大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(2415)ヒューマンホールディングス/東証ST/サービス/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

ヒューマンホールディングスとその他

株価

1083円(人々は、夢見て破れたが、足元を固めまた歩みを進め始めている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 2415 7043 7353 7975
企業名 ヒューマンホールディングス アルー KIYOラーニング リヒトラブ
市場/業種 東証ST/サービス 東証GR/サービス 東証GR/サービス 東証ST/その他製品
時価総額(億) 118.99 25.75 70.88 37.74
株価 1083 1008 1042 989
決算期 2024/03予 2023/12予 2023/12予 2024/02予
予想売上(億) 970.5 32.8 37.1 90.0
予想営業利益(億)/利益率 26.97/2.78% 2.7/8.24% 1.02/2.75% 2.5/2.78%
長期平均営業利益率/年 2.42%/17年 6.03%/7年 -1.02%/5年 3.07%/16年
売上成長率(年複利/期間) 2.3%/17年 9%/7年 43.5%/5年 -0.7%/16年
EPS成長率(年複利/期間) 2.3%/17年 20.6%/7年 #NUM! 15.1%/16年
BPS成長率(年複利/期間) 4.8%/16年 23.5%/6年 44.6%/4年 1%/15年
長期営業CF(億)/年 261.33/17年 4.68/7年 14.13/5年 4.68/16年
長期投資CF(億)/年 -177.42/17年 -2.81/7年 -4.7/5年 -46.43/16年
長期平均FCF(億/年)/年 4.94/17年 0.27/7年 1.89/5年 2/16年
PER 7.67 14.7 88.46 15.26
PBR 0.8 2.06 8.46 0.33
ROE 10.4% 14.0% 9.6% 2.2%
平均ROE/年 9.79%/17年 12.94%/7年 34.1%/5年 1.9%/16年
ROA 3.2% 9.4% 2.3% 1.7%
配当利回り(%) 3.92 0.69 0 2.53
配当性向 30.1% 10.2% 0.0% 38.6%
総資産(億) 486.94 18.55 34.06 127.32
自己資本比率(%) 30.2 64.9 28.3 80.3
メモ びあげ あげ 成長も薄利 停滞蓄財微妙

 今週は比較。2023/9/15にKABU+データ見て配当利回り3.5%以上かつPBR1以下かつ実績予想ROE7%以上のもの(対象122銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。今はやってるっぽい低PBRかつ高還元で質もある程度あるものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2023年09月15日取得。ヒューマンホールディングス。人材サービス、社員教育と銘柄スカウターでカテゴライズ。比較に同業っぽい。ゲストにヒューマンはヒトなのでヒト仲間リ”ヒト”ラブ。

ヒューマンホールディングス(2415)

業績

 

教育・人材ビジネスグループ。

セグメント。

・人材関連(人材派遣、人材紹介、業務受託、転職求人情報サービス/インターネット、情報サービス、システム開発
・教育(社会人教育、全日制教育、児童教育、国際人教育、翻訳・研修、保育)
・介護(デイサービス、居宅介護、訪問介護グループホーム、小規模多機能型居宅介護、介護付き有料老人ホーム)
・美容(ネイルサロン「ダッシングディバ」運営)、スポーツ(プロバスケットボールチーム、プロeスポーツチーム運営)、IT(Webサイト制作、システム開発

だそうです。

 

人材関連とか教育とかの事業性はありますが、多くは人を雇って労働集約的な事業性にはおもえるところで、原価率高めで基本薄利。

(IRBankから)

おおよそ従業員も増できたけど近年は増えが微妙。おおよそ一人あたりの推移も労働集約っぽい。

(IRBankから)

 

そういう感じで、人を雇いながら成長っぽい推移。

2008.2009は赤字ですが以降は堅調ですね。

ROEなど。薄利も意外にROEは高めでだいたい二桁維持でBPS成長も 4.8%/16年・・は、マイナスもありとなりますが、2010年から取ると10.49%/13年で悪くない水準で右肩ですね。同時にROAは3.2%と低め。要するに財務レバレッジROEを稼ぐタイプで、悪く出ると2008-2009とBPS減るとかなるけど、以降は薄利ながら堅調にきてると。本質的にはバランスが崩れることにビクビクしながら持ち続ける感じでしょうか。それでずっとバランスは崩れてないですけど。

1Qも増収で堅調くらいでしょうか。「教育を中心としたビジネスモデルの強化」とはいってますが「教育事業の売上高は前年同期比4.0%増の6,377百万円となりましたが、人材獲得費用の増加や、全日制教育事業における運営費用の増加により105百万円の営業損失」と微妙な感じですね。まあ1Qですし通期なら利益だいたいでてます。つまり過去の延長線上にはなりそうですが、教育関連の四半期赤字は2018年以降ではじめてっぽくわりと苦戦かも。

(銘柄スカウターから)

 

 

財務

資産増。自己資本比率は低いも改善は見られますね。

(IRBankから)

前期末総資産486億で流動404億で現金270億で資産半分以上現金。有形固定30億も少ないし増えてなくこの辺も労働集約的。その他主なものは売掛109億とか。

負債は339億で有利子負債112億は現金以下だし、主な負債は未払金契約負債で170億とかで、財務悪いようで手形類で負債が増える構造でそこまで内容は悪くないと。有利子負債は一気に返そうと思えば返せますし。

 

CF

 

 

現金積んでる。設備投資も少ないレベルでだいたいFCFも出てます。

ただ2008-2009あたりは営業CF、FCFマイナス。このへんは業績で渋いときで、業績がストレートにCFに出そうなところはあります。

それでながらく堅調で現金も積んでるので自己資本比率とか見た目よりは状態いいですね。

還元は、利益並って感じですが前期自社株回が大きく。とはいえ還元性向で50%ほどで現金も増えてますけど。配当性向は低めですね。

「績に応じた配当を実施することとして、連結配当性向20%を目安としております。」そうですが、5月に30%にあげるとしてますね。

 

今期目先自社株買いの発表が入りましたね。5億ほどみたいで前期と同等。時価総額比で4%ほどで、配当合わすと8%近くにはなりそうです。

 

 

アルー(7043)

業績

社会人向け人材育成支援会社。

研修とかeラーニングとかしているみたい。

以下業績。2020とか後退はいかにもコロナっぽい推移。短信見ると教室型研修とか厳しい推移で一方でeラーニングが伸びたりでそれっぽい推移。

そういう感じですが、一応業績自体は伸びてて、利益も2020は出てますね。

原価率は低めであまり労働集約感ない印象は受けます。2021年以降原価安ですね。eラーニング増えてるのかな?とおもったけど、あまりそうではないですね。

テレワークとかでコスト減とかっぽいですがよくわかりません。

従業員。あまり明確なトレンドが読み取りにくいかなとは。

(IRBankから)

 

ROEなどなにげに高め。コロナ赤字ですがこのへんは結構優秀かもしれません。

毎年増益とかはしんどいかもだけど、労働集約でもなくこのまま成長するとなかなか良い展開になるかも感は。

2Qでわりと順調で増収。減益だけど売上総利益とかも伸びてそうだし。

比較もありこの程度。

 

財務

一応資産伸びてたりだけど、自己資本比率とかが乱高下で利益剰余金も大きく減ったりで、あまり傾向がないというかまだ成熟してないとは言えるかもしれません。

(IRBankから)

これは財務面もそうだし、業績面もですね。現状優秀っぽいけどこなれてなくていろいろどう転ぶかわからない段階・・とは。

その中で前期末総資産18億で流動16億の現金11億の売掛5億でかなり流動より。

負債まとめて6億で余裕で現金以下。有利子負債が4億くらいで負債の質はそんなに良くないけど現金の方が多いし。

と、資産内容及び原価率とかがわりとソフト屋みたいな印象を受けますね。

 

CF

 

2020年は営業CFマイナス。も、ほかはプラスで設備投資も少ないのでCFは出そうというか筋は良さそう。

 

KIYOラーニング(7353)

業績

クラウド教育サービス会社。

オンライン資格対策講座「STUDYing(スタディング)」(ビジネス・経営 、法律・労務、会計・金融、不動産・建築、IT、医療、語学、公務員)

資格合格パートナー「スタディング」|オンライン通信講座で難関資格対策

オンラインの資格講座ですね。

 

業績は伸びている。

 

低い原価率でさらに下がるムーブ。に販管費グリグリで薄利とか赤字は、伸びるソフト屋というかクラウド屋というムーブですね。

売上取ると低原価率になりクソ儲かるので販管費切って成長取りに行ってるタイプ。

(IRBankから)

 

薄利や赤字で売上取りに行ってるので。このへんの数字はまだ機能していません。

目先1Qで売上+36%とかで伸びてますね。とはなる。現状順調じゃないかな。

現状いい感じには見えるけど、講習タイプでユーザー卒業しちゃいそうなのは。チャーンレートとかも出してないですね。まあ現状は会員数伸びてるので順調ですね。



財務

利益剰余金マイナス。赤字吐きながらですし。

(IRBankから)

前期末総資産34億で流動30億で現金28億。で資産だいたい現金。

負債は24億で自己資本比率も低いのですが、前受金が15億とかで多くがサービスで返すもので負債の質はいいですね。というより負債まとめて現金以下ですし。

と、BS的にはうまくいってるソフト屋。

 

 

CF

 

営業CFでてますね。投資もしてFCFもでてますね。でも財務でお金も調達してますね。も、ありどんどんお金積んでる。調達する必要ないのでは?とは思うけど調達してる。

無配。

 

 

日足週足月足の値動き判断

月足であげてさがてあげっぽい
週足で調整からあげ感
日足であげ
確認。

評価・売買判断

ヒューマンホールディングス(2415)

テクニカル的には、2019までくらいに株高し。コロナまでに株安以降は株高っぽい推移。よくあるパターンといえばあるパターン。

コロナ以降は上昇は上昇。コロナ安値578から2021年末に1198。以降は900前後で調整してた感が2023年に入り、上を目指してきて1095まで。1198越えを目指す展開ですがやはりここを越えられるかじゃないですかね。下は目先日足安値972とかが基準じゃないでしょうか。目先目先で1095を試す感じでまずはここって感じですかね。


ファンダ的には、教育サービスなどとしてるし、銘柄スカウターでも教育にカテゴライズされてるが業績は、人材系が占めるところは大きいし介護なども踏まえて、人を雇って仕事をさせる労働集約事業の文脈でみていいのではないか。

その意味で薄利さは感じるけど長期に堅調。財務レバレッジかかる形もわりと高ROEBPS成長率なども悪くない水準。ただし、業績が悪く出るとすぐ赤字になるようなバランスかもしれない。とりあえず目先は堅調の範囲内か。教育の1Q赤字をどうみるか。

自己資本比率は低いも意外に内容は悪くなく、現金が多く占めるし有利子負債は返そうと思えば返せる程度でかつ長期に現金を積んできていて、ちょっと業績悪くなったくらいでは問題にならない程度の体力はありそう。株価に問題が起きないとは言ってません。

CFも長らく堅調。ただし業績悪いときは順当に赤。その中で近年還元強化に来てる印象。自社株買いが入るようになり、配当性向も引き上げの計画。

評価。

PER8のPBR0.8。業績冴える感じでもないもあり、やっぱり環境に影響受けやすいいつ赤字になるか見えないところもある人材系もあり、安いとするのもどうかとは思うけど、ヒューマンとしてはPER8程度は低めな方とはなるし、PBRからみても、なにげに還元強化するPBR1以下で教育は気になるも、意外に意外に素地は悪くないようには。

環境悪化で業績悪化はありえそうだし怖いところだけど、現状そこまでの悪化とも読み取りにくく選べないこともない感は。

 

アルー(7043)

社員教育屋。コロナとかでやられるも、売上はの場してきてるし、ROEなどもなかなか高い水準で優秀な雰囲気はしますが、まだ規模も小さくこなれてない感じでどう転ぶかわからない感じがいたします。

財務とかCFとかもみてもソフト屋寄りっぽく感じられ伸びるならなかか楽しそうとは。

評価。

PER15のPBR2。一定の評価というか期待はされてるなとは。とはいえアルーとしてもPER低い方にはなってきて、このまま順調に伸びると報われるときもありそうだとは感じます。伸びるかどうかはしらない。目先はの堅調の範囲内のようには。あとは比較だし詳しくはしらない。でも可能性自体はあるようには。

 

 

KIYOラーニング(7353)

クラウドのeラーニング。現状伸びてて目先まで順調・・というか赤字薄利切って成長取りに来てる類。卒業しちゃうのでストック性でどうか?とは思うけど現状会員も伸びて順調。財務も前受金で財務悪くなってるやつで、現金豊富で問題ない。CFもいすでに営業CFもFCFもプラス。財務で調達してるけど要るのか感もある。買収でもするつもりかもしれない。

非常に原価率低いので販管費抑えたら高利益率高収益のキラキラグロースになるかもしれないところは。なので販管費切ってものびるか?が視点でしょうか。

評価。

PER90のPBR8.5。極めて高評価。販管費切ってボロ儲けしながら成長するなんてところまでいけるかどうかではないかと思いますがどうでしょう。

仮に例えば売上40億営業利益率20%とかまで行けるなら純利益4.8億なので、これはPER15レベルなのでそこまで行けば営業利益率20%高成長なものがPER15は普通に安い感じなのでとりあえずそれぐらい行くと見れば妙味あるとは思えますがたとえば。

これは楽観的な見方ですが、目先は株高来てるので成長続くなら見せ場もありそうだとは。成長鈍化とかすると死にそうだけど。そうでなくても非常にボラでそう。

 

 

リヒトラブ(7975)

文具・事務用品メーカー。

こういうの。入れ物系が多いですね。

 

いかにもな成熟産業なイメージですが、ここも業績長期横ばいで、薄利なところがあり、赤字もちらちら。BPS成長とると1%/15年で平均ROEとると1.9%/16年で、端的に業績横ばいの蓄財もままならぬ低ROE企業と見る他。

 

そういうのがPBR03.3ほどで、冴えない会社が冴えない評価されてますねとみなすほか。

まあそれでも今年は買われているというか評価を戻しているところはありますし、なにげに財務は改善して有利子負債は地味に返し良化は良化。

まだPBRで低い方になり過去にはPBR0.4台以上とかもあるのでまあこれでもありかもしれませんね。どこかで逃げないとまた株安しようであるけど。過去と同じようにね。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

つうじょううんてん。夜は涼しい日も増えてきて秋を意識するようになりました。

 

 

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用語解説(日記比較編)

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