大河の一滴

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だいたい成長企業(偶数年営業利益継続増加企業)(四季報CDスクリーニング)

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偶数年の営業利益を比較し、継続して営業利益伸ばしている会社を拾い出すスクリーニングです。

企業の実力を示す端的な数字は営業利益です。

それを毎年とは言わない、EPSものびなくてもいい。でも営業利益がだいたい伸びているものを狙います。偶数年でみて継続して伸ばしてきている会社を探します。

その会社の実力が遥かに上がるならば株主の利益たる純利益、EPSも大いに伸びていることでしょう。

そしてその中には、少々不安定ながらも長く見れば成長している。でも不安定さが嫌われ評価が低めになっている会社もあるかもしれません。

結果は以下でした。

 PER低い方の20社

コード 会社名

予想営業利益÷

10期前営業利益

PER PBR
7292 村上開明堂 9.26 6.7 0.58
9776 札幌臨床検査センター 9.13 7.78 0.66
5388 クニミネ工業 7.78 7.78 0.59
9619 イチネンホールディングス 2.49 7.92 1.14
7504 高速 1.85 9.88 0.91
9842 アークランドサカモト 2.57 9.66 0.91
9994 やまや 6.99 9.81 0.89
1883 前田道路 4.92 11.3 0.99
1983 東芝プラントシステム 3.95 10.71 1.07
4212 積水樹脂 1.89 10.58 0.83
9984 ソフトバンクグループ 17.66 10.78 1.65
6406 フジテック 5.32 10.68 1.01
9069 センコー 3.71 11.62 1.25
8850 スターツコーポレーション 2.66 12.68 2.07
6750 エレコム 4.16 12.86 2.47
4999 セメダイン 3.05 12.98 0.8
1835 東鉄工業 2.66 15.51 1.79
9433 KDDI 2.87 14.68 2.11
4689 ヤフー 2.93 15.27 3.03
4521 科研製薬 4.19 15.84 3.55

 ※2016/1/15抽出:ソフトバンクとヤフーのPERは四季報予想EPSからの算出

 

結果は以前取り上げた継続EPS成長企業などに比べて遥かにマニアックなそしてPERPBRも控えめな企業も並びました。よく見ていないので詳しいことはまだわかりませんが、村上開明堂などおよそ10年で利益を9倍ほどまでに伸ばしてきているのにPER7PBR0.6を切ってます。 これは成長企業とするならほぼ見ない評価の低さに見えます。営業利益成長という点ではPBR3.55の科研製薬リーマン・ショック時にも業績を落とさず毎年EPSを上げてきている優良企業)に対してダブルスコアなものが。

ほかも見てみるべき面白いものがあるかもしれませんね。

今回の式

だいたい成長企業(偶数年営業利益継続増加企業)

条件式 : 演算子 : 条件値

編年ごとの営業利益伸長率

[連・営業利益(0)]/[連・営業利益(-2)]:>:1

[連・営業利益(-2)]/[連・営業利益(-4)]:>:1

[連・営業利益(-4)]/[連・営業利益(-6)]:>:1

[連・営業利益(-6)]/[連・営業利益(-8)]:>:1

[連・営業利益(-8)]/[連・営業利益(-10)]:>:1

長期営業利益伸長率(比較用)

[連・営業利益(0)]/[連・営業利益(-10)]

PER(比較用:キー)

[DL・週足終値(円)(-1)]/[連・修正・1株益(円)(0)]

PBR(比較用)

[DL・週足終値(円)(-1)]/[連・修正・1株当り純資産(円)(-1)]

配当利回り(比較用)

[連・修正・1株配当(円)(0)]/[DL・週足終値(円)(-1)]*100

 

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