大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(2882)イートアンドホールディングス/東証PR/食料品/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

イートアンドホールディングスとその他

株価

2128円(人々は、進み過ぎで足踏みが続いているけど一貫して進み続けるペースに戻りつつある。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 2882 9936 7682 2923
企業名 イートアンドホールディングス 王将フードサービス 浜木綿 サトウ食品
市場/業種 東証PR/食料品 東証PR/小売 東証ST/小売 東証ST/食料品
時価総額(億) 227.3 1599.76 69.07 262.4
株価 2128 6870 3205 5170
決算期 2024/02予 2024/03予 2023/07予 2023/04
予想売上(億) 360.0 983.2 50.8 396.7
予想営業利益(億)/利益率 11/3.06% 81.67/8.31% 0.21/0.41% 22.5/5.67%
長期平均営業利益率/年 3.01%/14年 9.66%/17年 1.43%/6年 3.13%/16年
売上成長率(年複利/期間) 6.6%/14年 4.4%/17年 1.4%/6年 -0.6%/16年
EPS成長率(年複利/期間) 5.9%/14年 4.6%/17年 -35.5%/6年 #NUM!
BPS成長率(年複利/期間) 15.4%/13年 7%/16年 13.4%/5年 5.2%/15年
長期営業CF(億)/年 143.59/14年 1346.03/17年 16.58/6年 1346.03/17年
長期投資CF(億)/年 -202.9/14年 -569.61/17年 -19.49/6年 -346.31/17年
長期平均FCF(億/年)/年 -4.24/14年 45.67/17年 -0.49/6年 0.55/17年
PER 48.31 23.98 627.2 14.16438356
PBR 2.56 2.03 4.55 1.43
ROE 5.3% 8.5% 0.7% 10.1%
平均ROE/年 10.11%/14年 12.14%/17年 3.24%/6年 6.36%/16年
ROA 1.9% 6.4% 0.2% 4.7%
配当利回り(%) 0.47 1.97 0.31 -
配当性向 22.7% 47.1% 195.7% #VALUE!
総資産(億) 231.33 841.03 44.75 392.71
自己資本比率(%) 34.9 74.6 33.3 46.5
メモ あげ あげ 薄利 停滞蓄財

 今週は比較。2023/8/11に銘柄スカウター10年スクリーニングで10年売上利益最高予想(610銘柄)をKABU+データにかけ年初来安値5%圏内(46銘柄)からきになったものをチョイスして比較。10年間で最も好調なのに年初来安値近辺なものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2023年08月22日取得。イートアンドホールディングス。大阪王将。比較に王将と中華の浜木綿。ゲストに餃子に合いそうなサトウのごはん。

イートアンドホールディングス(2882)

業績

大阪王将餃子の王将とは別会社。関連はあるみたいで餃子の王将から暖簾分けしたのが大阪王将みたいですね。

関わりはあるけど、全然違う!?-餃子の王将と大阪王将の違いについて-|飲食店の求人・転職は業界NO,1のフーズラボ・エージェント

 

セグメント。実は食品のほう比率大きめで業種としても食料品です。お店で認知を広げつつ売りたいのは餃子パックみたいな雰囲気はセグメントから。

(銘柄スカウターから)
とはいえ外食は祖業で中期計画でも外食事業の再生とかだしてるので、利益率ひくくてもいいやってわけじゃなくだから再生を目指すと。

 

長期業績。外食コロナでダメージは受けてますが、外食もずっと伸びてますね。

コロナのダメージから回復してさらに伸ばせられるか?がポイントでしょうか。

 

というわけで、長期伸び。

 

BPS成長などは15.4%/13年で実績は高いのですが2015年以降くらいは低ROEな部類でさてどうでしょうか感はある。実際に2014-2018と、2019-2023は伸びてるというかんじでもなく。2019年も資産増ですが「純資産の残高は、前連結会計年度末より23億66百万円増加し、71億84百万円となりました。主な要因は、新株発行に伴う資本金および資本剰余金の増加」で、業績の結果とも見にくくて根本的に低ROEで稼ぐ力は微妙と見ておくべきか。一方で売上は伸び続けているのをどうみるかくらいでしょうか。

1Qでてて、増収増益。食品も好調で外食も回復感ある。

 

あとは、忘れてる人多そうだけどナメクジ騒動はここ。

大阪王将「ナメクジの侵入があった」と認める 告発者は「ナメクジが6匹並んでいた」と発言(1/2 ページ) - ねとらぼ

なんか解決せずに風化してる感はありますが、大阪王将だけど該当店舗はここの本体ではなくFCのファイブエム商事で該当店舗も大阪王将からFC契約解除される形で閉店であり、このファイブエム商事も上場どころか有限会社だったりしてこのまま風化しそうな。

イートアンドホールディングスの方でもこの点に言及とかもなさそうですし。

ここが抜けて悪い可能性もありますが、露出してない衛生問題などはあるやもしれませんしあるいはリスク要因かも。大阪王将というか他の外食チェーン全般にありえそうな問題ですが。

 

財務

資産増。自己資本比率なども一定のレンジで普通に資産増かな。

(IRBankから)

有形固定は前期末114億一貫して増えてて基本的に投資してのびるやつ。

それぐらい。

 

CF

 

 

営業CFはでるというか出ないと話にならない。それで、投資は必要で現状FCFは平均 -4.24/14年でFCFマイナスにしながら投資をすすめてる感じです。

別に悪いわけではないが、投資先行で儲かってるわけじゃないけど、低ROEだにはなって厳しくみたほうがいい感はありますね。

配当は据え置き感。配当性向も低めで配当利回りも雑魚いんですが、例によって優待があり製品もらえたりや食事ができて額面で利回り見ると2.81%で、成長してるし!ってみるとありとしそうな人もいるんじゃないかとおもえるくらい。

 

王将フードサービス(9936)

業績

餃子の王将大阪王将ののれん元ですね。通販とかもしてますが、外食が本体で業種も小売(外食)ですね。てか通販で餃子売ってないんかいって感じ。

ラーメンしかない。調味料セットとかカテゴリ設定しといて売り物がない。とかもあり、通販のやる気の無さが伺えます。なので外食が本業。

餃子の王将公式通販ショップ

 

 

業績。毎年伸びるほどじゃないけど、長期にじわっと伸びてて利益なども大阪王将より高め。

ROEなども二桁はそんな行かないけど9%程度以上がだいたい出ててBPSくらいは    7%/16年でまともに伸びているという感じ。

ということで、業績は伸びてるか微妙(けど長期には一応伸びてる)な中でBPSは継続的に伸びている停滞蓄財だなと言う印象。

その中でコロナとかもおおよそダメージを受けてなくわりと優秀だなと言う印象。・・もっともコロナのダメージ避けは優秀さというより事業性っぽいですが。

王将はテイクアウトに対応できてのでコロナのダメージが小さかったと。

王将と日高屋、コロナ禍で「明暗」分かれた拠所 共に高収益体質だが販管費の圧縮で差がついた | 投資 | 東洋経済オンライン

逆に居酒屋などはコロナでどうやっても直撃する事業制だったので、優秀なところも大きいダメージを受けてたとかで全滅のイメージです。

というわけで優秀さか事業性かでコロナでもダメージをさけ堅調継続って感じです。

1Qでて普通に堅調・・いや順調な感じのものがでてます。

 

 

財務

資産増。

(IRBankから)

特に中身まで突っ込まなくていい推移なのではないか。

2021に総資産増で自己資本比率低下のムーブしてますが、これは有利子負債増ですね。コロナで念のためにお金借りたと思われる。というか下のCFみるとそう。

それで念のため借りたけど、必要なかったわで返してる感じでしょうか。

それで借りて総資産現金増自己資本比率低下で、返して総資産減現金有利子負債減の自己資本比率回復。

それでトータルで、コロナ前より上がった自己資本比率と純資産ではい順調です。

有形固定だけみると、361億で増えてませんね。差入保証金あたりも増えてない感じでこれはあまり店舗数増えてないのかな?と見ると増えてないですね。

そういうわけで、あまり拡大狙って投資を進めてるという感じでもないかとは。

 

CF

 

営業CF安定。投資はしてるけどFCFで 平均45.67/17年でだいたい毎年FCFでてる。現金も2021の借金を踏まえても増える傾向ですかね。

還元性向高め。50%近く。増配傾向とはみにくいかな。

 

 

浜木綿(7682)

業績

いわゆる中華料理店。40店舗ほどなので規模もさほど。

上場もわりと最近だけど伸びてる感じもんないですね。コロナがあったとはいえ。

利益率とかで抜けてる感じでもなく。

 

ROEなど。2019年以前は高いとはなるけど上場前だし、以降なら終わってる水準で普通に低ROE。まあコロナもあるが。

目先3Qは好調というかコロナの赤字から黒字復帰くらい。

まだ売上も利益も2019に及んでなく好調化というとどうでしょう。病み上がり?

 

という感じですが株価はわりとコロナ後に一方的な株高で解せない。

これのせいかな?

2022の新業態。ちょっと庶民的な中華屋。

絶品点心を気軽に味わえる新ブランド『中国食堂はまゆう』千種区・茶屋が坂にオープン。 | 名古屋情報通

と思ったけど、店舗数少ないし、2022より前から株高だし違いますね。解せない。

 

 

財務

前期末総資産44億。有形固定が22億で伸びてますね。いちおう投資してるムーブであるいは花開くかも。うまく行けばね。

現状は投資を重ねがらあまり業績が芳しくない(低ROE)って感じ。

 

 

 

CF

 

営業CFはでてるが、投資してFCFがマイナスが続く。

頑張って投資してるけど業績がついてきてきませんって感じですね。ただ目先は黒字化してるのでこの先はあるいは。

配当はしてるね。ただ目先EPS10ちょいに対して配当予定が20円なのでタコ足ですね。

 

日足週足月足の値動き判断

月足であげてきてるが鈍化感
週足であげてもみあい
日足でさげ
確認。

評価・売買判断

イートアンドホールディングス(2882)

テクニカル的には、2011年上場でなにげに一貫して上昇感。その中で2017年に急騰で2540まで、以降は2540は破れてないけど安値は切り上げてきて。2022年に高値も2528まで迫ってきており、急騰の調整も済んだ感ありそうなると、一貫して上昇とはなりそうなところで、これを続くとするのかのるとするか。

2022年の安値の1900あたりが見切りの基準にいいくらいでしょうか。ここをみながら上昇継続を測る感じで。ちなみに目先日足は下落感ありますので日足レベルでは逆張り

 


ファンダ的には、外食と食品というか主に餃子冷凍食品。食品が伸びてもう外食というよりは食料品・・ではあるが、やはり王将の店舗のネームバリューもあると思うので外食が大事じゃないってことはないし、会社ももり立てたいみたい。

コロナでダメージは受けたが赤字まではいかなく、食品もひっぱり外食も回復傾向もあり成長は成長。目先もその傾向が強い・・ではあるが、結構な低ROEでEPSやBPSの伸びはどうなんだい?というか収益性は微妙感ある。まあ成長はしてますが。

財務は普通というか普通の投資をすすめて大きくなってる会社。ただし、投資先行で営業CFはでてるけどそれ以上に投資で資金繰りに余裕がある方でもない。

評価。

PER50のPBR2.6ほど。率直にご冗談を。とか思うバリュエーション。状態としては売上成長というか事業規模は大きくなってるけど、CFに余裕もないわけだし低ROEで事業収益性には疑問がつく。とりあえっずやっていけないとか事業存続に疑問がつくレベルではないけど高バリュエーションを肯定するには疑問がつくという感じですね。

まあ優待のせいじゃないかな。お店使うのには便利だし冷凍餃子ももらって困るというものでもなく、それで会社として成長はしてて成長するなら利益も伸びるっしょとみれるなかで利回り3%前後とか、なんだかんだで長期に崩れのない株価チャートなどでここまでのバリュエーションがつくまでに至ってると。このままなんとなく高バリュエーションを維持しながら少しは株高もあるは考えられる未来。餃子食べたいなら単元くらいいいじゃないかはまあそうかもしれない。

ではありますが、優待で株価支えてるはその通りになりそうで、こういうのは優待が改悪廃止とかになると大惨事になりうるのでそこは注意点ではないかとは。

はい、優待ないとちょっと肯定しきれない株価ついてると思います。逆に優待守れてておおよそ利益出て成長傾向なら利回りで4%くらいなら買う人もいそうには思えますね。

 

王将フードサービス(9936)

王将。外食の王将としか。優秀か事業性かコロナも越えて安定的。とはいえあまり成長してる感じでもく業績は一応伸びてないこともないけど、足踏み感強くその中でBPSなどが増える停滞蓄財な餃子屋だろうとは。

ROEや利益率などみるに大阪王将より優秀ですねとは言えて収益性も高く端的に普通に儲けている。

それでCFド安定。コロナで借りても要らなくて返してるくらい。毎年FCF出してますね。一方で投資は甘めというか拡大の意志は感じられません。有形固定が増える様子もないし店舗数も足踏み。そのなかでBPSなどを増やしながら配当性向多めに還元でまさしく停滞蓄財。目先は順調ですが会社は成長を追ってる感じでもないので今後はどうでしょうね。まあ順調だけど。

評価。

PER24のPBR2。問題があるという会社ではないとは思うけど成長意欲に乏しい目先順調程度の停滞蓄財の会社には過剰なバリュエーションという印象は受ける。PBR1程度でこの程度のBPS成長率やROEを見せてる他の選択肢はゴロゴロあるぞとはなります。

そういうわけで絶対的にはたけえよってなりますが王将というか外食としては通常運転のバリュエーションともなりそうで、2013年以降の王将の平均的PERからも24ほどはいかにもこんなもんで上も下もある通常運転だろうとは。

で、優待あり。額面利回り2.56%は高くもないけど、常時5%引き券があったりでヘビーユーザーだとお得かもしれない。

 

浜木綿(7682)

中華屋。上場してきたりなので優秀なのかもしれないけど、上場以後は芳しくない業績。まあコロナもあるけど、目先は回復感も無きにしもあらず。

現状投資先行。営業CFより投資が多くFCFマイナスが続く。業績も芳しくないので現状投資してるけど報われない形。配当タコ足。

とりあえず現状贔屓目に見て状態は良くはない。

評価。

PER630のPBR4.6とか。はあ!?って感じで冗談じゃないバリュエーションで高評価。解せない。のはおいというてコロナ以降わりと一方的な株高で、かもめとしては解せないとしか解釈できないで降参したくなるのはそうです。

まあたぶん優待でしょ?と優待を額面で計算すると利回りで1.86%でこの視点でも解せないになり、なんかかもめにみえない根拠をエスパーしてるとか、株価は上がるから上がるんだ下げ始めるまで持って下げ始めたら売ればいいじゃんって思わないならさわらないのがいいと思う。

 

サトウ食品(2923)

いわゆるサトウのごはん。あと切り餅と鏡餅とかでだいたい米。

近年好調感あるけど、2007年あたりの売上水準以下で成長企業かというと微妙。とはいえ利益率は高くなってるね。なので長期良化といえば良化。2006.2007で薄利に純損失とかあるので、ここで反省してリストラして2009年までに不採算事業切って以降は堅実にやってきた感はあります。ゲストは詳細確認しませんので間違いかもしれませんが。

それで1999年からみて赤字もなくこの辺は堅実な食品メーカーという感じは。

それで近年はROEのばしてきて二桁載せてきてるのでわりと順調なようには。

資産も自己資本比率を微妙に上げながらBPS増でここも堅調感。一方で営業CFでるけどFCFが長期平均 0.55/17年で弱めだね。投資を進めていろいろ良化してるけど、CFまではいまいち形になってない程度でしょうか。

そんな感じですが長期に結構調子良くて良化が進んでそうはそうとなりそうで、地味ながらそのムーブに付き合いってもいいというなら乗るのもいいかもですね。株価的にも長期に株高ですし。

PBRで1.4ほどはいかにもサトウ食品としてあるあるな水準で上も下も。安いとか高いとかじゃなくて会社の長期良化に乗るって視点ならいんじゃない?BPS成長の 5.2%/15年くらいはとれるかもね。

 

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

暑い8月がおわりますが、まだしばらくあつそうですね。それくらい。

 

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用語解説(日記比較編)

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