大河の一滴

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(1972)三晃金属工業/東証ST/建設(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:4005円(人々は、積み上げた成果を崩されたけど再チャレンジしてる。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
1972 三晃金属工業 東証ST/建設 158.6 2024/03予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
415 35/8.43% 5.01%/18年 6.49 0.67
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
0.92%/17年 12.66%/17年 5.86%/16年 10.35% 8.02%/18年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
242/17年 -79/17年 163/17年 9.57/17年 6.76%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
367.07 229.9 62.6% 4.62% 29.97%

 今日は分析。2023/5/25データでトリガーを満たしてるものを市場統計推移記録表にかけ2018/12/25比較でROE以上かつ配当利回り3%以上のもの(該当114銘柄)から気になったものをチョイスして分析。中期で質的向上がありつつ配当利回りもそこそこでバリュエーション低めのバランスのものを拾う意図。まだゼルダ習慣ですがそろそろ比較も復活させたいとは思ってますがまだ。三晃金属工業。金属屋根工事の建設。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2023年05月31日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「いちおあげ」

金属屋根工事。屋根業界では最大手みたいです。

この辺でもみてくれれば。

施工事例|三晃金属工業株式会社|[金属屋根、建材の施工・販売、改修工事メーカー]

関空のターミナルとかやってるようですね。

セグメント。屋根が工事で建材は屋根材の販売ですかね。だいたい工事なので建設ということかと。

(銘柄スカウターから)

業績一応、伸びてないこともないですが、後退も多くやはりシクリカルという印象を受けます。赤字自体は少なくて2000年以降は営業赤字も純損失もないようです。

BPS推移などみるとそれがよりはっきりとみえて、蓄財。

シクリカルな停滞蓄財とみてて良いのではないか?

ですが2013までは蓄財もできてないという感じで、やはり大きな意味ではROE水準を注視するのが正しい気はします。目先は低くもないとはなりそうです。二桁でてそうですし。

そんな中で目先通気は順調な通過で増収増益。

コスト高はありますが事業環境は現在良さそうですね。

受注も伸びる傾向。シクリカルにはなりそうで環境一変は考えられるし注意は必要ですが現在までは順調としか。

 

 

財務

蓄財。有利子負債もないですね。

(IRBankから)

有形固定は67億で2017年からは減りだしてますね。流動は281億とかで現金100億は増えててあとは完成工事未収入金及び契約資産の87億とかがめだつくらい。

負債は137億で主な負債が電子記録債務で50億程度で。負債に現金が迫る程度だし、建設としてはかなり財務いいようには。

ただ有形固定は後退してるので、拡張するぞって局面ではなさそうです。

 

CF

 

営業CFだいたいでて、FCFもおおよそプラスで現金すっとんでいってるね。

還元は配当性向30%って感じ。利益連動で減配もありますね。CFや手持ち現金からはかなり余裕ありそうですが。まさかの大型還元とかあると面白くなるかもですね。

 

月足週足日足の値動き判断

月足であげてさげてあげ
週足であげ
日足であげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、月足レベルで2018年までに伸びて、コロナまで戻ってきて、コロナ以後にまた伸びてるというわりとシクリカル系でよくみるたぐいの値動き。

コロナ以後は伸びてるなので、週足レベルではわりと順調です。この値動きにのるは一つの選択。2021年以降安値の2113は基準になりそうだけど流石に遠いので日足安値の3690あたりが基準になりましょうか。このへんをみて週足上昇続行にのるのを目指す感じか。

ちなみに年足レベルではバブルでのびて崩壊して2002年くらいかたは安値は切り上げてきてる感じ。一応年足レベルで上昇トレンドですね。

 

ファンダ的には、屋根系建設業。シクリカルだと思うし、環境がよくないと蓄財もできない程度にはなりそうですが、長く赤字などもなく、ここ10年程度は事業環境もよく順調に蓄財くらいはできています。目先決算まで順調な推移とはなりそうです。

財務はほぼきれいになった感がありますし、現金はずっと積んでる感じです。ただ還元は利益波でやはりシクリカルであるので減配とかはありそうです。

悪環境に向かうと難しい部分も出てきそうですが、現状はそんな感じでもなくその好調をROEあたりに注目して測るのはいいかもしれません。

評価。

PER6.5のPBR0.7ほど。PERではこんなもんとしか。低いPERですがこれでも三晃金属工業としてはよくある位置です。PBRでどちらかといえば低めくらい。

シクリカルで成長性微妙となれば低バリエーションは避けられないとしつつ順調さをみながらもつのはありかも知れないくらいでしょうか。順調が続くならそんな悪い選択でもないとは思いますがさて。

とりあえず、期ごとに減益だから減配だからと投げる感じにはそぐわないとは思いますが。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=1972

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=1972

IRBANK:https://irbank.net/1972

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

来週くらいちょっと言うことあるかも。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

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