大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

MENU

(7887)南海プライウッド/東証ST/その他製品/(比)

スポンサーリンク
f:id:kamomenotoushi:20181104100715j:plain

投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

南海プライウッドとその他

株価

5770円(人々は、いおきいで上流にはいれたがそこでは埋もれ続けいてる。)

 

チョイス理由とバブルチャート

 今週は比較。2025/3/5のデータでトリガーを満たしているものからきになったものをチョイスして分析比較。トリガーとは過去に調べたやつでこのバリュエーションなら要検討と記録した水準を満たしてるってもの。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2025年03月07日取得。南海プライウッド。インテリア系建材。比較にホクシンと東京ボードの木材系建材。ゲストに南海に対抗して”北海”道コカ・コーラ


北海道もまとめて全部長期平均ROEBPS成長率も渋い低レベルなたたかい。

背の低いどんぐりの中でマシなどんぐりを探すが本日のお題。

 

各企業の数字とそれをみての所感

コード 7887 7897 7815 2573
企業名 南海プライウッド ホクシン 東京ボード工業 北海道コカ・コーラボトリング
市場/業種 東証ST/その他製品 東証ST/その他製品 東証ST/その他製品 東証ST/食料品
時価総額(億) 58.25 30.08 21.6 391.64
株価 5770 106 590 2878
決算期 2025/03予 2025/03予 2025/03予 2025/12予
予想売上(億) 250.0 102.0 88.5 579.0
予想営業利益(億)/利益率 7/2.8% -0.7/-0.69% 0.93/1.05% 25/4.32%
長期平均営業利益率/年 4.89%/18年 2.88%/18年 -10.42%/11年 2.24%/18年
売上成長率(年複利/期間) 3%/18年 -1%/18年 3.7%/11年 -1.3%/18年
EPS成長率(年複利/期間) -1.7%/18年 -17.5%/18年 -2%/11年 3.5%/18年
BPS成長率(年複利/期間) 2.1%/17年 3.3%/17年 -10.6%/10年 0.9%/17年
長期営業CF(億)/年 144.45/18年 79.8/18年 23.34/11年 736.32/18年
長期投資CF(億)/年 -139.27/18年 -79.05/18年 -61.07/11年 -530.58/18年
長期平均FCF(億/年)/年 0.29/18年 0.04/18年 -3.43/11年 11.43/18年
PER 13.96 302.86 3.36 25.27
PBR 0.23 0.51 0.98 0.93
ROE 1.6% 0.2% 29.2% 3.7%
平均ROE/年 2.47%/18年 5.03%/18年 0.8%/11年 2.68%/18年
ROA 1.2% 0.1% 3.8% 3.0%
配当利回り(%) 2.6 1.89 - 1.04
配当性向 36.3% 571.4% #VALUE! 26.3%
総資産(億) 322.54 143.41 118.20 519.13
自己資本比率(%) 74.4 41.4 10.5 81.1
メモ びあげ 停滞蓄財 増収資産減 停滞蓄財できず
南海プライウッド(7887)

業績

こういうの。雰囲気で。

商品情報 | 南海プライウッド

カテゴリは木材電線と工事。

(銘柄スカウターから)

 

長期的には成長となりそう。とはいえ、2000-2011年で減収傾向があり2010年、2015-2016で営業赤字、2002-2003、2008-2010、2016年あたり純損失で厳し目のときは普通に厳しくなりわりと薄利で冴える感じでもなく。

 

ROEなど。あまり5%以上はつかない。BPS成長率も 2.1%/17年で低い方。とはいえ、長期には成長でBPSくらいは伸ばせてると。成長はあるけど増益がある感じでもなく文脈としては停滞蓄財の類と見てたほうがいいかも。

 

そういう地味系であまり評価される系ともおもえませんがそれにしてもこの評価どうよ?が思考点でしょうか。ほかはいうてPBR0.3以下あまりつついても良いところなどでてこない・・高い競争優位性などもないかんとば。

よってざっくりみていけば。

四半期。売上出るけど利益率は赤字がほぼないくらいで低空飛行感。

ウッドショックとかいわれてましたが原価率上昇が見られますね。

このへんであまり原材料費を価格転嫁できない程度の競争性ってのはあるかもです。

 

2024年データですが。木材価格は落ち着く傾向をみせてると。

木材価格が「上昇ピーク」脱したか、統計データから今後の資材価格の動向を占う |【楽待新聞】不動産投資コラム・ニュース

そういう状況。決算資料ないとおもったらありますね。2Qですが。「。木材関連事業においては市況悪化の影響が大きく、売上高が前年を下回り、資材価格を中心にコスト全般が上昇した影響でセグメント利益は前年比52.66%減」と芳しくはないですね。

3Qでも弱めなことを言ってはいますね。

 

 

財務

財務は良い方にはなりそうですね。有利子負債して自己資本比率後退。

(IRBankから)

前期有形固定資産102億でふえてますね。建物工具など増やしてます。流動184億。これも増えてます。ざっと商品25億原材料34億手形類60億ちょい現金35億ほど。目先は原材料増えてから減るところありますね。今期3Qも原材料へり。

負債82億。有利子46億。2023でふえてますが2024は減ってて今期3Qも減ってますね。

ざっと2023まで有利負債して投資強めて在庫もなども持つけど一旦はピークアウトの傾向はでてるかも。

財務的にはさすがに現金>有利子負債でもないけど大きくは問題もないかな。

 

 

CF

 

営業CF伸びてますが、棚卸資産の減と減価償却によるところが強く維持はされなさそう。長期平均FCFは0.29/18年でほぼFCF出てません。投資もしてるけどこの辺はやはり低ROE低PBRの製造業感。

現金ふえてるけど有利子負債の伸びほど増えてません。

還元は配当性向低めで減配もありでやる気は感じられません。

(銘柄スカウターから)

 

ホクシン(7897)

業績

MDF「スターウッド」(住宅建材・住宅機器・楽器・家具などで使用するMDF/中密度繊維板)、住宅構造用に特化した薄物MDF「構造用スターウッド」の生産・販売。

建材で内装というよりは板に近くいかにも建材。

こういうの。

製品一覧

業績長期によこばい。

利益率もひくめじゃないかな。

なんですがBPS成長あたりは3.3%/17年と南海プライウッドより上。平均ROEあたりも5%程度でこれも上ですね。わりと堅調な2011年以降では5.94%/13年まであがりますね。冴える感じではないけど停滞して蓄財でまさに停滞蓄財ですね。

四半期。横ばいというか以前の延長線上ではないですかね。

(株探から)

 

財務

自己資本比率低めも長期は改善?で資産増。

(IRBankから)

有形固定だけ。単独時代からよこばいとしか。

(IRBankから)

ほかはとくにいいんじゃないですかね。有利子負債あたり減ってないので現状維持感。

 

 

CF

 

営業CFが地味もプラス安定。長期平均FCFで 0.04/18年で弱いですね。投資有価証券とか増えてる感じでもないのでほんとに弱そう。

還元弱めで配当性向で区切ってる感じはありますね。

(銘柄スカウターから)

 

東京ボード工業(7815)

業績

木質ボード。廃棄物を再生するリサイクル業としての一面もありますね。

ほんとにボード。

東京ボード工業株式会社 | パーティクルボード 製品案内

 

業績は伸びてるのかのびてないのか・・はいいとして2018-2024で赤字。

今期は黒字になるとしてますがさて・・

BPSとかみるみる減って普通に厳しい。自らの財産を毀損して働くボランティア企業みたいになってますと。

四半期。利益率改善方向にはあるけど、まだ赤字基調ですね。

(株探から)

あとみない。厳しいのではないか。

 

 

財務

財産を毀損してますね。自己資本比率が結構やばい水準まで。

(IRBankから)

有形固定あたり減ってて、建物はそんなに減ってないけど投資抑えて守ってるけど負債も返せず資産の目減りがとまらないでそろろそマイナス圏くらい。

ほかみません。

CF

 

ざっくり2017年あたりにに借りて投資したけどうまくいきませんでした。2020年は投資CFプラスで投資した・・ものかがわからないけど資産も売り飛ばして借金も返すも止血に成功できてませんくらい。

わりとやばい状況に思える。

 

日足週足月足の値動き判断

月足であげてもみあい
週足であげてもさげる
日足でよくわからないけどちょいあげ
確認。

評価・売買判断

南海プライウッド(7887)

テクニカル的には、年足でしぶい。過去からおちてそこに及ばずよこよこ。2008年からみれば上昇。

(株探から)

それで月足レベルでは2017年に急騰して以降ずっと調整が続いてる感。一応2024年に2017年の高値は抜いてますが、2017年以降はおおよそ4500-7000のレンジ。

ここを抜けて上昇トレンド形成できるかを測る感じでしょうか。基準はやはり上は7270で週足2024年8月安値5050を見ながら5600くらいで調整中から日足で高値にきてるので、これがもっと長期に発展はありえるかもしれない。直近安値5210も基準になりましょうか。このへんみながら。



ファンダ的には、ウッド系インテリア建材メーカー。長期に成長感もあるけど長く後退してるところもあって、基本環境に左右されるシクリカルな製造業感。薄利低ROEで増収もなんとかBPSを伸ばせているくらい。ウッドショックとかで原材料費高騰を価格に転嫁できず利益率落ちる程度の競争優位性。そのなかで近年投資強めてましたが目先はちょいピークアウト感もあり資産が減る傾向。そのなかで直近は増益に出てますね。減収にきたらどうか?ってところはあります。財務いいけどCF弱くて還元もやるきなさそうです。
評価。
PER13.96/PBR0.23ほど。 あんまりいいところもなく正直財務が悪くない程度ですが、さすがにこの評価は・・・って水準のPBR。とはいえ南海プライウッドとしては過去はPBR0.15-0.34くらいの水準で上も下もの水準。2019年以降では低めですね。やすいとはおもうので拾ってじっくり待ってPBR0.3以上くらいで・・みたいなのも機能するかもですが入るならPBR0.2切りでもう一声くらいとはいいたくなるかも。

 

ホクシン(7897)

建材のボードメーカー。基本的に成長もなく業績は長期横ばいに薄利なところはあるけど、南海プライウッドより高ROEBPS成長率なども上に出てますね。とはいえ市場全体からはどちらかといえば低ROEでしょぼい方。財務も改善がみられるけど良くもなく、CFも弱くでいろいろ厳し目の製造業。現状維持しながら停滞蓄財ですね。
評価。
PER302.86/PBR0.51ほど。 製造業として低めのPBRだとは、微妙な製造業が微妙だくらいの塩梅でフェアーにはみえる。ですがホクシンとしてはこれまでより高PBRをつけてきたとなりそうで、ホクシンとしては低PBR.これをどうみるか。過去の位置が正当とするなら拾うのもよし過去が間違いで正当なところに来たならあまり拾えないでしょうね。どうみるかですね。

 

東京ボード工業(7815)

木質ボード系メーカー。売上はでてるけど赤字基調。わりと投資して勝負してそれにしくじって畳めてない様子。目先は増収で利益率も改善もまだ赤字基調。一方で財務は有利子負債も残る中悪化が続きもう債務超過もちらつく水準まで、CFもまともにでてない感じで普通に状態悪いです。

評価。
PER3.36/PBR0.98ほど。 普通には手を出すべきものではない。・・にはなりますが、株価は吹いてたりしてダメが故に仕手的な題材に選ばれたりで投機的なことが得意なら戦場に選ぶのも。あとは自己資本比率が非常に低いので黒字化すると無茶苦茶なROEになったりしうるで一応PBR1前後でそれなりにまともなバリュエーションもついてるので黒字化みれるなら実は狙えるかも。まだ赤字基調ですし倒産ちらつく水準ですが。

 

 

北海道コカ・コーラボトリング(2573)

北海道系のコカ・コーラ。コカコーラブランドの清涼飲料販売を中核に、道内限定製品(道内生産の砂糖・ミルク材料の飲料)の製造・販売、自動販売機による販売。なぜか大日本印刷の子会社。

まあ長期横ばい。基本フランチャイズ?であり利益率などもひくめ。

 

BPSなども。増えてる感もないけどIRBankだとBPS成長2.09%/15年まで改善。自社株買いしてるというか2021年におおきめなのを一発。

おおよそ停滞しながら還元系で、BPS2%みていいのか不明だけど優待年間6000円といみて(もっといくかも)配当優待でおよそ3%で年5%くらいでいいなら拾うのも。

PBR1ほどで条件はよくもないというか過去にはPBR0.4程度のあるので注意は要しそうですね。

 

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 

まんもないです。

 

 

記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
 にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ

記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータとエクセルの黒グラフは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表

 

投げ銭。この記事やブログが役に立ったとかあったら投げてくれると嬉しいです。codocのアカウント登録とログインが必要でクレジット支払いコンビニ決済ができます。

投げ銭機能つけてみました - 大河の一滴

※有料部分の中身はありません。

この続きはcodocで購入