大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(7921)TAKARA&COMPANY/東証PR/その他製品/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

TAKARA&COMPANYとその他

株価

2225円(人々は、ゆるやかに丘を登り続けている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 7921 7893 4387 8725
企業名 TAKARA&COMPANY プロネクサス ZUU MS&ADインシュアランスグループホールディングス
市場/業種 東証PR/その他製品 東証PR/その他製品 東証GR/情報通信 東証PR/保険
時価総額(億) 292.66 267.74 48.21 21990.74
株価 2225 966 1015 4103
決算期 2023/05予 2023/03予 I 2023/03予 2022/03
予想売上(億) 270.0 270.0 37.2 51320.4
予想営業利益(億)/利益率 36/13.33% 26/9.63% 3.72/10.01% 3904.99/7.61%
長期平均営業利益率/年 10.46%/16年 11.13%/16年 1.86%/6年 4.81%/12年
売上成長率(年複利/期間) 5.3%/16年 1.3%/16年 31.2%/6年 8.3%/12年
EPS成長率(年複利/期間) 7.2%/16年 -2.3%/16年 #NUM! 17.6%/12年
BPS成長率(年複利/期間) 4.6%/15年 0.2%/15年 16.3%/5年 8.2%/11年
長期営業CF(億)/年 253.92/16年 468.97/16年 -0.33/6年 468.97/13年
長期投資CF(億)/年 -147.04/16年 -168.4/16年 -4.76/6年 -42393.86/13年
長期平均FCF(億/年)/年 6.68/16年 18.79/16年 -0.85/6年 966.91/13年
PER 12.72 13.69 22.32 15.83
PBR 1.21 1.02 4.02 0.77
ROE 9.5% 7.5% 18.0% 4.9%
平均ROE/年 7.28%/15年 6.92%/16年 -2.48%/6年 4.27%/13年
ROA 7.4% 5.1% 10.8% 1.0%
配当利回り(%) 3.15 3.73 0 4.87
配当性向 40.0% 51.0% 0.0% 77.2%
総資産(億) 309.23 355.59 20.06 250338.46
自己資本比率(%) 74.6 65.9 55 13
メモ 停滞からあげ 停滞 あげあげ 停滞蓄財

 今週は比較。某所で見かけた銘柄リストの中からブログであまりやってなさそうなものの中から気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2023年03月24日取得。TAKARA&COMPANY。宝印刷で企業のIRとかお手紙などの印刷等等。比較に同業っぽいプロネクサスと金融情報メディアのZUUの証券関連。ゲストに・・・なんで並べたのか理由を忘れたけどMS&ADインシュアランス様。

TAKARA&COMPANY(7921)

業績

宝印刷を中核とするディスクロージャーサービス会社。

セグメント。だいたいディスクロージャー

まあだいたい上場関連資料などの書類をつくる手伝いをするような。

 

長期に成長傾向で、赤字もないですね。近年は増収増益が続いてますが、2010-2012など減収も現役もあるので過信は禁物かな。

2010のBPSが飛んでますが銘柄スカウターにデータが無かったため。たぶん不備。

おおよそ長期に資産増で近年はROEも二桁に行くか行かないか程度まで。

グロースと蓄財の中間くらいでしょうかね。BPS成長をとると4.6%/15年くらい。これは過去の足踏み期間も服喪者で近年はペース上がってますね。

 

大きく増収の2021は通訳がかなり伸びてます。「前連結会計年度末に株式会社サイマル・インターナショナル及びその子会社を連結の範囲に含めた」でこれの影響が強そうです。ディスクロージャー自体も順調ですね。

2022は、ディスクロージャー足踏みで翻訳伸びですが、受注では翻訳もディスクロージャーも一服と好調から一服してきてる感はありますね。計画は増収増益。

それで今期3Qで増収増益。一応計画を上回るペースで目先まで好調を維持という感じです。

過信は禁物だと思いますが目先まで順調もまたそうとなりそうです。

 

財務

資産増。

(IRBankから)

あまり中身も見る必要ないのでは?とは思いますが、前期末で流動165億で現金100億手形類44億仕掛け品11億ってところ。有形固定42億で投資してる様子がないですね。

のれんやソフトウェアの無形固定資産が多め59億。2020で増えてますね。

上でも出たけどこれだね。

TAKARA&COMPANY<7921>、ベネッセ<9783>傘下で通訳・翻訳大手「サイマル・インターナショナル」を子会社化 | M&A Online - M&Aをもっと身近に。

翻訳会社でこれで企業開示の翻訳をしようって話ですね。

負債75億。上の買収で負債増えたけど以後は減ってきてて現金>負債になってますね。

やっぱり問題ないじゃんとは。まあのれんとかあるので翻訳会社がしくじったら大きな減損とか飛んでくるかもね。

 

CF

現金積んでる。

2020の大きな投資が買収。財務で2020、2021調達したけど2022は返済に回る。

2020以外はFCFプラス。順調ですねって感じ。業績以上の強さは感じます。

還元は増配傾向。財務もいいし現金も積んでるので余裕ってことにはなるね。


プロネクサス(7893)

業績

AIに違いを聞いた。たぶんあんまり変わらないと解釈した。

 

長期業績。長期には伸びる傾向赤字なしで後退期間もあるも宝印刷と一緒。

宝印刷の方が後退期間が短めかもしれない。

 

蓄財がすすんでない。BPS成長取ると    0.2%/15年とかでやっぱり増えてない。これは注意点かも。 EPSでも-2.3%/16年とにたようなもの。

2022の資料などみても堅調ですねって感じで特に特記事項もないかなあとは。

まあ停滞に近いとはなりそうですが。

一点。これは特記事項かなとは。継続的な自社株買い。

 

いつもCFのところで張るやつだけど流れで。還元熱心。

(銘柄スカウターから)

という感じに成長感にはすぐれるわけではないけど堅調な業績から還元は熱心に進めてる会社とはなりそうです。

目先3Qで増収減益。まあ停滞の部類じゃないですかね。

 

 

財務

(IRBankから)

純資産横ばい。で、IRBankでは実はBPS右肩。これは各サイトでの計算方法の違いでしょうね。銘柄スカウターは自社株をカウントに入れててIRBankは多分入れてない。

と自社株買いをカウントしないといか、自社株買いをカウントするか表現ややこしいですが、自社株買いを効果ありとすると、上の数字でBPS成長率は4.66%/12年でありこれに配当を足しておよそ年8%前後で結構前提条件が変わるところはありそうです。

あとの細かいBSの中身はもういいや感あるのでみません。IFRSだし。

 

CF

常にFCFでてるくらい。それで現金はおおよそ維持でだいたい稼いだ分財務CFで消化してる感。例外の期もありそうだけど財務CFのだいたいは還元っぽいですね。上の数字からして。


ZUU(4387)

業績

これ。

ZUU online|新時代を生きるための経済金融メディア

金融よりのメディアプラットフォームですね。収入は広告モデル。

だって。

 

 

だって。

あとは検索流入中心ぽいですね。このへんはAIとかの影響で警戒したくなるところですが・・・

まあですが以下業績は伸びてます。売上成長とると    31.2%/6年で相当。ただ利益はまだ不安定というか販管費が大きい形ですね。宣伝かけてユーザー取得してるのかなとは。

赤字多いしBPSも不安定。今期はRPE18%でるとしてるのでこれが安定的にでるならば。

3Qで増収で黒字。

まあ伸びてるではあるけど高成長って感じではなくこのへんどう見るか。

 

財務

前期末総資産20億で流動18億現金10億の売掛5億ほど有形固定無きに等しく、ほぼ資産は水物。

負債は8億で主な負債未払い2.6億とかで負債<現金くらいで問題がないとしか。

・・・というのは嘘で利益剰余金マイナス。まだ儲かってないね。

事業的に資産もいらないやつで儲かりだすと楽になりそうですけど。現状はまだ儲かってないと。

 

 

CF

 

営業CFは赤字混じり。まだいろいろ不透明ですね。投資はいらない。還元はしてない。利益剰余金マイナスだしできないか。おまけのような優待。3ヶ月有料サービス使える。一年じゃないんだケチって感想。

 

日足週足月足の値動き判断

月足であげ
週足でさげてあげ
日足であげ
確認。

評価・売買判断

TAKARA&COMPANY(7921)

テクニカル的には、2011~2013から継続してあげ感ある。

安値で498から3015まで。コロナあたりにドローダウンもあり2077から1335まであったりコロナ後に急騰で3015とかもあるけど基本的にはかなり緩やかな方な長期上昇を形成してるようには。そのなかで3015からの調整で一度落ちるもまた上昇に来てるので調整安値1674、1988などを見ながら週足上昇に付き合う方向性がいいのではないか。


ファンダ的には、順調な企業開示情報関連。印刷物とか書類作成支援など長期に成長だし赤字もないくらいの安定性も見せているけど、常に増収増益ってほどでもないので過度な期待は禁物か。その中で翻訳会社の買収をこなして翻訳に参入。売上には貢献してる感ありますが、利益はそうでもないのでまだここも過信は禁物でしょうか。

なところはありますが、CFが強いというか常にFCF出てるくらいだし買収してもわりとすぐ債務返済に回ってます。現金をずっと積んでるくらいもあり財務も健全。お金借りたけどすぐ返しちゃってます。のれんがそこそこあるのであまり利益貢献してない翻訳会社の行く末は留意かもしれません。・・まあですが目先まで順調。

評価。

PER13のPBR1.2。普通に順調で結構というかROEや利益率や成長性も普通より優秀とはなりそうで高評価とは感じません。PER推移見ても宝印刷としては比較的低PERで順調さをみながら手をだすのは悪くもないようには。ただ、今は結構優秀でPER10近辺つけてるのがとかく多いようには思えるのでするする高PERに向かうとはしてないほうがいいかなあとは。あとは優待。長期を額面評価で4%でBPS4.6をそのまま8-9%をPER13ほどでは、いかにも好バランスって感じなので分散の一つとかはかなり向いてる気はしたりします。ちなみ単元持ち主。かなり前からですが。

 

プロネクサス(7893)

宝印刷との違いわかないです。まあ企業開示などの支援。長期に堅調で赤字もなく。成長ってのはどうかなかんあるけど安定的。その中で稼いだ分を還元し続けるスタイル。自社株買い多めでそれを考慮する計算するとBPSEPSも伸びているとはなりそうです。細かく見てないけどCF豊富で自己資本比率なども高め。目先は停滞って感じ。

評価。

PRR14のPBR1。宝印刷より高PERだけど低PBR.こちらのほうが低評価と見るべきか。そしてプロネクサスとしても低評価感ありPBRで割と低い水準のようです。

CF豊富で還元熱心もありPBR1はかなり手打ち感はありますね。あとは上で述べましたが自社株買い考慮でBPS成長を認め配当で年およそ8%にランクアップする優待で10年長期を額面評価すると+3%となり合わせて11%ほどをPBR1ではなかなか以上のお得感はあろうかと。まあ10年この優待条件もあるし企業業績が続くかは不明なんですが。宝印刷と同様に分散の一つにはいいんじゃないかとは。

ちなみにこれも単元持ち。そこそこ前から。

 

ZUU(4387)

金融や投資に絞ったメディアポータル。広告モデル。投資なども要らずシェア取れるとすごく儲かる可能性がある事業のようには。これまでの成長実績はかなり高成長で来ていましたが、まだ利益が出てる局面でもなく、というか利益剰余金マイナス。幸い財務は健全の部類。投資もかからないので大きな財務リスクは考えにくいが会社は買収とかも視野っぽいので、買収とか増資が飛んでくる可能性はありそうですし、買収からのしくじりで財務危機とかはありえないシナリオでもないとは思いますが現状は想像以上のものでもなく。

・・・という感じですが目先業績は伸びてるけど、伸びが鈍化感あり。これはどうですかね・・・感は?

評価。

PER22のPBR4。伸びれば非常に儲かる可能性がある事業性を持つだとは思うところで伸びるとするならこういう評価も理解できますが、現市場環境下では低PBRでもないPER20超えは高評価と見るべきかなと思うところで、上場からこれだけ株安が進んでもまだまだ高評価でまだ評価が下がる余地はあるとしておくべきか。その中で成長鈍化してきてるともとれる決算は繰り返しますがどうなんですかね・・感。

そんなことはない、成長率20%程度以上を続けて高シェアになってボロ儲けになるぞとエスパーできてる人は実際そうなると報われてると思うので拾うのもいいと思います。そこまでじゃなくてもまあ伸びてればそんなに下もない・・PER15くらいはわかんないけどとかは思ったりします。

 

 

MS&ADインシュアランスグループホールディングス(8725)

ここでも。

金融ニッポン 民間の挑戦、保険が後押し(金融力シンポ) - 日本経済新聞

いろいろ合体してできたやつ。で、結局なんで宝印刷のゲストにしたのか思い出せませんでした。むねん。

 

合体の結果となりそうだけど一応成長?で、一応銘柄スカウターで拾った数字からBPS成長    8.2%/11年とかとは出るんだけど平均ROEとかはこれよりはるか下だし近年のBPS推移も伸びてる感じもなくて信じていいか微妙ですね。

となると、統合を繰り返す厳しい業界だし(統合しないと生き残れないってことだし、これは停滞で蓄財も微妙だと見ておくのが正解な気はするところです。業績も伸びてるか微妙だし。つまり長期の大きな株高は起きる見込みは小さいと見ておくって話です。

ただ、負債21兆のうちの18兆の多くを占める保険契約準備金はゆるく伸びていてこれは、大枠保険契約が取れてる増えてるとはなるので大きな意味では堅調とは言えます。長くにはBPSくらいは増えるかもしれません。

ちなみに資産で一番大きめなのは25兆の資産のうち有価証券が17兆とか。

保険料を先取りして有価証券買って運用してるとBSからも読み取れると。

評価はPBRでここ5年くたいでわりと高評価帯です。低PBR流行ってるとかもあって株高進んでますが、この流れがどこまでかは見極めも考えたほうがいい段階なようにも。まあ配当4%後半あるしまだ続くかもしれませんけどね。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにない。最近腕時計こわれた。安物だけど長く使ってましたがさすがに買い替えようと思います。

 

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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