大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(7868)広済堂ホールディングス/東証PR/その他製品/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

広済堂ホールディングスとその他

株価

676円(人々は、長い準備をこなして今早く進んでいる。)

 

チョイス理由とバブルチャート

 今週は比較。市場統計推移記録表で2020/3/13と2024/4/12比較で、よりROEをあげていてかつ低PERになっているもの(対象716銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。コロナTOPIX最安値時よりROEあがってるのにPER低くなってるものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2024年04月12日取得。広済堂ホールディングス。印刷とか人材派遣とかですが今回は葬儀で。比較に葬儀っぽい。ゲストに堂仲間の三洋堂。


CAGRでだいたいマイナスで皆斜陽。とりあえず高齢化で葬儀屋が伸びてるか?いうならNOっぽい。でも蓄財位はできるの図。

各企業の数字とそれをみての所感

コード 7868 7578 6060 3058
企業名 広済堂ホールディングス ニチリョク こころネット 三洋堂ホールディングス
市場/業種 東証PR/その他製品 東証ST/小売 東証ST/サービス 東証ST/小売
時価総額(億) 972.2 46.17 42.97 51.73
株価 676 288 1118 699
決算期 2024/03予 2024/03予 2024/03予 2024/03予
予想売上(億) 398.4 39.0 96.8 178.0
予想営業利益(億)/利益率 61.28/15.38% 3.6/9.23% 6.25/6.46% 0.5/0.28%
長期平均営業利益率/年 8.28%/17年 9.2%/17年 5.86%/13年 1.46%/17年
売上成長率(年複利/期間) -1.6%/17年 -0.9%/17年 0.1%/13年 -2.3%/17年
EPS成長率(年複利/期間) 1.1%/17年 0.9%/17年 4.8%/13年 #NUM!
BPS成長率(年複利/期間) 1.9%/16年 1.3%/16年 4.1%/12年 0.8%/16年
長期営業CF(億)/年 667.56/17年 86.47/17年 134/13年 86.47/17年
長期投資CF(億)/年 -138.94/17年 -67.69/17年 -24.64/13年 -81.02/17年
長期平均FCF(億/年)/年 31.1/17年 1.1/17年 8.41/13年 0.24/17年
PER 18.95 16.99 10.02 -172.42
PBR 2.28 0.94 0.5 1.92
ROE 12.0% 5.5% 5.0% -1.1%
平均ROE/年 7.43%/17年 1.63%/17年 4.47%/13年 -1.98%/17年
ROA 6.9% 3.0% 2.3% -0.2%
配当利回り(%) 1.82 0 2.68 0
配当性向 34.5% 0.0% 26.9% 0.0%
総資産(億) 711.34 89.10 186.46 129.79
自己資本比率(%) 58 50.9 43.3 20.1
メモ 停滞が加速? 蓄財はできるように 停滞蓄財できず 衰退
広済堂ホールディングス(7868)

業績

何屋だかんあるサービス群。

サービス | 広済堂ホールディングス

セグメントみると利益から葬儀屋。

(銘柄スカウターから)

実は葬儀サービスは最近。エンディング関連自体は以前からも。

決算資料。

決算関連資料 | 広済堂ホールディングス

関連は以前からも2020年に完全子会社化。

「「東京博善の経営を尊重すること」「廣済堂のコア事業にエンディング事業を加えること」「廣済堂東京博善を今後10年間は売却しないこと」が条件とされた」

東京博善 - Wikipedia

そういう経緯から中期計画で以下のようなシナリオを目指して、目先エンディング事業が伸びてきてるという局面。

けっこう野心的な感じの中期計画。

その中期計画をたててそれに実績が伴ってきてる雰囲気の中で以後の計画。

 

ということで、2022以降で株高著しい背景はこんなかんじではなかろうと。

 

業績。2022年以降、利益率急騰。

ROEも伸びて計画で二桁に。

 

それでセグメント売上と利益。

売上。祖業となりそうな情報が大きいけど、葬祭がおいあげ。人材も伸びてないこともない。

利益はもともと葬祭が大きかったがそれが増収では大きく伸びてきてる局面で、上記の通り葬祭がコア事業として稼ぎ出している局面。

(銘柄スカウターから)

前期。やはり葬儀が振るってる。(言い方もあるが)

式場も増やすようです。

 

今期3Q。葬祭

葬祭関連はのびるけどほかが渋くて全体としては減収。
葬祭公益と収益の違いはよくわかんない。計画比も微妙かもで目先足踏み。このへんで目先の調整の理由となりそうね。

たぶんやってる会社の違い。

事業セグメント | 広済堂ホールディングス

 

 

 

財務

意外に伸びてない総資産。

(IRBankから)

前期末総資産711億。で有形固定358億は長期に減ってる感じで、このへんは新規斎場の難易度が高いところが関係してそうですが、目先3Qでは374億で久しぶりにふえてますね。

流動279億で、現金187億に手形58億など。

負債296億は有利子負債231億は負債の質としては微妙も長期には自己資本比率改善で現状は問題というほどでも。それよりは長く減ってた固定資産を今期で増やしてきてるでこのへんは斎場の強化となりそうです。このへんをどうみるか。

 

 

CF

 

営業CF安定で、多くはFCF出てる感じですが、前期で設備投資がひさしぶりとなりそう。

(IRBankから)

還元やる気なかったのがやる気出してきてる感。

 

以下みたいなものが示されてますね。

 

 

ニチリョク(7578)

業績

葬儀とお墓。葬儀とお墓と就活で事業領域は広済堂の葬儀カテとかなりかぶるとなりそう。

(銘柄スカウターから)

 

長期業績は以下。まずは高齢化とかであっても別に葬儀とかが伸びてるか?というとそうでもないとうのを示す一つの事例。目先はコロナからの回復ですけどね。

でも長期にはむしろ後退じゃね?くらい。

BPSも伸びているんですかね?の推移。

ROEな部類になりそう。

 

それで決算説明資料などなさそう。

目先3Qで減収増益。増益+319.5%で意外に好調。でも前期薄利もありで計画はわりと近年で好調で成長感もなくもないけど。どうなんですかね感。過去計画もあまりあてにならないところありそうですし。

 

財務

自己資本比率改善はみられるね。

(IRBankから)

有形固定あたりで23億。増えてる感じはないです。流動13億。で主な資産は差入保証金45億が一番大きそう。

「差入保証金とは債務者が債権者に対して取引や賃貸借の契約の履行を担保するために差し入れる現金」

葬儀やる積立みたいなやつとなりそう。これが増え続けてるので、いちおう将来も安泰とはなりそう。だからどうした感もなくもない。事業拡大あるなら投資とかありそうだけどなさそうだし。

 

CF

 

 

営業CFでてる、投資CFでは差入保証金がはいってきそうで長期の平均FCFは 1.1/17年で基本しぶいとなりそう。無配。

 

こころネット(6060)

業績

セグメント。石材とか生け花もだいたい葬儀。婚礼もやってますね。

(銘柄スカウターから)

 

のびてるわけでもなく、足踏みですかね。

BPSは過去に伸びてたけど近年は横ばい。

 

総合して、蓄財もあやしい停滞低ROE企業。

目先3Qで横ばいにちかい増収減益。

まあ停滞じゃないですかね。

 

 

財務

有利子負債返しましたね。

(IRBankから)

でもBPSはふえてないくらい。有形固定80億も長期に漸減。投資してないかんじはあります。一方現金40億で積み上がってる感じ。

総資産減ってるのでだいたいリストラ感。

ほぼ借金返してリストラ終わったとも。現金40億ありますね。時価総額42億のものが。

で、負債は105億ですが大半前払式特定取引前受金の88億。将来の仕事となりそう。増えてませんね。

 

CF

 

FCFは大だいたい常にでてる類。それで近年現金詰み続けてる感じですね。

それで現金40億まで。

配当は定額っぽい。自社株買いは入ってますね。

 

 

日足週足月足の値動き判断

月足で一応あげで特に近年いきおい
週足でもみあいからあげ
日足であげて調整
確認。

評価・売買判断

広済堂ホールディングス(7868)

テクニカル的には、2022以降からは躍進感あるけど一応もっと長期で上昇で年足。2011年以降上昇だったりする。2022、2023の伸びがすごいですが。

ということなので目先は勢いでこの勢いが続く限りという視点はとれると思う。週足で2023年の安値409とか目先調整613あたりをみながら838越えを伺う感じで。目先は2年続いた上昇の調整の雰囲気なのでドローダウンに向かえば谷が深くなる可能性はみてたほうがいいかも。

 

ファンダ的には、印刷とかマーケよりだった感じが、葬儀場というか東京博善を取り込み、目先はそれがコア事業化した感じでもうほぼ葬儀場の会社に転身した感は。

利益はもう葬祭が主力であり決算資料などもトップで計画もここを伸ばす方向。それでここ2年は急速に利益が固まり全体としても明確な増益に出てきてる感。

主力事業を転換してる局面で注目に値するとは思いますが、今期は葬祭は伸びてるけど計画比ではそうでもないとか、会社がだしてる中期の成長目標数値は高成長でもなくこのあたりも踏まえて。

評価。

PER20のPBR2.5ほど。高評価ですね。葬儀系の同業はPER10前後以下にPBR1.5-0.5あたりに多く置かれており、ちょっと毛色の違う鎌倉新書とかビューティ花壇はあれど、これは回りから一つふたつ抜けた高評価であるとみておくべきかなとは。もちろん評価される理由もあるところですが、同業比較、あるいは他の業種の伸びている企業あたりと比較して妙味あるか?みたいな視点はあってもよいかもしれません。特に目先足踏み感ある業績でてますし。

とはいえ、会社が示してるシナリオ通りに行けば面白そうなところで可能性自体はありそうにも思えますけどね。

 

 

ニチリョク(7578)

葬儀屋。別に高齢化でのびてるわけでもないという現実がここに。

いかにも長期に後退かよこばいかってところですが目先はちょい好調。も、これが成長か?というとどうでしょう?くらい。

差入保証金が大きめこれは伸びてますね。これはあるいは成長かも。とみれなくもないですが現状はやはり低ROEBPS成長も怪しいかな?という印象はうけます。

評価。

PER17のPBR0.9ほど。素直に状態みてPBR1近くは評価高い気がするところ。

ROEよりなのでPERはあまりきにするな。時期によってはPER90近くもあるし。

あとはかなり低位でもあり優待が(会社のサービスを使うなら)おとくかもしれない。

 

 

こころネット(6060)

福島あたりの葬儀系。長期に足踏み感で、その中で投資などを抑え固定資産を現金に変えてる感じでBPSも増えない感じ。

業績目先足踏み。

評価。

PER10のPBR0.5ほど。BPSも増やせない蓄財もできない停滞企業とみるなら残当という印象。配当ぐらいはできるのでそれでいいならとはなりますが、同時に上記のとおりに現金増えて前払式特定取引前受金はあれど、現金≒時価総額になってる感じで強い還元を打とうと思えばできなくもなさそうな感じもなってるので、まさかのそういう展開をまちながら配当をもらい続けるみたいなこともできそうですが、ほんとにそんなふうになるかどうかはわかりません。こないとリターンはやっぱり配当の年2%台以上は他の投資家さんに買ってもらわない難しいよね?とはなりそうな。

 

 

三洋堂ホールディングス(3058)

本屋。ゲームとかCDと家屋タイプ。スマホで注文して店舗で受取るスマ本屋とかも少々面白そうなものもありますが、長期業績は以下で衰退する本屋そのもので売上後退、利益も薄利で2023は赤字まで。

みると、総資産も後退、営業CFもマイナスがでてきて利益剰余金もマイナス突入と、全面的に苦しくなってきてる感。

PBRも2で低くもなくこれはなかなかボロっぽい水準を示してて、業績がまさかの反転しないと難しいというかしてもしんどいかもみたいな印象です。

 

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにあるかないかあというと、いうほどない。

 

 

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用語解説(日記比較編)

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