.0%
平均ROE/年 17.97%/7年 11.25%/6年 15.5%/2年 8.56%/14年
ROA 13.5% 5.1% #VALUE! 2.9%
配当利回り(%) 2.24 4.47 3.64 3.53
配当性向 20.9% 39.8% 49.0% 29.9%
総資産(億) 46.46 126.70 #VALUE! 1621.58
自己資本比率(%) 76.2 57.6 - 46.6
メモ あげあげ あげ あげあ 停滞蓄財

 今週は比較。銘柄スカウター10年スクリーニングで連続増収連続増益各4期以上かつ予想PER相対水準10%のもの(対象52銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。ここ5年調子いいけど、5年間で評価されてないものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2023年12月05日取得。ブリッジインターナショナル。営業代行。ゲストに・・派遣系のリクあったので事業モデル近そうだしいいやでウイルテックとナレル。ゲストにブリッジ(橋)仲間というか橋を作るのが川田テクノロジーズ

 

ブリッジインターナショナル(7039)

業績

 

今回はちょっと比較も業種がバラけた感あるけど、全部人を出して仕事を代行する種のものとはおもうので、銘柄スカウターカテゴリで人材派遣、営業支援・代行(ブリッジ)、アウトソーシング、技術者派遣、工場軽作業請負(ウイルテック)、建設関連サービス(ナレル)で66社でフィルタ。

以下の結果。66社でソートして

ROICでブリッジ17位、ウイルテック47位、ナレル65位(これはROIC出すのに必要なデータがないからだね)

5年売上成長率でブリッジ8位、ウイルテック23位、ナレル64位(データなし)

PBR下位からウイルテック2位、ブリッジ14位、ナレル26位。

みたいな感じ。

近そうな業種でブリッジはわりとROICや成長率にしては低PBRとなりそうで、ウイルテックはROICや成長性はそこまで優位じゃないけど低評価な可能性はあるのではないかとは置いといて。ナレルはデータなくてなんとも。

で、ROICソートが以下。

ブリッジだとより上位ROICでより低PBRだと、DMMIXとか田中建設工業くらいになりそうで田中建設は解体業者で色が違うので、ここで定量的優位性はあるのではないかとは。

(銘柄スカウターから)

 

というわけでブリッジ。

セグメント。

(銘柄スカウターから)

 

インサイドセールス。

インサイドセールスとは?意味・定義 | ITトレンド用語 | ドコモビジネス | NTTコミュニケーションズ

このインサイドセールスを代行したり、研修でそのノウハウを教えたりする感じでしょうか。いずれにせよかなり労働集約な事業モデルとみていいのではないか。

 

とはいえ微妙なちがいはありそうなのでいろいろ並べて比較。

それぞれ、IRBankから原価率販管費と従業員。

ブリッジ。

 

スタイルが近そうなDMMIX。

IFRSで原価率とか載せてないが、雰囲気的によりこっちのほうが高付加価値な感じは。

より派遣っぽくなるライク。付加価値が低くなってくるとこんなもん。

7087ウイルテック。製造業請負で付加価値が元来低めなやつ。

ナレル。技術者派遣。ライクやウイルテックより原価率が低く、原価率販管費のバランスはブリッジあたりに近い。従業員は上場したてで情報無し。

ついでに技術者派遣でわりと付加価値ありそうなアルプス技研

 

というところで、ざっくり眺めて、ブリッジやナレルはアルプス技研あたりより、原価率など低くまた一人あたりの利益や売上で優位で、高付加価値かもしれないし優秀かもしれないなとは。評価みるとアルプス技研はPER15のPBR3.4ほどでありこの二社より高いバリュエーション。ナレルはデータ少ないけどめっぽう優秀かもしれません。

で、ウイルテックは単純作業派遣っぽくて付加価値も低く薄利ではあるし一人あたり利益も低そうではあるけど評価がひくいのでバランスでしょうか。

あとはDIMIXがすごく優秀かも感があるけど、IFRSでデータ少ないのと目先減益で優秀さがあっても剥がれてきてる懸念なども踏まえるとどうか・・

 

 

くらいなんですが、ブリッジの業績。近年伸びてる。上記で出したように原価率が下がる傾向も。

BPS右肩。ROEなどみると結構高め。なにげにROAでも二桁キープ。

各々みていて、めっぽう(定量的に)優秀だな感あります。まあ続くか?なんですけど。

2021で大幅増収はこれっぽいですね。

【MA】ブリッジインターナショナルによるアイ・ラーニングの買収

株式会社アイ・ラーニングの完全子会社化のお知らせ | ブリッジインターナショナル株式会社のプレスリリース

買収も決めて研修事業に参入となりそうでこの上積み。

2022は研修が伸びてるけど、インサイドセールスも順調と。

そんな感じですが、今期3Qで増収も減益で、増収も鈍化?みたいな数字が来てますね。

下方こそ来てないけどどうでしょう?というところでしょうか。

インサイドセールスで「一部大型顧客で戦略変更があり成長は減速。」とか研修で「今期は投資支出も実行しており、セグメント利益は低下。」とかをどうみるか。

今期はそのような鈍化感があってそれが今年の株安に繋がってそうな雰囲気。

 

財務

資産増。自己資本比率高いし、有利子負債もあんまないし中身もあんま見る必要ないな感はある。

(IRBankから)

前期総資産49億で流動34億に現金21億に契約資産10億とか。有形固定4億にソフトウェア4億で意外にのれんとか小さめ一億もない。

負債まとめて11億で現金以下。固定負債0.2億とかで。大きい負債が賞与引当金とかくらいでやっぱり問題もなくて見る必要もないやつ。

 

CF

 

 

まあFCFもでるよねーって感じ。

 

ウイルテック(7087)

業績

製造業請負で付加価値が元来低めなやつ。

上でいろいろ触れたし、流します。業績。好調。まあ薄利ですね。上でも触れたけど。一応増収増益っぽい雰囲気。増収は続いてるし。減益はあるので雰囲気とするけど。

薄利だけどROEはそんなに低くもない。といっても二桁乗らずに目立つ水準にはなさそうですね。

目先2Qで減収減益。

計画では増収増益は崩してないけどどうでしょうか。というか目先は減収にきているようで、とりあえず今狙うという感じではないかなと印象。

 

 

財務

資産増ではあるが、純資産の伸びが鈍化なところはあるかも。

(IRBankから)

負債53億で現金41億とかわりと負債に現金が近いし、負債も主な負債も未払費用18億とかに資産で手形42億とかあり、健全にはみえますね。

健全なので潰れるとかはひとまず遠そうとは。

 

CF

 

 

営業CFでて設備投資もたいしてかからないのでCFの筋はいい方。

2021に買収してるね。たぶんこれ。

ウイルテック<7087>、パートナーのIT技術者派遣事業を取得 | M&A Online - M&Aをもっと身近に。

 

あと目先にも買収してるみたいだね。

ウイルテック<7087>、照明メーカーのホタルクスを子会社化 | M&A Online - M&Aをもっと身近に。

これは製造業で異業種行くのも危機感みたいなのを感じてるかもね。

 

ナレルグループ(9163)

業績

建設中心に技術者派遣となりそうだけど、まだデータが少なく正直なんとも。

ただ上記でだしたように今出ているデータからも例えばアルプス技研などより優秀かもしれないところはあります。

 

ただ、以下の業績推移見ると、利益率後退してますねってところはありますね。

上場に合わせて数字がいいようになるようにしてくるはままある話で、そういう感じだと割り引いてみなきゃいけなさそうでどうなんでしょうかと。

ROEなどわりと高め。もしかしたら優秀かも。ROAとかは一桁ですね。

 

目先3Qで増収増益で、上方も来てますね。順調そうですね。

「稼働人数が概ね順調に推移したことに加えて、営業努力により契約単価が想定以上に上昇」だって。

 

財務

IFRSきらい。

(IRBankから)

上場したてで、前期通期の決算短信もないので、目先3Qからみると、総資産213億で、流動60億で現金32億の営業債券27億はいいとして、のれん140億とかありますね。非流動152億でのれん140億なので、資産の多くがのれん。

負債は97億で借り入れ64億ってところで、業績崩れてのれん減損とかくると大惨事になりかねない雰囲気は。

まあ業績崩れなきゃいいってところはありますが、それも上場したてでなかなかそうはならんという根拠を揃えるのも難しいやもしれないとは。

 

CF

 

上場したてでデータがすくなくよくわからん。

まあ営業CFはでてそうですね。

 

日足週足月足の値動き判断

月足であげたりさげたり
週足でもみ合いからさげ
日足でさげ
確認。

評価・売買判断

ブリッジインターナショナル(7039)

テクニカル的には、2018年上場から落ち着きがない印象。2460から2019年までに1120で2020年3890までいくも、1500-3000くらいのレンジ・・っぽいですが、3890からは安値高値切り下げで下落トレンドですね。

ボラティリティ高めで下落っぽい推移で扱いにくそうなところがありますが、反転すればボラが高いがいい方向に転じるやもで、週足以下逆張りを狙ってみるのも一つの狙いか。目先は1510が底っぽくなりますがこれ切ると次の基準は1120ですね。ここだと安値切り下げではないけど完全に上昇切れてる感もでてきますがどうみるか。

 


ファンダ的には、インサイドな営業代行と研修。研修は最近買収。前期までは営業は順調で研修は絶好調感あったのが今期はちょっと鈍化感もちらつくのがきてるのをどう見るか。

財務やCFは問題ないという財務は健全だしCFも安定的まだあまり還元する気はあまりなさそうだけど前期から配当はしてますね。

労働集約の派遣系というか人を雇って仕事をしてもらい類の事業としてはかなり優秀そうな雰囲気はでてます、前期までの調子ながら高利益率高成長高収益とかなり揃った感じ。・・故に目先の業績はそれが剥げる懸念もありそうなところでだからどう見るかとはなりそう。

評価。

PER9のPBR1.5ほど。目先PERはブリッジで上場来で最低水準はそうですね。というかPBRでもそうですね。ということでブリッジとしては安いとはなるんですけど、懸念される成長鈍化とか低ROE化が来るか?ってところで、来ないならわりと妙味もあるんじゃないかとは。来ると、その程度ですがROE低下までくるとまずいかもですね。一応まだ下方来てないし財務やCFも問題ないってのはそうですね。

 

ウイルテック(7087)

製造業請負で目先業績が後退してるところもあり四半期で赤字も。そうでもなければ堅実に稼いで目立つ感じでもなく評価も踏まえればそんなに悪くもないとは思うけど、業績が後退となるとやっぱり渋くみてたほうがいいのではないかとは。異業種に買収が入っており、このへんをどうみるか。

財務やCFは問題ない。健全と言えるけど、業績が健全とできる範囲内でなくなるとやはり渋くみてたほうが。まだ下方きてないけど下方もあるかもしれないと。

評価。

PER9のPBR0.8ほど。このへんはウイルテックとしても上場来からみて上も下も。業績は後退感もちらつく中ではやはり下もみてたほうがいい気がするところ。

ですが、派遣業としてはPBR0.8はまあひくい方で、周りもこれより下もあまりなさそうで配当も4.5%近くで、もうわりとかなりの状態悪化を織り込んでるかもしれないともみれて下方で出尽くしで上に向かうとかも考えられるところで考えどころ。

その後も業績後退があっても一時ならいずれ・・とは見れなくもないところはありますがこの辺は業績後退がないという前提でみられるならって話になりますかね。までも業績後退は一時だという根拠が見れないようならあえて近づかなくてもいいんじゃないかとは思ったります。

 

ナレルグループ(9163)

上場したての技術者派遣等、出てる数字はアルプス技研あたりより優秀かもしれないところはあるけど上場したてでよくわかりません。データが少ないので正確な状態判断には不利があるとは思ってたほうが(それは他の市場参加者もだが)、目先業績は好調そう。

財務は資産はのれんがたっぷり。だいたいのれんと言っていい。負債も借り入れが大きく、業績悪化などくるとわりと惨事も考えられるやつ。

・・・というようにいろいろ未知数の中で悪い可能性考えるとかなり酷いものも想定できるやつ。これは未知がいい方のシナリオに出る可能性もありそうだし、目先業績はいい方にひとまず進んでいるようですね。

評価。

PER14のPBR1.9ほど。偶然だとは思うけど、ニュートラル?なPER15に近い感じで、いい方に転べば報われそうだし、悪い方に行けば転けそうな評価水準。いい方とか悪い方は株価じゃなくて業績の話。PBR1.9はそれなりに高くて悪く転げると大惨事も考えられますが。転げないという根拠が用意できるならいいかもしれない。というか、定量判断重視なかもめにはデータ少なくてよくわかりません。

 

 

川田テクノロジーズ(3443)

ゲストなんで流しますけど、業績金属に入ってるけど事業ラインナップみててかなり建設よりな印象。橋をかけるのが得意みたい。

長期に業績足踏み感。過去には赤字もあるけど2009年以降は赤字もなく。

近年好調感あるけど、停滞蓄財だなって印象。ROE上下あるけど、BPS成長率とると 8.9%/13年でめっぽう蓄財堅調感あり、それで還元性向あげてきて、いかにも堅調だけど還元渋かった低PBRが還元にも力を入れてきた感じで、今年のテーマ性に合致してますねって感じで今年株高してますね。

還元性向あげたんでBPS成長率とかは落ちるとは思うけど、まだPBR0.5ほどで普通に低PBRで配当利回り3.5%ほどもあり、まだテーマが続くならまだ続きも・・とかはみれるかも。ただテーマとかなってないとPBR0.3以下にも置かれてたりする地味なやつなのでどうみるか。ちなみにPBR0.5超えは川田テクノロジーズとしてわりと高PBRな水準に入ってきてます。

 

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

通常運転で御座います。

 

 

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