大河の一滴

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(6568)神戸天然物化学/東証GR/サービス(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:1658円(人々は挫折ばかりの暮らしからとうとう一発逆転のために前を向き始めている。)

基本データ
コード 企業名 市場 業種 時価総額(億)
6568 神戸天然物化学 東証GR サービス 129.0
決算期 予想売上(億) 予想営業利益(億) 予想営業利益率 予想純利益(億)
2023/03予 83.0 18.7 22.53% 13.3
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 長期平均営業利益率(平均/年) 長期平均ROE(平均/年)
9%/7年 43.3%/7年 18.7%/6年 15%/7年 9.5%/7年
PER PBR 予想ROE 実績ROA 配当利回り
9.61 1.2 12.28% 4.81% 1.69%
総資産(億) 自己資本比率 長期営業CF(億) 長期投資CF(億) 長期FCF(億)
139.51 75.8% 67/6年 -58.9/6年 8.2/6年

 今日は分析。投資家バクさん(@firelife_blog)が作られたツール(現在更新停止中)で10年減配なしかつ平均増配率15%以上のもの(該当160銘柄)を市場統計推移記録表に突っ込んできになったものをチョイスして分析します。神戸天然物化学。有機化学品の受託開発会社。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2023年02月20日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「加速?」

化学といいながらサービスでみると有機化学品の受託開発会社ってことでならばサービスかともっとみると医薬品とかの開発もしてそうでならば医薬品じゃないの?と思わないまでもないけどサービスな化学です

セグメント。医薬とバイオ比率高いし医薬品じゃないんだ感

(銘柄スカウターから)

機能材でも農業でも医薬品も製品開発から製造まで受託してやるスタイルみたいで、なのでサービスってことみたいです。

見た感じかなり高付加価値なことしてそうだし、業績も利益率が20-10%くらいで利益率高めですね。

一応増収傾向。2020-2021の減収&利益率低下が木になりますね。


ROEは言うほど高くなく・・でも好調なら二桁くらいでしょうか。上場の2018からBPS成長とると4.89%/4年で言うほど蓄財スピード高くないですね。上場前から取ると抜けますが、この5%弱の方が実態に近いのではないか。

と、高付加価値で利益率は高くもなるがROE自体はそこまででもなく、BPS成長とかも抜ける感じではないってのがひとまずの印象。
2020はコストがかかった感じでしょうか。製品構成も悪影響ですね。

2021は、上記に増収効果で伸びる感じで。

2022は増収効果が強め。ほかが変化無ければ増収は正義なところはありますね。

で、目先上方ですね。3Qで上方で増収増益で増益は結構えぐい。「機 能 材 料 分 野 、 医 薬 関 連 に お い て は 量 産 ス テ ー ジ 案 件 が堅調に進捗できたことに加え、特に医薬分野における開発ステージにて従来予測を上回る受注、販売が見込まれます。 こ れ ら の 生 産 需 要 増 を 背 景に、人員 ・ 設 備 の 高 稼 働 が 維 持 で き た こ と か ら 、 利 益 面 の 大 幅 な 改 善」

で、以下だって。増収もあるけど、これも増収っぽいけど人員設備の高稼働とかも影響多そうですね。

 

と、目先開けてきた感はありますね。そのなかでなんか受注が増えてるようには。受注残がハイレベル感は。

という感じにいかにも好調ですね。

 

財務

資産増。2018年に上場も絡み大幅増でやはり2018からの変化を見るのがただしいようには。そうするとBPSだと上記の通りで4.89%/4年で現状実績としては大したことないという感想。ただ上方こなしてROEなら12.28%でこれが維持ならROE加速で蓄財も加速となるとは見込めるのでそう見込むか。

というところですが前期末総資産139億で有形固定69億で結構固定資産より一応伸びてますかね。一点が成長に投資が要るのか要らないのか。要ると増収も投資にコストが取られるところは出てきそうなのでこれがあるかないかで見方変えないといけないかも。

流動63億で流動伸びてますね。売掛25億商品原材料17億現金20億ってところでしょうか。

負債33億で有利子負債16億で現金>有利子負債だし自己資本比率も高いし財務は健全に見えますね。

で、3Qは有形固定資産増えてますね。流動も減って固定比率あがってそうだし、数字的にはなんか成長に投資かかりそうな雰囲気は。まあ3Qですけど。

 

CF

 


営業CFはまあまあでてますが、投資もかかってますね。あわせてFCF弱め。いちおうプラスの    8.2/6年ですが一年1.3億ってところで時価総額の100分の1で現状CF創造能力は低そうな懸念。

その中でなんとか増配きてますね。一応増配きてますが、手持ちからはいけそうだけどCFからは余裕ある感じには見えません。

 

月足週足日足の値動き判断

月足でさがってなんか跳ね
週足でさがって飛んだ
日足で地べたからジャンプ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2,018年上場でそこからわりといいところなしで高値安値で4830から969まで。

と思ったらところから目先吹っ飛んだ感じですね。1000えんくらいから1200くらいまで上がったところに上方の開示で1942まですっとんだ感じ。

その後は下げる感じですが、このすっとびでこれまでの傾向はリセットとしてもいいかもしれないとは。これを起点に上昇トレンドが始まっていくかも知れないし、また1000あたりに戻るかも知れない。

それを測りつつですね。目安は1942とか開示後安値1606とか窓埋め1200とかでしょうか。ここらくらいを基準にそれがありうるか図る感じですかね。飛んだばかりなんでそれくらい。

 


ファンダ的には、化学品やおくすりの開発から生産を受託する感じでいちおうサービスに突っ込まれてますね。いちおう製造業となりそうで、BS的にも生産設備多そうな固定資産よりの構成。

目先増収で利益が跳ねてきてる印象でこの辺は増収すればより利益が伸びる製造業の文脈ではみれそうだし、受注も積まれる中しばらく好調な感じには推移しそうなところは。業績開けての大幅増益でこのへんは目先の株高もそうですねって感じ。

一方で、BSはだから有形固定資産多めで、投資も多くCFは見た目の利益以上に弱め。手持ち資金も多く借り入れなども少ないのでとりあえず問題という感じじゃないけど、業績後退あると怖そうなところは・・というかだから業績加速も見た目ほど儲けてないし、いうほど儲ける力ある感じには。まあ、ROE加速もあるので二桁ROE維持するくらいだとこのへんもいろいろ良化するかもしれないし。

評価。

PER9.6のPBR1.2。目先業績加速でROE二桁乗せてきてとなると高いって感じはしませんし、モメンタム的な視点でまだ上はみれるバリュエーションかなあとは思ったりはします。ROE二桁維持くらいの好調感が続くと見るならCF言うほど稼げない感じだしこんなもん?・・・ってのはかもめの肌感覚であまりロジックはないですが、PBR1.2くらいは上場後に株安しておちついた2019年あたりの水準なんでいろいろこんな感じの水準が定位置感は。そういう意味では目先絶好調なのがそうでもなかった頃と同じ程度の評価なのでみたいな視点だと上の、目先のモメンタム的なもっと上もあるかもしれないバリュエーションみたいな見方には。まあ上に行くなら安いって感じじゃなくなるのでなにかあるなら逃げるみたいな感じを取りたくなりそうだけど。みんながね。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=6568

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=6568

IRBANK:https://irbank.net/6568

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

オクトラ楽しい。それくらい。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

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