大河の一滴

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(7261)マツダ/東証PR/輸送用機器(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:1174円(人々は、長いトンネルを抜けてようやく頭をあげてきている。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
7261 マツダ 東証PR/輸送用機器 7417.38 2023/03予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
39000 1500/3.85% 2.93%/17年 5.28 0.53
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
1.15%/16年 4.08%/16年 6.86%/15年 10.76% 5.84%/17年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
17821/16年 -14402/16年 3418/16年 213.64/16年 2.77%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
29681.48 13011.4 43.8% 3.41% 18%

 今日は分析。2023/4/26KABU+データでPERPBR同時にトリガーを満たしてるもの(専門用語/64銘柄)から気になったものをチョイスして分析します。ちなみに5/11,12と5/15~19の7銘柄。マツダ。広島の自動車屋。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2023年04月27日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「いちおあげ」

広島の自動車メーカー。

AIに聞いた。スポーツよりというか実用というよりは趣味色のあるイメージもってるけど。自分は日産車使ってますが走る喜びとか全然ないのでやっぱり趣味寄りではないかと。

日本中心ですがいちおう世界企業。

 

長期業績。目先好調ってところはあるけどこれが成長かというとなかなか微妙なところは。

株探でもっと長期に見るとよりそんな感じ。

(株探から)

2008年までピークをつくり後退してまた近年盛り上げってきて計画で今期(この記事投下の次の日の予定の4Q)で過去のピークも超える感じですね。

なのでシクリカルな疑いは強いですが成長といえば成長だし、過去は赤字も結構あり過去はBPSを結構飛ばす物も出てるので(もちろん業績後退時)やはりシクリカルで業績後退入ると要注意なところあります。

 

BPS推移など2020,2021など減収入ると赤字も出がちですが近年は総じて堅調。

平均とるとROEはさほど高くないですがBPS成長率は6.86%/15年とそんなに悪くなく2014年以降くらいの順調さがでればそんなに悪いことにもならないかもとは。


2020の後退はコロナもありそうですが「主要市場での需要縮小等の影響(3Q)」とかになりそうでもともと後退傾向のところにコロナきた感じでしょうか。

コロナ食らった2021「新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大に伴い、日本や欧州、ASEAN等で販売が減少したことから、前期比9.3%減の1,287千台となりました。一方で、販売が好調な米国やオーストラリア等では、需要の回復を上回る販売を達成し、前期を上回る販売台数」で厳しいながらも健闘したところありくらいですが全体としては後退でこのとき純損失でてますが、「新型コロナウイルス感染症による操業停止に伴う損失 」ですね。営業から純利益まで損失は2021の純損失だけに抑えてますね。

で、回復の2022「新型コロナウイルス感染症の再拡大や、半導体の供給不足により、日本や中国、ASEAN等で販売が減少したことから、前期比2.8%減の1,251千台」で、半導体不足とかで本調子は出てないものの利益は回復してるかんじで・・

今期は上方も伴いながら3Qで結構な増収増益で、計画で上記のとおり売上でかなり好調で利益もコロナ前の水準に戻ってきてるかんじですね。

総じてシクリカルで環境に左右されるところはありそうで成長というよりは蓄財の文脈で見たほうが良さそうには思えますが、コロナを越えてわりと堅調な部類に戻ってきてる感は部品不足とか解消されればもっと利益出るかもしれません。

 

財務

(IRBankから)

大枠では2018年位から資産横ばい。冴えないといえば冴えないですがコロナなども越えてダメージを受けてないでもあります。

前期で総資産2.9兆で有形固定1.1兆ほどはじわじわ伸びててやはり生産設備が必要なメーカーで設備投資は必要となりそうだし、このへんで固定費を下げられず業績後退に弱いというのはありそうです。

流動1.4兆。6700億ほど現金に4000億棚卸資産が主なもの。現金増えてますね。

その他大きいのは投資有価証券で2200億とかで、資産構成はこんなもんかと。

負債1.6兆は長期にあまり増えてないですね。2014で1.56兆くらい。有利子負債も一定感ありますし、大きくは負債を維持しながら純資産を増してるところは。

近年は足踏みかな。で、現金≒有利子負債くらいではあり財務はそんなに悪いってほどでもないくらいになりそう。まあ良くはないけど。でも潰れる感じではないですね。

 

CF

 

2012年以前は苦戦感もあるけど2013年以降はコロナ時なども含めて営業CFプラス安定。

投資は要りますが2020を除きFCFもプラス推移で現金も積んできてる感じです。

このへんは必要な投資をしつつ企業価値を高められてるとは見れるところで、シクリカルで業績は振り回されるけど企業活動自体はそう問題はないとはみれそうなところですね。

まあ大きく減収とかしてきたらわかりませんが。

配当は利益並。赤字とかで無配も切ってきてるのでこのへんあまり信用ならんですね。

 

 

月足週足日足の値動き判断

月足でさげてあげ
週足であげ
日足でいちおあげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には・・年足も張ってみますか。

バブル以降かなり乱高下しつつも結局下の方にいる印象。

その中でリーマン前に吹いておちて2015までに落ちて、コロナまでに落ちて、そこから復帰してる感じですね。

という感じで超長期で下の方でではあるけど、目先は月足週足で反転があるくらい。週足でわりと順調なので2022年安値715とか今年安値932あたり見ながら週足月足の上昇継続に期待するような感じでしょうか。年足レベルではまだ初動感もあるので案外上昇続くかもしれませんし。

 


ファンダ的には、大手自動車メーカー。世界メーカーだけど主力は国内。でかいけど多くは製造業の特徴に準ずる。シクリカルであり業績は環境にめっぽう左右されるところで、特に減収時はより減益になりがちで要注意。ではあるが、2014年以降くらいでおおよそ堅調でコロナとかで赤字になるも営業赤字になるわけでもなく財務まで傷ついた感じでもなく、目先は回復してきてコロナ前の堅調な水準まで。

目立って高収益とか格別な優秀さは感じたりするわけではないが体力のある大型企業さゆえの安定性などもあるでしょうとは。とりあえずCFとか財務は堅調な部類。

ということで総じて状態に問題があるとはできなく堅調であるとは。今はですが。

評価。

PER5のPBR0.5。率直に特に問題が認められるわけでもない世界的な大手著名メーカーの評価としては低いのではないかと思う。

PBRはコロナ近辺でもっと低い水準もあったとはなりそうだけどPERで5ってのは・・今期はちょっと税金低そうなのでPER低く出てると見るべきだとは思うけど、営業利益6割の純利益900億レベルでPER8.2前後で結構マツダとして低い方とはなりそうであるし、PBR0.5くらいはメーカーではよっぽど低調な感じでつくようなところもありもうちょっとつけても・・感はあったりでとりあえず高いというよりは安いよりではないかと。というか今回抽出条件のトリガーを満たすは過去にかもめが調べたときにこの条件なら購入を検討してもいいではないか?という条件で目先それ以下ってことで、特に今回はPERPBR双方満たしてるって話なのでたぶん安い方。

という感じですが月足でも反転感あるなかでわりと低評価なところもあったりで、この記事の明日決算発表ではあるのでそこで堅調なものがでるなら、拾ってみるのもいいのではないかとかは思ったりします。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=7261

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=7261

IRBANK:https://irbank.net/7261

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

保有は総じて堅調な感じに進んでおります。くらい。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

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