大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

MENU

(2767)円谷フィールズホールディングス/東証PR/卸売/(比)

スポンサーリンク
f:id:kamomenotoushi:20180623013045j:plain

投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

円谷フィールズホールディングスとその他

株価

2926円(人々は、冴えない暮らしは一変、一気に成金になってきている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 2767 6412 6730 8046
企業名 円谷フィールズホールディングス 平和 アクセル 丸藤シートパイル
市場/業種 東証PR/卸売 東証PR/機械 東証ST/電気機器 東証ST/卸売
時価総額(億) 2030.64 2398.41 177.37 94.16
株価 2926 2403 1582 2354
決算期 2024/03予 2024/03予 2024/03予 2024/03予
予想売上(億) 1230.0 1546.0 154.4 363.0
予想営業利益(億)/利益率 120/9.76% 300/19.4% 15.1/9.78% 13.6/3.75%
長期平均営業利益率/年 5.89%/17年 15.7%/17年 18.04%/17年 3.08%/17年
売上成長率(年複利/期間) 2.2%/17年 4.2%/17年 4%/17年 0.2%/17年
EPS成長率(年複利/期間) 5%/17年 10.6%/17年 -4.5%/17年 5.6%/17年
BPS成長率(年複利/期間) -0.6%/16年 0.7%/16年 1.6%/16年 1.2%/16年
長期営業CF(億)/年 967.46/17年 3656.63/17年 239.02/17年 3656.63/17年
長期投資CF(億)/年 -642.27/17年 -1621/17年 -35.34/17年 -53.07/17年
長期平均FCF(億/年)/年 19.13/17年 119.74/17年 11.98/17年 6.98/17年
PER 22.51 11.29 15.65 6.96
PBR 4.89 1.03 1.49 0.3
ROE 21.7% 9.1% 9.5% 4.3%
平均ROE/年 4.92%/17年 10.56%/17年 10.81%/17年 2.83%/17年
ROA 10.5% 5.0% 7.9% 2.8%
配当利回り(%) 1.03 3.33 3.22 3.82
配当性向 23.1% 37.6% 50.5% 26.6%
総資産(億) 808.93 4237.27 138.83 437.32
自己資本比率(%) 48.4 54.5 83.5 64.5
メモ 衰退が復活? 後退から復帰? 低迷から復調 停滞蓄財できず

 今週は比較。2023/7/26に取得したKABU+データで、実績ROEと予想ROEを比較し伸びていてかつROA10%以上かつあまりブログでやってなさそうなもの(対象122銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2023年07月28日取得。円谷フィールズホールディングス。パチンコ機械。比較にパチンコ関連。ゲストに円な仲間丸代表丸藤シートパイル

円谷フィールズホールディングス(2767)

業績

パチンコ台のフィールズとウルトラマン円谷プロが合体したやつ。

円谷プロは今の位置に至るまでかなり浮き沈みのある歴史を辿ってきたようです。

www.youtube.com

セグメント。だいたいPS。PSはパチンコスロットではないかと。

元々はフィールズで円谷フィールズホールディングスになったのは2022年からでわれりと最近。

(銘柄スカウターから)

 

長期業績。2015くらいから2021くらいまで後退も以降は急進。

円谷とフィールズで推移見たかったけど、中身開示してるの円谷フィールズ化以降となりそう。円谷子会社化は2010年。

憶測ですが見た感じフィールズが強かった(今でも売上は強め)、パチンコが衰退する中でパチンコはもうだめだコンテンツで生きようってホールディングス化してコンテンツ推しになってきてるのではないか。

 

中期経営計画でコンテンツビジネスへの挑戦というふうになってます。

2022年の決算資料(2022年3月期 連結決算概要及び中期経営計画(2023/3期-2025/3期)説明資料)ではかなりコンテンツ推し。だいたいもともとフィールズで円谷の名前もなかったのに円谷フィールズで円谷が先にくるようになってるし。

実際近年サブスクとかも普及する中でコンテンツが伸びててIP抑えてる強みがでてるのではないか。

 

そういう円谷がより表にでてIP推していくぞというのがムーブ一方でPSがスマートパチンコがヒット中「2022年11月に導入されたスマートパチスロ(以下、「スマスロ」)は依然好調であり、2023年4月以降に導入されるスマートパチンコ(以下、「スマパチ」)への期待も大きく、当業界は安定的な成長期を迎えつつ~『Pゴジラエヴァンゲリオン ~G細胞覚醒~』を筆頭に、数々のヒット商品を販売することができました。また、『パチスロ犬夜叉』を始めとした利益率の高いプライベートブランドが好調で、業績に寄与という感じで目先はPSがやっぱり引っ張る形ですね。

ですが、前期でコンテンツは売上高14,532百万円(前期比59.6%増)、営業利益4,378百万円(同198.8%増)で、PSは売上高100,808百万円(前期比20.4%増)、営業利益7,714百万円(同340.7%増)でコンテンツが伸びてるし利益率高いしでパチンコはいつ落ちるかわからない所ありそうだしでやっぱりコンテンツのばしたいだろうとは。

 

まあそんな感じですが、目先はコンテンツが伸びる中でスマパチヒットで業績が急回復に下記のようにROEも跳ねてきていると。

ちなみにスマートパチンコ。

「スマートパチンコ(スマパチ)」とは? 代表機種から導入時期・スペックまで徹底解説 - 特集|DMMぱちタウン

なんか玉の管理が必要なく運営コストさげられるみたいですね。

「専門家の見立てによると、スマパチ・スマスロ専門の新規出店では今まで掛かっていた費用の20~30分の1になるとのこと」

 

それでこれから1Qとかですが「圧倒的な集客力を誇る上海海昌海洋公園内のウルトラマンエリアに続き、2023年5月には大連の海昌発現王国内にもウルトラマンエリアがオープン、更に複数のテーマパークでもウルトラマンエリアの開設が予定」と中国でウルトラマンが結構売れてるようでいろいろコンテンツを投下しているみたいです。「北米については、Netflix制作のウルトラマンのアニメ映画が2024年に世界同時配信される予定」とか米国でも動きも。

パチンコも好調そうですが計画では売上は横ばいとしてますね。

 

財務

総資産減っていたのが目先増えてきてる。

前期末総資産808億で有形固定は52億ほどでこれは2018年以降減って目先また増えて投資も進めてるところはありそうですね。事業性的にだいたいPS関連かとは。

流動は目先増えてます。588億で現金365億。投資有価証券80億とかで資産半分以上水物ですね。

負債は390億。有利子負債133億は現金よりかなり下ですし、ほかは手形類で124億とか。自己資本比率とかは高くもないけど財務は健全となりそう。

スマパチヒットも投資が進んでる感じでもなく、コンテンツもあまり投資が必要ともならなさそうで、CFや財務はこの業績の調子なら改善が進みそうな。

 

 

CF

 

 

2015-2020は営業CFも怪しい感じ。も、2021年以降急回復ですね。投資も低いレベルで現金積んできてます。前期の投資CFは有価証券の購入で設備投資はあまりしてません。

目先は増配してきてますね。とはいは過去にあったレベルに復配くらい。

 

平和(6412)

 

業績

セグメント。ゴルフ場運営パチンコ・スロット機械。

機械中心だとおもったけど目先ゴルフ場の方が強くなってますね。

(銘柄スカウターから)

売上推移。コロナで遊具がかなり減っててこの辺はコロナ的ムーブ。

一方でゴルフは密避けで好調って感じでしょうか

節目売上出てる2016は、ゴルフは売上780億に対し遊技機1081億となるので、2021年で遊技機は売上332億なのでやはり遊技機は後退傾向でシクリカルな一方ゴルフはわりと堅調な推移となりそうですね。

目先は、遊技機好調というか回復。

というかんじですが、遊技機はスマパチスマスロが順次投入で会社としても期待してようですね。

市場全体ではまだ横ばい感ありますが、ここがスマート関連で伸びればなかなか面白そうですはありますがさて・・

まあこれは平和だけじゃなく後退気味だったパチンコスロット業界全体の話になりそうですけど。

 

2018年以降は低ROEにでててBPS増が止まってるところはありましたがそれが目先の遊技機の回復でまた伸びそうな雰囲気ですね。

赤字とかBPSは後退はなさそうですねそして目先好調ですがROEなどは過去の水準に及んでなく、好調といってもいその程度。

 

 

財務

資産横ばい。

低迷期になんとか赤字は避け資産も減らないようにこらえてたと。

(IRBankから)

前期総資産4237億で有形固定2936億で随分有形固定より。土地が2165億とかで土地比率が高く多くはゴルフ場と思われます。機械装置とかが順額187億。これが主に遊技機の工場ですかね。2021まで横ばいが増えてるので遊技機でも反撃にきてるところはあるかもです。

流動966億で現金と有価証券多めですね。負債1927億で有利子負債が1067億。

有利子負債比率高めはそうですが自己資本比率は増加ですね。

総じてゴルフ場でそれを借りて持ってるやつで設備産業色が強いバランスシートも業績後退の中、有利子負債をかえし財務を改善してるやつでリストラ局面だったのが投資とかが進みつつあり反転感もでてきてるのかなあ感。

 

 

CF

 

営業CFはまあでていますね。設備投資はいうほど増えてないですね。


  長期平均 FCF 119.74/17年でなんだかんだFCF安定的ですね。

 

アクセル(6730)

業績

グラフィックスLSI中心のファブレス半導体メーカー。ということでパチンコ台ではないわけですが「パチンコ・パチスロ機向けグラフィックスLSI(業界トップ)、メモリモジュール製品、組込機器向けLSIと関連製品、ミドルウェアの開発・販売。パチンコ・パチスロ市場向けは売上高の約90%。」なので同じようなものというか要するにパチンコ台部品。

 

業績。パチンコ台売れなくなって落ち込んで、コロナ以降ぐらいで回復くらいの推移でパチンコ・・って感じですね。

減収時に利益率が下がりあがるときは戻すようなメーカームーブ。

過去のいいときは利益率40%以上も。赤字は2019くらいのようですね。

 

なかんじですが長期にBPSが増えてる感じでもなく。    1.6%/16年とかで微妙ライン。ROEもあんまり高くなくこれは溜め込むタイプかなあとは。

 

目先好調。ただ「スマートスロット等の次世代遊技機の市場投入もあり底堅く推移したものの、旧規則機の市場撤去に伴う新規則機への入れ替え特需のあった前期に対しては、若干の市場規模縮小となったものと分析」とかもあったり

他のところに行きたがったりもあって、やはりパチンコ関連はそれ一本でやるのは不安もありそうだなとは。

 


1Qまだ。

 

財務

やっぱり財務いいですね。高自己資本比率に有利子負債もなし。

(IRBankから)

総資産138億で現金95億。有形固定1億くらいで、まあファブレスだし。

ってもうほかに見ることも。

 

CF

 

営業CF赤字も多め。業績も乱れるところあり、これはあまり現金減らしたくないなみたいなところは。    長期FCFも11.98/17年とプラスだけど現金増えてる感じでもないのでさてどうかってところは。

まあ目先は現金も増えて増配も入ってますが。どこまで続くのやら感は。

 

 

日足週足月足の値動き判断

月足でさげからあげ
週足であげ
日足であげ
確認。

評価・売買判断

円谷フィールズホールディングス(2767)

テクニカル的には、2008-2015くらいで500-1100くらいでヨコヨコ感あったのがコロナまでに127。もっと言うなら2004くらいで4350あったのが2008までに449までいってずっと2015までヨコヨコで以降崩れた感じですがコロナ以降で127から500-1100のレンジを突き抜け目先3170まで。週足レベルではかなり一方的な上昇。この上昇を見ながら乗るというのはありかもしれない。日足5月に跳ねてますので跳ねた以後安値の2097あるいは目先安値2790あたり。順調が故に2097でも結構遠いですが。

 


ファンダ的には、パチンコ台とウルトラマン。長期のパチンコの衰退で得に2014年以降くらいに衰退で赤字まで。コロナからは回復してきて目先はスマートパチンコがヒットで業績が引っ張る。もう一方でパチンコが不調だったのか円谷プロが前に出てコンテンツ推しで中国や米国で伸び始め現状伸び率や利益率はこちらが上。

何れにせよ好調でこの双方のセグメントがどうなるか?はどっちも注目かなと。

ただ今期計画はあまり伸びる計画になってません。過去の計画はあまりあてにならない感じですが。

またCFが急回復する中、投資なども進んでない、進まずに業績向上が取れるタイプと思われ、これに準ずる業績なら財務改善がすすみそうというかすでに現金とか多めで自己資本比率ほど財務悪くないです。

評価。

PER22のPBR4.9とか。高評価。去年からかなり評価が進んだ感は。もちろんスマパチヒットにコンテンツも伸びて現在の業績は伸びててROEも20%超えですし評価される理由もあり高いとはなるけど妥当性はあるのではないか。好調が続くならまだ上もあるとも見れるかもしれない。

ただ、不調がみえると許されないところはありそうな。復活前はPBR0.3以下程度もあり、スマパチが一過性となると大きなドローダウンも有り得そうでこのへんどうみるか。まあといいつつウルトラマンがのびると全部肯定しちゃうかもしれませんが。

 

 

平和(6412)

ゴルフ場とパチンコとスロット台。遊技機がメインだったのが衰退で安定してたゴルフに主役交代。その中でコロナ以後は遊技機が回復傾向。スマートのヒットであるいは?ってところだけど、現状は過去のいいときに及ばないくらい。

財務的にはゴルフ場が大きそうで有形固定寄りで負債も大きめ。も、業績渋い中財務は改善傾向。CFはなんだかんだ安定的でシクリカルな遊技機しながらCF財務はこらえてる。

評価。

PER11のPBR1。なんだかんだCF安定で財務改善傾向とみればこんなもんという感じは。あまり高ROEになっていくのも織り込んでないようでゴルフ堅調で遊技機が盛り上がるならいい感じになりそうなところは。ただ遊技機は浮き沈み激しそうでここが振るわないとPBR0.6くらいはありそうでそういう方向に向かうのも想定はしてたほうが・・・というところですが、目先回復感あり好調なのがどちらかといえば平和として低PBRにはなりそうで好調が続くなら妙味あるようには思えたりはします。

 

アクセル(6730)

パチンコ・スロットの半導体。だいたい業界と同様の業績傾向。目先は回復してきてますね。ファブレスで財務リスクなどないというか財務だいたい現金でド健全だけどCF強いわけでなく、溜め込み過ぎのきらいはあるけど還元強化も気がひけるようなところもあり。会社もこの状況は避けたいのかパチンコ以外に手を伸ばしたそうな雰囲気。

評価。

PER15のPBR1.5。ちょい評価高いとは。目先好調とかファブレスで設備投資リスクとかないとか財務が健全とか美点もありますが、根本的に浮き沈みの激しいパチンコ業界依存でどうなのかとは。一方でパチンコ復権がまだ続くなら目立って財務などいいこれがまだ上を目指すはわかる展開なのでどう考えるか。

ちなみに財務度健全だけどPBR0.5近辺もあるようです。

 

 

丸藤シートパイル(8046)

建設工事用資材の専門商社。

利益率低めの薄利であまり営業赤字はなく(1999と2011にあります)で長期に売上横ばいって感じでいかにも停滞。

目先わりと好調だし今期は増収増益の計画ですが大枠では停滞の範囲内という印象。

この記事投下時には1Qでますね。目先は割と好調なのでいいものが出てくるかもしれませんね。

蓄財も進んでないこともないですが。さすがにROE低めでBPS成長とっても1.2%/16年で微妙ですね

財務も長期横ばい感ありますね。それで現状くらい配当するとあまり残らない(現金増えない)って感じで、どこをみても還元で目いっぱいな停滞企業という印象。

0.3ほどの低PBRはもっと下もないわけでもないけど絶対的にも丸藤としてもまあ低いPBRだし配当利回り4%近くでいいやって思うなら拾うのも。ちょっと評価されることもあるかもしれない・・とおもったら今年がそんな推移ですね。まだPBR0.3だしまだ先もあるかもね。個人的にはもっと状態のいい(BPSくらいは増やせるくらい)のものでそうしたほうがいい気はしたりしますが。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 

とくにないぞお。

 

 

 

記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
 にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ

記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータとエクセルの黒グラフは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表

 

投げ銭。この記事やブログが役に立ったとかあったら投げてくれると嬉しいです。codocのアカウント登録とログインが必要でクレジット支払いコンビニ決済ができます。

投げ銭機能つけてみました - 大河の一滴

※有料部分の中身はありません。

この続きはcodocで購入