大河の一滴

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(3177)ありがとうサービス/東証ST/小売(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:2485円(人々は、二度の大戦で破れ島流しにあうも島から抜け出し再起を進めている。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
3177 ありがとうサービス 東証ST/小売 23.7 2023/02予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
91 5.21/5.73% 5.21%/12年 9.18 0.98
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
2.3%/11年 14.21%/11年 8.9%/10年 11.95% 12.22%/12年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
56/11年 -31/11年 25/11年 2.28/11年 4.95%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
47.81 20.93 43.8% 4.43% 40.63%

 今日は分析。トリガーを満たしている(専門用語)を市場統計推移記録表につっこみ、2022/11/18(市場予想利益総和が計測日で最高値)と2022/3/31比較しROEが以上のもの気になったもの(該当106銘柄)をチョイスして分析します。好調なのに評価が低くなってるものを拾う意図。ありがとうサービス。いろいろフランチャイズ。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2023年04月05日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「停滞蓄財」

フランチャイズいろいろ。地方創生と称してその他もやってるね。

決算説明資料は、今治の地方企業って感じの素朴な感じがします・・っては置いといてということでリユースとフード。ほぼ小売業の文脈で見て大丈夫な気は。

セグメント。リユースが主力。利益的にはほぼリユースですね。

(銘柄スカウターから)

 

増収傾向を認められなくもないけど停滞よりかな。2009年以降では赤字はないようだ。


平均ROE取ると12.22%/12年で別に悪い水準じゃなくBPSも足踏みあるけど伸びてるね。複利成長率とると8.9%/10年とか。これも悪い水準ではない。足踏みあるが。

ざっくり、そこそこ優秀な小売という印象。利益率は高めだけどこれはリユースがそこそこ高いのが多めですのでそこはそこそこ優秀なリユースくらいでしょうか。
2022くらいは見ますか「 店舗展開につきましては、4月に業態変更のためフードサービス事業1店舗、5月に店舗移転のためリユース事業3店舗をそれぞれ閉店いたしました。6月にフードサービス事業1店舗、リユース事業2店舗を出店しております。また、6月に地方創生事業として温浴宿泊施設1施設の運営を開始」でスクラップアンドビルドなスタイル。外食がコロナで受けたダメージから回復してリサイクルが好調な感じですかね。

目先上方「新型コロナウイルス感染症の影響が、リユース事業及びフードサービス事業ともに当初の想定を下回ったことから、売上高、営業利益、経常利益および親会社株式に帰属する当期純利益が前回発表予想を上回ることとなった」でコロナから回復してきてる局面ですね。それで、目先はもうコロナ前の状態に復帰くらいでしょうか。正常運転に戻ったと見ていいかなとは。成長とも言えるけど、売上自体は2.3%/11年くらいなので過信は禁物でやはりそこそこ好調な停滞蓄財とみてるのが正解に近い気は。

財務

(IRBankから)

2018-2021は蓄財が怪しかったところがあるけど再加速。で蓄財。自己資本比率は維持で有利子負債比率も維持くらいですかね。2021は一時借り入れ増やしたかもしれないとみて、前期末総資産47億。有形固定資産は12億ほどで伸びてる感じでもなく。差入保証金も5億程度は2018年以降伸びてる感じでないので、このあたりから店舗は増やすよりスクラップアンドビルドに移ってそうな推移。増収に向かった今期で再度上昇があるかですかね。その他流動24億ほどで現金10億ほど。

負債は流動は近年減る方向で全体は横ばいも現象かなあで、大きくはリストラ局面にありそう。コロナ越えて売上も伸びて財務もいくらか前進したようには思えるのでこれから攻めに回るかどうかみたいなところは。

 

CF


営業CF安定。このへんは堅調な小売。投資もするけど、だいたいFCF出してますね。    25/11年とかで、だいたいPCFRで10倍くらいでしょうか。理屈言うならは配当全振りして配当利回り10%ですかね。配当は増えてる感じでもなく利益並みですかね。

 

 

月足週足日足の値動き判断

月足であげてさげてあげ
週足であげ
日足であげてさげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、月足レベルでは2018年までにあげて3500。あるいは安値は切り下げ始めてるので2016年の3495までという見方もできますね。ともかく2016、2018まではあげて以降コロナ安値1400までさげて、以降は週足レベルでは順調なあげで、目先日足で上昇が崩れたくらいの印象。大きくはあげて下げすぎて再上昇の流れで週足では順調と見れるので、目先日足安値2300で週足順張り日足逆張りでいくのが一点。よっていろいろ2300が基準ですね。それで3055越えの週足上昇続行に3500の月足上昇転換を期待というか測る感じでしょうか。

 


ファンダ的には、堅調な地方フランチャイズ。堅調な停滞蓄財な小売とみて良さそうな。コロナで減益なところがあったが、大過なく乗り越え回復で目先一応最高益の構え。資産推移などみるに2018年位から拡大成長と言うよりはスクラップアンドビルドでリストラ局面のようには。ただ目先状態は回復で再加速もできなくもないようには思えますし目先3Qは固定資産増やしてるようでそのような向きもみれなくも。

CFとかはあんていというか堅調な小売のもの。配当は利益並みでどうかはあるけど、いちおう長期のBPS増は8.9%/10年で前期からBPS再加速感もあり、続くと見るなら配当合わせて13%とかみるとなかなか以上ではありそう。

評価。

PER9のPBR1ほど。地方のフランチャイジーで変哲もない小売とするとわりと評価されてるようにも。下見るとPER6切りとかもありますし、PER10はいかにもよくある平均的な評価水準であるようです。よってフェアバリューと言えるのではないかとは。

一方で、実績でBPS成長+配当で年13%前後をPBR1は市場平均リターンをダブルスコア(あるいはそれ以上)を平均的PBR以下(日経PBR1.2として)でとはなるので素直に数字をみて妙味ありともみれなくも。まあこれは目先再加速でBPS成長が9%前後に準じる程度を維持が前提ですが。再加速して維持するってみるなら拾うのは十分ありかなとは思ったりします。目先状態は可能性もありそうにも。だからPERあがるとか評価水準訂正が起こるなんて言ってないです。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=3177

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3177

IRBANK:https://irbank.net/3177

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくになんもないですね。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

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