大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(7343)ブロードマインド/東証GR/保険/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

ブロードマインドとその他

株価

1125円(人々は始めてからずっとひどいめにあい続けていたが、ようやく糸口をつかみ反撃を志してきている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 7343 7157 8715 7342
企業名 ブロードマインド ライフネット生命保険 アニコムホールディングス ウェルスナビ
市場/業種 東証GR/保険 東証GR/保険 東証PR/保険 東証GR/証券・先物
時価総額(億) 61.63 746.18 512.25 674.76
株価 1125 1070 630 1376
決算期 2024/03予 2023/03 2024/03予 2023/12予
予想売上(億) 50.0 302.7 600.0 77.2
予想営業利益(億)/利益率 6.85/13.7% -49.49/-16.35% 40/6.67% 2.16/2.8%
長期平均営業利益率/年 13.29%/5年 -14.19%/12年 5.81%/15年 -19.96%/5年
売上成長率(年複利/期間) 9.8%/5年 26.4%/12年 12.1%/15年 54.3%/5年
EPS成長率(年複利/期間) 2.8%/5年 16.4%/12年 #NUM! #VALUE!
BPS成長率(年複利/期間) 17.8%/4年 8.2%/11年 14.7%/14年 36.2%/4年
長期営業CF(億)/年 17.74/5年 281.14/13年 429.24/15年 281.14/5年
長期投資CF(億)/年 5.75/5年 -479.16/13年 -295.43/15年 -4.42/5年
長期平均FCF(億/年)/年 4.7/5年 -15.23/13年 8.92/15年 -5.56/5年
PER 13.09 14.08 20.47 #VALUE!
PBR 1.7 4.79 1.82 5.97
ROE 13.0% 34.0% 8.9% #VALUE!
平均ROE/年 13.21%/5年 -10.01%/13年 9.27%/15年 -21.89%/4年
ROA 9.9% -7.5% 4.1% #VALUE!
配当利回り(%) 2.13 0 0.87 0
配当性向 27.9% 0.0% 17.9% #VALUE!
総資産(億) 46.26 686.00 614.07 259.64
自己資本比率(%) 76.6 22.7 45.9 42.3
メモ あげあ 赤字で成長 あげあ いちお急蓄財

 今週は比較。2023/7/26に取得したKABU+データで、実績ROEと予想ROEを比較し伸びていてかつROA10%以上かつあまりブログでやってなさそうなもの(対象122銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2023年08月01日取得。ブロードマインド。FPより保険屋。比較に新しめ保険屋。ゲストに保険に対抗してロボアドバイザーのウェルスナビ。

ブロードマインド(7343)

業績

 

基本保険屋だと思うし、業種保険業に突っ込まれてる(その他金融とかサービス業じゃなくて)わけですが、FPよりというか会社自体でFPというか。

コンサルティング的に顧客から相談受けて、保険、証券、住宅ローン、資産運用、老後資産形成支援等の金融商品販売、企業向け財務対策支援を提供ってことで出す選択肢が範囲広めで会社言う通りにワンストップ的ですね。

基本はこのマネプロですかね。

マネプロとは | マネプロ【公式】|金融商品のFP無料相談

保険会社のFPは相談受けても自社の商品にしか誘導しないけど、ここは広範な範囲の金融商品を紹介すると、お金は紹介した金融機関からの手数料なのでいいものではなく売りたいものを出してくるとかあるかもしれませんが。

 

それで事業範囲が広いとなりそうでわりとトピックが多いのでここでは全部拾いきれないので資料当たりみて

決算説明資料 – ブロードマインド株式会社

従業員教育をするノウハウ使って従業員むけ金融教育サービス始めたとか、保険業の範疇に収まらないことも入ってきてるので範囲広め。

あとは有料でFPサービスする顧問FPとか

顧問FPサービス

クラウドっぽいデータ管理サービスとか(相談につなげるっぽい)

個人向けサービス マネパスhandy | マネパス 人生とお金の羅針盤 | 人生という”旅”にお金のガイドを

 

まあ端的には独立系のFPサービスのごっついやつと理解してよさそうな。。

 

それで業績はのびてるけど、まあ重要KPIは以下ではないか。これが伸びてればまあ成長かなとは。

業績は一応伸びてて利益率とか高め。

でも、ROEとかはさほど高くないかないって15%まあ二桁あるしROAも二桁いったりいかなかったりでそこそこ高収益かなと。

 

モデル的に結局は人が相談をうけ適切な金融商品を紹介し手数料を得るという労働集約なところはありそうで、利益率がぐりぐりあがっていくは現状考えにくいかなと。

相談紹介がAI化とかするとかしたらわからんけど。

まあ現状一応人採れて効率性もアップしてますね。


1Qまだ。というか記事投下日に1Qみたいですね。このように言ってる。現状総じて順調な部類には。

 

財務

事業的に資産要らんよね?

(IRBankから)

ということで総資産46億で流動40億現金28億で普通に資産半分以上現金。あと契約資産4億。有形固定1億以下。

あ仕掛け販売不動産もってますね。5億とか。

負債まとめて10億。有利子負債ないに等しいですね。法人税契約負債賞与返金負債未払金がバランスよくですね。自己資本比率も高いし極めて問題ない財務だなと。

 

CF

 

営業CFでればそのままFCFになるよなあという印象。設備投資極めてすくない。現金積んでる。配当はしてる。「配当性向30%を目指し」とかいってるけど20%ちょいね。いやすぐできるでしょ?って状態にはあるね。

 

 

ライフネット生命保険(7157)

業績

オンライン生命保険販売会社、KDDI系列。

伸びてるけど赤字。

ROEは0?のところが0じゃなく常に赤字で目先はROEは20%以上。マイナスが。

当然BPSなんか増えません。

この保険は伸びてるけど赤字をどうみるか。

まあ考え方の一つとはいいますが、KDDIの一部というかauじぶん銀行のいち部門というか、au経済圏の保険部門として、KKDI扶助でKDDIの生き方を応援してるよねって感じに思えます。ライフネット生命の株主が身銭を削ってauユーザー及ぶKDDIに貢献している構図ですね。KDDI買えばいいんじゃないかと言う感想。

あるいはあるかわかんないけど、黒字化とかのタイミングでいいんじゃないか。いちおう営業費効率とか中期に改善を目指すとか言ってるし。

 

財務

増える総資産、増えない純資産で増える有利子負債で増える利益剰余金マイナス。

・・ではあるけどここは保険会社で保険会社はBSが特殊でIRBankがちゃんと拾えてないのかも。

とりあえず負債は530億でうち保険契約準備金が509億で有利子負債249億は?ってなるので。

それでその509億を有価証券456億とか現金57億その他で運用してるって構造ですね。

(IRBankから)

保険で預かったお金を運用するが保険会社の事業構造ですがまあいちおうその保険契約準備金は増えてますね。

でも赤字だし利益剰余金マイナスだしだからどうした感はありますが。

 

 

CF

 

営業CFはでる。ただこれは保険金預かりが入るのでこの辺から会社の状態は測りにくいのが保険業ですが。

ということでCFをあてにすんな感はあります。無配。利益剰余金マイナスだしね。優待もないです。

あと株式発行結構あります。赤字ですからね。補填しないと。株主が。

 

 

アニコムホールディングス(8715)

業績

ペット保険。

伸びてる。営業収益を売上に営業利益は経常利益を代入。営業収益は右肩ですね。経常利益も安定してきてますね。営業収益は二桁成長のペースですね。

BPSで 14.7%/14年の成長率。2019の増加は「収入保険料の増加、新株予約権の行使による新株の発行等により現金及び預貯金10,564百万円が増加」っぽいですね。ROEもまあ安定的ですかね。

と、普通に順調。契約数あたりも伸びが続いていると。

2023年あたりの決算資料から。

決算・適時開示書類 | IR情報 | アニコムホールディングス株式会社

順調だし決算資料見るに普通にいろいろ優秀だという印象は受けます。たぶんいい会社。この記事が出る頃には1Qですね。

四半期営業収益あたりがやはり参考になるのではないか。このへんの順調をみて。

 

財務

順調に資産増。利益剰余金もプラスになって順調。どこかの生保会社も見習ってほしい。

(IRBankから)

 

資産的には保険契約準備金を228億集めて社債50億とかとともにいろいろ運用ですが、現金300億でこれは保険金以上だし、あまり運用熱心じゃなさそう感は。

もっと運用してもいい気はしますが、運用しなくても儲かるってことかもしれません。このへんは好みですかね。

保険契約準備金は右肩。

 

CF

 

営業CFは安定だけど責任準備金の増減額とかで増しているところある。

この準備金抜いてもプラスっぽいので保険の伸びがとまっても営業CFはプラスになりそうですが。

ということもあり現金詰む方向。

還元やる気なさそう「2024年度に向けて配当性向20%水準を目指す」とは言ってるね。

 

日足週足月足の値動き判断

月足でさげていくらかもどし
週足でさげてあげ
日足でもみあい
確認。

評価・売買判断

ブロードマインド(7343)

テクニカル的には、2021年上場で1600あたりつけてましたがいいところほぼなしで下落で年末までに628でいかにも上場ゴール的推移から2022、2023で反転してきて目先は950-1250で調整中のレンジ感。ですが週足ではまだ上昇感でてるのでレンジ抜けるとまだ上昇をみれるかも。その筋で底を953にみて1162とか1249抜けをねらい週足上昇継続形成を狙うのがいいのではないか。

 

ファンダ的には、範囲広めだけど要するに独立系FPのごっついやつではないか。顧客に相談受けて提携金融機関に商品紹介して手数料あるは有料顧問になる。

相談をうけて商品紹介であるので労働集約とみるべきか。現状順調なようです。クラウドサービスあったり今どきで社員教育を流用した金融教育サービスも投下してきて保険業っぽさがあまりないかなとは。

設備で稼ぐタイプでないので投資などは要らなくCFの筋もよく財務もド健全な部類。

ただ常に相談をうけて商品を紹介するというモデルっぽいので業績後退とかはある程度はありそうな。運用とかないので赤字とかは考えにくいところありますけど。

評価。

PER13のPBR1.7。絶対的な状態からは高くもみえないけど高成長かというとどうかってところもあるし、事業的に金融コンサルみたいなところありそうで近そうな山田コンサルとか似たような評価帯であり安いとみるのも。まあ高い成長性をみせてくればもっと上とかも行って不思議じゃないし、堅調以上ならそんなひどい目にあわなく妙味もありそうな感じで高くはないと思うので堅調さを見ながらというならたぶんそんな悪くないというか可能性もありそうだとは。

 

ライフネット生命保険(7157)

KDDI系のネット保険。au経済圏に組み込まれているからか保険自体は伸びてます。赤字吐きながらですが。継続的な赤字で利益的には死んでます。利益剰余金もマイナス拡大一方です。定期的に株式発行で補填も入ってる模様。構造としてはau経済圏に赤字ながら貢献、株主が保有資産毀損しながらKDDIに貢献してる構造とはみれてちょっと近寄りたくないなとは。

この赤字履きながら保険契約を増やしてる構造をどうみるか。

評価。

PER13のPBR4.5とか。今期は黒字の計画ですが特別利益とかではなさそうですが、経常利益も純利益もずっと赤字できてたのもあり企業が利益を出す体質になったとみるのはどうでしょうねとは。

そうなると赤字連発で実際にBPSも伸ばしてないし利益剰余金のマイナスが増えて増資のおかわりも来る企業にPBR4.5とかどうなのよ?と近づきたくないとはなりますが・・株価としては2015年位から悪い推移でもなく長期に株高っちゃあ株高で実のところありかもしれません。本業である保険は契約増えてるしこういうところで許容されているのでは?ってところは。どう考えるかですね。といいつつ1785から471のドローダウンがあったりして何れにせよ扱いやすいものではないとは思いますが。

 

アニコムホールディングス(8715)

順調な保険会社。ペット特化で専門性高くユニークな立場で成功しているようには。目先も順調にのびていて利益も安定してきてるようには。CFは保険増除いてもペイしてそうで財務も健全には見えます。その中であまり運用には熱心じゃないようには。このへんをどうみるか。

あと順調であるしユニークな感じではあるけど高ROEではないですね。成長性も一桁の期もちらつき成長鈍化も心配できなくないところも。

評価。

PER20のPBR1.8。ニュートラルに状態をみてこの程度のROEや成長性でPER20ほど以下はありそうで、安いとするのはどうか。評価はされていると見るべきではないかとは。ユニークさとか順調さから評価される理由があるものが評価されているとはなるようには思えます。

一方アニコムとしてはPER20程度は過去からはかなり低い方。以前はPER50以上も普通にあり2014年以降平均でPER35とかであり、かなり評価されていたのが落ちてきてるは一つの事実。このへんは成長鈍化懸念などもあり理由もありそうですが今期は計画で再加速もあり、実際再加速なら再び高い評価水準に戻るもありえそうなシナリオとはなりそう。そのへんを勘案して。

 

ウェルスナビ(7342)

 

ロボアド。顧客の資産を預かり手数料を取るモデル。

運用成績も結構順調なようですが、ファンド運営はより順調っぽい。

資料に載ってるけどいわゆるロボアドでは圧倒的。わかめの世代の初めての投資先に選ばれてる感ありそうなデータも。

資料見て。前期通期のがデータ多め。

決算説明会資料|IRライブラリ|IR情報|ウェルスナビ株式会社

そのへんもあるのか赤字だったものが黒字化してます。

 

と、順調ですねって感じで現状ファンドとしては勝ち組というかそっち向かってるとみなすしかないとは思いますが、運用成績維持できますか?ってところと落ちたらどうなるか?ってところはあるかもです。このへんはロボアドの優位性とかの話とかになりそうでゲストでやる話ではないというか、銘柄メイン記事でも重い話なのでやりませんが、とりあず現状順調ですねになりますね。

貯蓄から投資への流れは現状不可逆に思えるし、その中で選ばれる対象になり続けそうなところはすごく感じます。その中で黒字化するなかで株安は死亡という印象が強いところで拾いたくもなる方もいそうですがー

PBR6ってどうなんですかね?ってなりますね。

資産としては259億が流動254億でうち預金預託金顧客分別金信託で220億くらいでほぼ説明(顧客預かり資産はカウントしないんですね)で有利子負債とかも現金からみてすくなく財務は大丈夫そうで一方CFはよくわからん推移とかありますが、それら全部ひっくるめて適正というからしいPBRがどのへんかさっぱりわからんみたいなところがあります。企業資産とか業績とかからは高いというしかないけど、それでみていいのかもちょっとわからずさじを投げたくなるタイプ。まあでも順調で株安は進んでるので長期に伸びそうな気もするというのなら拾うのも。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

決算中ですが、特に大きく言うことはないです。

市場予想利益総和が50兆越えて企業総体はまだ順調。先週末ね。今週末もそうくるとしばらくは大きく日本市場崩れも可能性低そうな。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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