大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(2831)はごろもフーズ/東証ST/食料品/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

はごろもフーズとその他

株価

3285円(人々は、階段状にゆっくり行軍は進んでいる。)

 

チョイス理由とバブルチャート

 今週は比較。市場統計推移記録表で2020/3/13と2024/3/29比較で、より低PBRになっているもの(対象770銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。コロナTOPIX最安値時より低PBRなものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2024年04月01日取得。はごろもフーズ。缶詰屋。海産物中心だけどそれ以外も。比較に水産っぽい。ゲストにはごろもは静岡市本社で静岡本社仲間の村上開明堂。


自己資本比率ROEはトレード・オフっぽいなかで村上開明堂がちょい優秀。

各企業の数字とそれをみての所感

コード 2831 2922 2917 7292
企業名 はごろもフーズ なとり 大森屋 村上開明
市場/業種 東証ST/食料品 東証PR/食料品 東証ST/食料品 東証ST/輸送用機器
時価総額(億) 339.19 315.68 48.33 595.93
株価 3285 2100 948 4925
決算期 2024/03予 2024/03予 2024/09予 2024/03予
予想売上(億) 718.0 457.0 149.0 1080.0
予想営業利益(億)/利益率 14/1.95% 16.5/3.61% 4.15/2.79% 78/7.22%
長期平均営業利益率/年 1.48%/17年 3.97%/17年 2.3%/17年 7.57%/17年
売上成長率(年複利/期間) -0.6%/17年 2%/17年 -0.9%/17年 3.3%/17年
EPS成長率(年複利/期間) #NUM! 2.4%/17年 -1.7%/17年 12.8%/17年
BPS成長率(年複利/期間) 2.8%/16年 3.4%/16年 1.5%/16年 7.8%/16年
長期営業CF(億)/年 291.55/17年 315.3/17年 36.66/17年 315.3/17年
長期投資CF(億)/年 -214.3/17年 -177.26/17年 -16.11/17年 -663.83/17年
長期平均FCF(億/年)/年 4.54/17年 8.12/17年 1.21/17年 28.62/17年
PER 23.78 23.8 18.35 9.86
PBR 0.83 1.05 0.41 0.7
ROE 3.5% 4.4% 2.2% 7.1%
平均ROE/年 4.75%/17年 5.4%/17年 2.34%/17年 8.86%/17年
ROA 2.1% 2.8% 1.8% 6.0%
配当利回り(%) 1.52 1.05 - 2.84
配当性向 36.2% 24.9% #VALUE! 28.0%
総資産(億) 606.56 400.24 148.37 1003.59
自己資本比率(%) 56.1 58.9 77.8 75.8
メモ 停滞蓄財 停滞蓄財 蓄財。停滞より。 あげ
はごろもフーズ(2831)

業績

業績横ばいでIRライブラリがシンプル。

決算説明資料もないけど株主の皆様へをみるとこれぐらいはある。ツナ中心。

 

長期横ばい。2007,2012,2013,2023,など営業赤字。

2013「売上高の減少に加え原料価格の上昇」

2023「製品の価格改定を上回る原材料価格の大幅な値上がり等による売上原価の上昇と、販売奨励金や物流費の増加等」

環境に左右される感じはあり、そもそも利益率も低く競争優位性自体は低そうも・・・一方売上なのは安定的で繰り返し買われる消費財な両面の性質がありそう。

減収や赤字とかなってもしぶとい面もありそう。

これでも長期にBPSはのびてるけど、後退も多いし 長期成長も2.8%/16年と低めでこのへんはやはり低ROEなところはある。

ということで、売上は安定気味だけど薄利で赤字もちらちらで、低ROEだけどBPSくらいはなんとか長期に伸びてなくもないくらいで、停滞蓄財感。さすがに蓄財スピード弱い気はするけど、安定性をみてどうか。あとは業績加速があるか?とかそうじゃなければかなり安く買えるか?が焦点になりそうな。ある意味それほど気にするべきことがないとはなりそう。

目先は3Qで好調。計画はむしろ減益でこれまでの四半期も踏まえ上方の可能性もありそうだけど、これは一時のものか成長とみなせるものか。「利益面では、売上総利益の増加と物流費等の減少等」で、売上自体は伸びてる感じでもないのでどうみるか。

四半期。

(株探から)

 

 

財務

いちおう資産増。

(IRBankから)

意外に有利子負債もなく長期に自己資本比率も伸びてる感じもありまあ問題もないんじゃないかな。

なんだかんだ蓄財できてるになりそう。中身見ない。

 

CF

 

投資が結構多い。とはいえ長期平均FCFは4.54/17年で一応プラスくらいで2023の営業CFは棚卸資産の影響がつよめ。

みたいなところはあるけど、結局長期FCFは年4.5億とかでそれが時価総額340億とかでこれはPCFRにすると80近くでこの辺はキャッシュリッチではないね感はります。ただ投資大きいのは有形固定とか。一応投資して業績向上なところもあり棚卸し資産も踏まえると営業CFの水準があがったとも見れる部分もありこのへんはあるいは。

還元は一応増配。

 

 

なとり(2922)

業績

おつまみ食品メーカー。

チーズ鱈が有名かもね。

「チーズ鱈」はどのようにして誕生した?-おつまみのなとり

商品みてるとおつまみっぽい。

商品を探す-おつまみのなとり製品情報

 

コロナで後退も長期で成長。見る限り1999年かた赤字もないようです。ただ売上成長 2%/17年で利益率も低めで低空安定感。

BPS成長なども3.4%/16年で高くもなく平均ROEも 5.4%/17年とかでどちらかと言えば低めですね。

ということで安定的なも低空飛行でゆるく成長。文脈としては停滞蓄財かなあとは。

目先も回復で増益大きいけど長期的に足踏みの範囲内となりそう。

 

 

財務

純資産増。

(IRBankから)

有形固定だけ。

伸びてる感じでもなく。あとはとくに。

 

CF

 

長期では平均FCF 8.12/17年とか。年にとっては投資多めとか営業CFマイナス少なめでFCFマイナスでるけど長期にはプラスで長期に地味に増配。CF的には余裕はありそうだけど現金増えてる感じでもないのでこれ以上は増益いりそうには。

 

大森屋(2917)

業績

海苔屋。

商品カテゴリー一覧 - 海苔の大森屋 〜のり製品専門から食品総合メーカーを目指して〜

1999年からみて営業赤字もなく成長もないけど業績は安定的。ただし薄利で多くの成熟した食品メーカーは近い性質がありそうでここはそういうの。

BPSくらいは右肩に近い。BPS成長でいうと安定的だけど長期実績としては 1.5%/16年と一番低め。

安定の停滞の中で地味におそく蓄財してるような印象。

 

目先1Qでわりと加速感あるけど、1Qだし計画ものびてるけどコロナ以後の回復で長期的にはやっぱり足踏みの範囲内じゃないかなとは。ただ「価格改定が順調に推移」みたいなので、薄利は薄利なりに堅調とはなりそう。このへんでも業績異変みたいな変化はなさそうですが。

 

 

財務

財務健全で蓄財。

(IRBankから)

溜め込みすぎの懸念は生まれそうですがさて。

中身はみない。

 

CF

 

営業CFはマイナスも多く安定しなく、現金も増えてる感じでもなくで溜め込み過ぎとしてもなにを吐き出せばいいかな感。営業CFがもっと安定すれば現金の水準を下げるのも利があるけど、すくないとなかなか資金面の懸念も生まれそうだしあまり少なくもしたくないかなとは。

還元はしぶめで一定。いうほど増やせる余裕もないかも知れない。

 

日足週足月足の値動き判断

月足でもみあってあげのくりかえし。
週足でさげてあげ
日足であげ。
確認。

評価・売買判断

はごろもフーズ(2831)

テクニカル的には、2008年くらいからあげてもみあい調整をしてあげみたいなのを繰り返す形で上昇。傾向としてはもみ合い調整が永く上昇は短いところがあるので扱いづらさはありそうですが、一応上昇は上昇。

その中で2020以降3450から2023年2889までまでさげて目先は上昇してきた感じでなかに急騰3550も含み上昇してきた感。3030とかをみながら3465とかもみながら上昇につきあい調整に入るようなら撤退とかはできるかもですね。

 


ファンダ的には、缶詰屋。繰り返し買われる食品で売上とかは安定感あるけど、原材料費に振り回されて赤字もちょくちょくあり薄利でもあり、繰り返し買われはするけど価格競争優位性はあるともしがたく、安定だけど低空飛行感。それでも長期にBPSくらいは増やせてるけど、基本低ROEで足踏みでBPS伸ばせる程度でやっとか?くらいには思うところだけど目先は好調で、CFあたりも状況が改善してる気配もなくもない。

みると大型投資したあとにそうなってると見えなくもくあるいはこれまでの停滞を破り上のステージに??なんて見方もできなくもないけど、さてどうなんでしょう感。

このへんのシナリオを疑うのなら注目してみるのも。

そうでないとやっぱりさえない蓄財がやっとの停滞企業となりそうですが。

評価。

PER23のPBR0.8ほど。でている状態からみるとそれなりという印象です、もっと下でもいいかもとは感じますがはごろもフーズとしてはなにげによくあるけど低い水準のPBR程度で、過去からあまり評価が進んだ感じでもなくあまり期待もされてないとも読み取れるところで、意外に上記シナリオで実は当てかけているとなるとこれはこれで狙いようも。外れてもそんなに下はないとはなりそうですし。

とはいえ現状ではまださえない企業をほどほどという感じでたぶんインデックスを上回る案件か?というとたぶん違うだろうなあとなりそうで難しいものですねと。

 

なとり(2922)

チーズ鱈などおつまみ系食品。安定性高めで長期に成長もしてる感じではあるけど、高成長でもないし高ROEでもないしやはり安定だけど薄利で低ROEな蓄財系と見てたほうが妥当な気は。

期はあるけど長期には普通に企業活動して地味に企業価値が上がってる感じ。自己資本比率とかROEは上がってるともしがたく質的良化が進んでるかは疑問。

評価。

PER24のPBR1ほど。上も下もあるとしかいいようもない評価帯。ここ5年でPBRで0.9-1.3が1ほどなのでいかにもフェアバリューという印象。なにかカタリスト掴むとかエスパーしてるとかそういうふうになるのを地味にまち続けるとかはできるかもしれませんね。優待はもらえるのでどういうのを優待もらいながら地味にまち続けるのならそれはそれで。

 

 

大森屋(2917)

海苔屋。安定的だけど低空飛行。長期に業績足踏みで蓄財。ただし蓄財スピード小さめ。財務はいいけどCFが強いようは。

総じて、引退後借金などはなくつつましくパートしてる高齢者みたいな印象をうける。

評価。

PBR0.4ほど。低ROEなのでPERは飾り。市場でも評価が低くなる類となりそうでその通り。”安定して”あまり稼げないになるので致し方ないか。

ここ5年でPBR0.3-0.45くらいなので上の方出れば取れるものもあるかもしれないけどどうみるか。いろいろ渋いのでやはりこれで勝つなら他の投資家を出し抜かないといけないとなるので、そのへんを出し抜ける根拠があるとするか、相手が根負けするほどまち続けるとかになるんですかね。こういうのは。

 

村上開明堂(7292)

自動車ミラー。自動車用バックミラーの国内最大手(国内シェア約40%、世界シェア約7%)みたいです。

シクリカルだと思うけど、長期に赤字もなく近年は特に好調でこれは普通に成長企業となりそう。まあ2009年あたり後退はあるし薄利はあるのでシクリカルはそうでしょうが。ROEあたりはそう高くもなく抜けてる感はないけど、財務も悪くなく常に近くFCFでててそれがメーカーとしては弱い評価と言えるPBR0.7ほどは好調も踏まえてこれはなかなか見れる気もしたりします。低いときはPBR0.4以下もあるようでそのへんどうみるかはありそうですが好調が続くならこれは結構悪くないのでは?というか今そのような感じなってますね。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないかなあ。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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