
投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。
比較銘柄
アップガレージグループとその他
株価
817円(人々は、スタートにしくじるも以降順調に追い上げてきている。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 7134 | 2666 | 7508 | 7089 |
---|---|---|---|---|
企業名 | アップガレージグループ | オートウェーブ | G-7ホールディングス | フォースタートアップス |
市場/業種 | 東証ST/小売 | 東証ST/小売 | 東証PR/小売 | 東証GR/サービス |
時価総額(億) | 64.38 | 27.31 | 545.07 | 61.37 |
株価 | 817 | 189 | 1237 | 1729 |
決算期 | 2024/03予 | 2024/03予 | 2024/03予 | 2024/03予 |
予想売上(億) | 125.0 | 83.9 | 1850.0 | 33.0 |
予想営業利益(億)/利益率 | 10/8% | 3.31/3.95% | 77/4.16% | 3.3/10% |
長期平均営業利益率/年 | 5.93%/4年 | -1%/17年 | 3.58%/17年 | 16.64%/6年 |
売上成長率(年複利/期間) | 7.5%/4年 | -6.2%/17年 | 6.9%/17年 | 28.1%/6年 |
EPS成長率(年複利/期間) | 76.6%/4年 | #NUM! | 12.2%/17年 | 13.2%/6年 |
BPS成長率(年複利/期間) | 32.6%/3年 | -1.8%/16年 | 7.7%/16年 | 64.2%/5年 |
長期営業CF(億)/年 | 23.5/4年 | 32.53/17年 | 662.89/17年 | 32.53/6年 |
長期投資CF(億)/年 | -10.38/4年 | -11.91/17年 | -338.59/17年 | -4.26/6年 |
長期平均FCF(億/年)/年 | 3.28/4年 | 1.21/17年 | 19.08/17年 | 1.26/6年 |
PER | 11.04 | 10.08 | 9.91 | 25.55 |
PBR | 1.82 | 0.74 | 2.04 | 3.47 |
ROE | 16.5% | 7.3% | 20.6% | 13.6% |
平均ROE/年 | 19.24%/4年 | -2.94%/17年 | 14.14%/17年 | 42.34%/6年 |
ROA | 10.6% | 3.6% | 9.6% | 8.1% |
配当利回り(%) | 2.69 | 1.06 | 3.23 | 0 |
配当性向 | 29.7% | 10.7% | 32.0% | 0.0% |
総資産(億) | 55.20 | 74.59 | 572.02 | 29.69 |
自己資本比率(%) | 64 | 49.3 | 46.8 | 59.5 |
メモ | あげ | リストラから反撃? | あげあ | あげあ |
今週は比較。2023/7/26に取得したKABU+データで、実績ROEと予想ROEを比較し伸びていてかつROA10%以上かつあまりブログでやってなさそうなもの(対象122銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2023年07月28日取得。アップガレージグループ。カー&バイク用品リユース。比較にカー用品やってるオートウェーブとG7。ゲストにアップ仲間のフォースタートアップス。
アップガレージグループ(7134)
業績
今この記事を書いている時節はビッグモーターなる非上場企業の不祥事てんこ盛りで話題なのですが、例えば以下とかお店やおいてある車をみやすくするために公道の草や街路樹を伐採したり枯らすという反社会的行動も話題になる中で
ビッグモーターは「保険金不正請求」だけじゃない!? 店前街路樹に除草剤で被害届も! 20年前から行われた狂気の「環境整備点検」とは | くるまのニュース
まずはアップガレージさんの店員さんがそれに対し公道の花にお水をあげるところを目撃されましたというのはひとまず挙げておいて。
アップガレージです。
アップガレージ中心にカー用品バイク用品のリユースとか中古車販売とかタイヤと販売とか関連色々ですね。
上場は最近で2021年末。創業も1999年で比較的若い会社ですね。
決算資料から要所っぽい。2023年3月期。
以下がセグメント?
この他自転車のリユース店を出すとか米国進出など多角化してるところありますね。
比較表。×をちゃんとつけるのはちょっと好感。
わりとデータ派。
ここもビッグモーター比較で挙げておきますか。
総じて決算説明資料出来がいい印象を受けます。
ということで業績。
データはすくないが増収増益でかつ利益率をあげてきてますね。
原価率販管費の推移。コスト減らしてきてますね。平均営業利益率5.93%/4年は今回並べたのでは高いですし、パーツと本体の違いはあれど中古車販売のアップルやネクステージやIDOMなどより高い水準となりそう。
ROEも高めに推移。まあこれは上場前も含むですが。でもROAも二桁ですね。
実のところ小売でROAはかなり少ない。銘柄スクリーニングで18銘柄。小売350銘柄中。単年の数字ではあるけどニトリより上とはなるね。ユニクロでもいいです。
まあニトリよりミニストップの方が優秀な小売な訳ないのであくまで単年の数字だけど。
というところです。今期は1Qもまだ。
財務
資産増。上場もあるので変化も大きいですが、その中で自己資本比率向上に有利子負債減少。
総資産55億。有形固定9億ほどは増えてる感じではないね。出店してるけど敷金あたりも増えてないのでだいたいFCかなって思ったけど、出店はしてますね。
流動も2022で増えたけどこれは主に上場影響かな。
商品も目先増えたけどあまり増えてもなく、売掛あたりが地味に増えてるくらい。と、資産推移からはあまり成長感がない感じですが、流動36億で現金18億。
負債はまとめて19億で現金にすでに近くすでに財務健全な印象。有利子負債も減らし地てるしね。
店舗増してそうだけどその影響がBS推移で見れないように思えるところがあり、この辺は注意店かも。たぶん理由もあると思うし問題ないとだろうとは思うんですけどね。
CF
FCFでてる。設備投資しつつCF出してる感じでここでは順調な小売ですねって感じ。
その他は2022で株式発行で10億ほど。だいたい積んで減らしてないね。
配当はもうしてるね。配当性向30%とかいってます。
オートウェーブ(2666)
業績
カー用品販売と整備サービス。千葉県内でカー用品店舗「オートウェーブ」運営(8店舗)、新車販売・買取、タイヤ販売、ピット作業サービス(車検・整備、タイヤ・ホイール・オイル交換、鈑金・修理)を営む。
業務スーパー(FC)やコインランドリーもやってるようです。
凡庸(失礼)な小売っていうか、ずっと業績後退してましたと。
2009年あたりの短信読むと「不採算店舗の閉店につきましては、4月にオイルボーイ津田沼店、オイルボーイ塩浜店、6月に宇都宮店、土浦店、小山店、オイルボーイ三角町店、1月にたま・さかい店、3月にオイルボーイ流山インター店を閉店」と閉店ラッシュで同年有報で16店舗だったみたいのが、前期有報で4箇所まで減ってる(その代わり一緒に業務スーパーとかもやってるみたい)
2008年。
2022
と長くリストラしてきた残りということで従業員も500名くらすから200名クラスまでおちてそうです。長い間の苦労などもあっったのでしょうと。
ですが、赤字などもあったのが2017年以降は黒字安定で目先まで利益率のびて、減収も2021年でとまり目先は回復で、長いリストラを終えて反転してるようなところは。
トンネルは抜けた感はあるにはあります。とはいえ、高成長とか高収益とかにはならなく普通に軌道にのったねって感じでそこそこ調子いい小売くらい。そう、そこそこ調子位小売くらいの印象になりますね。
そんな感じでこれらか1Qですね。計画レベルでは久しぶりの80億円台で増収となりますのでこれが見えるならこれまでのトンネルが長かった分順調な旅路になってくるも感も。
財務
THEリストラというBS推移。
(IRBankから)
減り続ける総資産の中で有利子負債減らしながら自己資本比率あげて純資産伸びて利益剰余金マイナスから復活。
厳しい業績から財務を立て直し頑張ったね感はあるけど、総資産推移はまだマイナスで反撃はまだ本格化してないとは見れますね。有形固定あたりもまだ減少。
ということで、まだ投資など活発化して攻めの姿勢というよりは無駄な資産を削り負債を返す守りの局面とはなりそうです。
とはいえ売上は反転も見られそろそろそういう姿勢を見せても不思議もないなという雰囲気は出てきてるかも。
CF
2011年までに壊滅してた営業CFを立て直して以降は事業で稼ぎつつFCFだして負債返済するムーブ。設備投資はずっと低調なのでここからもまだ反撃のターンって感じでもなく。
(IRBankから)
配当は復活しましたがまだやる気ない水準ですね。この調子ならやる気は出してくると思いますが、いつになるかは不明。まだまだ先かも。
G-7ホールディングス(7508)
業績
フランチャイズ王感ある。
主にオートバックスと業務スーパーのフランチャイズ。それぞれで国内最大のフランチャイジーのようです。その他自社ブランドも少々。店舗一覧。業務スーパーは作る気まんまんとなりそう。
セグメント。業務スーパーが主力ですね。さらに主力化しそうなところは。
(銘柄スカウターから)
業績は右肩で、利益率も上がってきてるような。
ROEもあがってますね。BPS成長で 7.7%/16年でEPSだと12.2%/17年でめっぽう高成長。EPSがBPS以上になるにはROE上がらないと無理なのでROEもかなりの高水準になったし今後はどうだろうね感はあれど楽観的にみるならBPS成長率も加速だね!とかみれなくも。ただしROE低下すると死ぬですが。
その他全体的にまだまだやる気。中期計画。
総合かなり優秀な小売。
それをROA的にはアップガレージは上回ってますと。ちなみにG7も2021、2022と今期計画でROA10%近くで僅差に近いです。
財務
おおよそ資産。右高。わかってた。
(IRBankから)
もう中身見なくていいよね・・・って感じで、売上伸ばしながら有利子負債は維持で自己資本比率向上で有利子負債比率後退で、負債増やさず財務レバレッジ減らしながら業績向上ROEアップと財務の量的質的向上を同時に全部やってるわけでこのあたりは優秀ですね・・以外の感想なんて。
CF
まあですよねーという推移。現金が飛んでいってるのは面食らった。想像以上につおいという意味で。
日足週足月足の値動き判断
月足でおちてあげ
週足でおちてあげ
日足であげ
確認。
評価・売買判断
アップガレージグループ(7134)
テクニカル的には、上場2021末で599から2022年3月までに337で上場時いいとこなしも、以降は順調に上場値337も越えて目先850まで、わりと反転してからは一方的ですね。あきらかに上昇トレンドでこのトレンドにのるというのは考えられそう。
順調なので、底定めがしにくそう。日足で2月跳ねてるので、以降の反転安値622とか直近安値687とかあたりでしょうか。ここらをみながら850を越えて上昇トレンド継続に期待する感じで。
ファンダ的には、車用品その他のリユースとか卸売とか、人材紹介とかタイヤ小売とかわりと多角的で自転車のリユースもはじめたりとさらに高く方向。
利益率やROAなど小売としてもかなり優秀そうという印象。同業っぽい中古車販売とかと比較しても上の水準。データとかをしっかり管理して出してる雰囲気があり偶然っぽくは見えない。原価率や販管費も下げてきており総合かなりしっかりした企業という印象を受けるし相当優秀な可能性があるとは。
CFとかは上場でお金手に入れたところもあるけど、普通にFCF出ててもうすでに順調な小売という印象はうける。BSも改善が進み問題ないかな?という印象は受けるも。店舗増や増収のわりに各科目が増えてないようにも思えるのでここは注意点になるかもとは。あとは高成長か?というと微妙なところはあるかも。二桁いけるかな?ってところはあります。成長しても一桁じゃないだろうかみたいなところは。
評価。
PER11のPBR1.9とか。出てきてる状態にしては高評価とは感じません。きっかけや展開でもっと上もありえるようには思えますが、小売自体・・もっといえば成長性が微妙とみなされると小売はかなり渋い評価されたりする傾向がありそうで例えばフジコーポは優秀な小売であることは疑いないがPER7以下にも置かれたし、アップガレージもPER7近辺まであり、市場の展開あるいは業績が足踏みするとかで下もあり得るとは思ったほうが。わりとあと高PBRなので減益とかはわりとひどい目に合いそうです。ビッグモーターも絡み中古車価格大暴落とかも来たらわりと近い将来にここも悪い影響を受けるとかも考えられないこともなくその意味ではどうでしょうねというか、どう考えるかですかね。とはいいましたが可能性はあるように思えます。たぶん優秀ですし。
オートウェーブ(2666)
カー用品や関連サービス。過去に業績不振で以降はずっとリストラを続けてるような感じで目先までまだ規模縮小。とはいえリストラ自体は進んでいて財務はかなり改善し、売上も反転が見られ、もう堅調な問題のない小売としてみれなくもないというところまで。当然そうなれるCFは持ってると。
というところですが、現状は負債返すという貯金というか蓄財をしてる停滞蓄財な小売となりそう。BPS堅調に伸びてる2013年以降でBPS成長率とると4.39%/10年とかで悪くもないけど、配当も踏まえ年5%程度で状態改善してるからって並の堅調ぶりとはなりそう。本格的に反撃というか投資などして拡大に転じたら景色が変わるかもですが現状はそんなもん。
評価。
PER10のPBR0.7とか。堅調な小売とするといろいろこんなもんかなと。こんなもんというかいかにも堅調な小売でよくみそうな評価帯とは。その意味でこのままだとそんな妙味もなさそうですが、業績低迷していたボロ株というか低位株あがりでもうそれっぽいバリュエーションにはなってるので、会社が攻勢みせてくるとほんとに景色変わるかもです。そう言う意図で狙うのはまあありやも。そうでもないならお好みで。
G-7ホールディングス(7508)
フランチャイズ王。強い小売の見本。財務諸表的にちょっとケチがつけられない。
ではあるけど、やはりフランチャイズでROAなどは二桁に至らないしROEも20%くらいで、自社サービスで強い小売例えばワークマンROA15%近く、神戸物産ROE30超(いずれもピークでそれより目先下がってるが)それよりは劣るとも言えないけど、わりと並べても遜色ないとは感じ入るくらいに強い小売のようには。
強いて言えばというかこれは強いものにはついて回る問題だが強い故に評価されるわけで、故に強さが途切れたときに罰になるというところはありそうです。強いものは強くあり続けなければならないと。
評価。
PER10のPBR2とか。状態からは十分見れるPER水準。ではあるがG7としてはよくあるPER水準と言える。2020年以後はPER15以上くらいで推移だし過去はPER7以下もあり、いい会社であることは疑いないがやはりフランチャイズであまり評価が進まないというところもあってPERとしては上も下もあるくらいであまり安いとかみてするするPERが上がるとかは期待するべきではないかなとは。
でもいい会社であり続ける、まだまだ成長が続くとするなら持つのも。ちょうどよく株安も進みPERなら2020年以降の高めの水準から2017-2019くらいでよくある水準まできたわけですし。
フォースタートアップス(7089)
ウィルグループ配下のスタートアップ企業支援だって。もうコピペするけど「for Startups」の経営ビジョンを掲げ、スタートアップ企業の成長支援サービス(人材支援、起業支援、資金調達支援)、ベンチャー投資を提供。18000社超を掲載する成長企業データベース「STARTUP DB」をビジネス基盤に、タレントエージェンシー事業(ハンティング型人材紹介、ベンチャーキャピタルとの連携)、オープンイノベーション事業(資金提供元紹介、データベース「STARTUP DB」販売、産学官連携支援)、ベンチャーキャピタル事業(投資)を展開。主力事業のタレントエージェンシーサービスはヒューマンキャピタリストによる人的側面(人材紹介サービス)やインキュベーション(起業支援/発起・起業サポート)によるスタートアップ企業支援。」
と、ざっと言われてつかみにくいことしてて簡単に済ませたいゲストに突っ込んだのちょっと後悔してます。
上場2020年で成長してる。株価はコロナ目に吹いて暴落するの乱高下してて以下にもイケてる高バリュエーショングロースって推移。
業績もイケてる感じで高成長高ROEでこの調子が続くならPER26ほどは十分ペイ・・って思うところですが目先計画が成長鈍化感も懸念される増収10%に減益のものが出ててどうなんだい?って局面。
「2023年3月期の業績に大きく寄与した注力顧客の採用ニーズについても減少する可能性が見込まれ〜中長期の成長にフォーカスをした「未来を育む種まきの1年」とする方針」とかでしばらくは渋い展開も予感な感じには。もっと長期には明るいぞとはいってますが、そのへんを勘案するとわりと暴落気味で2022年以降安値更新してPER26あたりということになってると。
その他は原価率低いとかバランスシートが粒度資産よりで有利子負債もほとんどないとかおおよそFCFでてるとか、成長性あればイケてる今どきのグロースって印象受けますので、成長性次第ではないか。成長性次第。この記事出てくるときにすでにでてるであろう1Qでいいものでたらすぐに吹っ飛んでいくかもしれないとは。そういうタイプに見える。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
とくにないっす。
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記事補足してます。
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