（9682）DTS　日記（分）

投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

DTS

(東証一部/情報通信)

株価

2227円(人々は、登り続けてきたけどしばらく足踏みが続いている。）

業績財務と指標とそれに対する分析

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今日は分析。だいたい成長企業（https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2016/01/17/000000）を見ながら気になったものをチョイスして分析します。DTS。情報サービス業大手。ソフト開発は金融・通信向けに強み。数字は上記の通り。業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2021年01月29日に取得。

業績

システム開発とその保守サービス請け負う感じですね。

セグメント。

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やってることは多種で強めの金融の中の銀行向けなら以下のような。

みたいな雰囲気で。

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で、長期に増収。2010年前後に後退もあるし前年割れもあるけど増収傾向はあります。

利益に関しても2010年前後は押し込まれるも大きくは伸びてますね。

そうですね。長期複利成長率を2008年から取ると売上3.15％EPS7.7％BPS5.5％ってところですね。落ち込みも含めてなかなか以上の実績にはなりそうです。

長期に原価率が下がる傾向で2019年まで。ROEも上昇してきてますが2019年で止まってますね。良化はひとまず踊り場にあるとは。

それで2Qで減収減益。下方も出て通期で減収減益の計画ですね。とはいえ下げ幅は低めですが。

「前期のデジタルテクノロジー株式会社における決算期変更影響に加え、金融社会セグメントが低調に推移したことや法人ソリューションセグメントにおける新型コロナウイルス感染症の影響もあり減収となりました。売上総利益は、84億17百万円（同9.2％減）となりました。売上高の減少や、法人ソリューションセグメントにおける原価率悪化をカバーできず減少しています。販売費及び一般管理費は、前期における決算期変更影響がなくなったことや新型コロナウイルス感染症拡大の影響による旅費交通費や展示会出展費用の減少などにより、37億32百万円（同7.7％減）となり」という感じで、わりと影響を受けてる感じですが、構造的な理由のものは少なめかなあとは。

あとは決算短信がかなり細かく説明してる印象で「連結営業利益率10％以上、ROE12％以上、ならびに総還元性向45％以上を目指します。」とかの明記などもありわりと株主の方に向いてる印象ですね。

財務

借り入れなどもなく自己資本比率も高く健全ですね。前期末で有形固定39億に対し流動568億現金384億でその現金も増えててうまくいってるシステム屋という感じで目先2Qで傾向は変わらず。

CF

見なくてもいいやって思いながら見ると、営業CF安定のFCFも安定の還元を強化しながら現金積んでる感じ。

日足週足月足の値動き判断

日足でもみ合い
週足でもみ合い
月足であげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、長期にあげ。2020年1月までに2649まで。もそこからコロナ突入で暴落もみ合いを続けている印象。一応コロナ後は三角持ち合いっぽい推移でもあるので上放れを狙うのはありかもしれない。底は1998、2022、2073のいずれかあたりを見ながらがいいのではないかと。

ファンダ的には、滅法優秀で順調なシステム屋。決算説明書とか作ってなさそうだけど短信とかでわりと丁寧に説明があるしわかりやすく無理もない目標数値とか高めの還元性向などわりと株主のほうに向いている印象も。ただ高成長みたいなのを期待するのはどうか。そして目先は理由もありそうだけど減収減益で業績は足踏みあるいは踊り場。そのあたりをどう考えるかだね。

後退とか踊り場を越えてまた良化が進むと見込むならわりといいかもしれないね。

PER15ほどは高くは見えません。びっくりするほど安いかというとそれも。フェアーかちょっと安め？くらいには思えるのですが、DTSとしては上も下もあるよくある評価水準。低いとPER10切ってきたりもしてますのでだから考え方次第となりそう。悪くない会社だとは思いますけどね。