投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。
比較銘柄
和井田製作所とその他
株価
1056円(人々は、上を目指そうとするもいつも弾かれてるので今度は足場を固めている。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 6158 | 6159 | 5471 | 7284 |
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企業名 | 和井田製作所 | ミクロン精密 | 大同特殊鋼 | 盟和産業 |
市場/業種 | 東証ST/機械 | 東証ST/機械 | 東証PR/鉄鋼 | 東証ST/輸送用機器 |
時価総額(億) | 74.22 | 125.76 | 2808.09 | 36.43 |
株価 | 1056 | 1632 | 6463 | 1040 |
決算期 | 2024/03予 | 2023/08予 | 2024/03予 | 2024/03予 |
予想売上(億) | 76.8 | 56.4 | 6000.0 | 224.0 |
予想営業利益(億)/利益率 | 9.72/12.65% | 4.87/8.63% | 470/7.83% | 3.6/1.61% |
長期平均営業利益率/年 | 11.7%/17年 | 13.89%/16年 | 5.27%/17年 | 1.07%/17年 |
売上成長率(年複利/期間) | -0.1%/17年 | -0.6%/16年 | 0.8%/17年 | 0.7%/17年 |
EPS成長率(年複利/期間) | -1.5%/17年 | -0.8%/16年 | 2.9%/17年 | 0%/17年 |
BPS成長率(年複利/期間) | 3.5%/16年 | 5.3%/15年 | 3.7%/16年 | -1.4%/16年 |
長期営業CF(億)/年 | 115.7/17年 | 131.9/16年 | 4991.55/17年 | 131.9/17年 |
長期投資CF(億)/年 | -35.97/17年 | -59.15/16年 | -4435.35/17年 | -189.51/17年 |
長期平均FCF(億/年)/年 | 4.69/17年 | 4.55/16年 | 32.72/17年 | -1.31/17年 |
PER | 9.96 | 22.81 | 8.61 | 22.75 |
PBR | 0.72 | 0.73 | 0.73 | 0.33 |
ROE | 7.2% | 3.2% | 8.5% | 1.5% |
平均ROE/年 | 6.93%/17年 | 6.86%/16年 | 5.79%/17年 | -0.68%/17年 |
ROA | 5.9% | 2.9% | 4.1% | 0.7% |
配当利回り(%) | 3.79 | 0.46 | 3.56 | 4.81 |
配当性向 | 37.7% | 10.5% | 30.6% | 109.4% |
総資産(億) | 116.98 | 147.28 | 7738.51 | 235.01 |
自己資本比率(%) | 80.6 | 89.8 | 47.6 | 47.1 |
メモ | いちおあげ | 停滞蓄財 | びあげ | 停滞蓄財できず |
今週は比較。2023/9/15にKABU+データ見て配当利回り3.5%以上かつPBR1以下かつ実績予想ROE7%以上のもの(対象122銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。今はやってるっぽい低PBRかつ高還元で質もある程度あるものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2023年09月19日取得。和井田製作所。特殊研削盤メーカー。比較に同業っぽいミクロン精密と削られる金属を作ってそうな大同特殊鋼。ゲストに”和”井田仲間の盟”和”産業。
和井田製作所(6158)
業績
こういうの。ごっつい削る機械。
切削加工と研削加工の違いとは?研削・切削・研磨の違いもご紹介 | 加工部品調達・マシナリー・計測サービスならエージェンシーアシスト
切削工具関連・金型関連業界向けを中心に、硬脆材料(超硬合金・セラミックス・CBN)研削に特化した特殊CNC研削盤を個別受注生産方式により製造・販売。
だって。ごっつい制作機械を受注生産。
シクリカルだよなあってみるとガチな方なシクリカル。
売上も利益も乱高下。それでおおよそ売上あがるときに利益率がよりあがり下がるときにより下がるシクリカル製造業のムーブしてますね。
赤字もちらちらですが、2014年以降は黒字が続いてますね。
2012年以降くらいからBPS取ると6.02%/11年。ROEは乱高下してる感。
総合シクリカルとなりますね。業績に振り回されてるのも理解して入るならありかもしれません。BPS増と配当で9%以上はあるとはなりますし。
前期。通期より超過で順調ではありますね。
ただいつ後退するかわからないのがシクリカルってことですが。その中で日工会(組合かなんかですかね?)の受注。ピーク過ぎて下落傾向。
当社。前年よりは伸びてそうではありますが、どうみるか。
1Qで増収。まだ堅調の範囲内にはなりそう。受注などの開示は会社としてはなし。組合?は後退局面。
財務
蓄財。自己資本比率80%まで来たね。シクリカルな業績を健全な財務で支える構造にはなってきてる。2013年以降赤字ないのはこのへんもあるのかも。財務ではリスクとってないにはなりますので。
(IRBankから)
前期総資産116億。有形固定資産は26億で目先は伸びてますが、2013-2021で後退してるので、それほど設備投資が必要なタイプではなさそうではあります。
流動85億で増える傾向。現金40億。手形類20億ってところで原材料とか仕掛品で22億とか仕掛け品は目先は高水準だね。1Qでも増えてる。
負債21億でまとめて現金以下ですね。手形5億とか意外は細かく退職金とかで負債の質は良さそうで、財務は総合かなり健全ですね。
CF
営業CFはマイナスもあり。2010年は不調で、2021、2023は好調でってなるのかな。好調だと棚卸資産や仕入債務でマイナスになったりしてます。
設備投資はそんなにしてないけど2023はわりと大きめに有形固定資産等を機械とか買ってますね。FCFは長らく出る感じですが目先は営業CFが細くなったり設備投資でFCFマイナス。
なので溜まってた現金が目先ぐっと落ちてますね。
で、ちょっと営業CFマージン高いですね。営業利益率とかROEの印象より高めにでてる印象でなにかしらの優位性があるのかも。まあシクリカルなのは変わらないですが。
配当乱高下。
あまり今の配当が維持されるか信用できないところはありますね。
ミクロン精密(6159)
業績
機械の違いがよくわからないので多分同業。
シクリカルです。業績乱高下。これも増収時により増益、減収時により減益の傾向は見て取れそう。でも赤字は結構すくなさおうで営業利益だと2010、2001くらいみたいですね。純損失はもうちょっとありますが。
で、BPS成長率とかも少し高めかなの 5.3%/15年。これは2011までの低迷期間も含んでいるので。
目先33Qで減収減益。4Qで利益集中するわかりにくいやつ。過去計画も当てにできるほどでもないかなと。
決算説明資料とかないし決算短信もあまり多弁じゃなくてあまり情報ないタイプっぽいですね。
財務
財務いいですね。そして蓄財。シクリカルな業績に健全な財務セットですね。
(IRBankから)
中身は比較だし詳しくはいいかあってところで有形固定推移だけ。
しばらく投資してないね。
CF
営業CFは安定的で設備投資は低めでだいたいFCF出てるかなあって感じ。近年は投資絞ってるので現金がどんどん積まれてるね。
還元はあまりやる気が感じられない。感じだったのが目先に自社株買いが入りだしてる。いうほど大きなものではないですが風向きが変わってきたようなところは。
っておもったけど自社株買い自体は結構してますね。総還元性向30%いかない程度で現金積んでるのでやっぱり還元はやる気のないほうではないか。
(銘柄スカウターから)
大同特殊鋼(5471)
業績
国内最大手の特殊鋼メーカー。だそうで以下みたいなの。(一部)
赤字こそあんまりないけど、2007年からくらいあんまり成長感もなくこれは業績横ばいではないか。リーマンあたりは赤字もありでシクリカルでもあるね。
目先はわりと好調っぽいです。
BPSくらいは積めてます。BPS成長率で 2.9%/17年とか。
これは株価貼りますか。年足。長期に伸びてないとはなり2010年くらいうからもおおよそ株価横ばいですね。その間は上記のようにBPSは伸びてるので、PBR下がってるはずで、それが今年は大きめの陽線ですね。まあ、また戻っってさらに低PBRになるかもだけど。・・という停滞蓄財ですかね。
今期は横ばいに近い業績。微妙に増収ですね。1Qは増収で減益「今期の業績予想に対しては、概ね計画通りに進捗」といってるのでやっぱり停滞じゃないですかね。
財務
資産増。自己資本比率くらいがわずかに伸びてるかな。
・・中身見ない。比較だし見ても判断かわらなさそうなので。
(IRBankから)
CF
営業CFはだいたいでますね。2022はマイナス。棚卸資産の影響。棚卸資産近年ぐっと増えてるね。
設備投資多め。それもあり長期平均FCFは32.72/17年で年32億ほどこれはPCFRすると90くらいになるし、配当は年間30億超えるので配当はけっこうギリギリとなりそうだしあまり増配の余力ないようには。というよりあまりCFの筋は良くないかなとは。
まあ現状でもBPS積めてるし配当利回りもそこそこあるわけではありますが。
日足週足月足の値動き判断
月足であげてもおちてよこよこ
週足であげてさげて反転?
日足でもみあい
確認。
評価・売買判断
和井田製作所(6158)
テクニカル的には、2018年に高値があり、2016年の405とかから2487まで。以降はコロナまでは1300円前後。コロナ以後は1000円前後でもみ合ってそれよりあげてもい落ちるという推移。ここ二年くらいは1000くらいでヨコヨコ感強いですが、安値は上げてきている感じでもあり上昇?とも見れる推移。
そうですね。2022年10月安値909とか目先990を見ながら1084とか1078を破る展開期待ですかね。ここら越えてくると週足レベルでは上昇という感じが強くなってきてます。そうなると月足で上昇っぽくなる1609とか1725を目指せるか?を測る感じでしょうか。
ファンダ的には、ごっつい研削機械。受注生産でシクリカル。売れるときは儲かるけど、減収のときは利益がグリグリ減る製造業ムーブ。業績はガチシクリカルな部類。
その中でわりと利益は出てて長期に財務改善でド健全な部類まで来てそう。
その中で目先は業績は堅調以上で投資も進んでそうです。業界?的には後退してそうな中、業績堅調で仕掛品など仕事も増えてそうで設備投資もすすめて好調そうではあるけどどうみるか。後退すると早そうですし、減配も容赦なくやってきそうですし。どうみるか。良くも悪くも振り回されとしてみるのが正しいのでは中。財務は健全なので業績後退で危機とかは現状見えにくい。株価が危機にならないなんて全く言ってない。
評価。
PER10のPBR0.7。ほどほどの評価。順調な製造業としてPBR0.7ほどは見れる評価だと思う。配当性向も低くない中で配当利回りも高めでそのへんも悪くない。ただやっぱりいつ悪くなるか分からなくなる面はありますね。
財務はよくBPSなどが大きく減るのも考えにくいところがあるのでPBRでみれるのではないか。2009年から見て下はPBR0.5ちょいしたで上はPBR2くらいはあるくらいみたいなので和井田製作所としては比較的低PBRとはとはいえて、好調な割にはまだ低PBRとはみれますがー。だからシクリカルでいつ後退するか分からないという。し、振り回されるときは来そうで振り回される覚悟を決めてじゃないですかね。
振り回されても・・って思えるならBPSは普通に伸びてるので案外長く持って悪い結果にはならないかもとは。
ミクロン精密(6159)
和井田と同業っぽいごっつい研削機械。健全な財務にシクリカルな業績が乗っかるタイプ。大筋の見方は和井田と似た視点でいいのでは。
その中で、ここは投資は過去に済ませ近年の設備投資は低調。還元も渋いので現金どんどんためてますね。渋い印象はうけますが2020年以降株高なんですよね。ちょっと意外。
評価。
PEER22のPBR0.7。堅調?な製造業とするならPBR0.7もそんなもんか感ありますが、溜め込み過ぎでROE低下っぽい感じとみるとちょい高いのではないかとは。PERも低ROEで高く出てるし。
ではあるけど。時価総額120億ほどのものが財務健全で62億とか現金もってるのでこれが還元大盤振る舞いとかされると景色一変は。それ期待なのでしょうか。
それら置いといて、過去からPBR0.4-1.2って感じでミクロンとしては上も下もあるくらいのPBR。還元大盤振る舞いを見込まないなら他にいいのありそうですけどね。
大同特殊鋼(5471)
国内最大手の特殊鋼メーカー。長期に業績横ばい感はあるけどBPSくらいは伸ばせてる。端的には停滞蓄財。目先も堅調には見える。財務は蓄財は進むしわずかに質も良くなってようには。一方投資が必要でFCFは弱く配当をだすのでいっぱい感はあり。
評価。
PER8のPBR0.7。いろいろこんなもんという気がするくらいのバリュエーション。大同特殊鋼としてもPBRでみて上も下もって感じ。・・・なんですが長期に株価もみあいでその期間BPSは増えてたので、超長期の歴史的PBRでみると目先は低めっちゃあ低め。PBR0.7がらしいってのは、近年のこの手の製造業としては・・って話であって、過去はもっと高PBRであり、今年あたりの株高は過去の水準に戻していくムーブやもしれないので。そういう視点なら入るのも。もっともそういうシナリオなら他にも同様のシナリオをえがくものがたくさんありそうで、なぜここか?ってのが弱い気はしたりしますが。
盟和産業(7284)
独立系の自動車内装部品(樹脂加工)メーカー。トヨタとホンダと取引してるみたいだね。
長期に業績横ばいで、おちるときおちるし利益率もだいたい2%いかない程度で、率直な感想をいえば・・下請け。下請けの悲哀を感じる業績推移。たぶんトヨタとホンダにいじめられている。
その結果かはしらないけどROEなども5%もほとんどいかなく3%以下が定位置赤字もちら、結果でBPSで-1.4%/16年で蓄財もできてない図。たぶんトヨタとホンダがわるい。
その他自己資本比率とか有利子負債比率とか維持っぽい感じについでに現金も維持っぽいので、現状を維持しながら配当を配るマシーンですね。
大きめの赤字の2021はさすがに減配しましたがそれ以外はなんとか出せてるって感じですね。トヨタやホンダに安く使われながら自身の蓄財とかがまるでできないけどなんとかだせてる配当で配当利回り4.8%ほどでいちおう高配当利回りの部類。PBR0.3前後の低評価だからこその高配当利回りですが、4.8%でいいとかでいいならあるいは。今年はそれでも株高してるようなので、これでも意外に。株高すると配当利回り下がりますが。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
今日もコメ忘れた。それぐらい。
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