投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。
比較銘柄
ビーブレイクシステムズとその他
株価
1424円(人々は、デビューするもいいとこ無しで隅っこに隠れ続けている。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 3986 | 4828 | 4335 | 4783 |
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企業名 | ビーブレイクシステムズ | ビジネスエンジニアリング | アイ・ピー・エス | 日本コンピュータ・ダイナミクス |
市場/業種 | 東証GR/情報通信 | 東証PR/情報通信 | 東証ST/情報通信 | 東証ST/情報通信 |
時価総額(億) | 21.89 | 457.8 | 24.93 | 93.37 |
株価 | 1424 | 3815 | 1011 | 1061 |
決算期 | 2024/06予 | 2024/03予 | 2024/06予 | 2024/03予 |
予想売上(億) | 14.5 | 190.0 | 29.0 | 235.0 |
予想営業利益(億)/利益率 | 1.85/12.76% | 38/20% | 3.2/11.03% | 14/5.96% |
長期平均営業利益率/年 | 11.98%/9年 | 7.57%/17年 | 6.04%/17年 | 3.54%/17年 |
売上成長率(年複利/期間) | 5.7%/9年 | 2%/17年 | 5.8%/17年 | 5.6%/17年 |
EPS成長率(年複利/期間) | 29.1%/9年 | 13.9%/17年 | 11.7%/17年 | 9.4%/17年 |
BPS成長率(年複利/期間) | 21.2%/8年 | 8.3%/16年 | 4.8%/16年 | 5.4%/16年 |
長期営業CF(億)/年 | 11.27/9年 | 235.62/17年 | 14.71/17年 | 235.62/17年 |
長期投資CF(億)/年 | -0.53/9年 | -124.38/17年 | -4.59/17年 | -30.35/17年 |
長期平均FCF(億/年)/年 | 1.19/9年 | 6.54/17年 | 0.6/17年 | 3.95/17年 |
PER | 12.75 | 17.94 | 10.28 | 10.13 |
PBR | 1.39 | 4.48 | 1.86 | 1.54 |
ROE | 10.9% | 25.0% | 18.1% | 15.2% |
平均ROE/年 | 13.26%/9年 | 13.83%/17年 | 7.75%/17年 | 9.34%/17年 |
ROA | 8.4% | 19.0% | 9.8% | 6.9% |
配当利回り(%) | 1.05 | 1.99 | 2.97 | 3.02 |
配当性向 | 13.4% | 35.7% | 30.5% | 30.5% |
総資産(億) | 20.23 | 134.08 | 22.76 | 123.87 |
自己資本比率(%) | 75.5 | 69.3 | 56.9 | 40.4 |
メモ | あげ | あげあ | あげ | あげ |
今週は比較。市場統計推移記録表で2023/11/10と2020/3/17(TOPIXコロナ最安値日)を比較し、ROEをあげているのにPBRをさげているもの(対象240銘柄)からきになったものをチョイスして比較します。目先状態が良くなってるのにコロナ最安値時より評価が低いものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2023年11月15日取得。ビーブレイクシステムズ。ERPサービス。比較にERPって銘柄スカウターに記入されてたもの。ゲストにHPの取引先にいた日本コンピュータ・ダイナミクス。
ビーブレイクシステムズ(3986)
業績
ERPシステム。
セグメント。利益率高めですね。
(銘柄スカウターから)
主力はMA-EYESとなるのかな。
統合型基幹業務パッケージ(ERP) MA-EYES|ビーブレイクシステムズ
交換な機能をもつ業務基幹ソフトって感じでしょうか。
パッケージみたいなので、増収で利益率はあがりそうですが。あと、受注システム開発もしてますね。
業績。伸びてないことはないけど高成長ではないですね。
利益率など。増収のなか原価率がさがるところはありますね。販管費の影響で営業利益率は横ばいか上がる感じですが。このへんはそもそもの原価率も低めで毎度開発するのではなく決められたソフトを売るパッケージソフト感あります。
(IRBankから)
従業員も。現状はあまり一人あたりの売上利益が動いておらず、あまり上記のパッケージソフトの優位性?を活かせてない印象は受けます。
(IRBankから)
そんな感じですが前期で・・
パッケージで売上高は8億円(前事業年度比1.2%増)、セグメント利益は3億84百万円(同10.7%増)
システムインテグレーションで「売上高は5億79百万円(前事業年度比22.5%増)、セグメント利益は1億33百万円(同23.4%増)」
で伸びると好ましいパッケージが横ばいに近く、人員もパッケージからシステムインテグレーションに移したとかも言っててソフト屋よりはソフト開発屋に軸が移りつつあるようには。
今期1Qで増収増益。パッケージでは1Q好調ですね。
そんな感じで、一応堅調で増収も見えるし成長とも言える推移だけど、減益くらいもあるし、あまり成長をみずROE9-10%程度維持できるか?みたいな視点でみるといいのでは?って気は。
そのような視点というか停滞蓄財みたいな視点でみるとまあ順調じゃない?とはみれたりしますね。
財務
財務健全なかみみなくてよくね?感。
総資産20億のうち流動19億現金17億。現金右肩。有利子負債もなく。
(IRBankから)
CF
お金積んでるねー
営業CF出て、FCFも安定的に出てる。
還元は配当性向低めですね。
CFで営業CFでるわりに投資がいらなく筋が良いなかで還元弱いので現金積まれてますね。
ビジネスエンジニアリング(4828)
業績
セグメント。
(銘柄スカウターから)
ソリューション事業はグローバルな製造業顧客を中心に他社ERP/SCM/BIパッケージ製品(SAP社製品中心)の設計・開発と導入コンサルティングサービス。プロダクト事業は自社開発のERP製品「mcframeシリーズ」によるシステム構築と販売、システムサポート事業は基幹業務システムの支援サービス
それぞれ利益率高いですね。
特に自社のプロダクトはスケールメリットが効きそうで、原価率がずっとさがってますね。
(IRBankから)
ということで、成長もしてますが利益率がそれ以上に順調ですね。
ROEもグイグイ延びて30%近くまで。
従業員。一人あたり売上は維持に近いけど利益が大きくなってます。
(IRBankから)
総合非常に順調で、目先は市場でも上位の利益率収益性を示すまで。
目先2Qも上方修正しながら増収増益ですね。
財務
もう中身みなくてもいいよね?
(IRBankから)
前期末有形固定ほとんどなくて現金70億ほど。資産の半分以上現金。
CF
現金すっ飛んできてるね。
営業CFも近年は伸びる傾向。
配当性向30%程度で増配傾向。
アイ・ピー・エス(4335)
業績
SAPERPのシステムの導入・保守サービス。
SAPとは?ERP活用と課題について徹底解説! | NTTコミュニケーションズ 法人のお客さま
SAPってドイツの会社みたいですね。
業績。
長期に成長してて、近年は利益率あがるような動き。みると販管費が下がってるようには。スケールメリットかな。原価率はレンジで推移してる感じ。他社ソフトであるし原価率はそう簡単には下がらないと思われます。
2015年に赤字などあるもその他おおよそ堅調に延びてきてますが毎年増収増益する感じではなく。減収もあるし減益ならもっとあるのは留意点。
停滞蓄財の部類とみてたほうがストレスないかも。
BPS成長をとると 4.8%/16年でそう早くもないが近年加速感。ROE15%くらいが一つの基準かも。
従業員など。
(IRBankから)
一人あたりの売上などは維持でやはり、人を採れてるか?を軸に増収があるかでみていく感じがいいかなとは。
財務
資産増。
(IRBankから)
前期末総資産22億で流動19億。現金11億に売掛5億とか。
自己資本比率落ちてるけど、有利子負債もなく買掛前受金とかで負債が延びてる印象でこれを悪化というのも。ていうか現金>負債くらいであるし問題はないですね。
CF
ちょっと営業CFが汚いと言うか安定しないですね。まあ売上債券の影響でもあるし長期ではプラスではありますが、長期の平均FCFが弱いですね。 0.6/17年。ほぼ設備投資もいらなく投資もあまりしてなくこういう感じなのでCF面で実は問題あるかも。まあ、どかんと入ってきたりしてるのでなんともですが。配当性向30%くらいで増配。一応優待もあるようですね。
日足週足月足の値動き判断
月足でさげてよこよこ
週足でよこよこ
日足でさげ
確認。
評価・売買判断
ビーブレイクシステムズ(3986)
テクニカル的には、2017年上場でコロナぐらいまで速やかに上場ゴールして以降はずっともみ合ってる印象。おおよそレンジで1081-1800くらいで推移ですね。2021年に2290とかつけてますね。目先は2023年に1779をつけて下落トレンドで1360まで。
レンジ内の下をみて拾って反転で上のほうでうるか、レンジを突き抜け上昇と狙っていくかでしょうか。
レンジの底値のコロナ安値1081、2022年以降安値1136とか目先の1360とかが底の基準でしょうか。ここをみながら1779越えを狙うか、1500超えくらいで売る感じを狙うかとかできるか測る感じで。
ファンダ的には、パッケージソフトとソフト受注開発。原価率の低さとか、一応増収で原価率低くなってるところとか、パッケージソフトっぽい数字はみられますが、全体としては利益率改善してるわけでもなく、パッケージソフトは人員も減らされりと横ばいっぽい雰囲気もあり、あまり利益率あがっていくのが想像しにくいかんじではあります。目先1Qなら好調。
ではあるが業績は一応伸びてます。ROEなども二桁近辺で一応安定的。高成長でもないし高収益ともしがたいですが、蓄財は結構堅調で、停滞蓄財の文脈では結構みれるというか、蓄財自体は2017年からみてBPS成長6.78%/6年でそんな悪くもないペース。
も、あるし財務はBSだいたい現金でCFもド安定で問題ないと言うか溜め込み過ぎの嫌いはあります。
評価。
PER13のPBR1.4ほど。東証グロースにいながら成長っぷりはしぶくあまりグロースっぽくないのではありますが、業績自体は伸びてないこともなく、高収益とか高利益率とかでもなく目立つとか抜けてるとかはないんですけど、目先の利益率やROEもまあ市場平均以上かなってところもあって、実はわりと優秀な感じもあるし。また財務CFが非常に安定的で、そのへんをふまえるとまあ見れる評価帯にあるようには。というか、目先はビーブレイクとして上場来で最底辺のPERPBRくらいにはなります。
そして目先17.7億ほど現金がありそれが時価総額22億ほどで、FCFも安定的な感じもあり、実はかなり資産バリューに近い位置で、財務健全でCFの筋も良いものが数年で時価総額<現金となりそうであるし、また現金が還元に向かえばかなり強い還元もこなせるところもありそうでそっち方面でも狙い所もあるかもしれないとは。
ビジネスエンジニアリング(4828)
他者のソフト販売コンサルと自社開発ソフトの販売と保守。
長期に成長だけど、たぶん自社開発ソフトのスケールメリットが貢献してそうだけど、近年利益率やROEがぐいぐい延びてきて市場でも目立つかな?とおもえるくらいの高収益水準に。ただし高成長はどうか。目先業績は好調感あり利益率などは更に上の水準にまで。
CFもそれに準じる感じで財務も問題ない。
評価。
PER18のPBR4.5ほど。明らかに市場でも優秀な方な会社に見える中でこのPERは高いようにも見えない。ではあるけど、ビーブレイクとしてもPER12台とかもあるしPER15以下もまああるしそのへんどうみるか。上はPER20はあまりつけてきてはないみたいです。ROEは延びてるので出てるROEのわりにはPER低いかな?とはいえるしもっと上のPERでもいいとできる根拠にもなりえますがさて。
同時にPBR4.5は抜けた高評価であるとみなす他なく、この会社が市場でも相当に認められる会社である証でもあるし、減益とか低ROE化が到底許されないところまで評価があがってる証ともいえるのでそのへんのバランス。この会社がずっと優秀であり続けるならまだまだいい選択になり得るとは思います。
アイ・ピー・エス(4335)
SAP ERPの導入支援。長期に延びてないこともないし目先はかなり好調で利益率も高く出て高ROEとも言える領域に。目先も売上など出てて順調な印象は受けます。
でも毎年伸びる感じでもないので、グロースとしてみるのは少々しんどいかもしれません。あとは財務はそんなに悪くないけど悪化してるところもあり、CF投資などが少なくていい割にはFCFも弱い印象でこのへんなにか足かせみたいなものがあるかもで、マイナスにみてたほうがいいかも感は。
みたいなところはありますが、ROE高くなってるところもあり資産増も進んでおり順調はそうですねとはなりますね。
評価。
PER10のPBR1.9ほど。でてるROEとかからはPER10は高くは見えない。業績の割には比較低PERだねともみれるかもで、実際にIPSとしても低PERなほうといえばそうですね。
同時に低PERに出る理由も上記のようにありそうなので低PERでもいいかな感ありますが、やっぱり傷ありながらも好調はそうだなので拾っておくと報われる展開きてもそれはそれで不思議じゃないところはありますね。
日本コンピュータ・ダイナミクス(4783)
ビーブレイクの顧客でもある会社。
システム開発だけどパーキングサービス(主に駐輪)もしてるところが色がありそうな。
(銘柄スカウターから)
業績伸びてる。
原価率とかはシステム開発っぽい推移。規模がでて販管費が落ちてきてるところはありますね。
(IRBankから)
従業員あたりも伸びてて、一人あたりもコロナで後退しながらも改善傾向あるので、総じて良い方向に向かいつつ延びてるじゃないか感。
目先2Qも各セグメント好調で増収増益で通過した感あり、それがPER10とかもあり順調成長してるものをそこそこ低PERで買う割安成長株投資とか機能しそうな条件が揃ってるようには。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
とくになんかあるかんじじゃないです。
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記事補足してます。
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