大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(7442)中山福/東証ST/卸売/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

中山福とその他

株価

351円(人々は、逃げて逃げて遠くまできてやっと落ち着きを取り戻してきてる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 7442 9852 7110 3191
企業名 中山福 CBグループマネジメント クラシコ ジョイフル本田
市場/業種 東証ST/卸売 東証ST/卸売 東証GR/小売 東証PR/小売
時価総額(億) 70.95 95.27 102.96 1197.49
株価 351 3870 1397 1746
決算期 2024/03予 2024/03予 2024/07予 2024/06予
予想売上(億) 410.0 1429.0 68.4 1340.0
予想営業利益(億)/利益率 3.5/0.85% 23.6/1.65% 9.45/13.83% 103/7.69%
長期平均営業利益率/年 2.17%/17年 0.77%/17年 15.59%/4年 6.34%/11年
売上成長率(年複利/期間) 0.7%/17年 2.4%/17年 18.5%/4年 -2.5%/11年
EPS成長率(年複利/期間) -4.6%/17年 13%/17年 14.2%/4年 1.1%/11年
BPS成長率(年複利/期間) 3.3%/16年 6.9%/16年 53.5%/3年 -1.6%/10年
長期営業CF(億)/年 179.75/17年 81.05/17年 22.01/4年 81.05/11年
長期投資CF(億)/年 -65.81/17年 92.78/17年 -1.56/4年 -329.23/11年
長期平均FCF(億/年)/年 6.7/17年 10.23/17年 5.11/4年 66.94/11年
PER 16.53 5.06 16.21 14.5
PBR 0.31 0.37 2.41 0.95
ROE 1.9% 7.3% 14.9% 6.6%
平均ROE/年 5.81%/17年 9.35%/17年 31.27%/4年 5.97%/11年
ROA 1.3% 3.4% 12.6% 4.8%
配当利回り(%) 2.85 2.58 - 2.86
配当性向 47.1% 13.1% #VALUE! 41.5%
総資産(億) 313.86 479.78 50.20 1609.27
自己資本比率(%) 69.3 46.7 85.2 74.2
メモ 停滞蓄財が? 停滞蓄財 あげあ 衰退?

 今週は比較。2023/9/22のKABU+データでトリガー(専門用語)を満たしているもの(508銘柄)を9/28のKABU+データにかけ年初来高値圏10%内にあるもの(241銘柄)から、気になったものをチョイスして比較します。株高しているのに十分安いとできる(トリガー)位置にあるものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2023年10月05日取得。中山福。家庭用品卸。比較に同業っぽいCBとおしゃれ家庭用品クラシコム。ゲストに商品置いてくれそうなホームセンター代表ジョイフル本田

中山福(7442)

業績

家庭用品卸売の専門商社。フライパンとかのキッチン用具とかダイニングランドリー園芸など家庭っっぽいものいろいろ。

ここに並んでるものだけじゃないみたいけどこんな感じっぽい

ベストコ 公式ホームページ|Best Communication for life Bestco

 

業績は停滞という他。1999年からみて売上400-500億くらいでレンジしてる感じでその中で営業利益は赤字もなく純損失もないという感じで、同時に薄利で近年はかなりギリギリな感じ。この特徴はいかにも専門商社っぽい印象。

原価率見てみる?以下のようでやっぱり原価率高めの卸売。薄利だがそのぶんちょっとコストが改善すれば利益が数倍とかはありえそう。

ROEなどの推移。やはり、2017年以降くらいの利益率低下でROEも下がり、BPSも足踏みに入っており、現状維持でいっぱい感はありますね。

なので、数%でもコスト改善してROEあげられるか?がポイントになりそうというか、販管費2%改善できると景色が変わりそうですが・・

一応販管費率が上がってる2019「当社の主な販売先であるスーパーマーケットやホームセンター等は、ネット通販市場の一層の拡大や他業態の参入により価格競争が激化~競争環境の激化に伴い収益の確保が厳しくなる一方、人件費や運賃等の経費が増加するなど、依然厳しい運営を余儀なく」あたりでしょうか。

2020「当社の主な販売先であるスーパーマーケットやホームセンター等は、業種業態
の垣根を越えた販売競争が激化する等、依然として厳しい状況が続き」で厳しそうですが「収益性の高い商品の販売強化に努めたことにより、粗利率は改善しているものの、「家庭用品卸売事業」の売上高が減少したことに加え、「その他」インターネット通信販売事業の業績悪化」で収益性高い商品の拡販を進めようとして2021年は改善してたりするも、2023で「物価上昇による原価高騰に対応した販売価格への価格転嫁によって粗利率を前年同期水準に維持したものの、主に人件費や物流費が高止まりしたことにより」で、目先までなかなか事業環境厳しそうな印象。

1Qで減収赤字。まあ1Qだし。計画は強気よりかな。

 

財務

止まった資産増。2018年くらいまでは増える感じが以降は足踏みですね。

(IRBankから)

前期末総資産313億で流動資産200億は足踏み感でてます。商品53億は増えて手形類が85億で増収なく手形減って在庫増は若干警戒したくなりますね。現金57億。

有形固定66億は増える感じではないですね。その他投資有価証券37億程度横ばい。

負債96億は、現金有価証券で釣り合うくらいで財務はいいですね。卸と考えるとかなり良いとは言えます。手形32億に有利子負債37億が主で普通ですね。

総じて問題ない思いますが在庫が増えてるのをどうみるか。1Qでもうちょっと増えてますね。

 

CF

 

だいたい営業CFでて投資も少ないのでFCFも長期に普通にでて、近年は現金も積んでますね。

一方で減益で減配してますね。「配当性向35%以上をガイドライン」とはしてますね。

現金積んでるので配当は維持できそうですが配当性向なので維持してくれるかは不明感。

 

CBグループマネジメント(9852)

業績

日用品・化粧品販売グループ、(旧)中央物産

 

1999年からみると増収もあるけど、2017年あたりより目先売上出てないしこういうのは停滞ではないか。で、利益率は2%でることもなさそうで、赤字もでて結構ギリギリ。ですが、あまり大きな赤字もでないし・・

BPSで大きく減るようなこともなく、じわじわ伸びるのはいかにも専門商社感。

利益率とか低く赤字もあるけどBPS成長で6.9%/16年でわりと堅調だったりします。2010年辺りからみても5.19%/13年くらいありますね。

という感じで停滞蓄財感。

1Qでて横ばいに近く、通期も停滞って感じのものがでています。

 

財務

資産おおよそ横ばいでそのなかで長期に負債返して財務改善でBPS増って印象のBS推移。もう中身いいでしょってことでみません。

(IRBankから)

 

CF

 

2008年の投資CFが目立つけどこれは有形固定資産売ってるね。上記の高ROEとかもそれが理由となりそう。

以降は毎年じゃないけど、営業CFでてFCFも同様で堅調感。現金は全然持ってないですね。でもその分有価証券でもってそうです。前期で40億程度。

配当はあまりやる気ない配当性向。

クラシコム(7110)

業績

だいたい「北欧、暮らしの道具店」

北欧、暮らしの道具店

オシャレ感ある生活雑貨EC小売。

 

伸びてる。

利益率も高いと言うか生活雑貨カテ(17銘柄)でトップなところありますね。

それどころか小売で仕切っても(対象350銘柄)最上位層ですね。

という感じで2022年上場のイケてるおしゃれなEC店ですが、この優秀さを維持できるか?に焦点があるとは思いますが目先のQで減収減益でさてどうなのでしょうとなって感じでしょうか。

ROEなど。下がってるね。ただ上場したてだしあまり気にしないほうが良いと思うのというか、ROAあたり二桁は小売りとして相当優秀なのでこの辺で下げ止まれるか?みたいなところでしょうか。

7月決算で1Qまだ。このへんみてるとまだまだ順調そうにはみえるけど。

オリジナル商品(PB?)比率が高くなってるのも順調そうです。

あとこれもおしゃれそうな買収決めてますね。

「北欧、暮らしの道具店」運営のクラシコム、ファッションD2Cブランド「foufou」を子会社化し、ライフカルチャープラットフォームの拡大へ|株式会社クラシコムのプレスリリース

今期はこの辺の地固めとかもありコストかかるとしてそうで減益ですね。

 

財務

総資産で50億で流動48億で現金43億で、ソフト屋みたいなBS。いやネット小売なのでソフト屋みたいなものか。負債もまとめて7億とかで現状だいたい資産はお金。

 

CF

 

営業CFすでにでてて、投資も基本かからないのでFCFもでますね。現状現金積んでる。

還元は以下とするといってるね。

 

日足週足月足の値動き判断

月足でさげ
週足で下げから反転感
日足でもみあいからあげっぽい
確認。

評価・売買判断

中山福(7442)

テクニカル的には、2013年くらいまで600円くらいのものが2015年までに940年いくも以降はずるずるおちて2022年までに303とリーマン安値も割るところまで。以降は週足レベルでいくらか持ち直し376。株安し続けたのが今年に堅調くらいで、これが続くか?という視点でしょうか。2023安値319あたり基準になるでしょうか。あがって600から900台で目先も300から360くらいでじっさいかなり緩やかなボラティリティとなりそうで、あまり激しい値動きがしんどい人は意外にいいかもしれないし、同時に大化けは極めて期待しにくい方だとは思うけど。まあ600くらいもどるかもしれないけど。


ファンダ的には、停滞な家庭用品卸。成長感はないけど地味に稼ぐ形でBPSくらいは伸びてたのが、近年はなかなか渋い事業環境っぽく、利益は出るも配当出すのに手一杯と言うか減配も絡みBPSを維持するのにいっぱいというか執心というか。

一貫して利益出してFCFだせるのは安定性を感じますが、現状はなかなかしぶい。あと財務とかは良いですが在庫増えてるのが気になる。反撃の狼煙とみるか不良在庫増えたねとみるか。

評価。

PER17のPBR0.32ほど。低評価。現市場環境・・でもなくても底辺評価といえそうですが、蓄財も進められないほどの低ROEってことで残当って印象。なので、BPSくらいは伸ばせるところまでROE回復できるか?が焦点になりそうだし、それぐらいだとPBR0.7以上くらいはついてたみたいです。目先はそんな感じではなさそうですが、赤字はでてませんし、BPS減る感じでもない中で底辺級PBRなので、くるかもしれないいつかを待つはやれるひともいるかもしれません。食品寄りのカタログギフトとかもあったりで300株額面利回り5%以上あったりするので意外にのんびり待つのはいいかもしれません。改悪はあり得るかもしれませんが超低PBRだし。

 

CBグループマネジメント(9852)

堅調?な専門商社利益率低いし、成長なく赤字混じりも長期で財務改善が進む形でBPS増。BPS増ペースなどはなにげに悪い水準でもない。

財務改善してて、CFも出てそうだけど還元は渋め。現金はないけどそのぶん有価証券はもってるね。

総合的にはやはり停滞蓄財の商社って感じでそれに還元渋い感じであまりそれ以上でもそれ以下でも。

評価。

PER5のPBR0.37とか。低評価ですね。状態としてはBPSくらい増やせてるし中山福より状態は良さそうだし、BPS成長と配当で7%程度をPBR0.4以下はわりと破格に思えるけど、同時に成長もなくBPSだけ積んでる低還元のものでこの手のものは市場で極めて渋い評価される類で残当って気もしますが、去年くらいから株高進んでますね。還元期待なんですかね。還元強化などあるとまだまだ上もありそうな気がします。

ただPBR0.2以下にも置かれたこともあるようで基本ものすごく評価されにくいたぐいのものだと思いますがー、まあ株高してるので乗るのはいいかもですね。

 

 

クラシコム(7110)

おしゃれなネット小売。現状優秀というか市場全体でみて出てる数字的には頂点に近い小売で極めて優秀な可能性があるようには。

焦点はこの優秀性が維持されるかというか成長できるかですね。現状うまく言ってるように思えるけど、計画減益だったりでこの辺もあり株価なども結構ネガティブに来てるというか、とても皆様お好きなタイプの銘柄に思えるところで、振り回されるところはあるだろうなあとそのへん踏まえて。

評価。

PER16のPBR2.4ほど。目先の出てる優秀性、成長性が維持されるなら十分見れると感じる評価帯。なので結局優秀さと成長性を維持できるか。維持できないとすでにわりと高ROEで高PBRなので普通に大きく下にある案件だよなとは。増益じゃないと皆様納得しなさそうで、成長のためコストかけて赤字とか飛んでくるとみんなで死ぬやつです。だからそのへんも踏まえて。

 

ジョイフル本田(3191)

 

ホームセンターというほか。

減収してるが利益率増。利益は横ばい感。リストラと言うか店舗数も減ってると思うけど、過去の資料で店舗数確認できませんでしたとさ。目先のホームセンター店舗数は17のようです。たぶん不採算店舗を切ってる。でも有形固定みても増えてましたのでよくわかりませんが、減収しながらわりと利益は堅実に出してる感じです。

BPSは銘柄スカウターでは減ってますがIRBankでは3.41%/12年で増えてますね。

2017年に大きな自社株買い決めてますね。

 

[ジョイフル本田]自己株式30%強を570億円で取得 | 小売・流通業界で働く人の情報サイト_ダイヤモンド・チェーンストアオンライン

これは投資ファンドの持ち分を買い取った感じになり還元とはまた性格が違いそうですが、ここで借りて株式を買い取ったほうですね。以降はBPSも堅調にのびてそうです。ということもあり減収傾向をどう考えるかですが普通に堅調な停滞蓄財のホームセンターとはなりそうで、PBR0.9ほどはいかにもよくある程度の評価水準となりそうで優待合わせて額面で利回り4%あるので余裕がある人は単元とか持つのは別にいいんじゃないですかね感。そういうわけじゃないなら増収くらいはみたいですね。今期は増収する気みたいです。過去の計画は強気です。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

通常運転ですよ。

 

 

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用語解説(日記比較編)

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