基本データと取り上げた理由
株価:1954円(人々は、破れなかった高嶺を諦めず準備再挑戦を繰り返している。)
基本データ
コード | 企業名 | 市場/業種 | 時価総額(億) | 決算期 |
2462 | ライク | 東証PR/サービス | 399.88 | 2023/05予 |
予想売上(億) | 予想営業利益(億)/利益率 | 長期平均営業利益率/年 | PER | PBR |
616 | 43.5/7.06% | 5.19%/17年 | 11.19 | 2.72 |
売上成長率(年複利/期間) | EPS成長率(年複利/期間) | BPS成長率(年複利/期間) | 予想ROE | 平均ROE/年 |
12.32%/16年 | 13.48%/16年 | 8.93%/15年 | 23.89% | 17.33%/17年 |
長期営業CF(億)/年 | 長期投資CF(億)/年 | 長期FCF(億)/年 | 長期平均FCF(億/年)/年 | 実績ROA |
304/16年 | -195/16年 | 108/16年 | 6.76/16年 | 8.48% |
総資産(億) | 自己資本(億) | 自己資本比率(%) | 配当利回り(%) | 配当性向 |
393.8 | 140.22 | 35.6% | 2.71% | 30.36% |
今日は分析。銘柄スカウター10年スクリーニングで売上利益10年10%成長のもの(対象192銘柄)を市場統計推移記録表にかけて2018/12/25と2023/4/14比較しROEは以上でPBRは以下なもの(対象30銘柄)からきになったものをチョイスして分析します。成長してて血のクリスマスより状態良く評価が低いものを拾う意図。ライク。保育とか人材系サービス。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2023年04月14日取得。
業績財務CF推移とそれに対する分析
業績
ざっくり業績推移をみてひと言「あげあ」
保育・人材・介護グループ会社。
セグメント。子育てというか保育のライクキッズが主力ですね。ライクキッズは2015年サクセスHD(現ライクキッズ)を子会社化(2020年完全子会社化)という流れ。
その他人材派遣とか介護とかで、何れにせよ採用してそれで労働集約色が強い事業を行ってるとなりそう。あとは保育で稼いでますが補助金頼りな部分はありというか補助金ないとペイしないところありそうで補助金切られるリスクはありそうです。切られるとわりと前提から壊れるようなところは。
(銘柄スカウターから)
業績は長期に伸びていて特にライクキッズ取り込んだ2015年以降は順調な印象。
BPSROEなどの推移。BPS成長なら8.93%/15年と平均ROEも17.33%/17年とかなり高めでかつROEは伸ばす傾向とかなり順調でそして優秀な印象をうけます。
原価率推移。やはり原価率高くて労働集約という印象。
(IRBankから)
従業員も見ますか。従業員も伸びてるも2021,2022で伸びが鈍化とも。一方で一人あたりの利益が伸びてますね。人が採れてないとも見えますし効率化を進められたとも。見方はありますが労働集約傾向が強いのでやはり採用はできたほうがよさそうなところは。
(IRBankから)
あとは、決算資料などみるとかなりしっかりしてるという印象で中期計画で野心的ても。
2022年5月期 決算説明資料
https://ssl4.eir-parts.net/doc/2462/ir_material_for_fiscal_ym2/120773/00.pdf
総合的にはかなり優秀な派遣というか保育というか労働集約っぽい。
目先3Qで増収減益。・・減益をどうみるか。まあ利益は4Q偏重だし計画は増収増益ですね。「経営成績の減益要因は、物価高騰による食材費・水道光熱費等の上昇のほか、第1四半期連結累計期間において子育て支援サービス事業における期ズレ補助金の計上額が前第1四半期連結累計期間と比べ1億78百万円減少したこと、介護関連サービス事業において新規施設開設に伴う先行コストが発生」とは言ってますね。
財務
(IRBankから)
2016の大幅資産増はライクキッズの連結化。
前期末総資産393億は有形固定156億でこれは2016年以降に増えて伸びていて保育が箱を確保して投資がいる種の事業であるのは留意点。これは今後も伸びないとだめでしょう。保育の不調を示すことになるので。
流動177億。現金手形増えて順調だねとは。あとは差入保証金あたりは大きめくらい。
負債253億で有利子負債も138億と大きめで自己資本比率も低く、財務は良くはない。
ただ箱もの投資が必要が故であるし目先は自己資本比率改善で改善なので悪いけど改善くらい。
CF
営業CCF安定。特にライクキッズ取り込んだ2016以降は安定だね。投資はしてるけど、FCF赤字自体はほとんどなく現金も積んでます。現状問題があるとは言い難く。
業績伸びてるので増配傾向だけど配当性向で区切ってそうだね。「連結配当性向30%程度を目安」と言ってますね。減配も展開次第では。
月足週足日足の値動き判断
月足であげて三角持ち合いっぽい
週足であげてもみあい
日足でさげっぽいけどもみ合いかな
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、2015-2018に躍進があり300台くらいから2700まで以降は899まで落ちるも、高値2567,2427で切り下げ、安値899,11096、1609と切り上げで三角持ち合いの形成。月足レベルでは三角持ち合い最終局面にみえるところでいずれどちらか方向にトレンド発生の可能性は見ても。週足レベルではもみ合い。週足安値1609を見ながら2427,2567そして2700越えの上昇トレンド発生を期待する感じでしょうか。
ファンダ的には、保育介護派遣の労働集約なサービス業。長期に成長だし特に保育のライクキッズ取り込んで順調感ある。目先まで伸びてますが利益4Q偏重で測りにくいところあるし、稼いでいる保育も補助金に頼るところがありリスクも孕むというか、介護保育よりは一枚安定そうだが派遣業は元来フローよりでシクリカルといえて、そういうリスクはあるものと見てた方が。だから目先はそういう感じにはなってなく順調ですが。あと目先は従業員増が鈍化このへんをどうみるかというか、
と・・順調だし結構以上に優秀そうですがいろいろケチがつけられる面はあります。
CFは安定。ただし投資は保育で必要で財務は良くない。FCF出るくらいで順調な限りは問題ないと思われるけど、業績後退などのリスクが顕在化するとしんどくなるかも。
評価。
PER11のPBR2.7ほど。絶対的な状態からすると低バリュエーションなようにはみえるし、実際ライクとしても結構低めのPERとなりそうですが、この種の保育含む派遣等はあまり高PERになってない印象なのであまり安いと考えないほうが。というか皆ああり評価されてない印象。市況変わってみんな評価されるかあるいはみんなリスク顕在化してみんなやられるとかかもしれない。どう考えるか。まあリスク顕在化に怯えながらも持つ意味もあるのではないかとは思うけど。
リンク
KABU+:https://kabu.plus/
銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=2462
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=2462
IRBANK:https://irbank.net/2462
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
そろそろ決算ですがとりあえずとくになにもない。
決算期でも言ってそうだけど。
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記事補足してます。
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