大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

MENU

(7370)Enjin/東証GR/サービス/(比)

スポンサーリンク
f:id:kamomenotoushi:20180623013918j:plain

投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

Enjinとその他

株価

1233円(人々は、奈落に転がり落ちている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 7370 5127 7681 7012
企業名 Enjin グッピー レオクラン 川崎重工業
市場/業種 東証GR/サービス 東証GR/情報通信 東証ST/卸売 東証PR/輸送用機器
時価総額(億) 89.44 93.11 52.94 6466.67
株価 1233 2563 2700 3851
決算期 2024/05予 2023/08予 2023/09予 2024/03予 I
予想売上(億) 32.0 23.6 250.0 19000.0
予想営業利益(億)/利益率 10.18/31.77% 6.03/25.61% 5.5/2.2% 700/3.68%
長期平均営業利益率/年 31.21%/5年 22.67%/3年 2.08%/6年 3.61%/17年
売上成長率(年複利/期間) 20.7%/5年 36%/3年 4.6%/6年 1.6%/17年
EPS成長率(年複利/期間) 49.5%/5年 76%/3年 6.8%/6年 2.7%/17年
BPS成長率(年複利/期間) 69%/4年 63.8%/2年 13.8%/5年 4.3%/16年
長期営業CF(億)/年 27.22/5年 9.83/3年 26.42/6年 9.83/17年
長期投資CF(億)/年 -3.84/5年 -1.49/3年 -1.9/6年 -11206.23/17年
長期平均FCF(億/年)/年 4.68/5年 2.78/3年 4.09/6年 5.35/17年
PER 13.11 21.17 14.71 13.72
PBR 2.15 4.6 0.96 1.1
ROE 16.4% 21.7% 6.5% 8.0%
平均ROE/年 43.54%/5年 65.4%/3年 9.92%/6年 6.79%/17年
ROA 13.5% 27.8% 2.7% 1.9%
配当利回り(%) 2.98 0 1.85 2.08
配当性向 39.1% 0.0% 27.2% 28.5%
総資産(億) 50.70 15.09 134.68 24577.25
自己資本比率(%) 82 55.1 40 23.4
メモ あげあげも・・? あげあげあ 停滞蓄財 停滞蓄財

 今週は比較。2023/8/31のKABU+データをみてROA10%以上かつ予想ROE15%以上のもの(対象269銘柄)で気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2023年09月05日取得。Enjin。PRサービス。医療系に強い感。比較に医療関連。ゲストにエンジンも作ってそうな川崎重工

Enjin(7370)

業績

一時期よく名前を聞いた感はありますが以下みたいなことをしてるようです。

 

いちおう各事業。A。

B。

C。

 

そのなかでB事業(上の真ん中)のものであるけど、医療関連はそんなに多くもなし。

ABCの割合。AがほとんどないようにみえますがこれはAは「AZWの買収により、ストラテジックPRサービス(A事業)が補完」でこれから始まるって話ですね。

Enjin、アズ・ワールドコムジャパンを子会社化へ|M&Aニュース|日本M&Aセンター

 

としましたが自分が広告業に疎いのも理由ですがそれぞれ正直良くわからないというかあまりピンとこない感じはあります。

 

そんなかんじですが、これまでグイグイ伸びてきたのが前期で成長率が落ちて営業利益率が落ちてきてて高成長からの踊り場感は。

ROE。これも前期で落ちましたね。

それでも利益率やROEなどの絶対水準は非常に高く相当な優秀な会社でまあイケてるグロースとしてもてはやされてきたのはそうだなって思いますが、それが目先、絶対的な水準はまだまだ優秀と言えますが、劣化も読み取れるところもありそうなところでどうでしょうか感。

 

会社は成長の踊り場といっています。

このへんを信じるかです人あたりは現状しっかり採ってる感じは。

 

 

その他もろもろ決算資料とかみると、いかにも今どきの優秀なグロースという印象は受けますが、だからこれまで見せていた高成長高収益が剥げていくとかなるとどうなるかですかね。

決算説明資料 | 株式会社Enjin(エンジン) | ブランディングPR

今期は1Qもまだ。

 

財務

前期総資産54億で流動45億で現金40億。有形固定1.5億。のれんとかもあるけど無形固定で1.3億程度。その他投資有価証券で4億ほど。負債まとめて13億で現金の三分の一。

財務くそいいですね。有利子負債もほぼないですね。

 

 

CF

 

 

営業CFはプラス。設備投資ほぼ要らないので普通にFCFでますね。買収とかないとCFは余裕ありそう。買収はするつもりっぽいですね。

還元は「総還元性向の目標値を当期純利益に対する30%」って言ってますね。

 

グッピーズ(5127)

業績

人材サービス会社。医療・介護・福祉業界に特化した人材サービス事業(求人サイト「GUPPY」、中途転職者、新卒学生)、スマートフォンを活用したヘルスケア事業(健康管理スマホアプリ)を展開。

セグメント。だいたい人材サービス。

(銘柄スカウターから)

 

上場最近であまり業績データなし。ただその範囲では非常に優秀。高成長で高利益率でついでに高ROEですね。と、わかりやすく優秀で人材関連でこのようないきのいいグロースはわりと散見されると。

なんですが、この優秀さをどれだけ維持できるかが焦点となりそう。

 

ROE高めで現状右肩。

 

求人サイトは閲覧課金とかいうシステムのようです。

閲覧課金。求人者が課金するとたくさん表示してくれる。この閲覧課金が強みだそうです。

その他決算説明でも。

決算説明資料 | 株式会社グッピーズ

目先3Qで好調なようです。ヘルスケアも黒字化近づいているようにも。

目先までいろいろ順調感はあります。

その他歯科関連サービスなども参入するとか。

 

 

財務

有利子負債なくなったみたい。

(IRBankから)

中身見なくていいとおもったのでみません。

 

CF

 

投資とかも必要なさそうで営業CFでるので普通にFCFも。

基本的にHPによるマッチングで軌道に乗るとよく見る感じのCF。

 

レオクラン(7681)

業績

医療機器専門商社。コンサルティングとか、遠隔画像診断サービスとか付加価値大きそうなものも入ってはいますがーセグメント。出てる数字は卸のものだし、遠隔画像は規模が小さい。

(銘柄スカウターから)

出てる数字は卸っぽく低利益率。

 

原価率高いのも卸っぽい。

 

その中でROE二桁に届かない程度でこの辺も卸っぽい。BPS成長率は 13.8%/5年とかめっぽう高いけどこれは上場の変化など入ってそう。直近はもうちょっと低めでROE近辺ぽさは。

停滞蓄財と見てたらそれっぽく思えますね。

3Qで、減収。「営業活動は変わらず旺盛で、概ね計画通りに推移したものの、20億
円以上の案件の計上はなく、前年同期比では大幅な減収」ということで、わりと業績上下しそうというか実際してますね。減収でも利益維持が卸っぽいですが。

 

 

財務

資産増。有利子負債もなくなったとなりそう。

(IRBankから)

問題なさそう。中身も見ない。

 

CF

 

営業CFは年に上下あり。設備投資は少なめ。いろいろ卸っぽい。

長期平均FCFは4.09/6年でFCFでるくらい。堅調じゃないかな。

 

日足週足月足の値動き判断

月足であげて奈落。
週足でさげ
日足でおちて調整からあげ?
確認。

評価・売買判断

Enjin(7370)

テクニカル的には、2021上場で2150から5220までつけるも以降は落ち続けて上場水準も突き抜けて、奈落に落ちた感。普通に上場ゴール案件になってはいますね。

週足以上は見るも無惨ですが日足では落ちて、もみ合ってちょっと株高に向いてきてるので、日足レベルで反転感。これが週足、月足に発展するか。

いろいろ1054でしょうか。ここを切らなければ。ここを切ると奈落続行。

 


ファンダ的には、広告?PR会社。正直事業性はピンとこないというかイメージが掴めず正直よくわからないですが、現状まで出てる数字は、市場でも相当な高成長率かつ高収益で極めて優秀な部類・・だったのですが、目先は成長鈍化に利益率やROEの低下が見られ、まだまだ絶対的には優秀と言えるけど、劣化も見られる業績をだしてきてるのをどうみるか。

会社としては成長の踊り場といってますし、採用などは進んでるようですね。このへんの会社の言い分を信じるか。M&Aなければ2028年営業利益1758が提示されておりこれは、目先の営業利益実績1313からは、6.01%/5年くらいの複利伸び率で(M&A入れると15.54%/5年)で、高成長と見れない水準になってるようにもというところでどうか。

CFとか財務は非常に優秀。CFは設備投資も要らないかんじでもありFCFも豊富そうで買収資金とかも捻出はできそうだなと。借り入れもできるでしょうと。

評価。

PER13のPBR2.1とか。一時期PER60とかもついたようですがそこから随分落ちましたねと。劣化の懸念はあるのですが、実績で伸びていて高ROEで高利益率なものとするとさすがにPER13は高くは感じません。会社提示の利益成長年6%くらいでもCF豊富財務健全で高利益率とかならもうちょっと高PERに評価されるのも不自然はないとは。配当でももう無理ない十分内部留保に現金向けられる水準で配当利回り3%近くでもう高配当利回りまで片足突っ込んでるくらいに売り込まれとはみれるので、好みの人もいるのではないかとは。

・・・というのは、高利益率や成長を維持の前提でこの辺まで劣化してくると現状でもきびしいというかPBR2は普通に高PBRですし。会社の言う踊り場を信じるかでしょうか。あとは踊り場今期は減収減益を案内されてるので、このへんで現状ぐいぐい買われるとかになるのは想像しにくいですかね。

 

グッピーズ(5127)

医療系求人サービスで、歯科関連に強いニッチ系人材サービス。現状高成長高収益高利益率で順調極まりない。CFも軌道に乗った求人マッチングするHPのそれで、普通に順調。ということで現状普通に優良企業。

・・というかんじですがつまりは焦点はこの優秀さを維持して成長できるか?であるとは、とりあえずそっち方向に向かってる感じですが、上場したてでもありどう転ぶかは正直わかりませんね。

評価。

PER22のPBR4.6。高評価。PERとしては過剰感もそうないけどPBRでは普通に高PBRで現状の優秀さ(高ROEとか高成長)を維持できないと大変なことになるとは。

ちなみに求人情報あたりでROICとPBRでソートすると以下。

グッピーズ入れると突き抜けてはいます。この優秀さを維持できるか。

 

レオクラン(7681)

細かく見てないけど出てる数字は卸で医療系専門卸。そして停滞蓄財とみてるのが正しそうな。業績は上下しそうですし今年は後退。そのたはまあ財務CFで堅調。

評価。

PER15のPBR1ほど。専門卸と見るとちょい高めな評価かなと。上場以後コロナ安値でPBR0.7くらいのようですね。そこくらいでこの手の卸でよくあるくらいのPBRって印象は。まだ上場ボーナスが残ってるかも感は。もっともこれから成長に向いてくるともっと上もつくかもね。目先は減収ですが。

 

 

川崎重工業(7012)

陸・海・空の輸送機器・システムの大手重工業メーカー。

重たそうなものいろいろやってる。

事業部門紹介 | 企業情報 | 川崎重工業株式会社

 

業績。シクリカルなイメージしかないですが、実際に売上利益は前進したり後退したり。営業赤字自体は少なめ1999年以降で2010、2021くらい。純損失も近いくらいでしょうか。(2000年前後にもあるが)

で、2023以降営業利益なかったので経常利益を代入。

いかんせん薄利ですね。営業利益率で5%はだいたい行かない程度。

ですがROEはそんなに低くなく二桁には届くこともあるしBPSくらいはのばしてるね。でもBPS成長取ると 4.3%/16年で高くないですね。

ROA低くつまり薄利に財務レバレッジかかってるやつで安定性に疑問は。

その他財務が悪そうだとか、シクリカルで財務もわるく自身も薄利重厚長大で鈍重な感じがしたりですがこれですね。FCF。長期平均とると 5.35/17年と年平均で5億程度です。はい。PCFRだすと1000越えます。

営業CFでますが設備投資にとられてCF面で厳し目で、この辺で財務も圧迫されてる構図。基本的に厳しいのではないか。

そのなかで近年は好調ですね。あるいは上記のもろもろひっくり返るかも。そのなかで歴史的にはPBRは比較的低い水準だったりで、ここ数年の見直され風潮は続くかも感は。それがまた崩れて株安出ると年足で上がっては下がるみたいな株価形成を再現しそうとか思います。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 

 

記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
 にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ

記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータとエクセルの黒グラフは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表

 

投げ銭。この記事やブログが役に立ったとかあったら投げてくれると嬉しいです。codocのアカウント登録とログインが必要でクレジット支払いコンビニ決済ができます。

投げ銭機能つけてみました - 大河の一滴

※有料部分の中身はありません。

この続きはcodocで購入