投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。
比較銘柄
DNホールディングスとその他
株価
1469円(人々は、腰を落としてからジャンプしたところ。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 7377 | 9765 | 1954 | 4611 |
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企業名 | DNホールディングス | オオバ | 日本工営 | 大日本塗料 |
市場/業種 | 東証ST/サービス | 東証PR/サービス | 東証PR/サービス | 東証PR/化学 |
時価総額(億) | 123.69 | 132.65 | 522.89 | 249.87 |
株価 | 1469 | 769 | 3470 | 841 |
決算期 | 2023/06予 | 2023/05予 | 2023/06予 I | 2023/03予 |
予想売上(億) | 340.0 | 160.0 | 1450.0 | 720.0 |
予想営業利益(億)/利益率 | 22.5/6.62% | 16/10% | 113/7.79% | 38/5.28% |
長期平均営業利益率/年 | 6.67%/1年 | 5.27%/16年 | 5.24%/17年 | 4.95%/16年 |
売上成長率(年複利/期間) | 5.9%/1年 | 1.9%/16年 | 4.6%/17年 | -0.5%/16年 |
EPS成長率(年複利/期間) | 3%/1年 | 16.9%/16年 | 9.4%/17年 | 5.7%/16年 |
BPS成長率(年複利/期間) | #NUM! | 4.9%/15年 | 3.6%/16年 | 5.7%/15年 |
長期営業CF(億)/年 | 0/0年 | 139.93/16年 | 688.01/17年 | 139.93/16年 |
長期投資CF(億)/年 | 0/0年 | -37.72/16年 | -520.14/17年 | -260.3/16年 |
長期平均FCF(億/年)/年 | #DIV/0! | 6.39/16年 | 9.87/17年 | 20.1/16年 |
PER | 7.59 | 11.27 | 7.8 | 7.23 |
PBR | 1.19 | 1.27 | 0.71 | 0.47 |
ROE | 15.7% | 11.3% | 9.1% | 6.5% |
平均ROE/年 | 15.69%/1年 | 8.34%/16年 | 5.18%/17年 | 7.11%/16年 |
ROA | 7.9% | 7.6% | 3.9% | 3.8% |
配当利回り(%) | 4.08 | 3.12 | 3.6 | 2.97 |
配当性向 | 31.0% | 35.2% | 28.1% | 21.5% |
総資産(億) | 195.85 | 144.26 | 1739.26 | 877.05 |
自己資本比率(%) | 50.6 | 68.2 | 44.9 | 55.9 |
メモ | よくわからない | いちおあげ | あげ | 停滞蓄財 |
今週は比較。2023/4/21にKABU+データを眺めて、配当利回り4%以上配当性向40%以下ROE8%以上のもの(対象122銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。一定の収益性と内部留保を確保した上で高利回りなものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2023年04月21日取得。DNホールディングス。元大日本コンサルタントで建設系コンサル。比較に同業っぽい。ゲストに大日本仲間の塗料。
DNホールディングス(7377)
業績
元大日本コンサルタントでダイヤコンサルタントと合体してDNホールディングス。
大日本コンサルタントは橋梁・道路構造物分野を中核に構造保全、社会創造、国土保全、エネルギー保全の4部門。
ダイヤコンサルタント(旧三菱マテリアル系列)は地盤や道路・河川の調査設計(地質・地盤・地下水・資源)をコア
ダイヤコンサルタントは非上場でしたね。
最近くっついたのであまり実績がない。
実績少ないのでグラフ省略・・ではなく元の大日本コンサルタントの数字を。
(IRBankから)
・・・そうですね。長期に堅調だけど減収減益も赤字もありでシクリカルとなりそう。ダイヤとくっついて営業利益率は後退もROEは進んでますかね。
規模は大きくなっていろいろ仕切り直し・・
ぐらいは見て取れますがそれ以上は現状は。
あとは決算説明資料をみて判断するくらいでしょうか。
2022年6月期決算説明会資料
合体もあり前期比なく。
官公庁むけの受注がおおめ。
これから統合していくみたいです。シナジー効果はでるかもしれません。
中期経営計画では高成長を目指してる感じではなさそうです。保守的かも。
という感じで前期で一期ですが、今期2Qで増収増益。ただ下期偏重なので2Qまでであまり進捗測れないとはなりそうだけど、いちお悪くないスタートとは。
財務
(IRBankから)
これも実績がないため。大日本コンサルタントの数字をば。
前期で総資産195億で結構大きくなってます。流動137億現金46億契約資産76億。で流動より。有形固定18億。と、有形固定も少なめですが、退職金22億投資その他の資産36億などその他固定資産がわりと多め。中身不明。
まあ、コンサルっぽい資産構成ではないかとは。
負債96億。大枠自己資本比率は変わってなさそうです。有利子負債13億で有利子負債は復活で質は後退ですが現金以下だし財務は悪い方ではないとなりそう。主な負債は契約負債22億に未払い関連23億とかが多めでしょうか。
負債も問題ある感じではないですかね。
CF
(IRBankから)
CFも同様で大日本コンサルタントのものを。
前期は営業CFプラスですが投資してFCFマイナスですね。連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が大きめなので問題あるって感じではないというか、有形固定も少ないし元来FCFは出やすいとなりそうです。
同時に官公庁むけの建設方面コンサルでお金はいるまで時間はかかりそうで営業CFはマイナスの時がありますね。このへんは一般的な建設コンサルの文脈でみていいだろうと。
オオバ(9765)
業績
建設コンサル。
改めて建設コンサルってなんじゃい?と説明あったので転載。結構よくまとまってる印象。
顧客は相鉄とか小田急とか大手鉄道とか、電力会社とか多めっぽい。
業績。長期に伸びてる感もあるけど1998年とかはもっと売上あって、当時の水準を回復していません。営業赤字は2007にありますね。純損失は過去にわりとあったけど2009以降はないですね。
というわけでBPSくらいは右肩感のある停滞蓄財。BPS成長率は4.9%/15年くらい色んな意味で堅調くらい。
利益率あがってますが原価率低減。増収は見られないので素直にコストダウンの努力とみれるのではないか。
3Qで減収減益。とはいえ誤差レベルっぽく停滞蓄財の範囲内ではないか。
財務
中身見る必要なさそう。
(IRBankから)
有形固定くらいみると42億。2019に大幅増だね。土地とか増えてるけど、その期有形固定を売ったり買ったり両方してるので動きがよくわかんない。たぶん投資は事業用というよりは投資用感はありますね。たぶんですが。
あとはやっぱり見なくてもいいのではないか。問題ないってこと。
CF
営業CFはわりと安定しないところがありますが長期でプラス。
長期平均FCF6.39/16年とプラスだし現金も積む方で順調ではないか。
増配傾向。で、近年毎年自社株買いしてますね。それもあり財務支出が比較的大きめ。
日本工営(1954)
業績
日本最大手の建設コンサルとのことです。
でかいし海外にも結構いってます。
ここは長期に成長感あります。2013赤字ですがここは期替えで1四半期しかないし除外でしょうか。。となると2004年以降黒字で安定性成長性で一枚上のようには。
BPSも伸びてそうでROEも上がってる感もありますが、BPS成長で3.6%/16年低めでROPEも水準低め。安定性高めだけど収益性は一枚劣るとはなりそうでこのへんどうみるか。
今期2Qで増収減益。通期は増収増益だね。上記計画からしても順調な気は。
ただし例によって下期偏重。
財務
(IRBankから)
細かく見ないけど財務そんなによくはなさそうだね。のれんとかもあり買収もしてそう。
CF
だいたい営業CFでてる。長期平均FCFは 9.87/17年でこれはPCFR50とかくらいでFCF弱いとなりそうというか世界で成長を目指す感じで投資に向かってそうとは。
それはいいけど多くを成長に向けて投資してROEとかBPS成長率低めではないか?という疑義はでますかね。とはいえ増配傾向で自社株買いもちらちらそのへんはしっかり株主見て還元もしてそうではありますね。
日足週足月足の値動き判断
月足でさげてあげ
週足でさげてあげ
日足であげ
確認。
評価・売買判断
DNホールディングス(7377)
テクニカル的には、2021年7月上場?の1250から1034までさげるも2022年8月以降くらいは上昇にきて上場時の株価水準も越えてきてる感じですね。いちおう上昇トレンドになりこれに乗るというのはわかる発想。まあでも上場?からそんなにないので傾向をみるというにはまだ時間が積まれてないとはみれるかも。
とはいえ週足くらいは順調なのでやはりそれに乗るスタイルか。日足1331とか1425あたりをみながら上昇する限りとか。もうちょっと余裕見て1176とか。あと月足見るとボラありそうだけど実際そうでもない。
ファンダ的には、最近合体の建設コンサル。官公庁むけ中心で公共事業に左右されそうでシクリカルと見てるべきかなとは。くっついてかなり大きくなって規模も結構違う感じなったところだけど、ダイヤも非上場であり数字も見通しにくいところでありますが、前期と今期で堅調な建設コンサル感。すべりだしは問題ある感じではないし、今後統合が進みシナジーも期待できそうではあるけど会社の中期経営計画は野望がある感じではなく成長を目指してる感じでもなく期待しすぎるのも。
評価。
PER8のPBR1.2。数字が見えにくいところはあるけど現状過剰な期待をされてるようなところもなく低評価と見れるかもしれない。というか、オオバ日本工営比較でROEで上回りつつPERで低めに出ててPBRに突出してるわけでもなくこの辺からも低評価と見れるかもしれないとは。シナジーが結構出て増益とかすると美味しいかもしれないし。まあうまく行かず減益とか出れば下もありそうですし、やはり数字があまり揃わなく測り難いところもありますが。
オオバ(9765)
堅調な建設コンサル。成長と言うか売上は伸びてる感じではないし、本質的にはシクリカルとはなりそうですがずっと堅調で長期に利益率を伸ばす形で増益は進んでる。
成長がないところをどうみるかはあるけど停滞蓄財という印象で蓄財はわりと順調。
財務は仕上がってる感はある。健全。その中で順当に稼いで余裕は還元に回ってる印象。
評価。
PER11のPBR1.3ほど。建設関連は評価抑えられることは多く評価低いかというか微妙ですが、 BPS成長4.9%/15年に配当3%程度は自社株買いも絡めながらROEも二桁維持でもうちょっと上に見れそうなところもあり、ちょい評価されるだけの状態はありそうにも。安くはないけど選択肢にはなるということですね。あとはやはり成長はなさそうだってところをどうみるか。あと現状そんな感じじゃないけど業績後退はしんどそうです。
日本工営(1954)
長期に安定的で成長もしててわりと世界企業。なんですが、ROEやBPS成長においては他の2つより劣後感あってこれをどうみるか。
財務悪いというかより投資に向かってる感はあります。そのせいもありFCFは規模や時価総額のわりには弱そうなところは。この投資は盛んもあまりROEとか高くないとかをどうみるか。
評価。
PER8のPBR0.7。ほどほどの評価という印象、他の二社に比べても高い評価ともならずに世界を目指し安定成長している意欲的な姿勢も高い評価につながってはおらず色んな意味でROE並でまあフェアーなんじゃない?という印象。
・・・なんですがPERとかでは比較ひくめみたいで成長が続くならそんなに悪くもない選択かも。配当3%にBPS成長3%でネン6%PBR0.7はまあアリな水準には思えます。上の2つよりマシかは不明ですが。
大日本塗料(4611)
塗料。
構造物(橋梁・各種プラント施設、土木コンクリート構造物)や建材向け重防食塗料を中心に、一般・工業用塗料(産業機械、自動車)、家庭用塗料、照明機器、蛍光色材を供給。と、建設土木よりなのかな。
長期業績は伸びてる感じでなく成長感なし。1998年まで遡っても似たような感じです。
営業赤字は2009のみ。純損失はもうちょっと。2010年以降はないですね。
停滞蓄財ではないか。とみるとその通り。BPS成長5.7%/15年とそこそこ。
でも近年低ROE傾向あってどうみるか。というか停滞蓄財で近年蓄財力が低下の疑いくらいでしょうか。
今期は3Qで好調感ありますが前年よりいいからって、もっと過去からは停滞蓄財の範囲内ですねって感じで成長だとするのはどうか。
と、冴える感じはないですが、評価も冴えないPBR0.5切りくらいで、これはPBRで過去からもあんまりない水準っぽく大日本塗料として低評価っぽいですね。
ほか見るとFCFだいたい出てるしなにげにクオカード優待でリーマン以降減配もなさそうな中で優待配当長期額面評価で5.3%とか出てるのでのんびりROEの回復とか待つとか優待の分散枠ならええんでないの感ある。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
決算中。ちょこっと食らったりしてます。
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