大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(6005)三浦工業/東証PR/機械/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

三浦工業とその他

株価

2863円(人々は、順調に進撃してきいたが一度崩され隊列が大きく乱されなんとかたてなおそうとしている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 6005 6494 6013 6184
企業名 三浦工業 NFKホールディングス タクマ 鎌倉新書
市場/業種 東証PR/機械 東証ST/機械 東証PR/機械 東証PR/サービス
時価総額(億) 3587.08 44.49 1274.88 232.3
株価 2863 101 1536 595
決算期 2024/03予 I 2024/03予 2024/03予 2024/01予
予想売上(億) 1515.0 21.7 1460.0 65.1
予想営業利益(億)/利益率 221/14.59% 1.35/6.22% 103/7.05% 8.6/13.21%
長期平均営業利益率/年 11.87%/17年 1.29%/17年 5.44%/17年 16.25%/10年
売上成長率(年複利/期間) 4.4%/17年 -9.6%/17年 2.3%/17年 23.7%/10年
EPS成長率(年複利/期間) 6.6%/17年 #NUM! #NUM! 34.4%/10年
BPS成長率(年複利/期間) 5.4%/16年 -2.9%/16年 3%/16年 31.9%/9年
長期営業CF(億)/年 1948.39/17年 -2.79/17年 759.49/17年 -2.79/10年
長期投資CF(億)/年 -1117.26/17年 -27.63/17年 -99.25/17年 -11.44/10年
長期平均FCF(億/年)/年 48.89/17年 -1.79/17年 38.84/17年 1.74/10年
PER 17.67 9.88 15.96 38.74
PBR 1.82 1.01 1.19 6.98
ROE 10.3% 10.2% 7.5% 18.0%
平均ROE/年 8.01%/17年 -1.95%/17年 8.26%/17年 19.59%/10年
ROA 7.8% 8.3% 4.3% 13.4%
配当利回り(%) 1.71 0 3.13 -
配当性向 30.2% 0.0% 49.9% #VALUE!
総資産(億) 2295.60 53.99 1796.88 43.17
自己資本比率(%) 73.3 80.5 56 78.2
メモ あげ 停滞蓄財 あげ 増収も利益は足踏み

 今週は比較。市場統計推移記録表で2023/11/10と2020/3/17(TOPIXコロナ最安値日)を比較し、ROEをあげているのにPBRをさげているもの(対象240銘柄)からきになったものをチョイスして比較します。目先状態が良くなってるのにコロナ最安値時より評価が低いものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2023年11月10日取得。三浦工業。大手ボイラメーカー。比較に銘柄スカウターボイラー同業からNFKとタクマ。ゲストに三浦から三浦半島連想で半島にある鎌倉から新書。

 

三浦工業(6005)

業績

大手ボイラメーカー。ボイイラとか色々それっぽい機械。

セグメント。

(銘柄スカウターから)

 

長期に順調な業績推移。毎年増収するほどじゃないけど、かなり順調ではないか。利益率も2011年以降は伸びる傾向。

ROEも伸びる傾向。まあ今回はそういうのを拾ってますけど。

スケールメリットだと思うけど、販管費が下がる傾向。

(IRBankから)

前期の2023「国内においては、機器販売事業で主力の小型貫流ボイラの販売が堅調
に推移し、ランドリー事業及びメンテナンス事業も堅調に推移しました。海外においては、機器販売事業で米州のボイラ販売が堅調に推移したことや為替の影響もあり、売上が増加しました。
利益面につきましては、原材料価格の上昇や営業活動の活発化により経費は増加しましたが、増収効果や販売価格改定効果もあり、増益」で、堅調じゃないですかね。

それで、今期は減収ですが「JENSEN-GROUP NVとの合弁契約によりアイナックス稲本株式会社は持分法適用関連会社となることから、2024年3月期の連結業績予想において、アイナックス稲本株式会社の業績は、売上収益及び営業利益に含めず」でその影響かも。

2Qで増収増益。計画ではやはり減収だけど増益でもあるし順調継続ではないか。

というところで、今日はあまりのらないのであとは流し気味に。

 

財務

資産増。

(IRBankから)

中身も見ないでいいのでは。といいつつ非流動だけみると816億でずっと伸びててある程度の設備投資は必要ですね。コロナ以降有利子負債などあるけど自己資本比率高いいのもあり問題でもないかな。

 

CF

 

順調ですねって感じ。だいたいFCFもでてる。

配当性向30%程度で増配も続いてますね。自社株買いも時々入ってます。

 

 

NFKホールディングス(6494)

業績

再びだけどあまりやる気ないので流したい。あとはざっと判断早くするのも重要だと思うし。

焼機器メーカーの日本ファーネスを中核とする持株会社

商品群。

製品情報│環境対応の工業炉・バーナ等の開発メーカー・日本ファーネス

プラントとか工業炉とかで、三浦より大掛かりなやつとなりそう。

業績は過去にピークがあり2018年までは赤字もちらちらも近年は黒字が続き利益率もまあ改善。ただ成長してるかと言えば微妙。

 

近年の復活?でBPSくらいは伸びるようになったかもね。

今期は、純利益はねてるけど、固定資産の売却とかで営業利益以上のってる。=PERが低くでてるところがあり、それでPER10のPBR1なので目先まで普通に低ROEですね。

蓄財くらいはできるやもだけどまだまだ厳しいのではないか。

1Qみてもその範囲内。

 

財務

近年資産増。意外に自己資本比率高いんですね。

(IRBankから)

でもそれくらい。利益剰余金しょぼいね。

 

CF

 

 

営業CFが弱い。

投資もほぼしてなさそうだね。ただ2022年に株式の取得とかしてる。これで加速すれば面白いけどしてもなさそうだからどうですかね。

無配。まあしんどそうであまり配当出す余裕もなさそうには見える。

 

タクマ(6013)

業績

こういうの。

自治体向け環境設備、産業機械・エネルギー(ボイラ、バイオマス発電)のプラント業務。

長期に地味に成長。ぴいークハ過去にあり2008年までは赤字などはあるけど、2009年以降は赤字もなく。ただ利益は伸びてる感じでもないので停滞と見ておくべきか。

BPSはかなり順調に増。でもROEは落ちてますね。2011からBPS複利とると13.7%/12年でなかなか以上ですが近年はそこまで伸びてないのでやっぱりROE下がって価値上昇鈍化感。

 

今期は2Qで利益下方で売上横ばいで減益。やっぱり停滞蓄財じゃないか。

 

 

財務

資産増。自己資本比率もまだ上がってる所ありますね。

(IRBankから)

有形固定資産、184億。2020まで減らしてて84億から近年投資進めてそう。

溜め込みすぎのきらいはありそうですが、投資加速でひっくり返るか?感。

あとはみません。

 

 

CF

 

営業CFは赤字もあり。このへんっは重工な感じで建設っぽさもありますね。

それで現金は貯まる方でためながら近年は設備投資加速してて、ここは偉いポイント。あるいは業績加速もあるやもだけど目先まででは起きてませんね。

一応増配。自社株買いも。投資とこの辺を両立しつつ現金増なのでこのへんは偉い点。



日足週足月足の値動き判断

月足であげてもどし
週足でさげ
日足でさげ
確認。

評価・売買判断

三浦工業(6005)

テクニカル的には、2012くらいから2021まで結構順調なあげで585.3から6350まで。

以降はかなり強いドローダウンで2022年2528はコロナ以降のあげを全戻した形。以後は調整っぽい推移で、6350からは下げも2528以降は上昇。まだドローダウンが続くと見るか、ドローダウンを終了し反転してるとみるか。日足レベルでは4160からの絶賛さげている感じ。

やはり週足安値2528を基準に2825で反転するか、反転して4160を破って反転上昇トレンドを形成できるかを測る感じでしょうか。日足では絶賛下げなので2825は簡単に割れそうではありますけど。

 


ファンダ的には、順調なボイラーメーカー。国内トップメーカーだし、長期に成長で利益率もROEもあげてきてるやつであまりケチがつかない。利益率などは製造業としてかなり優秀な水準に思える。ROEだとそうでもないけどわりと優秀。財務もCFも安定的。

総合的に優秀なメーカーだなと。目先もその範囲内にありそう。

評価。

PER17.5のPBR1.8ほど。評価はされてますね。普通に優秀な製造業評価だと思うところで、安いとするはどうでしょうね。・・・ではありますが三浦工業としては目先PER18ほどはわりと歴史的低PERのようです。だいたいPER20は切らない範囲でずっと来てる感じですね。上はPERR60とかもあるようです。三浦はずっと優秀であり続けるとみるなら拾って成長を見守りつつまた過去の評価水準に戻るのを待つというのもありではないかと。というか結構優秀でかつROEはあがってきてるものを低PERで拾うという形になるのでかなり教科書的感あります。低ROE化に向かうとしらない。

 

NFKホールディングス(6494)

ごっついボイラーと言うか燃焼器でプラントとか工業炉とか。

近年は赤字体質脱して利益ぐらい出てBPSくらい増える感じもあるけど、結局成長もみられず薄利で低ROEの範囲内。財務はいいけどCFが弱く総合現状維持で一杯感を感じる。

評価。

PBR1ほど。薄利で低ROEかつ目先は特別利益っぽいのもありPERは飾り。

率直に冴えないよりの製造業とみなすしかなくとするとPBR1は過剰。安くはない。もっと状態のいい製造業がPBR0.7くらいでいくらでもありそうで、企業状態とバリュエーションではなかなか選び難いかなと。

それでもえらぶというなら他の理由で選ぶし、状態とバリュエーションの観点では他より弱いとしつつ選ぶたぐいのもの。

それくらい。

 

タクマ(6013)

ごっついプラントなどのメーカー。伸びてないこともないけど、増益は微妙でこういうのは停滞蓄財感。蓄財は近年ペースが落ちてる感も。それでもそこそこなペースはでてそうですが。財務改善も続いてるなかで近年は投資加速で有形固定資産が増えてきてます、増配などもこなしつつ現金も減らしいてないのでCF結構強い感はあります。

投資が業績に反映すると面白いかもだけど現状はやっぱり停滞蓄財感。

評価。

PER16のPBR1.2ほど。PBRで1.2ほどはタクマとしても上も下もあるいかにもフェアバリューという印象。一方絶対的にみると配当3%にBPS増5%程度以上をPBR1.2ほどはまあ悪くないけどもっといいのもありそうくらい。

な、ところですが、タクマとしてはどちらかといえばPBR低い方にはなりそうだし、投資報われて業績加速とかあれば面白いかもで拾うのはありかも。だから目先までは業績加速感はないです。

 

 

鎌倉新書(6184)

終活市場領域の情報サイト。

いかにものびそうなテーマ性で実際に結構な成長率できて、一度利益は2021で落ちるもまた回復してきてROEなども計画18%はなかなか高い水準まできてて、財務もいいしCFも普通にでてて、現状成功したWEBサービスというかソフト企業。で2Qでまだ普通に成長してる感じで順調ですね。

あとはバリュエーションですね。PER40ほどは普通に高評価で絶対的には高い水準なんですけど、鎌倉新書としては低い方ですね。2020年以降株価低迷しつつ増益してるので。PERが下がってきてます。まだ絶対的には高評価だと思いますが、このままならどこかで・・は考えられる話です。それを夢見るか。減益とか低ROEとかすると大惨事になると思います。多くのソフト系高PBRと同じ文脈ですね。

いや、そろそろ株高に向かっても不思議は感じないです。下も不思議じゃないだけで。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないかな。

 

 

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