大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(4880)セルソース/東証PR/医薬品/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

セルソースとその他

株価

1991円(人々が、夢見た舞踏会は終わり化けの皮ははげ面白いように転落してる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 4880 4896 2395 2804
企業名 セルソース ケイファーマ 新日本科学 ブルドックソース
市場/業種 東証PR/医薬品 東証GR/医薬品 東証PR/サービス 東証PR/食料品
時価総額(億) 393.35 86.46 694.43 295.7
株価 1991 748 1668 2119
決算期 2023/10予 2021/12 2024/03予 2024/03予
予想売上(億) 48.1   303.7 142.3
予想営業利益(億)/利益率 14.11/29.36% #VALUE! 50.2/16.53% 2.2/1.55%
長期平均営業利益率/年 30.06%/6年 -27%/0年 3.22%/17年 4.48%/17年
売上成長率(年複利/期間) 44.9%/6年 #VALUE! 3.4%/17年 -1%/17年
EPS成長率(年複利/期間) 43.9%/6年 #NUM! 13.7%/17年 -13%/17年
BPS成長率(年複利/期間) 78.3%/5年 #N/A 4.7%/16年 0.8%/16年
長期営業CF(億)/年 25.92/6年 -5.59/2年 195.8/17年 -5.59/17年
長期投資CF(億)/年 -7.04/6年 -0.32/2年 -289.85/17年 -120.02/17年
長期平均FCF(億/年)/年 3.15/6年 -2.96/2年 -5.53/17年 3.44/17年
PER 38.07 48.04 14.53 565.07
PBR 8.55 4.67 2.61 1.37
ROE 22.5% 9.7% 18.0% 0.2%
平均ROE/年 43.26%/6年 -103.36%/2年 1.27%/17年 2.48%/17年
ROA 21.3% #VALUE! 8.4% 0.1%
配当利回り(%) 1 0 3 1.65
配当性向 38.2% 0.0% 43.5% 933.3%
総資産(億) 45.99 #VALUE! 572.42 363.00
自己資本比率(%) 81.4 - 45.8 55.8
メモ あげあげあ わからない 軌道に乗った? 停滞蓄財できず

 今週は比較。2023/10/25に銘柄スカウター10年スクリーニングで5年売上利益成長20%以上かつ連続売上利益増加4期以上のもの(対象35銘柄)を市場統計推移記録表にかけ2020/3/13と2023/10/25比較でより低PERになってるもの(対象20銘柄)からきになったものをチョイスして比較します。順調に成長してるのに目先コロナマザーズ最安値時よりも低PERなものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2023年10月27日取得。セルソース。再生医療支援サービス会社。でバイオ。比較にバイオでPERがある(利益と予想利益がある)やつからチョイス。比較にソース作ってるブルドック。

セルソース(4880)

業績

バイオのイメージと離れる増収増益企業で普通にグロース。

会社HPにある決算説明資料とかみるにとても順調な印象で、だからバイオというよりは普通のグロースで創薬して伸るか反るかみたいなのとは違う世界。

 

 

ROEROAも高く、このへんも右肩でだから、赤字吐きながらおくすり研究して伸るか反るかとは違うんだって。という感じにバイオと言ってもこういうのもあるのねという事例。

なにをしてるかというと以下みたいです。

決算資料ではあまり事業内容詳しく書いてなさそうですね。

でも詳しく説明されてもその是非を判断するのは多くの人に難しそうで、そうですねで終わりそうなのでまあいんじゃないでしょうか。

あとはここの各ページでもみてくれれば。

事業内容|セルソース株式会社

とはいえ、決算資料でKPIはしっかり開示してくれてるので、基本はここらをみて、順調性を測る感じにやるしかないのではないかとは。すんごく詳しい人なら事業内容を把握しなにかの情報から変調を早めに察知するとかもできるやもですが。

たとえばこういうのだね。

それで今期3Qまででてるけど上記のように順調な範囲内であろうとは。

ただ下方。

「主力事業である加工受託サービスを中心に想定通りの成長を示して参りましたが、直近の第4四半期においては、記録的な猛暑日等の影響で、全国的に医療機関の来院件数が低下したことから、足元における加工受託件数については想定を下回る水準で推移しております。加えて前期に大幅増となったBtoBモデルによる化粧品販売について、前期と同程度の売上を想定しておりましたが、想定を下回り前期比反動減となることから、売上高は、期初の想定を約7%程度下回る見込み」

利益に関しては「合理的な水準で製造拠点の拡張を実現し、期初の想定を超えて前倒しで戦略的にコストを投下」もあり、減益をどうみるか。

そういう感じに絶好調からは外れてきてる面もありそうだけど、高成長(まだそうとみなせる水準だと思う)に高利益率のROA20%クラスの極めて優秀な企業であるようにはみえるところで、その優秀さを維持できるか?がポイントになりますかねえって感じ。

下方来てるど過去は計画は保守的。計画は成長鈍化も懸念されなくもないし、あるいはこれまでなかった下方もきて鈍化のタイミングとは見れなくもないですが、その辺をバリュエーションと相談しながら測る感じでしょうか。

 

財務

前期末で自己資本比率80%とか。総資産46億で資産右肩。流動40億の現金31億。手形6億。商品系2億程度。

有形固定1.6億でもうほか見る必要ないかなということで、高自己資本比率の現金多め。

負債8億。固定負債ないね。主な負債が未払い法人税4億です。

市場でも特に問題ない財務なやつですね。このへんから、知識やノウハウ売ってると言えそう。問題ない。

 

で、ここで気になったのでここで貼るけど従業員。

増えてるし一人あたりの数字も改善してるとなりそうですね。

 

 

CF

 

 

投資あまり要らない。営業CFでる。お金貯まる。

配当始めるようですね。配当性向いきなり比較的高め。まあこれでもお金溜まりそうだけど。ちなみに高バリュエーションなので配当利回り低いです。

ケイファーマ(4896)

業績

慶應義塾大学医学部発のベンチャー企業。中枢神経疾患領域に対して、iPS細胞を活用したiPS創薬と脊髄損傷等の神経損傷部位に移植する再生医療等製品の開発。神経幹細胞のバイオマーカーである遺伝子「musashi」を発見(世界で初めて、ヒト脳の中にも神経幹細胞が存在することを示す)。iPS創薬事業(病気の患者由来のiPS細胞から分化誘導した神経細胞を用いた表現型スクリーニングによる化合物・薬剤候補分子の効率的なin vitroスクリーニングを実施)、再生医療事業(他家iPS細胞から分化誘導した神経前駆細胞を移植することで損傷部位の治療を行う再生医療の研究開発)を展開。」

と、正しくバイオっぽい創薬バイオ。

業績は上場したてだだし意味ないからグラフ貼りません。

けど、前期赤から今期黒字化でEPSも出してるので、PERあるに引っかかって今回拾うことになりましたね。

上場したてで、銘柄スカウターに会社HPすらないけど、株探開示ページで、事業計画及び成長可能性に関する資料はみれますね。

製薬会社のひとが大学に行っておくすり開発すれば成功できるという信念オシですね。

 

だそうです。

資料見てても今期業績についてはあまり触れてなく、こんな感じでこんなおくすり作ってて、できればとても売れそうだよみたいなことはかいてあるが、今期の数字に関しては全然。

今期は黒字計画は、上半期で黒字だったのねとは、株探四半期実績で読み取れますが、3Qからは赤字見込みでいろいろと説明不足というか、今期が黒とか赤とかそして予想EPSとかだしてPERが算出できるか否かとかまるでどうでもいいというか今期の利益など枝葉末節感あり、おくすりができる否かが重要だ感ある。そしてその研究続けられるようにお金出してくれる誰かを見つけることがより大事だみたいに言われてる気がしました。資料見て。

と、いうわけでおおよそ、企業の状態とかバリュエーションみてどうのこうのという投資判断するたぐいじゃないっすね。創薬バイオは。

すごいメンツで11本のパイプライン(開発ネタとううか弾と考えていいのかな?)がいずれかであたるかどうかって話なのかなとは。

かもめとしてはわからないということがわかりました。

 

財務

上記資料で、最後の方にちょこっと財務諸表ありました。はじっこに置く扱いなんだね。

目先で総資産22億で現金22億。資産ほぼ現金。

負債で3.7億で現金相殺すると現金18億ってみるのがいいのでしょうか。

それで、2024年に12.5億支出予定みたいなので、再来年までにおくすりできて売れないと詰むというか増資あたり飛んできそうですね。

こういうのを財務いいといっていいかわからないけど、財務はいいですね。

 

CF

 

はったけどみてもしょうがない。

赤字吐きながら、お金減らして増資などおかわりを受け入れながら耐えて、優秀なメンバーがおくすり開発しておくすり売れるのをいのるゲームなんじゃないかと。

 

新日本科学(2395)

業績

医薬品開発の受託研究機関。

前臨床・臨床/CRO(製薬企業から前臨床試験・研究・分析受託、第1相試験〜第4相臨床試験/臨床薬理試験受託、新薬承認申請)の医薬品開発過程における総合受託サービス。臨床試験受託の大手、国内初のCRO。医薬品開発試験の全ステージを受託できる国内有数の企業グループ(前臨床試験受託実績は国内トップ、1957年日本初の医薬品開発の受託研究機関として鹿児島に誕生)。

ってことで、創薬したいところから、研究しろと言われて研究作業をやると、研究が成功しなくてもお金もらえるということですかね。

労働集約なやつになるのかな?と原価率など見ると以下。

意外とそうでもなさそうで、長期業績は以下。2018年以前は原価率高く、赤字も連発してたようですね。それで原価率が下がる形で2019年以降は黒字化。

ROEあたりもこの辺から20%程度以上の水準までつっこんでますね。

2019「米国前臨床事業及びSMO事業譲渡の影響」で前臨床事業で前期営業損失が黒字に転じてますね。

以降セグメント変えとかもあるんですが主力事業がグイグイ伸びて収益化してる感じですね。

前期決算資料などみてもその後順調感あり。受注も伸びて投資も加速みたいな感じには。

決算説明資料 アーカイブ - 株式会社 新日本科学

2Qはまだだけど、(この記事投下日が2Q予定)、1Q好調も期ズレもあるみたいで堅調くらいでしょうか。利益は上方きてますが。受注増えてるようですしたぶん堅調以上。

 

財務

前期末総資産572億。資産増減が結構激しい。

前期で流動239億有形固定189億でのれん等無形も増えてますね。

3つあるようです。

イナリサーチの買収

イナリサーチ、上場廃止し新日本科学グループの一員へ - OIKIAI Plus

 

非臨床事業の大型受注に対応できる体制構築を主目的として、2022年12月に鹿児島本店(2023年4月1日より鹿児島本社)の敷地内に新社屋・研究棟の建設に着手

 

アメリカでの海外事業を強化していく目的で、2022年9月からSNBL USA(米国ワシントン州エベレット市)が保有する敷地(約6万坪)の開発

 

というかんじでぐりぐり投資を活発化させてますね。

負債308億、有利子負債184億とかもあって負債の質もよくないですし、自己資本比率も高くはなく端的に財務悪いですね。とはいえ、これだけ動いて自己資本比率は落ちてもないので、問題ないというか、業績が悪化しなければ問題ないというか。

2021年から利益剰余金プラス。

 

CF

 

 

2018年以降営業CFが黒字化で、以後安定的な感じは。それでFCFは財務CFに回ってた感じが、2022、2023で一気に投資加速に2023は返すから借りるに回った感は。

あるいみ、もう大丈夫だねとアクセル踏んできてるようには。

還元は増配に来てますね。配当性向からはそんな高くもないけどCFからは投資をすすめてるのもふまえて結構配ってる感は。CF減るとかなるとわりとすぐきつくなるのは想定できますがどうみるか。

足週足月足の値動き判断

月足であげてさげ
週足であげてさげ
日足でさげかあるいはとまった感。
確認。

評価・売買判断

セルソース(4880)

テクニカル的には、上場2020年668から2021年末8160まであげて、以降は奈落みたいなもんで、目先1851まで落ちて、あげてさげですが上場よりは上ですし、1851以降日足レベルでは1851は割ってないので、一応長期上昇トレンドであるし、あるいは1851で反転するとコロナ安値742からは安値切り上げで上昇とはみれるのですけど、高値からはすごく落ちてますし、週足月足レベルではまだまだ奈落なので、わりとボラティリティというか乱高下とつきあう覚悟と資金管理で戦う案件ではないかとは。

1851で反転し、また上昇向かうといいですね。


ファンダ的には、医療機関からの受託サービスが主力のようだ。バイオ分類だけど創薬とかではなく、高度人材を雇って高度に専門的なお仕事をさせるという感じでしょうか。他に医療機器販売、化粧品販売も。正直事業内容わかってないですが、会社はしっかり主要KPIを出してくれてるので、それで状態を測るのが良いのではないかと思います。でてるKPIは順調なもので会社全体としては非常に高利益率高収益で市場でも傑出した優秀な企業とはなりそうです。成長性が鈍化の疑いは増収率減や下方などから読み取れるかもしれない。この辺をどうみるかはありますが、現状まで市場でも特に傑出した定量的優秀さをまだまだ示すところだとは。

財務とCFも同様。問題なんてない。

評価。

PER38のPBR8ほど。絶対的な評価は高い。2022以降随分株安が進んだけどPER200越えみたいなところまで行ったようで、超絶高評価帯から高評価帯に落ちてきた感じですね。下方とか成長鈍化などは許されない高評価帯だったからで株安は説明できますが、どの程度のバランスを見るかですかね。会社自体はまだ極めて優秀ですが、同時にまだ高評価です。成長鈍化が続くとまだ下はみれるとはなり、懸念?になってる成長鈍化が起こるか?に焦点があってきそうなところは。鈍化など起きず会社がいうように戦略的なコスト投下などは報われるなら妙味もあるとは。だからそこにすすんでるかどうかを状態とバリュエーションを踏まえながら測る感じで。

PER三桁くらいに評価される地力はあるって話にはなりますし、報われるなら結構大きいチャンスもあるかもしれません。一応言うけど向かわなかったら地獄です。

 

ケイファーマ(4896)

創薬らしい創薬バイオ。状態もくそもなく投資家は研究でお金を散らす会社のスポンサーになって、会社がおくすりを開発するのを祈るゲーム・・・と、開発できそうな雰囲気になったときに他の投資家に株を押し付けるゲームくらいではないか。

財務は現金ばかりでいいといえばいいけど、HPという意味だと。2年資金持たない気がするところで、増資とか飛んできそうですねという感想。

CFはかざり。

評価。

評価も飾り。だから企業状態と評価をみて投資判断とかいうやり方の外にあるもの。

最近聞いたけど、こういうのは株価がおちついて出来高が少ないときに買って待つみたいなやり方がいいみたいですね。それでもボラは激しそうですが。

あるいはおくすりが開発された姿がエスパーできてるという奇特な方は拾ってもいいかもですね。それもボラ激しそうですが。

 

新日本科学(2395)

研究案件を受注してお手伝い、不採算領域をうまく切ったみたいで、業績は過去から一変し業績はぐっと改善した感じであり目先も堅調以上の推移にはみえるところ。

それをみたのか目先返す方だった財務CFを借りたり、投資を加速させて買収や大型設備投資を決めたりとぐっと前のめりになってきてる感は。

結構財務もCFも余裕というか遊びがない感じになってきてますね。好調なら問題ないけど、つまずくとわりと大事になりそう・・とはみれるところでつまりリスク取って攻めてきてるというところはありそうですのでどうみるか。

評価。

PER15のPBR2.6ほど。2023まで盛り上がり、コロナから411とかから3225まで。今年はドローダウンに来てる印象だがコロナ以降でもPER10切りとかないわけじゃないけど、2022年前半程度のPERまではもどした感じで、攻めの姿勢を評価するなら拾って守るのも感。株価的には絶賛逆張りにはなりますね。

PBRでみても近い感ですかね。ちなみにコロナ以前だともっと低PBRですね。転ぶと大事になりそうなところはあります。会社と一緒にリスク取ることにはなりますが。取るのもありな人はいるのかな?とは思ったりします。

 

ブルドックソース(2804)

家庭用ソースの国内最大手ですが、2021年まで横ばいですね。

これはBPSも。伸びてるか伸びてないか微妙なBPS成長率 0.8%/16年で低ROEだしわりと典型的な停滞(して)蓄財できない企業のようには。

 

気になるのは2022に減収だね。「当連結会計年度の期首から「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2020年3月31日)等を適用しております。その結果、当連結会計年度における売上高は、従来の方法と比較して40億9千9百万円減少」で会計基準の変更のせい。

とすると停滞蓄財できずがずっと続いてるにはなるけど、2020年末に株価水準あがってるんですよね。理由は不明というかゲストは軽く流すので調べませんが、結局蓄財できないがROEも下がってるところあって普通の考え方だと投資妙味を見出すのは難しいのではないか。これから業績加速をエスパーしてらいいかもね。

あとは食品は底堅いので過去からの低い水準PBR0.7台くらいまでいけば拾うのもいいかもしれない。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

通常運転でございます。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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