大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(6031)サイジニア/東証GR/サービス/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

サイジニアとその他

株価

1105円(人々は、スタートにしくじり以後しくじり続けてるようで、よく見れば少し進んでいる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 6031 7694 4057 6149
企業名 サイジニア いつも インターファクトリー 小田原エンジニアリング
市場/業種 東証GR/サービス 東証GR/小売 東証GR/情報通信 東証ST/機械
時価総額(億) 70.66 54.39 24.75 156.88
株価 1105 930 600 2454
決算期 2024/06予 2024/03予 2024/05予 2023/12予
予想売上(億) 18.0 142.1 28.8 150.0
予想営業利益(億)/利益率 4.7/26.11% 4.09/2.88% 0.69/2.39% 16/10.67%
長期平均営業利益率/年 3.84%/10年 3.69%/5年 4.66%/6年 8.03%/16年
売上成長率(年複利/期間) 12.5%/10年 26.4%/5年 13.6%/6年 10.4%/16年
EPS成長率(年複利/期間) #NUM! 29.2%/5年 8.7%/6年 12.6%/16年
BPS成長率(年複利/期間) 20.1%/9年 185.2%/4年 58.6%/5年 4.9%/15年
長期営業CF(億)/年 -2.19/10年 9.89/5年 4.59/6年 9.89/16年
長期投資CF(億)/年 -2.74/10年 -18.47/5年 -9.88/6年 -38.47/16年
長期平均FCF(億/年)/年 -0.49/10年 -1.72/5年 -0.88/6年 3.25/16年
PER 21 21.72 55 11.92
PBR 7.14 2.42 2.37 0.92
ROE 34.0% 11.1% 4.3% 7.7%
平均ROE/年 -38.26%/10年 138.09%/5年 28.07%/6年 6.49%/16年
ROA 10.4% 3.8% 2.6% 4.9%
配当利回り(%) 0.68 0 0 1.63
配当性向 14.3% 0.0% 0.0% 19.4%
総資産(億) 25.95 65.98 17.04 240.15
自己資本比率(%) 30.6 33.3 65.4 59
メモ いちおうあげだが・・ あげあげ? あげあ あげ

 今週は比較。2023/10/12に銘柄スカウター10年スクリーニングで10年最高益更新かつ5年売上成長率20%のもの(対象49銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。普通に好調で成長しているもの。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2023年10月18日取得。サイジニア。ECサイト支援系ソフト。比較にECサイト支援っぽいもの。ゲストにサイ”ジニア”仲間の小田原エン”ジニア”リング。

サイジニア(6031)

業績

ビッグデータ解析&マーケティング支援会社。

「デクワス」が主力のようです。

ECサイト運営企業向けに購買の行動履歴からユーザーの趣味嗜好を解析、購買意欲を促進するレコメンデーション広告「デクワス.RECO」「デクワス.POD」、パーソナライズ・バナー広告「デクワス.AD」、店舗情報最適化サービス「デクワス・マイビジネス」等を提供。

サービス – deqwas

これとか特にAIIっぽくておもしろそう。独自アプリはないみたいだけど。

デクワス.CAMERA – deqwas

でも目先はZETAに主力が移ってきてるようですね。

これもECサイト支援系ソフト。たぶんSaaS

ZETA CXシリーズ

2023の中期計画資料とかみると完全にZETA推しになってる。

決算説明 – scigineer

結構強気な数値目標い出ています。できると営業利益率40%のROE30%とかがPER10切るものになるね。できるなら。

 

成長の根拠とかにデクワスなくなってます。

ZETA推し。解約率低いって。

業績は以下。

増収2022「当連結会計年度においては、株式交換によりZETA株式会社(以下
「ZETA」という)を連結子会社化したことで前年度と比べ業績が大きく伸長しました。特にCX改善サービスにおいてはZETAが連結の範囲に含まれることとなったことで業績が大きく伸び、当社グループの利益に大きく貢献しました。ZETAはECサイト内検索においてユーザーへの購買体験を高めるソリューション提供に強みを持ち、ECサイトへのソリューション提供後の契約継続率は95%と高いため、ストック型ビジネスとして安定的な収益が見込まれます。前連結会計年度まで当社とデクワス株式会社(以下「デクワス」という)の業績はフロー型ビジネスのため広告需要に左右される傾向がありましたが、当連結会計年度よりストック型ビジネスであるZETAが連結の範囲に含まれることとなったことで、利益を生み出せる力が強固になり」

ここでZETAを取り込み、広告支援というかマーケティングモデルからサイト内検索エンジンとかのモデルに転換を測った感は。

減収の2023「「CX改善サービス」(※)は前連結会計年度よ
連結子会社となったZETA株式会社(以下「ZETA」という。)の事業が好調に推移したため、1,520,406千円(前年同期比37.1%増)と大きく伸長しました。一方で「ネット広告サービス」は、今後適用が予定されているサードパーティCookie規制への不安やクライアントの広告戦略見直しによる影響により909,590千円(前年同期比37.6%減)と減少」と、うまく凋落気味のデクワスからZETAに乗り換えた感。

それで、デクワス捨ててますね。

「デクワス株式会社(以下「デクワス」という)は、2023年7月1日を効力発生日として、株式会社ジーニー(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:工藤 智昭、以下「ジーニー」という)に対して、デクワスのネット広告サービス事業(以下「本事業」という)を譲渡」

ということもあり今期は減収も、増益と言うながれですね。この見事?といっていいいいのか事業を乗り換えた感じをどうみるか。

1Qはまだ。サイジニアとしては減収も残ったZETAというかCX改善サービスでは+18%くらいの塩梅ですね。


BPSとかは以下みたいな流れで、この間統合とか事業譲渡もありあまり推移から傾向を読み取るとかいう感じでもなく。

事業をやり取りして一応目先は高成長?で高利益率で高ROEな事業が残ってそうな感じでもあり。

ということで、いろいろ仕切り直し。

今後はZETA次第。

 

財務

目先残った感じで、前期末総資産26億ほどで流動資産18億。現金11億売掛金6億。

有形固定資産0.3億。で顧客関連資産6億。その他不動産関連っぽいい敷金保証金などで0.8億とかでほぼ有形固定とかなくてソフト屋っぽい資産構成。

負債は18億ほど。社債やらの有利子負債で12億でほかは税関連とかもろもろ。

という感じで有利子負債多めのソフト屋。有利子負債返すとぐっとラクになりそうではあります。

で、2023に利益剰余金プラスになってるね。

 

CF

 


2021まで営業CFマイナス。デクワスは厳しい感じだった中で、2022以降はFCFが出る感じでZETA様々感あります。

で、2023に大きく財務CFマイナス。社債6億発行して自社株買い10億とかしてますね。

なんだこれって感じですがこれは「特定の株主からの自己株式取得」でソフトバンクから買ったようですね。ソフトバンクが株を売却するところをそれを買い取った形で、株主還元という色はあまりなさそうですので、還元熱心な会社というとさてどうでしょう。・・ですが利益剰余金プラスから配当してますしそこそこ熱心かもしれません。

 

いつも(7694)

業績

ECサイト支援。

以下みたいなことやってるそうな。

サービス | EC・D2C支援なら株式会社いつも

サービスラインナップでコンサルとかECサイトサイト構築とかSNS運用支援とか、わりと労働集約っぽいなと思って原価率などみると原価率高いですね。営業利益率も低め。

(IRBankから)

従業員もみてみる。増えてるけど一人あたりい利益は落ちてますね。

(IRBankから)

 

業績。成長はしてますね。人採ってますからね。そして利益率低下で一人あたりの利益も低下。現状営業赤字なし。

2023はBPS減減損出てますね。

それもあるのか今期は営業利益など持ち直す計画ですが。ではありますが、上場以後はそもそも言うほどROEとか高くないと言うか二桁出る程度。

1Qで増収増益。決算資料とかでてて丁寧な感じもあるし、成長はしてるのでどこかで利益もついてくるかもね。

 

 

財務

前期で総資産66億で流動55億で現金27億売掛9億はいいとして商品16億はなんでしょうと思ったけど「協業ブランドパートナーの取り扱いブランドの在庫積み増し」とか言ってるので協業会社の在庫リスク負ってそうですね。マイナスとみると在庫増えてるので成長と見るか。

有形固定はほぼないですね。固定資産10億でのれん3.8億とかいろいろ。負債43億で有利子負債25億とか。

有利負債<現金くらいですが自己資本比率は低めで財務はよくもないですね。

 

 

CF

 

2023営業CFマイナス。事業性からあまり営業CFマイナスは引っかかりますが、これは棚卸し資産増のせいであるところが大きそう。

FCFマイナスが続きます。これは投資のせいですが関係会社の株式の取得あたりが理由となりそうですが、現在は投資先行であまりCF出てませんね感は。

無配。

 

インターファクトリー(4057)

業績

ECプラットフォーム会社。豊富な標準機能とカスタマイズ対応によりあらゆるECサイト構築が可能なクラウド型コマースプラットフォーム「ebisumart」の提供、関連システム受託開発と運用保守サービス。

ソフト系とはなりそうでそして伸びてますが2022以降薄利にでてますね。ROEROAも低出てます。

一応原価率などみると原価率などは高くもなくソフト屋っぽさも。増収が続くとスケールメリットもでて利益率あがるかも感は。・・といいつつ逆に増収で減益ですが。

(IRBankから)

 

減益の2022「従来のクラウドシステムからより汎用性の高いクラウドシステムへの移行に伴う原価が想定以上に発生したこと、また、新規受注案件の大型化に伴いリードタイムが長期化したことにより注金額や開発部門の稼働時間が当初計画を下回り」

2023「受注状況の改善を図るべく、リード獲得のためのマーケティング活動に注力した結果、広告宣伝費や営業活動費用が当初計画より大きく増加」

と、成長してるけど、コストやらなんやらがかかる感じですね。・・ってところで今期1Qで減収で赤字ですね。「システム受託開発売上につきましては、昨年から落ち込んでいた受注に持ち直しの動きはみられるものの、当四半期中の売上回復には至らす」で保守は好調そうだけど受注開発が微妙な感じで。

と、定形ソフト屋というよりは受注開発系のシステム開発寄りっぽさはありますね。

そんな感じで以下。そんな感じで伸びてるけど利益はなんだかんだであまり出ないIPOあるあるの推移。

そんな感じで低ROEだよ。

 

 

財務

前期で総資産17億で流動8.8億で固定資産はソフト7億でだいたい説明つく感じ。

流動は現金3億契約資産4.5億その他。

負債5.8億有利負債とか比較的小さめ2.5億。

まあ問題のないソフト屋感ある。

 

CF

 

 

営業CFはだいたい出るけど、投資が無形固定資産というかソフトウェアに行く形でFCFマイナスが続いてますね。

上場時に増資したお金減ってる感じ。

 

 

日足週足月足の値動き判断

月足でさげてよこよこ。
週足であげてよこよこ
日足であげ
確認。

評価・売買判断

サイジニア(6031)

テクニカル的には、2015上場で8165までつけたりしましたがコロナ安値で283までおちて結構な上場ゴール?感も、コロナ安値以降はようやく上昇に転じた感で、週足レベルでは2021年に1670まであげて、また800台あたりで調整ののち目先は上昇に向かってる気配で、コロナ以降の反転が調整をこなしてまた上昇を試す展開にも。

目先の上昇が週足、月足の上昇に発展するか?目先913を切らずに1226とか1452とかを越えてくるとより上昇っぽくなってくるのでここを測る感じでしょうか。


ファンダ的には、デクワスが中心サービスだったけど、統合とか事業譲渡を経てだいたい大手ECサイト運営支援のZETAに事業を乗り換えた形。ZETAは目先は成長で高利益利で高ROEっぽい極めて筋の良い(おそらくSaaS系)ネットサービスとなりそうで、目先はだからそれに乗り換えいろいろ仕切り直しした感。中期計画の数字がでるならなかなか以上に妙味もありそうな数値目標はでてますね。とりあえずここが基準でしょうか。

財務はいろいろやって普通のネットソフト系会社のもの・・に結構な有利子負債。ただこれはソフトバンクにたいする自社株買いのせいもあり、目先営業CFも出る感じになってきてるので順調に推移するのが条件とはなりますがそんなに問題もなさそうな。

評価。

PER21のPBR7ほど。高評価。普通に高評価で特にPBRでみると市場でもかなり評価の高い水準とはなりそうですが、目先位の利益率やROE維持で成長が続くなら十分見れる水準で中期計画の数字がでるならやはりかなり見れる水準でつまり計画は達成しないだろうと織り込んでいる水準とはなりそうです。

なところですが、事業をとっかえて今仕切り直したようなもので、ある意味IPOしたてみたいなもので、ZETAが順調に成長敷いていくかは未知数であるし、成長鈍化とか低ROE化とかになると非常にしんどい展開になりそうでそのへんをどうみるかですかね。

 

いつも(7694)

ECサイト支援いろいろ。ソフト屋というよりは労働集約感あり原価率も高く人をとって増収してる感じで薄利で、わりと派遣会社の数字に近いような業績感は。

財務は有利負債なども多く財務はよくないですね。あとは商品多そうで、事業性からあまり商品持つ理由が見えないけど持ってて、そのせいで目先は営業FCマイナス。まあ必要なものかもしれませんが。

買収なども入り投資先行感でFCFもマイナス担ってる感じで無配。

なんか買収得意みたい。

「いつも.」M&Aを積極展開。200件のブランド取得へ|ECのミカタ

そんな感じですが現状伸びてはいいるけどいまいち利益が伸びてないし薄利な印象が強いですね。

評価。

PER22のPBR2.4。買収熱心で伸びてそうなEC領域で成長している会社ということで評価されるのも理解できなくもないけど、率直に評価高い気はいたします。事業特性としては労働集約で薄利な感じもありますし。ROEも10%前後になりそうでこのへんでも過剰評価ではないか。というか同じ程度のPERだしサイジニアのほうがいいのではないか。・・といいつつ減益とか踏まえるとより低PBRなこっちも選ぶ理由もないわけじゃないですがー

事業領域は伸びてそうなのでもっと低PBRなら・・とみるとPBR1.5くらいまではいったみたいですね。

 

 

インターファクトリー(4057)

総合EC方面にシステム開発に保守会社感。上場したものの薄利になる感じでいろいろコストが掛かり、目先はソフトウェアに投資する形でFCFマイナスで、現状成長するけどあまり利益出てない感じで、冴えないシステム開発会社みたいな印象をうけます。調子いいシステム開発会社は利益伸ばしながら成長しますしというかここは現状低ROEです。

評価。

PER55のPBR2.4ほど。現状は過剰評価だと言う他。上場前はもっと高ROEだったのでそこに戻る期待を織り込んでる感じでしょうか。現状会社も今期は戻るとしてませんね。なところですが、伸びているのでいつかは利益もでて高ROEにもどるかもしれませんし、そういう未来が見えてるなら。いやまあ1Q減収なんですが。

 

 

小田原エンジニアリング(6149)

 

世界トップの巻線機メーカーだって。

こういうの。

事業内容・特徴 - 株式会社小田原エンジニアリング

 

ニッチトップになりそうだし、長期に伸びてる感じではあるけど、減収もあるし赤字も2014にありますね。2012-2014とかはあるけど、おおよそ増収時に利益率増に減益時に利益率減る傾向ある製造業ムーブ。

長期にBPSくらいはのびてますね。複利で 4.9%/15年とかで、ROEもそんな高くないくらいで、ニッチトップはよく投資すればいいいじゃんとか言われますがそんなに抜けた業績でもないし、株価も2017年の高いところだとまだ損してるくらいは一つの事例。ただ長期に蓄財くらいは進むので成長はしてますが要するに停滞蓄財の類と見るのが正しいのではないかとは。

その中でPBR0.9はそんなに安くもないですね。下はPBR0.4程度もあり2015年以前はいってPBR0.9程度なところがあるのでさあどうでしょうね。といいつつ、目先は最高益とかで売上も出てて目下は業績最高潮で評価も進んでるとはなりそう。

好調な企業を買うのは全然間違いじゃないのでどう考えるかですね。目下も上方こなして好調ですし。増配もはいってますし。ただ増配は記念配当としててあんまり業績の安定性に自信をもってなさそうな気はしますね。現金溜まってるんですけどね。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

旅行中です。

それくらい。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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