投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。
注目銘柄(市場/業種)
(東証一部/卸売)
株価
6040円(人々は、階段を登り続けていま急な階段に足を伸ばしているところ。)
業績財務と指標とそれに対する分析
今日は分析。だいたい成長企業(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2016/01/17/000000)を見ながら気になったものをチョイスして分析します。シップヘルスケアホールディングス。久光ではないです。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2021年01月29日に取得。
業績
シップヘルスケアとかサロンパスの久光とかが言い出しそうですが久光がいってるのは「貼るを、未来へ。」とかで全く別会社。
セグメント。
・メディカルサプライ(診療材料・医療用消耗品販売、院外・院外型SPDシステム・関連業務受託、整形・循環器関連領域の専門販売)(小売か卸かな?)
・トータルパックプロデュース(病医院の新設・移転・増改築の企画運営・医療設備コンサルティング、医療機器・設備販売、建設工事、メンテナンス、医療情報システム)(コンサルか商社みたいな)
・調剤薬局「グリーンファーマシー」「日星調剤」「シップヘルスケアファーマシー東日本」
・ライフケア(介護付有料老人ホーム・グループホーム開設・運営、食事提供サービス業務、リハビリ施設運営)
・・・卸売業だし、病院向け商社って感じでしょうか。
と、みると商社らしい数字。長期増収傾向売上げ増ペースも早い感じですがこれは落ちてきてますね。利益も増益傾向ですが利益率は3~5%程度でこれも商社でよくある水準ですね。
BPSくらいは右肩。ROEも商社にしてはいいかな?くらいの水準。
2Qで減収減益。も、通期では盛り返して増収増益にするとしてますね。
トータルパックプロデュース事業が大きめの悪影響。「前第2四半期では例年になく大型プロジェクト案件の計上が上半期に集中し、一部メーカー系における消費税増税前の駆け込み需要等により好業績~例年通りプロジェクト案件が下期偏重の傾向で推移」でここらへんになりそうですね。他は前年割れも多いも前年並みくらいですね。
というところで今期の減収減益も理由もありそうで総合的には優秀な方の商社って感じです。
財務
自己資本比率は改善傾向があったが30台後半からは反転。総資産は増加傾向。純資産は横ばいくらいが続いてるかな。自社株買いを疑いましょうか。
負債は多めも借り入れ<現金くらいにはなっており財務は健全感。現金も増える傾向。固定負債に新株予約権付社債がありますね。2019年に発行した模様。大勢には影響なさそうですが気になる人は気にする人もいるのかな?くらい。
2Qで負債は、手形類が中心780億で長期借り入れ360億の上の新株予約権付社債が250億が主で総計1900億で資産は現金減って600億の手形860億の流動資産1900億でだいたい流動資産≒総負債でやはり普通の商社感。
CF
営業CFは出てそうと思いましたが出てますね。投資も比較的少ないのでFCFも出ていて現金は積む方向です。
2019年に自社株買い。と、自社株買いはありましたがここで初めて大きくしたって感じですね。2020年にも少しやってます。
それで同時に上の社債を発行してますね。社債を発行して自社株買いのムーブですね。現金も積んでるのでなにか考えてるかもしれません。
気になったので社債の開示。
2023年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債の発行に関するお知らせ
https://pdf.kabutan.jp/tdnet/data/20181127/140120181127441845.pdf
投資もいろいろするつもりみたいですね。
その後営業CFで入りがいいので現金増えてる感じかな。
日足週足月足の値動き判断
日足であげ
週足であげ
月足であげ
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、きれいな上昇トレンド。底を定めがたいところがありますが素直にこれに乗るは普通にありえる判断にはなりそうです。そうですねえ。底を見るなら日足の前年末安値の4890あたりとかどうでしょうね。ここくらいを切らないなら上昇継続で乗り続けるみたいな判断で。
ファンダ的には、優秀だし順調な専門商社。総合的には結構優秀という印象。一時より鈍化してる印象はあるも増収は続いて利益もおおよそついてきてる感じ。今期2Qで減速感あるも理由はありにはなります。後半巻き返して増収を維持できるかは比較的ポイントかも知れません。
評価。
商社ということを踏まえるとPER23とかPBR2.7とかはかなり高い評価に思えます。優秀ではあるのでそこまで評価される理由がないとは言えないですけど成長鈍化からの評価の見直しなども入ってくる可能性は見てたほうがいいきはします。実際に2013年以前はPER10切りとかPBR1以下もわりとあるようです。そのあたりをどう考えるかですね。
リンク
ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=3360
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3360
IRBANK:https://irbank.net/3360
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
わりと平和です。
わりと株価動いたのも決算期なのも知ってますがスタイルなんだと思います。
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記事補足してます。