大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(4825)ウェザーニューズ/東証PR/情報通信/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

ウェザーニューズとその他

株価

6190円(人々は、ながくの停滞から久しぶりにハッスルするもやりすぎて反省中。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 4825 7077 9768 7860
企業名 ウェザーニューズ ALiNKインターネット いであ エイベックス
市場/業種 東証PR/情報通信 東証GR/サービス 東証ST/サービス 東証PR/情報通信
時価総額(億) 733.14 26.35 121.48 630.61
株価 6190 1233 1620 1381
決算期 2024/05予 2024/02予 2023/12予 2023/03
予想売上(億) 225.0 7.0 232.0 1215.6
予想営業利益(億)/利益率 35/15.56% 1/14.29% 25/10.78% 33.85/2.78%
長期平均営業利益率/年 17.05%/17年 36.3%/6年 7.39%/16年 5.36%/16年
売上成長率(年複利/期間) 4.2%/17年 7.8%/6年 2.5%/16年 1.1%/16年
EPS成長率(年複利/期間) 47.7%/17年 -4.7%/6年 11.6%/16年 -0.7%/16年
BPS成長率(年複利/期間) 13.5%/16年 21.4%/5年 4.9%/15年 3.7%/15年
長期営業CF(億)/年 387.93/17年 10.67/6年 215.92/16年 10.67/17年
長期投資CF(億)/年 -121.34/17年 -0.1/6年 -143.29/16年 -49.4000000000001/17年
長期平均FCF(億/年)/年 15.68/17年 1.76/6年 4.54/16年 59.89/17年
PER 27.3 22.58 6.97 28.34
PBR 3.73 1.43 0.45 1.07
ROE 13.7% 6.3% 6.5% 3.8%
平均ROE/年 20.7%/17年 18.66%/6年 5.37%/16年 8.27%/17年
ROA 11.9% 6.3% 4.9% 2.5%
配当利回り(%) 1.94 0 3.09 3.62
配当性向 52.9% 0.0% 21.5% 102.6%
総資産(億) 209.79 15.61 339.55 1089.15
自己資本比率(%) 87.3 95.3 72.7 53.3
メモ あげあ びあげ減益 あげ 後退から復帰中

 今週は比較。2023/8/11に銘柄スカウター10年スクリーニングで10年売上利益最高予想(610銘柄)をKABU+データにかけ年初来安値5%圏内(46銘柄)からきになったものをチョイスして比較。10年間で最も好調なのに年初来安値近辺なものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2023年08月18日取得。ウェザーニューズ。天気予報。比較に同業っぽいALiNKと洪水予測とかちょっと関連事業もしてそうないであ。ゲストにある意味同業?なエイベックス。

 

ウェザーニューズ(4825)

業績

ここのキャスターが話題になりました。

「弱者男性の姫」お天気キャスターの熱愛宣言に飛ぶ誹謗中傷! ファン激怒の背景に“アイドル営業の側面”(週刊女性PRIME) - Yahoo!ニュース

 

なんか人気ランキングまであるんですね。

ウェザーニュースキャスター人気ランキング!みんなの投票で決定! | みんなのランキング

それで、女性アイドルかなんかの騒動みたいになってて女子キャスター使ってそういう芸能活動風味な方向性がでてるようでこのニュースをきいて驚いた次第ですが。

エイベックスはその方向性でゲスト。

過去に調べたときはそういう方向性なかったとは思うところで。

(4825)ウェザーニューズ/日記(比) - 大河の一滴

(過去の記事内容軽いですね。)

 

まあ、その方向性はおいといて事業は「世界中の気象データを24時間365日観測・収集(観測情報システム、全世界のサポーター)、グローバルビジネスモデルにより解析・分析・予測サービスを50ヶ国超に提供。」ということで、お天気データを集めて分析解析して色んなところに提供というスタイル。

 

サービスラインナップ自体は幅広くそして真面目でお堅い印象。

株式会社ウェザーニューズのサービスラインナップ | Weathernews Inc.

上記のキャスター攻め?はそういう印象を変えたかったとかもあるかもね。

セグメントは単一ですが決算資料には事業別データありますね。

比率は航海気象と陸上が主力ですが、モバイル・インターネット向けも

そして以下は2016のデータ。BTOBも伸びてるけど、モバイル・インターネットの伸び率は上回ってそうで、ここを伸ばす方向としてのキャスター推しってことでしょうか。

かわいい檜山さんがお天気教えてくれるなら有料会員になっちゃうよっていう話。

 

長期業績。

売上はかなり右肩感ある。売上で4.2%/17年で高成長ではないが目先も落ちている感じでもないですね。

2016あたりから2019年まで利益率が落ちてますが以降は回復傾向。

利益率は20%超から15%前後でかなり優良企業感ある水準からさがったとはいえ普通に水準高いし・・

ROEもさがりましたが近年の13%程度は普通にこれも高水準で、高収益高利益率安定成長のインフラ味のある企業でまだまだ普通に優良企業感ありますね。

 

そんな感じですが中期経営計画でてますね。

 

 


SaaS。わりと最近のようですね。

法人向け新サービス『ウェザーニュース for business』を提供開始 | Weathernews Inc.

5月決算でまだ1Qもきてませんが普通に計画は増収増益ですね。

その他DOE3%とか好まれそうな目標もでてたりで。総合利益率が落ちてきて斜陽感もあった企業ですが、利益率も回復してきて安定し過去よりは利益率ROEなどは落ちるも依然として高収益高利益率安定成長の優良インフラ企業な感じには見えますね。

 

 

財務

THE優良企業のBS感。

自己資本比率で有利子負債はなくなりました。その後も積み上がり続ける資産とBPS

(IRBankから)

もう中身も見ないでいいでしょ?とは思うけど有形固定は18億でずっと減る方向。成長に設備投資は要らない事業。積み上がり続ける流動資産で現金125億。125億も増え続けてるね。ていうか総資産の60%ほど現金。

負債25億。いやもうでもでもよくね?現金の端数くらいだし。

ということで、財務健全。ちなみにそんな感じですがBPS成長率は 13.5%/16年で遅くはない。まあこれのバリュエーション踏まえてどうなのよ?って話になるとは思うけど。

 

 

CF

 

話にならない優良さ。

CF安定的に出て、現金がすっ飛んでいってる。

ですが配当は横ばいですね。上でDOEとかでたのでDOE。

おい!って感じでDOE3%は低い目標というかすでに倍以上で一方で配当性向50%ほど。これはDOE3%にされると減配だし、好意的に解釈して純資産増で3%としてもさらに資産(主に現金)を増やすになりDOE3%はあまり妥当じゃないとはなりそう。配当性向も低くはないので特に大きな増配はあまりないかもね。いや、高配当性向高純資産配当率でも現金積むくらいなのでもっと還元できるし、できるくらいCFの筋がいいともなるんですが。

 

ALiNKインターネット(7077)

業績

天気予報情報サービス会社。天気予報・気象情報サービス「tenki.jp」「tenki.jp登山天気」(日本気象協会と共同運営)の設計・開発・運営、デバイスや利用スタイルに合わせ提供。

こういうの。日本気象協会のデータをユーザーにわかりやすく表示して広告という感じでしょうか。

データも独自で集めてそうなウェザーニューズより付加価値は低いかもなという印象。

 

ではあるけど、成長感が微妙でかつ利益率減ってきてるのはどうでしょうかと。

 

それよりROEがわりと右肩で下げてるがいただけない。

上場前後が実績ROE28%だったのがみるみるさがり目先の予想ROEで6%ほどまで。

上がり続ける原価率。

まあこれで増収ペースが著しいとかならよいのですがそういうわけでもなさそうで。

そういうわけで雲行き怪しいというか、株価的にも上場ゴール案件でずっと豪雨な感じにはなってて1Qで減収減益でまだ雨やみそうにないな感。

 

財務

財務はいいね。自己資本比率95%。総資産15.6億のうち現金12億とか。

前期は資産減だね。これは赤字ではないみたいだね。

うん、財務はいいね。

 

CF

 

 

営業CFはでてます。設備投資もほとんどかからないやつ。

なので普通にFCFでるやつで、2022まで現金積んでますね。

それで2023は財務出る形で現金減ってます。

FCF1.8億にたいして自社株買い3.8億。これが資産減の理由ですね。

で、無配。

という感じですがCFの筋は良さそうですね。もちろん3.8億は続かないペースですけどというか自社株買いしたの現状2023だけですが。

いであ(9768)

業績

環境保全コンサルタント会社、(旧)国土環境。

土木建築とか公よりの調査会社ということになるのかな。環境アセスメントとか地質調査とかまあ色々多岐。その中で災害対策的な文脈で天気も関係ないわけじゃない程度で比較で出しましたが、ウェザーニューズとはかなり事業性が違いそう。

セグメント。

だいたい環境と建設向けの調査とか分析とかになりそう。

 

(銘柄スカウターから)

 

だいたい建設と同じ文脈で見て良さそうとみると、リーマン前に急進して、震災まで後退から震災後は順調と多くの建設業と同期してそうな業績傾向。

ということもあり、かなり業界次第ではないか。

その中で大枠では業界ともに順調となりそう。

 

ROEなど、堅調という感じ。BPS成長取るなら4.9%/15年とROE平均も5%とかなのでそれっぽい水準でっすがこれは低迷期のものも含んでいるので近年はもうちょっとマシになりそう。とはいえROEあたりは二桁に届かない程度で、建設業界と同期しそうでいずれ来るだろう後退期・・にどうするかというか来ると見ておくべきじゃないかなとは。

そんなところではあるけど、前期まで堅調で、今期は2Qで減収減益ですね。

「比較的堅調な市場環境ではあるものの、当社グループに関連する大規模な海洋環境調査やインフラ施設の設計・維持管理関連業務、海外関連業務等の大型業務の発注時期の遅れにより当期間内の受注が減少」で受注高も減少でありますがこれを後退の始まりとみるのか・・ってところはありますが、四半期レベルではかなりブレがあそうでどうでしょう感。計画は下振れありますがどちらかと言えば保守的感。

 

 

財務

建設業界に近くはあるけど、建設業ではないという感じするBS推移。

(IRBankから)

前期末。総資産339億に有形固定152億。ちょっと増えてますね。固定比率はわりと高めですね。土地が81億とかで大きめでこれは不動産セグメントの賃貸物件とかかもしれません。

流動156億。前期にぐっと増えてますね。買収っぽい感じですが、買収とかじゃなくて普通に手形とか増えてるっぽいですね。事業が好調とは。現金39億。

負債92億。主な負債は法人税その他退職金あたり。有利子負債はほぼ返しました。やはり手形で負債が膨らみがちな建設業とは違う性質ですね。

そしてざっとみて健全に見えます。

 

CF

 

営業CFはだいたい安定的でそして近年増えてるのは好印象。

FCFもおおよそ出てますね。それで近年投資が増えてるところあります。

配当は増配傾向。とはいえ配当性向低めであまり還元に熱心な感じではなさそうです。過去の赤字とかで減配もしてますね。

 

日足週足月足の値動き判断

月足であげてさげ
週足であげてさげ
日足でさげ
確認。

評価・売買判断

ウェザーニューズ(4825)

テクニカル的には、2015年くらいまで4580まであげてきたが以降は2020までヨコヨコな推移。増収するけど利益率が下がってる時期と一致ですね。・・おいといてコロナくらいから躍進でコロナ安値2792から2021末に10470までで急騰するも以降は、週足レベルでは下落が続いて、下向きの三角持ち合いを形成してる感は。調整局面ですね。週足レベルではその三角持ち合いがかなり極まってるところまで来てるようには思えるので、上でも下でも放たれて方向性を持つかもしれないとは想定しても。

基準をみるなら下はやはり5760でしょうか。上は7150を抜けるとそれっぽく。というところなのでここあたりを基準に。

 


ファンダ的には、天気予報屋。高収益で高利益率に安定成長でそれに加え極めて筋のいいCFにド健全な財務でわりと絵に書いたような優良企業。ただし高成長ではないし、BTOBのほうはもうあまり伸びてないというか、成熟感ある。伸びてるのはモバイル・インターネット向けとかですかね。いちおうTOB向けもSaaSが始まるなどテコ入れ感は。あとは、モバイル・インターネット伸びてますが、キャスター話題になったようにいくらか人気商売化してるようなろころもあるかもでこれを懸念と見るかというか、このへんどうみるか。女子キャスターとかの話は有報のリスク等でも挙げられてないですが。

評価。

PER27のPBR3.7ほど。普通に高評価で優秀な企業が優秀だと評価されてるくらい。で、これくらいは2014年以降平均PERの26くらいに準じる程度。まあフェアバリューといえばそうですが、これは2020年以降の高PERな時期・・上は50超から落ちてきた段階で、2018年以前はもっと低いPERもありで、ほんとに上も下も。

そして絶対的には高PERでそしてウェザーニューズは高成長ではないとなるとより高成長でもっと低PERもあるとはなりそうでそのへんどうみるか・・・なんですが、事業性も独占性あるというか堀持ちの疑いがあるくらいなので、長く持つとするならこれでも十分良い選択になるかもしれないとは。やっぱり優良企業に見えるし。

 

ALiNKインターネット(7077)

天気予想サイトとアプリ運営。成長性も微妙で利益率ROEも上場時がピークで以降は凋落と現状いいとこ無しで目先も低利益率化が進んでそうな。

・・ですがサイトもアプリ運営も投資とかいらなく営業CFは普通に出てて収益はとれるし財務もクソ健全であり企業存続性は現状疑問は感じない。低収益性がもっと進めば問題にもなるやもだけど。

評価。

PER23のPBR1.5.上場来冴えない推移ですが、率直にまだディスカウントが足りない。仮に営業FCF1.5レベルと見てこれが時価総額15億なら時価総額比10%程度の還元能力あるいはBPS増能力は有するとなるので、ディスカウント次第では魅力的になるかも。時価総額15億なら-40%ほどでPBRなら0.9くらいかなとは。

という感じ。

そこまで下がらないというかさがるにしても下がるまで時間がかかりそうだとは思うところだし、下がったときはもっと低ROE化してFCF1.5が怪しくなってるかもしれないのでいろいろろ妙味に乏しい印象。あるいは業績再加速というか下がってるROEが逆転して伸びていくとか増収加速するとかエスパーできてたらPBR1.7とかでもいいかもしれないとも。

 

いであ(9768)

土木とか公よりの環境とか。その中で天気っぽいこともやってるけど、だいたい建設調査系で建設業界連動してる印象。震災以降で建設業界は堅調である中でここも堅調が続く。とはいえ建設が環境に左右されるシクリカルなところはあるので業績後退はいずれあるとは見ておくべきか。

CFは大枠堅調。堅調が長いのでおおよそ有利子負債を返して投資加速感。不動産っぽいけどあって憶測なのでなかったらごめんなさい。

還元はあんまりやるきない。総じて建設関連もあり地味目だし、いつ業績後退するかわからないシクリカルだろうとは。そして目先の2Qでも減益と後退してるのかしてないのか測りにくいところも。

評価。

PER7のPBR0.45。PERはともかくとしてPBRでもかなりの低評価。シクリカル味のある建設関連といえど10年近く赤字もなくBPS積み上げて財務もかなり良くなってるし普通に利益出してるものとしてはさすがに評価低い気が。実際にいであとしてもコロナ最安値を下回るPBRっぽいですね。歴史的にかなり低PBRなんですが2016年あたりとか2013年以前はもっと下もあったようなので、これでも上も下も。まあ低PBRな方みたいですけど。

という感じにやすそうなんですが株価はっずっと軟調って感じで見直されるのはかなり地味に待たなきゃいけなさそうですがそういう戦い方が好きならばいいのではないかと思う。

 

エイベックス(7860)

芸能系音楽系だけど音楽にまつわることの全般でしょうか。

アーティストのマネジメントから音楽映像の企画制作販売。

長期に成長してた感じだったけど2015年くらいから足踏みで利益率低下で、2020年くらいから大幅減収で赤字まで。

赤字の2021

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に伴う、ライヴ・イベントの開催自粛の影響等により売上高、営業利益は減収減益。親会社株主に帰属する当期純利益は、本社ビル売却に伴い特別利益が発生したこと等により増益」

元々増収ストップに利益率低下と不穏だった中でコロナが大打撃を与えて、本社ビルも売らざるを得ないところまでといったところでしょうか。

その後は回復で、財務あたりは2021年で(ビル売って)負債返したみたいで財務は健全化して財務的には健全感ある(総資産の半分近く現金)で危機という感じではないのですが、ROEた利益率は低水準で存続はしてるけど健全化には道半ば感ありますというか、2016年以降の低調はひっくり返ったという感じはなく。

とはいえ復調ではあるし目先1Qもまだ増収で来てるので、この調子ならとは。

エイベックスとしては低PBRでBPSが減るような感じでもないので復調があるならば。

まあその復調がある?って話になるとは思うけど。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないよね。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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