大河の一滴

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(8173)上新電機/東証PR/小売(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:2003円(人々は、でかけてもいつも帰ってきてしまいあまり進めてない。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
8173 上新電機 東証PR/小売 560.84 2023/03予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
4200 100/2.38% 2.29%/17年 7.64 0.53
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
1.8%/16年 5.98%/16年 6.5%/15年 7.03% 8.21%/17年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
1314/16年 -1086/16年 229/16年 14.29/16年 2.99%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
2174.17 986.41 45.4% 3.74% 28.6%

 今日は分析。2023/4/26KABU+データでPERPBR同時にトリガーを満たしてるもの(専門用語/64銘柄)から気になったものをチョイスして分析します。ちなみに5/11,12と5/15~19の7銘柄。上新電機ジョーシン。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2023年05月02日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「停滞蓄財」

大阪地盤の家電量販店。

長期に成長もなくはないですが目先売上利益で2011年あたりも上回ってなく横ばい感強め。

停滞という感じでしょうか。ですが2002以降は赤字もなく停滞しながらそこがたくこのへんは堅調な小売業という感じはいたします。

利益率などは3%などにもあまり届かなく競争優位性とかは読み取りにくいですね。やはり凡庸だけど堅調な小売業くらいには。

凡庸ではあるがROEあたりも安定的で長期平均 ROEは8.21%/17年ほどで低いともしがたくBPSもほぼ右肩のようには。BPSだと6.5%/15年とか。BPSはわりと堅調に伸びる中株価水準はあまり伸びてないので低PBR化が進んでる(ついでに低PER化も)というのは一つの事実として。

そんな中で今期3Qで減収減益も、計画では増収増益・・もその水準は過去の売上利益でいい方くらいであまりグロース感なく。やっぱり停滞蓄財とみてるのが正しそうとは。

今期2Qで店舗は2021で後退でコロナ関連で閉店してそう。それがなくてもそれ以前で増えてる感じでもないのでこの辺からも成長を目指してる感じではないかなと。

 

 

財務

(IRBankから)

蓄財という他。

有形固定資産700億で比較的固定資産より。店舗を取得するタイプですね。それで緩やかにも伸びてますが自己資本比率有利子負債比率改善しながらなので無理しない範囲でって感じですね。その他棚卸し資産が700億程度でこれは維持感あるのでこのへんでももうあまり規模を追ってない感は。

その他問題ないのでは?有利子負債も維持くらいだし。

 

CF


営業CFはかなり安定的。マイナスの2013とかは棚卸し資産の影響が強め。長期累計FCFが 229/16年とかなので普通に稼げてますね。

還元は増配傾向が見えますし配当性向も高くはないですが現金増えてるわけでもなく借り入れも減ってもないのでやはり増益が要りそうだとは。理屈ではROE落とさずにBPS伸ばしてるのでEPSも増えてるし今後も増えるかもね?感はありますがさて。

 

月足週足日足の値動き判断

月足であげてさげてあげてさげ
週足であげてさげ
日足でもみあいかびあげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、月足レベルではあがってはさげを繰り返し。2017に4615まででコロナ1457、コロナ後3565までいくもまたおちて1813まで。

週足レベルでは落ちきってまた反転感も出てきたところで拾うのも。やはり週足安値1813とか基準になるでしょうか。ここで2103を超えて週足上昇続行狙う感じで。


ファンダ的には、関西の家電量販。総じて特に傑出点があるようにはみえないけど安定的で堅調な小売りチェーンとは。

しばらく規模の拡大は抑えめに財務改善が進んでる印象です。ざっくりやはり停滞蓄財だとは。目先もその範囲。

評価。

PER7.5 のPBR0.5。凡庸な小売だとは思うけど、評価も凡庸だになりそう。まあでも安定してるし堅調だしでなにげに低くもないROEBPS成長率も低くもなく、実績6.5%に配当3.7はなにげに年10%届いており、それがPBR0.5の凡庸と言う評価帯はなにげに見れるようには。しぶく地味な選択だとは思うけど、じっくり待てるなら意外に地味に成果もでるかもしれないとは。

あとは優待あるけど、これは10%引きとなるので他の家電系優待よりは微妙感ありますね。

5/15追記。決算出て特に上記の判断が変わるものは出てきてないかなという印象。まあ決算で株価下がったようですけどね。日足の中でもトレンド変わったとはみなせないくらいに。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=8173

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=8173

IRBANK:https://irbank.net/8173

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

決算もだいたい終わり平和になりました。

今回は結構被弾気味ですがめげないで頑張ろうと思います。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

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