大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(8053)住友商事/東証PR/卸売/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

住友商事とその他

株価

2455.5円(人々は、ながい長い旅路も進み続けている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 8053 8031 8002 1949
企業名 住友商事 三井物産 丸紅 住友電設
市場/業種 東証PR/卸売 東証PR/卸売 東証PR/卸売 東証PR/建設
時価総額(億) 30732.35 65200.12 32931.89 971.08
株価 2455.5 4221 1939 2725
決算期 2022/03 I 2022/03 I 2022/03 I 2023/03予
予想売上(億) 54950.2 117575.6 85085.9 1750.0
予想営業利益(億)/利益率 5900.19/10.74% 11644.8/9.9% 2844.9/3.34% 131/7.49%
長期平均営業利益率/年 2.89%/15年 4.12%/15年 1.61%/15年 6%/16年
売上成長率(年複利/期間) -4.2%/15年 -1.8%/15年 -0.8%/15年 1.6%/16年
EPS成長率(年複利/期間) 5.4%/15年 7.7%/15年 8.8%/15年 12.5%/16年
BPS成長率(年複利/期間) 3.9%/14年 5.7%/14年 6.6%/14年 8.8%/15年
長期営業CF(億)/年 50774.87/16年 83615.31/16年 43541.24/16年 83615.31/16年
長期投資CF(億)/年 -32094.01/16年 -61342.51/16年 -30582.95/16年 -123.46/16年
長期平均FCF(億/年)/年 1167.55/16年 1392.05/16年 809.89/16年 55.08/16年
PER 5.58 6.16 6.27 10.49
PBR 0.84 1.06 1.28 1.07
ROE 15.1% 17.2% 20.4% 10.2%
平均ROE/年 10.26%/16年 11.19%/16年 14.01%/16年 11.19%/16年
ROA 4.8% 6.1% 5.1% 5.7%
配当利回り(%) 4.68 3.2 4.02 3.16
配当性向 26.1% 19.7% 25.2% 33.1%
総資産(億) 95821.66 149232.90 82555.83 1610.36
自己資本比率(%) 33.4 37.6 27.2 55.5
メモ いちおあげ いちおあげ いちおあげ あげ

 今週は比較。2023/4/21にKABU+データを眺めて、配当利回り4%以上配当性向40%以下ROE8%以上のもの(対象122銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。一定の収益性と内部留保を確保した上で高利回りなものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2023年04月21日取得。住友商事住友商事様。比較に総合商社。ゲストに住友仲間の電設。ちなみに営業利益ない場合は経常利益代入してます。

住友商事(8053)

業績

住友様。総合商社という他。

業種卸売業となると、多くは基本的にはBTOBでのものを仕入れて販売となりそうですが、いわゆる総合商社はもっともっと広い範囲ですね。

いちおう上記AIの答えではBTOBでものを仕入れて販売・・つまり流通ですが、付帯的に様々なことをする形になってると。海外で資源開発や農業してたり国内でコンビニしてたり(住友はしてなさそうですが、三菱商事がローソン、伊藤忠がファミマとか)携帯電話代理店(ティーガイア)とかしてたり、これらほんの一部でほんとに様々。

ということで、なにをしてるのかも掴みづらいし各事業の影響も測り難いぞってところはありますね。これは総合商社全般ですね。

そういうところはありますが、難しいのは全体をみればいいのではないかとは。

 

というわけで長期業績。売上が結構変動してますがこのへんは会計基準の変更。

まあ利益で見ればいいのではないか・・

1998から営業損失(経常損失)純損失で2015,2021は赤字で純損失で1999がある程度で資源とかシクリカルなものもありながら赤字などは結構少なめです。

・・ってより、BPS,EPS,ROE推移をみるのがよりわかりやすいのでは?とかは。

EPS成長/5.4%/15年

BPS成長/3.9%/14年

ROE平均/10.26%/16年

とか。目先はねてるところがあるのでEPS成長みるのはどうかってところあるけど長期ROE平均二桁は普通にわりと優秀ではないか。

で、目先は利益は跳ねているけどこれは資源のせい。

(銘柄スカウターから)

資源一発でかなり利益持ってきてる感はありますし、これでROEあげてるしそうでなければBPSとかは2015-2021で足踏みでEPSも似たようなもんなのでこのへんどう見るかですね。

まあですがROE二桁維持ならのんびり持てば悪くもない結果になるのではないかというか、現在なってますね。株価として史上最高値近辺ついてますね。

で、今期3Qで絶好調、資源が今期も振るってる金属あたりも好調。

 

財務

IFRSきらい。

2010-2017とかうまくデータ拾えてない(会計基準などのせいだと思うけど)、これだけ大きい会社で長期に資産を伸ばし自己資本比率もちょっと伸びて安定的とかならまあ細かく見る必要もないのではないか。

目先の資産増は非流動というよりは流動資産増。その意味では投資加速で事業規模が伸びるという感じじゃないですね。まあ地味に拡大してるのでじりじり成長はそうだ思います。

 

CF

 

長期FCF1167.55/16年。毎年FCFが平均1100億ほど。まあこれだけ見えてれば。

 

三井物産(8031)

業績

正直住友商事との違いがわからない。

・・といいつつ、1998年以降営業経常赤字なしで(純損失はあり)ー

 

EPSBPS成長率及び長期ROE住友商事を凌駕してるところがり、そのへんから若干住友商事の上位互換かなとは。

 

あとは一緒。資源が引っぱる形で(ここはエネルギーも)目先利益跳ね。

(銘柄スカウターから)

目先3Qも弾けてるのも同じですね。

 

財務

(IRBankから)

有利子負債とかないけど、中身見ると普通に5兆円くらいありそう。

あとは住友商事と同じ感想ですが、こっちはより投資を進めてそうな。

 


CF

 

長期平均FCFは    1392.05/16年。三井物産住友商事の倍以上の時価総額なので時価総額単価は低いとは言えるけどどうみるか。

その他特にいうことなく、稼いで還元して投資してEPSBPSが増える回転が普通にまわってるなとは。

 

丸紅(8002)

業績

違いがわからない。

セグメントたくさん。ほんとに総合。

(銘柄スカウターから)

アグリは一言で農業。比率いえば農業が主力ですね。

 

業績は1998年以降営業赤字なし。経常以下だと1999,2002,2020とかでわりと少ない印象。このへんはシクリカルない資源やエネルギーの比率の低さあるいは安定的なアグリの比率・・アグリも利益は半減とかもありそうですが・・あたりでしょうか。

それでなんだかんだで、以下のような推移。

結局長期でEPSBPS成長率にROE水準も住友より三井より上で、三井よりさらに上位互換といえますね。

今期3Qも絶好調。電力が引っ張ってるようです。電力は前期赤字なのでシクリカルなものが弾けてるとはなりそうで後退も考えられるのは同様ですね。

 

財務

(IRBankから)

IFRSきらい。だけど長期に資産増で自己資本比率も改善でええのではないでしょうか。非流動は伸びてる感じではないので事業規模は伸びてる感じではないですね。

 

 

CF

 

違いがわからない。とりあえず今回3つのCFグラフ入れ替えられても気づかない程度です。長期FCF809.89/16年で普通にFCFでてる。PCFRとしては低そうだけど投資増やせばFCF減るわけですが、その分よりEPSBPS伸びれば御の字でもあり、その意味でPCFRが低そうな三井丸紅が住友上回ってるのでここも健全です。

 

 

日足週足月足の値動き判断

月足であげ
週足であげ
日足であげ
確認。

評価・売買判断

住友商事(8053)

テクニカル的には、長期にあげ。歴史ある企業でもあり年足など見ると安値高値ではあるけど、1951-2023で7.06%/72年の株価高、1949-2023の始値ベースで5.66%/74年という複利株価高でいろいろありながら超長期でそのような感じ。そのなかで、付き足で2018-2020のドローダウンもあるけど株高、週足以下でかなり順調な推移で株高に向かってるなと言う印象。普通に上昇トレンドでこれに乗るというのはありではないか。基準は週足安値っぽい1762.5とか日足安値で2218とかでしょうか。コロナ安値1114.5はさすがに遠いですかね。このへんを見ながら。


ファンダ的には、総合商社。いろんなことしててほんとに総合。その中で正直各事業がどーのこーのして測るのはほとんどの人にできないのではないかとは。

でも全体判断はできるということで、資源がシクリカルなところはあるし目先資源弾けてるところあるけど、長期にあまり赤字もなく長くはちゃんとEPSBPSなどの企業価値をあげているというのは知っていても。

会計基準とかいじってくるのであまり業績で長期傾向測るのは向いてないかもしれない。単純化するならやはりEPSBPSROEでみるのが妥当な気がします。そうみるとシクリカル味はあるけど長期にやっぱり価値をあげてそしておそらく収益性も市場平均より高そうで、ようするに市場より優秀なそして市場より価値を生んできている企業だろうとは。

目先も好調、ただしシクリカル傾向がありそうな資源が引っ張る形。後退は考えたほうがいいかもしれないとは。

評価。

PER5.5のPBR0.8ほど。バフェット絡みもありそうで注目されて、株高も進んでるわりにはあまりバリュエーションの高騰がない印象もうけます。資源が引っ張る形ですのでPERでみるのは不安なところもありそうですが、PERではわりと低めです。なので一定の警戒は織り込んでるとはなりますね。PBRではわりと住友商事としては高い方でコロナ安値でPBR0.5ほどかなってところですが、ROE二桁維持でBPS4%成長の配当4.5%の年8.5%と見込むのがPBR0.8ほどは普通に手打ちしてもいいかなとは。長期の実績と優秀さを信じて選ぶのは普通にできるバリュエーションかな?とは思ったりします。そのくらいでどんと構えて扱うのがいいのではないかとは。

もっと事業測ってバリュエーションがとか云々やるのはこういうでかいのではなくてもっと小さいところでやるべきだと思うし。

 

三井物産(8031)

総合してちょっと優秀な住友商事。たぶん。

あとはだいたい違いがわからないけど住友商事よりちょっと優秀。

評価。

PER6のPBR1ほど。PERは近いけどPBRで住友商事の二割ちょいマシほど。住友の上位互換にみえるけど評価も上位の評価。配当は3%ほどでBPS成長も5.5%とかみると結局にたようなもんで、好みかなとおもったりするところで、住友三井の差はフェアーだなとなりますね。

好みの選べばいいじゃんって思うけど、どっちも選ぶのいいかもね。バフェットもそうしたみたいだし。

 

丸紅(8002)

総合してよりちょっと優秀な住友商事。たぶん。

あとはだいたい違いがわからないけど住友商事そして三井物産よりちょっと優秀。

評価。

PER6のPBR1.2ほど。PERは近いけどPBRで三井商事のさらに二割マシほど。住友三井の上位互換にみえるけど評価も上位の評価。ついでに今期利益跳ねてるのもひっぱてるのはシクリカルっぽい部門であるのも同じで減益するとPBRより高いは警戒ポイントだけど、それもいくらか容赦されてるとはみれる。まあPERは同等だけど。

結局これも好みだと思うけど、全部選べば?バフェットもそうしたし。

これを選ぶ時点でいろんな材料も織り込み易い大型のチョイスなので、その中で市場を出し抜くべくどれかに集中とかなら、もっと小型でやれば?ってなるところでなら分散でよくね?ってなりますし。

かもめの感覚では全部分散で選べる。TOPIXよりマシなことになる可能性高めなようにも思える。

 

住友電設(1949)

毎年伸びる感じはなく減収も減益もあるけど、ざっくり利益率伸ばす形で増収雨もあるかな?って感じの推移。成長ともみれるけど停滞蓄財の部類ではないか。

2006年まで戻れば赤字もあるね。

これも。これはよりわかりやすく停滞蓄財。BPS成長とると8.8%/15年ROEも平均取れば2桁あるね。

今期も停滞蓄財の中で堅調にみえる。

長期に赤字やBPSが伸びないとかも少なくなりそうでニュートラルに見て上位三社より持ちやすい気がしますね。

バリュエーションはPERで並という感じでいかにもフェアバリュー。PBRだともっと低いときもあったりするのでやっぱり好みなところありますが。自分だと一つ選べなら電設かな。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

決算月に入りました。

本番はGW後となりそうですが、がんばりましょう。

 

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用語解説(日記比較編)

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