大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

MENU

(4431)スマレジ/東証GR/情報通信/(比)

スポンサーリンク
f:id:kamomenotoushi:20210801114407j:plain

投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

スマレジとその他

株価

2251円(人々は、基準もなく躁鬱が激しい。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 4431 4478 4020 9342
企業名 スマレジ フリー ビートレンド スマサポ
市場/業種 東証GR/情報通信 東証GR/情報通信 東証GR/情報通信 東証GR/サービス
時価総額(億) 441.98 2064.29 21.65 34.18
株価 2251 3575 986 1421
決算期 2024/04予 2023/06予 2023/12予 2023/09予
予想売上(億) 76.9 188.2 12.0 29.1
予想営業利益(億)/利益率 9.14/11.89% #VALUE! 1.76/14.67% 1.9/6.54%
長期平均営業利益率/年 17.13%/7年 -25.13%/5年 10.56%/5年 4.36%/3年
売上成長率(年複利/期間) 35.1%/7年 50.8%/5年 13.6%/5年 16.1%/3年
EPS成長率(年複利/期間) 27.7%/7年 #VALUE! 68.5%/5年 -2.5%/3年
BPS成長率(年複利/期間) 59.8%/6年 196%/4年 36.1%/4年 20.6%/2年
長期営業CF(億)/年 35.45/7年 -73.09/5年 6.27/5年 -73.09/3年
長期投資CF(億)/年 -10.02/7年 -97.31/5年 -3.68/5年 -1.74/3年
長期平均FCF(億/年)/年 3.63/7年 -34.08/5年 0.52/5年 0.28/3年
PER 67.78 #VALUE! 17.69 23.38
PBR 9.21 7.1 2.69 8.22
ROE 13.6% #VALUE! 15.2% 35.2%
平均ROE/年 31.76%/7年 -175.56%/4年 17.16%/5年 21.02%/3年
ROA 11.9% #VALUE! 13.0% #VALUE!
配当利回り(%) 0 0 0 0
配当性向 0.0% #VALUE! 0.0% 0.0%
総資産(億) 53.56 474.13 9.41 #VALUE!
自己資本比率(%) 80.5 76.1 83.8 -
メモ あげあ 赤字で成長 あげあ いちおあげ

 今週は比較。2023/6/15に銘柄スカウター10年スクリーニングで5年売上営業利益で15%以上かつROIC15%以上のもの(対象84銘柄)からきになったものをチョイスして比較します。成長性高いものをみてみようという意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2023年06月16日取得。スマレジ。飲食とか小売向けのクラウド型POSシステム。比較に似たようなところが採用してそうな会計SaaSのfreeeと顧客管理システムのビートレンド。ゲストにスマ仲間のスマサポ。

スマレジ(4431)

業績

クラウドPOSシステム「スマレジ」を中心に主に中小企業の店舗経営の効率化ツールの提供って感じでしょうか。

代表はこれかな。

スマレジ | 株式会社スマレジ 企業サイト

特徴的なのは以下でしょうか。

「2011年9月26日、スマレジは「iPhone / iPodを使ったPOSレジシステム」としてリリースされました。当時、ハードウェアビジネス中心であったPOS業界でしたが、私たちは、レジの本質はハードではなく、店頭決済システムおよびその集約データにあると考え、開発が進められました。テクノロジーの進化に伴い、昨今この集約データが注目されはじめましたが、その産業的価値は計り知れません。

そして、スマレジは従来のPOSシステムと比較して低価格、省スペース化を実現しており、大型レジスターや店舗サーバーを必要としない、スマートなPOSシステムとして小規模店舗を中心に受け入れられ、一気に普及していきました。また、低価格で手軽に導入できる一方で、高機能ながら直感的に操作が可能な優れたデザイン性が評価され、2013年にグッドデザイン賞を受賞しています。」

機能ページと料金プラン。

POSレジ機能一覧 | クラウドPOSレジならスマレジ

POSレジの料金プラン・オプション価格 | クラウドPOSレジならスマレジ

かなり多機能で店舗運営に深く関わってる感はあり、一度使うとそう簡単に乗り換えられなさそうなイメージ。ある程度のスイッチングコストがかかりそうなところは。

セグメント。利用料と機器販売。

実際に月額利用料のところは右肩感あります。

その他細かく全部のせたりしませんが決算説明資料など目を通すとSaaSとしてかなり順調な推移で来てる感。解約率などは0.6%前後で低いし各種KPI普通に順調な印象でうまく伸びてるSaaSとなりそう。

2023年4月期 通期決算 | 株式会社スマレジ 企業サイト

 

というわけで業績。実績としては売上とEPSで年30%複利ペース。

目先は利益率落ちてるね。「中期経営計画に基づくS&M投資等により」とは。

利益率落ちてるけどROEは維持か上昇。

総合してかなり優秀なSaaS企業。しっかりKPIを管理し偶然そうなった感も薄く。

という感じですが中期計画でてるのでひとまずこれを軸に測るのではいいのではないか。

 

 

財務

有利子負債比率ゼロの自己資本比率76%のSaaS企業でもう中身みんでもいいわ感。

前期末総資産61億で流動51億で現金39億に特に言うことなんてないです。

 

 

CF

 

という感じでですよねーの推移。営業CFだして投資も大して要らないからFCFプラス安定で現金積んでます。

無配も自社株してますね。それで無配も還元性向だとそんなに低くもないのですが、対時価総額だと1%もないペース。このへんはバリュエーションが高くて利回りが低くなってる構図ですね。

 

フリー(4478)

業績

スモールビジネス(小企業・個人事業主)向け統合型ERPソフト。

フリーランス個人事業主・中小企業向け「クラウド会計ソフトfreee」が主力ですかね。

 

赤字を出しながら伸びてるやつ。売上で50.8%/5年で相当な高成長。ただし鈍化傾向はありそうです。

 

赤字は、販管費のためで原価率は下がってきてます。販管費切ると大いに儲かるかもしれません。成長と両立するかは定かじゃないですが。ただソフトの性質上スイッチングコストは高くストック性はかなり認められるのではないか。

(IRBankから)

赤字なのでROEとか意味をなしてない。BPSも伸びません。

あとは決算資料で各種KPIでも。

ライブラリ | IR | freee株式会社

目先例えば2023年3Q見るとチャーンレートは下がってるね。

いずれのKPIもみても順調だなって印象は受けます。だから販管費切っても好調を維持できるかは不明。

 

でも、コストをかけてシェアや売上を取りに行くのは意味のある事業のようには思えますね。

 

財務

2022年6月で、総資産474億で流動457億の現金425億。で資産だいたい現金ですね。

有利子負債あるけど自己資本比率は76%とかですね。健全だね。でも今期3Qではお金使ったようで資産減で現金も減ってるね。

負債で資産除去債務とか計上してる。オフィス変えるみたいでその影響かも。

まあBSみてとやかく言う会社じゃないとは。

 

CF

 

目立つのは2021までの財務。ガンガン調達。だいたい新株発行。それでむちゃくちゃ積んで現状営業CF、FCFはマイナスです。と、調達ばかりして事業は儲かってないはそうですね。だから意味はないってことはないけど。

新株での調達は2021年以降低調だね。株価は2021年以降えらく下がってるので、そのへんで株高すると増資突っ込んできそうなんてみることもできますね。

 

ビートレンド(4020)

業績

こういうの。

 

顧客管理でポイントとかクーポンとかSMSとかだしたりするマーケティングツールですね。

料金感。

料金プラン – ビートレンド株式会社

 

セグメントなし。100%ビートレンド。伸びてるけど売上で13.6%/5年で上の2つより地味ですが成長は成長。

 

原価率下がる感じじゃないけど販管費は規模で順調にさげてきて営業利益率は上がる傾向もみれなくもない。目先は普通に二桁で悪くない水準ですね。

(IRBankから)

ROEもほどほど高い。この手の会社は20%いってるのもおおいので目立たないかもだけど、市場全体から見ると普通に優秀な方。

あとは比較だし決算資料でもみてください。

決算説明資料 – ビートレンド株式会社

解約率くらいは。

目先1Qで増収。減益。成長鈍化感はありますね。まあでも1Q。計画は下ぶれで来てますね。

 

財務

前期末総資産9.4億。流動7.4億現金6億。自己資本比率上昇傾向で84%ほどで有利子負債はゼロ。

言うことなんてないですね。

 

CF

 

普通に営業CFでてFCFもだいたいプラス。うまくいってるソフト会社って感じで現金積んできてるね。

2020末上場で上場したてってところはあるけど無配。配ろう思ったら普通に配れそうではあります。

 

日足週足月足の値動き判断

月足で上場からさげてあげて下落気味
週足であげてさげてあげ
日足であげてもみあい
確認。

評価・売買判断

スマレジ(4431)

テクニカル的には、上場2019年で2217から1160と上場ゴールっぽい推移のあたとはコロナでも1160はわらず2021年までに4395と躍進。も、以降は904まで崩壊でまた3280まで戻してきてると浮き沈みが激しい。4395からは3280で反転と高値を破れてなく下落とはなります。一方904からあげてるのでここからは上昇。4395、904を基準にみていくといいと思う。とはいえどちらもさすがにひとまず遠いの目先3280とか2126で当面測るしかないかな。2126はすぐ切れそうな感じですが。


ファンダ的には、中規模店舗むけのPOSとか店舗運営SaaS。順調というほかない。成長性も相当高く利益出しながら年30%複利ベースで中期計画でもこれを続ける計画。

各種KPIの順調さを確認しながら30%クラスの成長が続くかみながら付き合う感じでしょうか。

財務CFなんら問題ない。無配だけど自社株買いも入れれば普通に還元してるが高バリュエーションゆえに還元利回りは低い。

総合おそらく堀持ちSaaS

評価。

PER70のPBR9程度。極めて高い評価。会社が順調さが変わらずとも株価でぶん回される類。PERで上は200近くで下は35とかなので市況というか他の投資家との綱引き次第で上も下も随分あるとなりそう。なので触るならそもそも相当なボラティリティの覚悟が要るとは思うところ。

成長鈍化は欠片も織り込んでないとみるべきか。鈍化がはいれば株価は崩壊に近いことになると思うし成長鈍化にコストかけて広告で鈍化を補うとかのシナリオで低ROEとかに向かえばわりと株価は消し飛ぶとかもありうるやつには。

同時に30%複利ベースの成長が6年続けばおおよそ売上5倍であり利益がそのままでPERも同等なら6年5倍で利益率向上とかPER増加もあれば上振れPER下振れでも指標大幅超過とか夢もあるやつで、夢も絶望もあるやつで好きにしてくださいって思います。

自分は30%クラス成長6年続く確信を得るならノータイムで買えます。確信はないですが。

 

フリー(4478)

会計を中心とする様々な事務系クラウドサービス。順調に成長してるとは言える。売上で売上で50.8%/5年はかなりの高成長。ただし販管費ブーストをかけて赤字をだしながらでそのへんをどう考えるか。事業性などからは赤字切って売上取ることも一定の正当性はありますし、実際高成長もそうですね。

原価率などは低いし低くなってるし販管費を切れば利益は出そうではあります。切ったときに成長と収益性を両立できるか?が焦点にはなりそうですが。

増資祭りで財務健全。増資祭りをするし株安時にはしてないので株高すると増資する懸念はなかなか払拭されない気はします。

評価。

PBR7ほど。赤字なのでPERなし。スマレジ比較でこちらは赤字を切っててそしてより高成長を踏まえてスマレジPBR9のフリーPBR7のバランス感。仮にスマレジ程度の販管費45%におけるなら営業利益は35%前後で、計画売上190億から営業利益66億の60%純利益40億で時価総額2000億ならPER50程度。で成長率20%減の30%クラスの成長も残るくらいに皮算用するなら、まあ見れるかなとは。まあそれでも非常な高評価だし成長鈍化したら死ぬやつとはなりそうですというか、別に成長鈍化してないけど2021から2022で株価は死んでますね。そもそもボラが高くて覚悟というか用意や警戒が必要な類だとは思います。けなしてるようですがだめとは一言も言ってません。可能性自体はあるのではないか。

 

ビートレンド(4020)

順調というか堅調な店舗向け顧客管理マーケティングSaaS

上2つみたいにぐりぐり成長してる感じではないけど、地味に堅調に伸びている感はありますし、解約率なども低そうで伸びはするんじゃないかな感はある。

一定の成功を収めたSaaSモデルが普通にCF財務は良くなるよねって感じで財務CF問題なし。還元始めても大丈夫では?

評価。

PER18のPBR2.7。ソフト会社として一定の評価は受けてる感。でも伸びているし財務CFに問題ない堅調なSaaSモデルはもうちょっとつけても・・とおもったりもしますがこんなもん。つけてる時というか上場時はPER100ちかくあったようです。それから落ちに落ちて2023年くらいにはいるとPER20切りが定位置になった感じはあります。なにかきっかけあれば見直されるときもくるのではないか?とは思いますけどその前に成長鈍化とかくるかもしれないしやっぱわかりません。

 

スマサポ(9342)

不動産管理会社向けソリューション提供会社だって。

これが主力なのかな。

スマサポ入居者アプリ「totono」 | 株式会社スマサポ

マンション管理者が入居者に提供するアプリな感じですね。

入居者は契約情報やマンションの掲示板やマニュアルなどの連絡事項とか各種申請とかできる一方で管理側も管理コストを下げられる感じで不動産DX感。

 

良さそうじゃんって思うけど以下の業績推移をみてどうか。

まだ形になってないという印象は。いや、利益もでてるし今期は大幅にのびるとしてますが。ですが2Qまででて進捗は3分の一ほどで2Q赤字。

現状高成長は絵に書いた餅感は。株価も2023年1月上場で迅速に株安に向かったのはいいとして(よくない)けど、目先もPBR8と非常な高バリュエーションでさてどうなのでしょう?なところは。

 

色んな意味でこれから感は。財務とかはIPOソフト企業らしく健全なところは。CFもでるんじゃないかな。

ただ評価が株価が落ちてもPBR8とかで高評価なのでこのへんですね。まだ形になってない感はあるので形になれば全然景色も違うものになるかもしれませんが、それは30%以上クラスの成長性は要るのではないかと目先出てないっぽいですが。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

通常運転ですって。

 

記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
 にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ

記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータとエクセルの黒グラフは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表