基本データと取り上げた理由
株価:4070円(人々は、挫折を味わい続けるも一転、大変身し快進撃を続けている。)
基本データ
コード | 企業名 | 市場 | 業種 | 時価総額(億) |
9272 | ブティックス | 東証GR | サービス | 206.8 |
決算期 | 予想売上(億) | 予想営業利益(億) | 予想営業利益率 | 予想純利益(億) |
2023/03予 | 27.9 | 7.0 | 25.09% | 4.5 |
売上成長率(年複利/期間) | EPS成長率(年複利/期間) | BPS成長率(年複利/期間) | 長期平均営業利益率(平均/年) | 長期平均ROE(平均/年) |
17%/7年 | 57%/7年 | 54.3%/6年 | 14.5%/7年 | 32.1%/7年 |
PER | PBR | 予想ROE | 実績ROA | 配当利回り |
45.65 | 14.5 | 31.85% | 17.44% | 0% |
総資産(億) | 自己資本比率 | 長期営業CF(億) | 長期投資CF(億) | 長期FCF(億) |
23.28 | 55.2% | 17/6年 | -2.5/6年 | 14.8/6年 |
今日は分析。市場統計推移記録表で2018/2/25と2023/2/3比較で、2023年にROE伸びててかつ10%以上で、PBRは低くなっているもの該当179銘柄の中から気になったものをチョイスします。血のクリスマスより収益性をあげたのに評価を下げているものを拾う意図。ブティックス。介護関連のBtoBマッチング。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2023年02月07日取得。
業績財務CF推移とそれに対する分析
業績
ざっくり業績推移をみてひと言「あげあげあ」
主に介護業界で企業と企業をつないでますが、本質的には業界特化M&Aマッチング仲介ですかね。
主力はM&A仲介でハイブリッドは前期で準備中でこれからみたいです。今期から始動してて早速大きな利益でてそうです。
(銘柄スカウターから)
長期業績。大きく伸びてる。M&A中心という事業性もありコロナは逆風っぽいもその後は大きくのびてますし利益率も高いですし・・
平均ROE32.1%/7年とかその他EPS、BPSの伸びとかエグいですね。これがコロナでもたついた中でと踏まえるとよりエグいですね。
ということで、現状市場でも最上位に高収益で成長している企業の類となりそうです。
という感じで優秀なのは疑いないのですが、M&A系の事業性をどう見るかでしょうか。
M&A仲介ということでストック性とかないと思われますし、M&A業界が伸びてるというより営業力強めのところが食い合ってて淘汰が始まったみたいな雰囲気の記事も飛んでくる中で、介護系(他にも医療福祉保育建設とかあるようです)に軸を置くところをどうみるかでしょうか。
キーエンスゴリラ成分多めのM&A総合研究所、中小企業M&A仲介で一人勝ちの様相 : 市況かぶ全力2階建
一定のきな臭さは感じるところでが、それにしても冗談みたいな利益率で依然高収益ですし
今期始めたっぽい新セグメントのハイブリット展示もいきなり高収益で、これもコロナ以後の情勢をみて立ち上げてきてると推察できて、変化を見て適切な手を打って結果を出してきてるとも読み取れるところで、だから極めて優秀とみなすほかないです。こんなの。
その他契約件数契約金額のKPIにも陰りがある感じでもなくコンサルタントの人員も伸ばしてて順調ですね。細かいところですが人件費は原価ではなく販管費にいれてそうですね。
もっと大枠には大型を釣ろうとする高級寿司モデルというよりは、小規模のM&Aをたくさんこなす回転寿司モデルだと言ってますね。このへんの目の付け所に競争優位性があるとするか否かでしょうか。
まあ現状極めて優秀で目先まで極めて順調に成長しているとせざるをえませんね。
財務
財務も伸びないわけがないってことで以下のような感じですが。
(IRBankから)
前期末総資産23億は流動20億で現金18億の現金偏重でその現金も右肩でもうほか見る気なくす。
でも負債くらい見ると負債9.7億は未払い関係2.2億、前受2.1億、法人税2.3億の有利子負債1.3億でやっぱり見る必要なかったですねってなる。
うまくいってる(おそらく高付加価値な)労働集約スタイルです。投資がいらないやつ。
CF
はい。で終わり。配当はよ配れやって感想でしょうか。
月足週足日足の値動き判断
月足でさげてあげ
週足であげ
日足であげ
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、2018年上場で上場時瞬時あげるも、2740からコロナ安値で393までと85%程度まで飛ぶも、そこからはずっと上昇で2021-2022の崩れるも目先さらに盛り返して、高値とったりと強い展開。
目先は週足日足で好調で、行くならこの順調さにのるという感じでしょうか。
ただ順調が故に基準が遠くなりますね。週足で1756、2010とかははるか遠い感じで今更ここを基準にするのも。となると日足で、去年末の3150とか、目先3670とかでしょうか。それで順調ではありますがそれ故に逆流すると深くなるとは思ってた方が。コロナ以降極めて順調というか、安値高値で10倍くらいして極めて順調と言えますがその間にも3700から1786と半分以下くらいやってますし。ドローダウンが深くなるならどうするか?は考えておくべきかと。
ファンダ的には、極めて優秀な業界特化M&A会社。特徴は大型釣るより小規模案件をたくさんこなす会社いわく回転寿司モデル。その他コロナでつまずくも適切な事業を立ち上げもう高収益化してるとか、上の目の付け所も会社の優秀さの発露とみれなくもないですが、そのへんと淘汰も始まった感もあるM&A業界の中でどう考えるか。
目先はどうみても順調だし、優秀です。CF財務など見る意味がないくらいは問題なし。
評価。
PER45のPBR14.5とか。普通に極めて高評価。そしてこれがストック性とか堀・・・というか他企業に対する競争優位性は置いとくにしても悪環境にも抗するという意味で堀があるかは怪しいと言うか実際にコロナで減収くらいはやってるところでシクリカル味はありそうで、この評価の意味として顧客が逃げにくいSaaS企業とかより上位の評価とも見れるくらいの評価にも思えるところ。まあ高評価です。
ただ実績として出てるEPS成長率57%/7年はもちろん出てるROEかつ還元をほぼしてないなどからも現在の成長性が続けばPER45などあっという間にもっと低くなるも一つで、現在の優秀性、成長性をどこまで維持できるかに尽きます。維持できればわりと早晩に報われ、維持できないと地獄まであるのではないか。
その上で今のPERはブティックスでどちらかといえば低い方。優秀性が尽きるのを、また高いボラティリティにビクビクしながら握るのも意味はあるのではないかとは思います。地獄になることはないとか全然言ってません。
リンク
KABU+:https://kabu.plus/
銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=9272
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=9272
IRBANK:https://irbank.net/9272
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
とくにないけど、雰囲気的に今決算期は自分は比較的大過なくすごしてそうな雰囲気はかんじるけど、いい意味でも過がないのですが。
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記事補足してます。
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