大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

MENU

(6342)太平製作所/東証ST/機械/(比)

スポンサーリンク
f:id:kamomenotoushi:20181019215806j:plain

投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

太平製作所とその他

株価

3320円(人々は、浮いたり沈んだりするもうだつの上がらぬ日々からこれまでにあまりない栄えようをしている。)

 

チョイス理由とバブルチャート

 今週は比較。市場統計推移記録表で2018/12/26と2024/3/14を比較し当時よりROEをあげているのにPERを下げているもの(該当836銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。血のクリスマスのTOPIX安値時より資本効率が高くなってるのに評価が低くなってるものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2024年03月18日取得。太平製作所。木工加工機械の専用メーカー。ゲストに同業上場企業はキクカワ・・・しかないみたいなのでキクカワと低PBRの機械でソディック。ゲストに太平仲間の洋興発。


CAGRとBPS成長率を両立してるのが太平製作所となるね。PBR少し上。もっとも全部どんぐりの背比べ感も。

 

各企業の数字とそれをみての所感

コード 6342 6346 6143 8835
企業名 太平製作所 キクカワエンタープライズ ソディック 太平洋興発
市場/業種 東証ST/機械 東証ST/機械 東証PR/機械 東証ST/卸売
時価総額(億) 49.8 57.49 399.44 66.24
株価 3320 4355 729 851
決算期 2024/03予 2024/03予 2024/12予 2024/03予
予想売上(億) 89.8 50.0 722.0 398.0
予想営業利益(億)/利益率 16.48/18.35% 5.5/11% 11/1.52% 11/2.76%
長期平均営業利益率/年 8.07%/17年 8.82%/17年 6%/18年 2.66%/17年
売上成長率(年複利/期間) 1.5%/17年 -0.3%/17年 0.1%/18年 2.8%/17年
EPS成長率(年複利/期間) 8.8%/17年 4.8%/17年 -8.9%/18年 29.7%/17年
BPS成長率(年複利/期間) 4.8%/16年 2.4%/16年 3.3%/17年 1.5%/16年
長期営業CF(億)/年 59.65/17年 75.66/17年 996.74/18年 75.66/17年
長期投資CF(億)/年 -21.26/17年 -20.69/17年 -790.15/18年 -180.27/17年
長期平均FCF(億/年)/年 2.26/17年 3.23/17年 11.48/18年 -2.73/17年
PER 4.04 12.38 52.83 11.41
PBR 0.73 0.47 0.48 0.42
ROE 18.1% 3.8% 0.9% 3.7%
平均ROE/年 8.28%/17年 3.72%/17年 5.35%/18年 2.66%/17年
ROA 11.6% 3.2% 0.5% 1.3%
配当利回り(%) 3.92 3.21 3.98 4.58
配当性向 15.8% 39.8% 210.1% 52.3%
総資産(億) 99.26 132.77 1340.66 456.86
自己資本比率(%) 58.9 83.1 57.5 33.5
メモ 不安定も蓄財 停滞蓄財 停滞蓄財 停滞蓄財も微妙
太平製作所(6342)

業績

今日はあまりやるきないので全部流したいと思います。投資もしなさそうだし。といってもブログで取り上げるやつ大半投資してない。いいと思わないものが多いですが、いいと思うもの全部買う資金です。

 

こういうの。とてもやるきな・・素朴な二部っぽいHPなのでジャンプしといて。

株式会社 太平製作所|製品案内

 

業績。シクリカルというほかない。そして減収時に利益率が減り増収時に利益率があがる製造業ムーブ。売上伸びることが大事で減るとしぬやつ。

減収時は環境悪い時でわりとしっかり赤字がでてるところある。環境悪くなると死ぬシクリカル。死ぬは株価的に言ってます。目先好調。

その中で長期にはBPSくらいは伸ばしてます。実績として 4.8%/16年はそんなにわるくもない。配当を足せば普通にインデックスに勝負になるとも見れるわけで。

同時にROEもマイナスも含めて乱れるしBPSも減ることも増えないこともあるので扱いには注意とか戦略がいるでしょう。株価ボラや企業価値向上しない後退しない時期も我慢して長期持つとか、それらを他者を出し抜き伸びるときのみ持とうとするとか。

 

今期は上方もこなして「期初の見通しを超えて受注額が増加したこと並びに、受注した案件の内、一定期間にわたり収益を認職する案件において進捗度の見積りを見直した結果」

それで3Qでも大幅増収増益で絶好調としか。

 

財務

資産増。比較的財務良さそうですね。

(IRBankから)

有形固定くらいみる。

前期末12.5億ででこれは2013年16.5億でずっとへってるね。

つまり、あまり設備投資は強化してない状況。会社もあまり成長を追って設備投資はしてないとなりそう。

その中で負債はおおよそ横ばいで総資産伸びる形で蓄財ですね。

 


CF

 

営業CFも不安定。設備投資はほとんどしてない。長期平均FCFは2.26/17年ほどで、半分程度は配当っぽく、長期には負債を維持しながら現金積んでる感。

 

 

キクカワエンタープライズ(6346)

業績

HPはもうちょっと洗練されてる。

製材 │ キクカワエンタープライズ株式会社

 

でも業績が洗練されてるかはどうでしょうと。

程度の違いはあるけど、傾向としては太平製作所と同じという感想。

目先好調だけど2019年ほどはでてませんね。

とはいえ2019は大口効果っぽい。「顧客の新工場建設などの大型案件もあったおかげもあり総じて仕事量に恵まれ、また各種資材の長納期化に対しての適切な対策を講じた事も奏功した結果」

その中でBPSくらいは右肩感ある。太平製作所より安定感は高そうです。もっともBPS成長取ると2.4%/16年で下の推移となり、不安定さはあるにしても実績としては太平製作所に劣る感じになりそう。

目先も太平製作所ほど派手な増収増益となっておりません。

ということで良くも悪くも、安定感あるけど成果も微妙な感じとなってる・・

まあ安定といっても業績で乱高下するシクリカルの範囲内なんですが。

とはいっても目先3Qで普通に順調。

 

財務

財務も安定感ある。逆にリスクをとってないともいえるが。

(IRBankから)

有形固定くらいはみると前期末21億ほど、2012年あたりから維持に近い。

と、リスクは採ってないんだけど、太平製作所も設備投資はしてないとなるので太平製作所がリスク取ってるというのも違いそうですが。

 

 

CF

 

FCFでて特に近年は現金は積んでますね。

配当は動きますが、自社株買いなども入り、比較的高還元性向。

 

(銘柄スカウターから)

ある意味現金積みながら自らの安全は担保しながらわりとたくさん配ってるで、このへんも安定志向と還元の両立を図ってるとは。

 

ソディック(6143)

業績

 

こういう機械。

製品情報

食品とかもうちょっと範囲広そうで、それもあるのか上のものよりはシクリカル度合いが低いけどそれでも環境悪いときは大きく業績後退してるし赤字もでてる。

そのなかで前記赤字できてますね。今期は黒字復活の計画ですが。

半導体・電子部品向けの需要は在庫調整や設備投資を抑制する調整局面が継続し、国内・海外市場ともに低調に推移~な厳しい経営環境から回復し、今後の当社の企業価値向上のためにビジネスモデルの変革が不可欠と判断し、構造改革に取り組んでいます。「中国市場依存からの脱却」「収益性の改善と向上を目的とした「選択と集中」」「生産、販売体制をグローバルで再構築」を方針として掲げ、足元では工作機械事業において蘇州工場の生産の厦門工場への集約、海外工場の生産調整に伴う人員調整、産業機械事業においては販売機種戦略の見直し、食品機械事業においては製麺機・米飯装置以外の分野に向けた新製品の開発強化等の取り組みを開始」

と、結構厳しい局面に遭遇していろいろ対策を打とうとしてる段階。

わりと見通し立て難いところのようには。

 

ROEなど低下傾向で目先赤字までその中で一応BPSは長期に伸びてて ますが実績としては3.3%/17年と早くもないくらい。あと環境悪いとへる。

 

 

財務

資産増はしてきてると。財務改善も進んできてると。

(IRBankから)

有形固定329億でこれは長期に伸びてきてますね。流動861億で現金346億でさすがに負債569億で現金>負債までいきませんが、借り入れ359億≒現金346くらいで資金繰りは詰まる感じでもなく財務は良いとするほどでもないけど悪くもなく、改革で大きく資産にテコ入れしても存続は大丈夫そうだなとは。

改革してるので減損とかがでてきてもおかしくないとはなりそう。選択と集中とか言ってるし。

 

 

CF

 

営業CFはわりと安定も前記マイナス計上。

FCFもだいたいプラス推移でしたがマイナス。

現状減配とかはしてないですね。ちょい懸念はありそうですがさて。

(銘柄スカウターから)

 

日足週足月足の値動き判断

月足でさげさげからあげ
週足でよこよこからあげ
日足であげてもみあい
確認。

評価・売買判断

太平製作所(6342)

テクニカル的には年足。

景気連動感ぱない。普通に好況時にあがり後退時に崩壊の繰り返し。目先は好況で山を作りつつあります。もうできて崩れるという見方もできるけど、過去にはどでかい山もありまだまだという見方も。

その中で山を作り続けるなら・・とみるのはありではないか。週足の初動っぽ地点の前の安値1611はすでにもうかなり下なので、目先の跳ねる前の2175とかはねたあとの安値2900とかを基準にするのはありかも・・といいつつだいたい決算基準なので決算で下に限りは持つとかはできるかもね。


ファンダ的には、シクリカルな木工機械メーカー。増収してより増益、減収してより減益のシクリカルな製造業そのもので、過去の環境悪化時には順当に赤字などだしてる。その中で長期にはBPSくらいは伸ばせている。わりと業績乱高下してる。目先は過去にもあまりない水準で好業績。とはいっても投資などもしてる感じでなく、つかみにいった好業績という感じでもなく環境が良いだけ感はいたします。

評価。

PER4のPBR0.7ほど。製造業としはニュートラルくらいの評価か。目先は絶好調であり高ROEでもあり、環境に乗っただけ感はあるもこの環境に押される好業績がもっと続くなら普通に報われうる可能性も十分にあるようには。もっとも通常時にはもっと低PBR0.4台とかもままある低評価なので、環境がよくなくなると普通に罰になりそうだけど、リスクリワードとか踏まえると意外に悪くない可能性も。というか好環境が続くとするなら普通にこんなのでも。絶好調なわりに低PERだからね。たぶん上級者向け。

 

キクカワエンタープライズ(6346)

シクリカルな木工機械メーカー。業績シクリカルなわりには長期に資産増で、財務も健全おおよそFCFもでて還元しながら現金積むなどでかなり業績に比して安定感ある。

その中で目先は結構順調。ただBPS増などの実績は地味な部類でいろいろ牛歩。

評価。

PER12のPBR0.5程度。低評価。この手の地味で代わり映えないというかBPSくらいをしぶくあげてるのはとかく不人気になりがちだけどそういう類になりそう。そのなかでも業績の不安定さに振り回されなければ長期に地味な成果もあるかもしれないくらいでしょうか。そんなかんじですけど評価下の方はPBR0.3あたり以下もあるので渋いとさえない渋い業績の中で極めて低PBRな中で出来高もないとかバリュートラップそのものみたいなやつになるというか、そういうときに拾ってまさかの吹上を待つようなスタイル向きなやつかなとは思いますが。

ちなみに時価総額57億で前期で現金52億+投資有価証券11億で有利子負債もなし。

 

 

ソディック(6143)

もうちょっと広い範囲の機械メーカー。木工機械に比べて業績は安定してますし、財務なども伸びててより安定性あるけど、目先はなんかつまずき赤字にきて選択と集中とかの改革局面。財務は比較的悪くないので存続は大丈夫ですが減損とかは飛んできても不思議でもないし、立て直しに手間取る可能性も考えられるけどだからどうみるか。最悪無配などのシナリオも考えられまだ悪化もありえることはありえると。

評価。

PER50のPBR0.5。業績立て直し局面の低ROEのPERとかなのでPERは飾り。

となるとPBR0.5は普通に低評価で株価も高いところからおちてもみ合ってる水準にもなって、これは立て直しが成功するならおもしろいかもしれないとは。たいした減損とかなければもう低PBRなので下はあまりないともみれてこれはこれで。

ちょっとまだ見通しわからないまさかの大きな赤字がきてBPS吹っ飛んでまだ下もあるとかはあるのでどうみるかですけど。

 

太平洋興発(8835)

不動産・商事・サービスの興発会社(発祥は釧路の太平洋炭鉱)。

何屋かわからないのでセグメント。

これみても何屋かわかりませんが。まあ儲かりそうなものにいろいろ手を出すスタイルっぽい。

(銘柄スカウターから)

ですが総合して数字としてっはいかにも卸売という感じで、長期に営業赤字もなく(純損失はある)BPSも伸びてる感もあまりない 1.5%/16年とかなんで、みると余裕は全部還元してる感のある高めの配当性向で現金もレンジくらい。

といことで進歩はないけど稼ぎで稼ぎはお小遣いにしてくれるやさしいおじさん。

進歩もないので低評価止むなしってみるといかにもそれっぽいPBR0.4ほど。これでいちおう配当利回り4%台の高配当利回りで一応低PBR高配当といえばいえる。

2023年あたりからこれでも株高。テーマすごい。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないかんじだぞ。

シレン6はもうちょっとで全ダンジョン踏破できそうだがさて。

 

記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
 にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ

記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータとエクセルの黒グラフは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表

 

投げ銭。この記事やブログが役に立ったとかあったら投げてくれると嬉しいです。codocのアカウント登録とログインが必要でクレジット支払いコンビニ決済ができます。

投げ銭機能つけてみました - 大河の一滴

※有料部分の中身はありません。

この続きはcodocで購入