
投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。
比較銘柄
NexToneとその他
株価
2065円(人々は、騒いだり落ち込んだりうるさいがずっと退いても進めてもいない。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 7094 | 4301 | 3995 | 6526 |
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企業名 | NexTone | アミューズ | SKIYAKI | ソシオネクスト |
市場/業種 | 東証GR/サービス | 東証PR/サービス | 東証GR/情報通信 | 東証PR/電気機器 |
時価総額(億) | 202.55 | 346.96 | 37.82 | 8148.46 |
株価 | 2065 | 1863 | 350 | 24200 |
決算期 | 2024/03予 | 2024/03予 | 2024/01予 | 2024/03予 |
予想売上(億) | 101.0 | 470.0 | 26.0 | 2000.0 |
予想営業利益(億)/利益率 | 10/9.9% | 27/5.74% | 2.57/9.88% | 225/11.25% |
長期平均営業利益率/年 | 8.65%/6年 | 8.49%/17年 | 4.5%/8年 | 8.9%/3年 |
売上成長率(年複利/期間) | 27.7%/6年 | 3.8%/17年 | 10.9%/8年 | 26.1%/3年 |
EPS成長率(年複利/期間) | 50.1%/6年 | 13.7%/17年 | #NUM! | 128.4%/3年 |
BPS成長率(年複利/期間) | 24.2%/5年 | 7.7%/16年 | 35%/7年 | 16.1%/2年 |
長期営業CF(億)/年 | 52.92/6年 | 509.84/17年 | 23.4/8年 | 509.84/3年 |
長期投資CF(億)/年 | -12.38/6年 | -121.97/17年 | -11.81/8年 | -291.16/3年 |
長期平均FCF(億/年)/年 | 6.76/6年 | 22.82/17年 | 1.45/8年 | 53.21/3年 |
PER | 28.65 | 18.7 | 16.92 | 46.56 |
PBR | 5.61 | 0.9 | 3 | 7.42 |
ROE | 19.6% | 4.8% | 17.7% | 15.9% |
平均ROE/年 | 17.1%/6年 | 10.15%/17年 | 20.91%/8年 | 15.72%/3年 |
ROA | 9.0% | 2.8% | 5.4% | 9.0% |
配当利回り(%) | 0 | 2.15 | 0 | 0.87 |
配当性向 | 0.0% | 40.2% | 0.0% | 40.4% |
総資産(億) | 78.21 | 582.94 | 41.00 | 1939.45 |
自己資本比率(%) | 45.7 | 59 | 29.7 | 56.6 |
メモ | あげあげあ | 停滞蓄財? | 減収増益? | いちおあげ |
今週は比較。2023/6/15に銘柄スカウター10年スクリーニングで5年売上営業利益で15%以上かつROIC15%以上のもの(対象84銘柄)からきになったものをチョイスして比較します。成長性高いものをみてみようという意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2023年06月16日取得。NexTone。著作権管理。比較に管理されそうな芸能業界代表アミューズとSUKIYAKI。ゲストにネクスト仲間のソシオネクスト。
NexTone(7094)
業績
だいたい著作権管理。セグメント。
著作権。
主力じゃないけどキャスティングは以下みたいなの。広告代理店っぽい印象。
著作権いうとJASRACを思い出しますが、違いを説明した記事がありますね。
NexToneとJASRACはどう違うの?【よくわかる音楽著作権ビジネス】 - INTERNET Watch (impress.co.jp)
反JASRACとして生まれて、新参ならではの柔軟な対応や価格設定でJASRACに対抗する感じで伸びてきてるようではありますね。
以下業績。伸びてて利益率も向上。
販管費伸びている感じ。基本増収が続くならスケールメリットが販管費が減りそうだと見て良さそうな推移。
ROEも増加傾向でBPS右肩。ROAも増加傾向にありますね。
順調というほか。
あとは細かくは決算説明資料でも。
2023/3月通期を目を通して順調な印象・・・ですが計画からは下ぶれですね。
一方管理作品あたりは増えてるので、このへんが増えてれば順調とみていいのではないか。
あとはこのへんでしょうか。計画は下ぶれも伸びることは伸びてると。このペースで行けるか。
できるなら3年で利益倍以上でかなり順調とはなりますし基準にできるかと。
そんな感じですが今期は1Qもまだ。
財務
資産推移。事業に固定資産とか要らなさそうってみたら
目先総資産78億で流動67億現金60億に有形固定0.1億で全然要らないですね。
ですが自己資本比率はわりと低くて40%台。負債は38億ですが有利子負債はなく多くの負債は未払金で26億に手形8.7億。でそのた法人税とか退職金とか
おおよそお金先に受け取ってあとで権利者?に払ってるっぽいBSで、財務はいいというかむしろ自己資本比率低いほうが支払いを待たせられるということになり財務がいいやつに見えますね。
CF
営業CF安定。投資もいらずFCFでるやつ。営業CFマージン的に半分というか浅いものなら堀もちっぽさがある。
現金積んでる。
無配。手元にお金おいてどうすんの?感あるけどまだ無配だね。自社株買いは実績あり。
アミューズ(4301)
業績
芸能プロダクション。
サザンオールスターズ・福山雅治・星野源・Perfume・ポルノグラフィティ・大泉洋・佐藤健・吉高由里子等のタレント・音楽家・映画監督・スポーツ選手等で知名度高い方も所属してますね。
そんな感じですが長期に売上伸びてるところはありますが、凸凹は常にありやはり所属芸能人からヒットが出るか出ないかみたいなところはありそうです。
1999年からみて営業赤字純損失なしでめっぽう底堅いです。
BPS右肩。成長率7.7%/16年で意外に悪い水準じゃないですね。ただし近年はROEが低めに出てて伸びも鈍化感。
今は冬っぽさはあるけど、ヒット連発とかあるかも知れないし、春までしぶとくまつはあるいは機能するかもな蓄財感は。
前期は増収が大きいですけど、これはコロナで減ってたからですね。コロナ越えて正常運転に戻った感じはあります。
財務
蓄財。
(IRBankから)
総資産582億が流動460億に現金326億で現金も積む方向で極めて財務は健全と言う他。
有形固定42億。。目先なんか増えてるけど比率は小さい。
負債207億で営業未払金が117億とその他65億でだいたい。
負債まとめて現金以下だしやっぱり問題ない。
CF
現金すっ飛んでいってるね。なにげに現金321億は時価総額343億に肉薄しており、大型還元とかくると景色変わりそうなところはあります。投資有価証券55億は別にありそうで、これをふまえるともう事業価値はゼロ以下評価ともみなせますね。
そんなところですが、営業CFマイナスのときはあるけど長期にはふつうにFCFプラス。年平均すると 22.82/17年で毎年22億ほど稼いできてるのが、現金有価証券引くとマイナス評価。
SKIYAKI(3995)
業績
名前がふざけてる。けど、由来は「「SKIYAKI」は海外でも通じる代表的な日本語であり、これまで発売された日本の曲の中で、唯一、全米Billboardシングルチャートで週間ランキング1位を獲得した「上を向いて歩こう」(坂本九)の海外での曲名。常にグローバルな視点でのビジネス創出を目指し、日本発の音楽としても重要な位置づけにある「スキヤキ」を社名として掲げている。」ってことで一応真面目に野望も反映した名前ではありそうですね。野望はあるけど実力は伴ってるのでしょうか。
ビジネスモデルは以下みたい。アーティストとかのファンとの交流パック一式ってかんじですかね。だれでも使えるものもあるようで、インフルエンサーとかがフォロワーを換金する場所にもなってそうな雰囲気。
業績。気になるのは2023の減収・・・株探とIRBankでは2022の減収になってますね。
会計基準の変更かな?と2022年3月時点では銘柄スカウターの数字が正しそうですね。
2023年の短信をみると2022は新会計基準で変更されてます。ってことでこの減収は「2023年1月期の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用」のため。となると業績推移測り難いかんじですが・・
決算資料などみるに、2019年からは横ばい感のある推移ですね。
決算資料では、ストック収入伸びてるぞとか限界利益伸びてますとかアピールしてますが、目先は売上頭打ちで利益も足踏み感ある推移にはなってますね。一応有料会員とかも増えてるみたいですが。
ROEなど。凸凹してる純損失もありますね。減損とかみたいです。
そんなかんじで目先1Qが増収増益で一応好調。1Qだけど。
財務
前期末総資産41億で流動37億で流動より。現金24億で資産半分以上現金。
負債は28.7億。主な負債は預り金16億ですね。伸びてる。有利子負債は1.7億で財務は健全な部類になりそう。自己資本比率は低めもこれは預り金のせいですね。
CF
営業CFで赤字もあるけど、長期にはプラスで一応 平均FCF1.45/8年とか。年1.5億くらい平均稼いでいるだね。
無配。配当してもいいんじゃない?感はある。というか、有利子負債のぞいて22億ははあり時価総額38億とかみたいだから結構な還元もできないこともないですね。無配です。
日足週足月足の値動き判断
月足であがるとさがる
週足で上げたり下げたりレンジ感
日足でさげ
確認。
評価・売買判断
NexTone(7094)
テクニカル的には、コロナ直後の上場で553から2021年末までに5300と大きく上昇以後はだいたい1900-5000くらいのレンジで目先はレンジ下限1994まできてますが、過去2回は反転してますがさて。
基準はやはりレンジ下限1967をみながら4000越え4950や5300を越えていく感じになるか測る感じでしょうか。ではあるけど1967切るとわりと底なし感あるのであとは好みで。
ファンダ的には、著作権管理会社。JASRACに反逆してできた感ありますが、現状伸びてて、規模で利益率あがってそうでROEなどは高収益な部類に入ってきてる。売上や管理曲数などが増える中ではこの傾向は続くのでは?
自己資本比率は低いけど、支払いをまたせてるタイプで財務はド健全。CFもど安定感ある。ただし無配。
総合してとても筋の良い事業にみえてJASRACがふんぞり返ってるのも推して測れるところがある。
評価。
PER32のPBR6.2。高評価。筋の良い事業で高評価になるのはわかるところですが株安して目先の水準でも評価は高いですね。もっとも成長が続き株価は高くもなってないのでPERはこれでも低くなってます。高いときは150とか。NexToneとしては上場来で低いPERはそうではあります。あとはどう考えるか。
もっと低いPERで高いROEや成長率をしめすものはたくさんあろうと思います。・・・PER20くらいになるとここまで筋がよさそうなかつわりとユニークな事業っぽい上場企業はあんまりないかもね。まあそれでも成長鈍化で低ROE化すすむとかなると微妙かもしれませんけど。
アミューズ(4301)
芸能事務所。ヒットに左右され業績は凸凹してる感もあるし、コロナでへこんだけど、目先は回復してコロナ前くらいの業績水準であしぶみ。長期に赤字なし。CFも普通に長期プラス。な、中で延々蓄積が進み財務健全。
目先は低ROEな感じにはなってるのでBPS成長鈍化とか溜め込み過ぎの嫌いはあるやもだけど、純利益自体過去の水準より低く出てはいるね。
評価。
PER18のPBR0.9。絶対的にはもっと高ROEでより低PBRとかもあるかもしれないが、もうわりとバリューというか水物資産<時価総額で事業価値ゼロ評価とも見れる株価水準。FCFで総じて問題ないのにも関わらず。株価も2018年から一方的な株安でそろそろ反転感もなきにしもあらずだけど、現状業績が加速する感じでもなく地味な類の投資にはなりそうですが好みの人もいるかも知れませんね。大盤振る舞い来ると面白そうですね。
SKIYAKI(3995)
ファンビジネスツール一式。プロ向けと自己申請向け。成功したソフト会社とはなりそうで利益は普通にでてて、財務とか健全だしCFも普通に出るソフト会社って感じ。
一方で上場数年で業績頭打ち感あり、業績足踏み。KPIとかみてると伸びそうなところもあるけど伸びそうで伸びないわりとよくあるパターン。ウケは良さそうな類に思えるので業績加速すると評価は進むかも知れない。けど、現状上場から株安してよこよこでいかにも上場ゴール案件の体をしてます。
評価。
PER17のPBR3。なんだかんだ言いながら一定の評価レベルは保っており低評価とか期待をされてないという水準ともみなし難く業績次第ではまだ下もあるとみてた方が。例えば四半期で赤字とかきたらしんどそう。
ではありますが、株価自体は底練り感はありこの手の企業でPER15近くは一応順調そうなKPIが業績まで反映したら上に向かうも有り得そうではあるので、そのへんの味方次第では候補にもなるかもしれないとは。今じゃなくてもいい決算がでるならその時とか。
ソシオネクスト(6526)
富士通セミコンダクター(富士通の子会社)とパナソニックのシステムLSI事業の統合により設立(2015年)のファブレス半導体ベンダー。ってことで半導体関連。
ビジネスモデル|事業紹介|株式会社ソシオネクスト|Socionext Inc.
上流の方が守備範囲のようです。作るよりは企画設計側。
以下のように業績は特に2023で弾けて絶好調なんですが、シクリカル色強い半導体でここまで一気に伸びるのが怖い・・というか下がるときにも一気そうに思えるので。
株価もすっ飛んでますね。
シクリカルな半導体にしては評価高いように思えるPERPER50のPBR8ですがもしかしたらこのへんかも。
開発だけで仕事は終わらなくわりと長い期間売上が立つもんだとは会社は言ってますね。この商談獲得は目先まで好調なようです。
目先総資産は前期で跳ねましたね。1184億から1939億。有形固定171億で固定比率は少なめ。工具とか134億で多くは工具のようです。流動1560億。売掛製品仕掛品未収入金等々全部増えてて目先絶好調感はあります。
負債840億は未払い買掛で480億に有給支給に係る負債は188億とかが目立って固定負債は極小に有利子負債ゼロですね。
有償支給取引 ・・・これは原材料を渡して加工してもらった後に買い取るという取引みたいですね。買掛みたいなものでいずれ在庫になる部分となるかんじでしょうか。ということでこれも仕事関係ですね。
ということで自己資本比率が75%からぐっとおちて56%ですがこれはやりかけの仕事が増えたからになりそうです。
ファブレスと言えどここまで一気に拡大すると借り入れとか財務に頼ることが必要そうなものですが現状そのような感じではないですね。
・・・と、シクリカルな半導体関連とはなりそうですが、上記の長期に売上が立ちそうなところとか、BSやCFで並じゃない優位性もあるやも知れないとも感じたりもするところで、上場来株価すっ飛んで目先PER50のPBR8ほども、勢いだけで過剰なる評価で検討するまでもないと却下するのはあるいは間違いかも・・・みたいにも思えますというかこれだけあげてもまだもっと上もあるやもですが、その辺総て裏切って崩壊とかもあるやつにもみえるので、リスクやボラティリティ上等って人以外はスルーでいいと思います。ちょっと調べたら狼さんとかが触れてたので難易度すでに高くなってそうだし。
そういうのすべてひっくり返して乗り越えて長期に全然もっと上はあるかもしれないですけどね。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
とくにないぞ。
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