大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(6666)リバーエレテック/東証ST/電気機器/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

リバーエレテックとその他

株価

726円(人々は、突撃して突破はできるも勢い続かず尻すぼみを繰り返している。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 6666 6779 6962 8008
企業名 リバーエレテック 日本電波工業 大真空 ヨンドシーホールディングス
市場/業種 東証ST/電気機器 東証PR/電気機器 東証PR/電気機器 東証PR/小売
時価総額(億) 63.11 282.17 254.83 430.42
株価 726 1220 704 1769
決算期 2023/03予 2023/03予 I 2023/03予 2023/02予
予想売上(億) 75.2 521.0 395.0 400.0
予想営業利益(億)/利益率 12.05/16.02% 76/14.59% 40/10.13% 20/5%
長期平均営業利益率/年 0.87%/16年 0.19%/16年 4.04%/16年 8.18%/15年
売上成長率(年複利/期間) -1.3%/16年 -2.1%/16年 -0.2%/16年 -1.6%/15年
EPS成長率(年複利/期間) 5.1%/16年 1.2%/16年 3.2%/16年 9.9%/15年
BPS成長率(年複利/期間) -4.9%/15年 -5.8%/15年 -0.8%/15年 0.9%/14年
長期営業CF(億)/年 88.24/16年 695.03/16年 609.35/16年 695.03/15年
長期投資CF(億)/年 -102.51/16年 -718.95/16年 -565.19/16年 -101.63/15年
長期平均FCF(億/年)/年 -0.89/16年 -1.5/16年 2.76/16年 30.85/15年
PER 5.72 4.92 6.68 34.48
PBR 1.31 1.23 0.65 1
ROE 22.9% 25.0% 9.7% 2.9%
平均ROE/年 0.09%/16年 -0.1%/16年 1.31%/16年 5.83%/15年
ROA 12.0% 9.3% 4.2% 1.9%
配当利回り(%) 1.79 1.64 3.98 4.69
配当性向 10.2% 8.1% 26.6% 161.8%
総資産(億) 91.42 612.20 813.17 568.84
自己資本比率(%) 42.7 32.7 40.7 75.4
メモ 赤字から復活? 赤字から復活 蓄財はできるように 停滞蓄財できず

 今週は比較。2023/4/9にKABU+データでROA10%以上(該当474銘柄)を市場統計推移記録表にかけ2020/3/17比較でROE向上しててかつPBRが以下なもの(該当47銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。一定以上の優秀さ(ROA10%)を確保しつつROEを伸ばしてるのに評価が抑えられているものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2023年04月11日取得。リバーエレテック。水晶デバイスメーカー。比較に同業っぽい。ゲストにたぶん水晶も売ってるジュエリー系ヨンドシー。

リバーエレテック(6666)

業績

水晶系の部品ですかね。

よくわからんけど以下のようなものをつくっている。

水晶振動子 - Wikipedia

水晶発振器とは? 原理と仕組み、水晶振動子との違い、選び方のポイントを解説 | プログラマブルSPXO 特設コーナー | インフォメーション | エプソン水晶デバイス

 

 

業績は端的にはシクリカル。赤字も多く長期に成長もみられない。

BPSもほぼ飛びかけてますね。でも目先は復活。

復活2021「主力であるスマートフォン向けは、5Gに対応したハイエンドモデルやその周辺機器に採用された音叉型水晶振動子の受注が堅調に推移し、前期に比べ大幅な増収~医療ヘルスケア向けのウェアラブル機器の需要が拡大」

コロナ以降のIT特需だよりっぽい感じですが復活は復活。

2022「スマートフォンや無線モジュール向けに、小型・省電力・高品質製品の受注が旺盛であり、フル生産のもと好調な販売状況が続き」

今期も上方をこなし好調ですっが、伸び幅は落ち着いてきてますね。四半期ではピークアウト感もなきにしも。

あとはあまり説明熱心な感じもなく決算説明資料とかはないですね。

中期計画くらいはありますが。

中期経営計画 | 投資家情報 | リバーエレテック株式会社 - RIVER

でも過去見るとあまり計画あってないので計画自体あまり信用できないところは。

 

財務

資産減で財務はやばいところまでいって、利益剰余金もマイナスにツッコミましたが、2021年以降の躍進?で救われましたねという推移。

2022で自己資本比率とかかなり戻してて純資産も2010年の水準を上回り、二年で10年分稼いだともみなせます。

前期末総資産91億で有形固定資産33億はあまり2010年以降から変わらず基本売上たてるのに設備投資は要らないというか上にフル稼働と言ってるので今くらい以上だと投資が必要かなとは。流動は53億、預金手形がバランスよく増加。

負債52億。2022で減らしててて有利子負債も減らしてますね。と、かなり良くなってますが、有利子負債などはまだ多く油断は禁物ですかね。逆に言えば伸びしろがまだある。

 

 

CF

 

投資は要らないとしたけど、投資は結構してますね。長期のFCFが-0.89/16年とマイナスになる程度。目先2020,2021もFCFマイナスでありここはなかなか厳しいとなりそう。好調が切れるとぐっときつくなるかもしれません。配当はまだ復配してますがまだ控えめですね。

 
日本電波工業(6779)

業績

世界第2位の水晶デバイスメーカー。

リバーエレテックよりマシには見えるけど、世界二位でも売上が後退していって赤字散発とかという。2021以降回復もリバーエレテックと同様ですね。

BPSこらえてたけど、崩れたところにコロナ来て救われたの図。

目先ROEはかなり高くこの水準を維持できるならなかなか未来は明るいところは。

 

その中で目先3Qで絶好調という感じですが同時jに下方で「自動車市場において半導体不足が長期化したことに伴い、Tier1メーカー(完成車メーカーに部品を供給するメーカー)の一部において在庫調整が進み、下期の車載向け販売が予想を下回る見通し~移動体通信向けでは、2022年11月に河南省鄭州市ロックダウンの影響を受け、スマートフォンの世界的な受託生産を担うEMSメーカーの主力工場において稼働率が大きく低下したこと、及びスマートフォン需要が想定より低下する見通し」とかで需要一服という感じでこれからどうなの?ってのがちらつくのは同じというところでしょうか。

 

財務

IFRSきらい。ちゃんとみないけど、長期にあまり資産増とかなさそうです。売上規模伸びてないので当然ではありますが。

 

CF

 

ここも長期FCF は-1.5/16年でマイナス。世界二位でもあまり儲かってる感じではなく。

目先はFCF出てるのでそのへんでリバーエレテッよりマシには見えますが。配当利益並。

 

大真空(6962)

業績

上二社と同業となりそう。

成長感はないけど、後退もあまりなさそうで赤字もあまりなく、かなり堪えてたという印象。それはありますが目先好調は一緒ですね。

BPSは減らさないで堪えてますね。目先はROE高めて伸ばしてますね。

優秀って気はしますが、2009-2021でBPSを伸ばせない程度の低ROEです。上二社よりマシとはいえますけど、厳しいは一緒。

 

今期は、目先下方で3Qでもう減収減益入ってますね。ピークアウトって感じ。

 

 

財務

財務いいのかな?ってみるとそうでもない。

というか総資産純資産BPSも伸びない中で自己資本比率低下で有利子負債とか増えてるので、BPSこそ減ってないけど、厳しいじゃないかとなる。

(IRBankから)

有形固定だけみると、2017年までへらして以降伸ばしてる。増収で投資は必要かなとは。と、財務は良くないし結構厳しいように見えます。

 

CF

 

 

長期のFCFは2.76/16年でプラス。ちなみに年じゃなくて16年で2.8億稼いだという話。

年だと1800万とかになりますね。PCFRとると1380とかなる。正直厳しい。

配当なんとか出してるけど、足が自己資本比率低下になって出てる感じでしょうか。

 

 

日足週足月足の値動き判断

月足であげてもさげてる
週足であげてさげ
日足でさげ
確認。

評価・売買判断

リバーエレテック(6666)

テクニカル的には、2013年に急騰で200円台から1576まで。も、以降は続かず2018年までに143。その後は2020以降でまた急騰で1907までで、また落ちてきて667まで。一応長期の高値更新で上昇ですが急騰してはさがってもみ合いとかを繰り返す感じで扱いづらさはありそうです。そのなかで週足レベルでは1907以降の下落という感じで日足レベルでは下落がひとまずとまってもみ合い感。この先に調整を終えて上昇を見れるか?でしょうか。667切ると奈落で2020年621とかはあるけど次はコロナ安値235なのでまあどうみるかですかね。

 


ファンダ的には、水晶系部品メーカー。長期になかなか冴えないというか厳しい業績で利益剰余金マイナスで資産源でもう少しで債務超過までというところで、コロナ以降の半導体盛り上がりに乗って復活感。目先まで好調は続くけど四半期ではピークアウト感がありまだまだ伸びるぞという感じでもなくなってるようなところは。

二年ほどの突風でかなり状態改善で財務は一息で危機は去った感。とはいえFCFがばりばり出てる感もなくラクではないな感は。目先の調子が続けばいろいろ楽になるかも。

・・なところですが、目先好調な環境に助けられたシクリカル以上にみるのは難しいかなという印象。

評価。

PER6のPBR1.3。低PERで高ROE。シクリカルだし優秀な企業という感じではないけど目先好調はたしかでこの好調が続くなら許容できる低RERかつ高ROEとは。環境に助けられただけ感はあるけど、現状程度の利益ROEが出るならどんどん財務改善が進み増配なども望めそうな気はするところで、現業績に近い水準が続けばOKみたいなところは。まあ目先後退感もありそれも懸念されてるというところだとは思いますが、そんな後退無ければ下は限られる気はしますがさて。業績後退、低ROEに向かうとか赤字とかにまた向かうならまだまだ下はありそうですが。

 

日本電波工業(6779)

水準デバイス世界二位だそうですが、大枠ではリバーエレテックと同じ状況にありそうです。シクリカルでかなり追い詰められたところにコロナ以降の特需も目先まで続くも、ピークアウトがちらつく。

目先の業績水準はかなりいいので続くならワンチャン。

総合でリバーエレテックよりは状態がいいように思える。

評価。

PER5のPBR1.2。リバーエレテックと状況状態が近くちょっとバリュエーションが低いのでリバーエレテックよりマシな選択で見れるかもしれないけど、似てるので大きな意味では同じ。今に近い業績を維持できるか。

あまりどちらかが正解でどちらかが間違いになるのは想像しにくくどっちもうまくいくか、どっちもしくじるかだよなあって思ったりします。

 

大真空(6962)

上の二社より赤字も少なく状態はいいように見えたけど、財務は悪化が続くし長期にFCFをギリだすくらいで、目先もう業績ピークアウトで端的に厳しいという印象。

潰れるという感じではないけど積極的に投資対象と選ぶのはかなりの理由がないととは。

評価。

PER6.7のPBR0.6で、上記2つより低PBRだし配当利回りは高め。まあでもそれだけというか、特需が来る前はBPSも伸ばすのも厳しかったメーカーにPBR0.6は厳しいというか、コロナ以前はもっと低PBRだし0.6くらいでもっといい状態なのもたくさんありそうで、だから選ぶにはかなりな理由がないと。水晶部品のテーマ化をエスパーしたとかね。しらんけど。

 

ヨンドシーホールディングス(8008)

SNSで名前が出ると悪い意味で出されてる気がするかわいそうな会社・・という認識。

セグメント。ジュエリーだけじゃなくアパレルもやってるようですね。というか近年ジュエリーが後退してアパレルと拮抗したようです。

(銘柄スカウターから)

堪えてたけど最近後退気味の業績。

でも営業赤字なら1999年から見当たらないくらいで利益率も小売とみるとめっぽう高く結構優秀じゃんってところは。

でもBPSは伸ばせてないくらいでBPS成長とっても0.9%/14年というか伸びて落ちてる感じで上よりマシじゃんと言おうとしたけど、そうでもないじゃんと。

ただ財務よくて有利子負債ゼロだし自己資本比率高めでここはかなりマシ。有形固定はずっと維持だったけど2019年あたりから減少でリストラ局面っぽい。FCFは常にでてるっぽい。

その中で目先決算で増収増益で業績は反転してますね。ただ資産は固定資産も含みまだ減少で反撃感はまだ。このへんどう見るかですね。

そんなところですが業績反転してくるとちょっとおもしろいかもね。

 

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないかなあ。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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