基本データと取り上げた理由
株価:1974円(人々は、丘の上で定住するもさらに高いところを目指したが挫折して定住地に戻りかけている。)
基本データ
コード | 企業名 | 市場 | 業種 | 時価総額(億) |
4726 | SBテクノロジー | 東証PR | 情報通信 | 449.2 |
決算期 | 予想売上(億) | 予想営業利益(億) | 予想営業利益率 | 予想純利益(億) |
2023/03予 | 670.0 | 54.0 | 8.06% | 34.0 |
売上成長率(年複利/期間) | EPS成長率(年複利/期間) | BPS成長率(年複利/期間) | 長期平均営業利益率(平均/年) | 長期平均ROE(平均/年) |
5.1%/16年 | 9.3%/16年 | 6.9%/15年 | 4.7%/16年 | 11.1%/16年 |
PER | PBR | 予想ROE | 実績ROA | 配当利回り |
11.62 | 1.9 | 16.01% | 8.73% | 2.53% |
総資産(億) | 自己資本比率 | 長期営業CF(億) | 長期投資CF(億) | 長期FCF(億) |
443.65 | 47.5% | 254/15年 | -156.7/15年 | 96.9/15年 |
今日は分析。投資家バクさん(@firelife_blog)が作られたツール(現在更新停止中)で10年減配なしかつ平均増配率15%以上のもの(該当160銘柄)を市場統計推移記録表に突っ込んできになったものをチョイスして分析します。SBテクノロジー。ソフトバンク系のシステム屋。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2023年02月17日取得。
業績財務CF推移とそれに対する分析
業績
ざっくり業績推移をみてひと言「あげあ」
システム屋。長期に増収で成長ですね。毎年増収増益するほど順調じゃないけど1998年からみても赤字はなく大枠順調と言えます。
その中でコロナ以降で大きく伸びて増収増益でその後足踏み入ってる感じですね。
BPSは右肩でROEもなかなか高い水準ですね。BPS成長で 6.9%/15年は低くはないですね。まあ抜けて高い感もうけないですが。
総じて、原価率が高いタイプでこれは案件受注して労働集約で開発する受注生産タイプとなりそうです。定形のソフトを開発してうるやつみたいに増収で原価率が下がっていくみたいなのは期待しづらそうでやはり増益は増収がないととなりそうです。
総合して順調なシステム開発。目先は好調なところから落ち着いて来てる感じはありますが、ROEや利益率など見るにやはり順調な範囲内では。
それで大きく伸びた2021「国内におけるIT投資は、新型コロナウイルス感染症の影響が顕在化する前と比べて成長は鈍化したものの、ニューノーマル対応あるいはDX推進といった戦略的なIT投資の需要は堅調であった〜国内におけるIT投資は、新型コロナウイルス感染症の影響が顕在化する前と比べて成長は鈍化したものの、ニューノーマル対応あるいはDX推進といった戦略的なIT投資の需要は堅調であった」親のソフトバンクとかの開発案件とかもあってDXの後押しでやっぱり好調だなと。
2022は見た目減収ですが「ICTサービス事業は好調に推移し、通期における売上高、限界利益、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は過去最高」で減収に見えるのは会計基準変更によるもので、差異を考慮すると増収26%とかは決算短信にありむしろDXの流れをうけて絶好調な感じですね。
ただ今期は売上下方「、障害対応への人員投入による機会損失や、低採算の案件から高付加価値な領域へのシフトを推進中であるため、売上高が業績予測を下回る見通しとなりましたので、通期連結業績予想を修正いたします。 一方、高付加価値領域へのシフトにより売上総利益率が改善し始めていること、㈱ノートンライフロックとの契約変更により、今後当社は自動更新業務のみ対応することとなったものの、顧客獲得業務の移管が想定よりも遅れていること、販売管理費が計画値よりも抑えられる見込みがあることから、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益については前回発表値を達成できるものと予想」
な、感じで3Q減益も好調は引き継ぐ感じで通期は増収増益計画だしやっぱり順調じゃないか。受注高も3Q最高とか言ってますね。
中期計画もでててまだ順調さは続けるつもりというか加速するとしてますね。
達成できるといい感じかも知れません。過去計画は上振れも下振れも。上振れのほうが多いかな。
財務
資産増。前期末総資産443億で流動343億で手形222億現金87億ってところ。流動伸びてますね。有形固定16億で少なめ。伸びてるけどたまに伸びる感じ手狭になるとオフィス増床とかですかね。無形固定44億。ソフト30億のれん10億って感じ。
総じてシステム屋さんの資産でこんなもんじゃないでしょうか。
負債は200億、小さくはないですが契約金とか未払い手形類でざっと140億ってところでで、有利子負債は12億で現金よりはるか下で見た目よりずっと財務はいいですね。
問題ないんじゃないかな。
CF
営業CFはだいたい出て、投資して長期に現金積む方向ですが、ここ二年は営業CFが弱くFCFマイナスですね。みると売上債権の増加で手形類でこれら増えるのは仕事が多いって話なのでこれは好調が故には。まあ貸倒れの可能性はゼロじゃないけど。
となると、普通に順調なというかむしろ絶好調なようには。
増配傾向。配当性向は抑えめで増配してきてますね。近年は自社株買いも。
よいのではないか。
月足週足日足の値動き判断
月足であげてさげ
週足でさげ
日足でさげが反転感も?
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、2017年までに500えんくらいから2000円前後、2020年に4180までいくも以降は続落で2017-2020の2000円前後の水準まで落ちてきた感じ。2020のあげをおおよそ行って来いですね。週足レベルでは下げとしか言いようがないですが、目先日足で反転感あり、これこれが週足月足で反転に上昇にはってん発展するとみるかみないか。やはり目先安値1811が基準か。あるいはコロナ安値1626とか。
ここらをみながら2615、2679あたりこえると週足では反転感でますね。
ファンダ的には、長期成長なシステム開発屋。受注開発っぽいです。毎年増収増益するほどじゃないけど、長期には堅調でその中で目先は特に好調感。見た目の減収も会計基準変更によるもので、事実上の増収と思われ、目先3Qまで受注も好調となりそうでいろいろ順調だねというほか。
CFが目先弱い。ただこれは仕事増えて売上債権増えたからになりそうで、好調が故。財務も良くはないがこれも負債は主に手形類でここでも仕事が順調な発露となりそうです。
総じて好調な特に目先は好調なシステム開発屋。中期計画ではさらに順調になりそうな感じですのでここらを基準に測るのがいいのではないか。
評価。
PER11.5のPBR1.8 ほど。普通に見れる評価。高くは見えない・・というかSBテクノロジーとしてもとしても2013年以降でもっとも低いPER水準のようですね。好調でROEをあげてきてる会社が歴史的に低PER。ただROE挙げてきてるのでPBRではそうでもない。過去はPBR1切りも。ということで今のROEは維持できないくらい評価されてるとみなせるくらいだとはできますね。このへどうするかですね。中期計画できれば上じゃない?とは無責任にいいたくなりますが。まあPBR高いのでROE落ちるのは好ましくないですね。
リンク
KABU+:https://kabu.plus/
銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=4726
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=4726
IRBANK:https://irbank.net/4726
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
オクトパストラベラー2ってゲームを買ったんですが面白いわけですね。でも時間が相当かかりそうなゲームでしばらくブログの比較記事が分析記事になるとかエアロバイク之時間が犠牲になるなど弊害がでてるというかこれからでそう。
えー読者のみなさま、よろしくね()
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