大河の一滴

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(3359)cotta/東証GR/卸売(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:323円(人々は、やるきになるけど続かなく元の木阿弥のようで少しは進んでる。)

基本データ
コード 企業名 市場 業種 時価総額(億)
3359 cotta 東証GR 卸売 35.9
決算期 予想売上(億) 予想営業利益(億) 予想営業利益率 予想純利益(億)
2023/09予 85.1 6.2 7.28% 4.2
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 長期平均営業利益率(平均/年) 長期平均ROE(平均/年)
10.9%/16年 20.2%/16年 11.8%/15年 3.8%/16年 9.3%/16年
PER PBR 予想ROE 実績ROA 配当利回り
8.11 1.0 12.58% 6.75% 1.24%
総資産(億) 自己資本比率 長期営業CF(億) 長期投資CF(億) 長期FCF(億)
59.95 55.8% 26/15年 -20.5/15年 5.7/15年

 今日は分析。市場統計推移記録表で2018/2/25と2023/2/3比較で、2023年にROE伸びててかつ10%以上で、PBRは低くなっているもの該当179銘柄の中から気になったものをチョイスします。血のクリスマスより収益性をあげたのに評価を下げているものを拾う意図。cotta。パンとパンづくり。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2023年02月08日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「あげあ」

BtoBの菓子パン等の材料資材の卸売とBtoCの菓子作りグッズの販売という感じ。

TOB

【コッタビジネス】製菓・製パン材料・資材/法人向け通販

TOC

cottaコッタ【公式】 | お菓子・パン材料・ラッピングの通販

 

説明資料をみるとざっくり歴史がわかる。

(事業計画および成長可能性に関する事項 2022年12月20日

https://pdf.kabutan.jp/tdnet/data/20221220/14012

 

小規模店向けの小ロット低価格向けの事業上のTOBだね。で成長して行き詰まったときにお菓子作りしたい人向けに販売するのを開拓して上のTOCを伸ばしてきたって感じですね。

TOCインフルエンサー活用でこのへんはいまどきでレシピも増やしてどうぞみなさんお菓子を作りましょうスタイルですね。

それで企業プロモとか通信講座とかサブスクサービスとか周辺事業も次々投入してきてる感じではありますね。

それでアクティブに活動してて特にコロナで伸びた(お家でお菓子作りってことでしょうね)ところが2022で初になるのかな?減収ですね。

これをどうみるか。いろんな施策を打って成長してきた企業の終わりの始まりか一時の足踏みでまだ成長は続くのか。

 

そういう感じですが、業績自体は伸びてきて、売上で2022まで増収が続き以降は後退で一方利益は減益もありですが目先まで増益な感じをどうみるか。

卸売という視点でみると目先利益率7%とかはかなり優秀という印象です。ただ商品を仕入れて転売するだけにしては高い付加価値をつけられてるとみなせますので。

BPSで右肩でROEも落ちている感じでもなく目先も二桁維持ですね。 BPS成長で11.8%/15年は別に低くないというかそこそこ以上に優秀には。EPSでみるならもっとだね。

ざっと数字をみるに、結構優秀な専門卸という印象。上記資料と結びつけてアクティブな施策で実際に数字に繋げてきたとうふうに見れなくもないですね。

でそのなかでここですね。

減収の2022で、まず減収は「当連結会計年度より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用」で同時に増益でもあり単純に後退ともしづらいですね。同時に「社会全体が経済活動への舵切をする中で、「巣ごもり需要」の落ち着きと、ウクライナ情勢等を背景とした原材料価格の高騰などにより、これまで以上に事業を取り巻く環境が急激に変化しており、中期経営計画策定時における前提との乖離」とか言って中期計画を取り下げたりといろいろ順調さ後退のきなくささは醸し出てますが、言うほど曇ってないかもしれませんね。いや増益だし。

資料からは一応以下。TOC後退もTOBが伸びてる。

ざっとみて、たしかに減収なんだろうけど、タコタコに売られるような感じ

でもないかなあと思えたりはするところですがー

って中で今期は「これまでの売上拡大戦略は休止し、中長期視点で成長の基盤を作る1年となります。2023年9月期は「売上拡大重視」から「利益重視」に舵を切った上での準備期間」としてるのでこれを信じるかどうかでしょうか。

実際に数字は増収からは収益性向上の趣がでてますね。

 

財務

前期末総資産59億で有形固定14億。2016年以降は伸びてもないので言うほど投資は要らないかな。流動42億は右肩。現金18億に手形3億棚卸資産18億ってところ。資産構成的には手形が比較的少なく卸より小売感あります。

負債26億。有利子14億ほどは<現金ですし、他の主な負債は手形6億とかぐらいでしょうか。

まあ健全な部類になると思います。

 

CF

 

営業CFはだいたい出てる。設備投資して多くはFCF出てますがマイナスもわりとありこの辺はFCF安定しがちな小売というよりは卸感。

FCFは長期に出てますが、FCF5.7/15年という感じで、キャッシュリッチではないとはなりそうです。

還元は配当渋いですが近年自社株買い入ってますね。配当以上ですね。

 

 

月足週足日足の値動き判断

月足であげるもさげていってこいかん。
週足であげてさげ
日足でさげで若干反転味
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、一応2015からはあげているのですが、それ以前からですが、大きくあげるもその後に大きなドローダウンがきておおよそ行って来いになる傾向が強いですね。それで一応長期に2014年に119、2020年に206で、2022年に289と安値切り上げはしてるのでこれでも上昇と言えば上昇。それで週足レベルでは1236まであげて以後落ちる一方である意味安値を切り上げしながら行って来いの再現をした感じで、また大相場がくる再現を期待するのなら狙うのも。日足では289から反転感もあるのであるいはここから週足反転、月足でも上昇に向かう展開もあるやも。

いろんな意味で289が基準ですかね。余裕あるなら206みてもいいかもですね。


ファンダ的には、長期伸びてるパンや菓子の専門卸。これまでいろんな施策で増収を採って伸びてきて、近年はTOCのお菓子作りニーズで特に巣ごもりで伸びた印象ですが、目先巣ごもり後退もあり、減収を記録。これをどうみるか。

一方増益は続いており、会社も目先は増収より増益というスタンスを見せています。

卸だと思いますが卸としてはなかなか優秀に見える。傑出まではどうか。財務やCFは問題ないくらいですが、そこそこ優秀に思えますが卸の範囲内。

総合してなかなか優秀な専門卸。成長が続くか?止まるかが焦点ですかね。

評価。

PER8のPBR1。成長を見るか見ないかでしょうかね。見ないと増益も止まりそうでそうなると停滞蓄財の部類になっていきそうで、そうみるとそこそこ優秀な専門卸として高くもないかなくらいの塩梅には。

成長が続くとするとかなり評価低いのでは?とは思ったりします。PER一桁ですし。PBRでもみてもコロナ最安値帯でPBR0.84とかで巣篭もり前のす順に近いくらいで、まだ有望だってみるのなら拾ってもいいんじゃないかとは。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=3359

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3359

IRBANK:https://irbank.net/3359

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

通常運転です。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

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