投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。
比較銘柄
イーエムネットジャパンとその他
株価
1229円(人々は、初めから良いところないし、頑張っても抑えつけられ引き戻されている。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 7036 | 5034 | 5242 | 4820 |
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企業名 | イーエムネットジャパン | unerry | アイズ | イーエムシステムズ |
市場/業種 | 東証GR/サービス | 東証GR/情報通信 | 東証GR/情報通信 | 東証PR/情報通信 |
時価総額(億) | 47.5 | 84.21 | 38.77 | 679.57 |
株価 | 1229 | 2388 | 3850 | 912 |
決算期 | 2022/12予 | 2023/06予 | 2022/12予 | 2022/12予 |
予想売上(億) | 14.4 | 19.53 | 7.96 | 164.36 |
予想営業利益(億)/利益率 | 1.73/12.01% | 2.12/10.86% | 1.61/20.23% | 24.31/14.79% |
売上成長率(年複利/期間) | -19.5%/6年 | 50.1%/3年 | 32.3%/2年 | 2.3%/16年 |
EPS成長率(年複利/期間) | 7.4%/6年 | #NUM! | 9.8%/2年 | 4.7%/16年 |
BPS成長率(年複利/期間) | 31.6%/5年 | 104.6%/2年 | 111.7%/1年 | 6.6%/15年 |
予想ROE | 8.7% | 12.4% | 52.8% | 10.8% |
平均ROE/年 | 24.73%/6年 | -14.65%/3年 | 106.34%/2年 | 9.7%/16年 |
実績ROA | 3.8% | 10.4% | #VALUE! | 8.3% |
予想PER | 37.42 | 64.94 | 41.24 | 31.32 |
PBR | 3.24 | 8.03 | 21.78 | 3.37 |
配当利回り(%) | 2.44 | 0 | 0 | 1.32 |
配当性向 | 91.4% | 0.0% | 0.0% | 41.2% |
総資産(億) | 33.12 | 12.03 | #VALUE! | 248.09 |
自己資本比率(%) | 44.1 | 67.9 | - | 75.5 |
長期営業CF(億)/年 | 12.98/6年 | -1.44/3年 | 1.78/2年 | 187.55/16年 |
長期投資CF(億)/年 | -0.38/6年 | 0/3年 | -0.51/2年 | -62.07/16年 |
長期FCF(億)/年 | 12.6/6年 | -1.44/3年 | 1.27/2年 | 125.48/16年 |
一言感想 | 業績大幅後退? | あげあげあげ | あげ | 停滞蓄財 |
今週は比較。銘柄スカウター10年スクリーニングで5年増収率10%かつROIC15%のもの(該当149銘柄)をみてきになったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2023年02月01日取得。イーエムネットジャパン。インターネット広告。比較に高PBRな同業っぽい。ゲストにイーエム仲間のシステムズ。
イーエムネットジャパン(7036)
業績
ネット広告。いろいろ。
この手の会社はよくあり正直違いがよくわからない。
でも全体業績は見れて定量的に会社を測ることはできるので財務諸表便利だなという感想はおいといて業績以下。
気になるのは2022の大幅売上減。まあたぶん会計基準変更だろうなと当りをつけて・・
「「収益認識基準に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期会計期間の期首から適用しているため、上記業績予想は当該会計基準を適用した後の金額となっております。売上高に大きな影響が生じるため、売上高の対前年同四半期増減率は記載しておりません。」でそのとおりですね。
詳しくは「広告掲載料は適用前の旧処理方法では総額で売上高を計上しておりましたが、適用後では純額で売上高を計上する広告代理店手数料として」であるので事実上業績が後退したとは言えない変化ですね。
で利益は期初で「販売費及び一般管理費は、主に人件費で構成されております。当社では、引き続き積極的な採用と人材育成を通じた人材への投資を続けており、インターネット広告が複雑化していく環境の中でも広告効果の最大化を実現できる人材を育成し、着実な事業の成長を図って」としてましたが、3Q下方。
「当社の売上高の約8~9割を占めております既存顧客について、主に広告予算の増額の獲得が想定を下回った為」とわりとしんどいというか普通に業績後退になりそうですね。
それでこれまで順調に増収にだいたい増益来た業績に一気に陰りも見えた感じでしょうか。 ROEで24.73%/6年が今期8%台と落ちた感じでこれまではかなり優秀な素有益性を示してた(し、これが評価の根拠であろうと思われる)のが一点凡庸は言い過ぎかもだけど目立つ方でもない水準に落ちてその理由が主要顧客からの贔屓にしてもらえなかった?となるなら・・さてどうでしょうかね感は。
目についた決算説明資料もだしとくと。
これみると売上自体はそんな下がってなさそうです。
ただ人を採ったけど見込んだ仕事増がなかったためか、1名あたりの収益性が低下してる感じでしょうか。
財務
前期末で総資産33億でうち流動30億で流動より。現金15億に売掛14億で資産はだいたい現金売掛となりそう。
負債18億でうち買掛で13億にこまごま。有利子負債ないですね。
と、資産はだいたい手形と現金となりお金の流れは人を雇って現金手形をやり取りするという形になりそう。
自己資本比率は低いけど財務は問題ないですね。
で、目先3Qですがこの場合成果は手形と現金増やせるか?だと思うけど前期3Qでは現金維持に手形増えてたのが今期3Qは現金手形ともに減ってますね。
自己資本比率は改善です。これは仕事が片付いて手形の処理が終わってきたって感じなので仕事なくなってますね。
CF
CFはでるやつ。営業CFでるし投資とかないのでFCFもでる。順調ならば。
財務諸表的には派遣あたりと性質が近いかもですね。
人を増やして仕事を増やしてなんぼですが目先は人を増やしたけど思ったほど仕事が増えなかったという状況には思えます。
その中で増配決めてますね。配当性向がカツカツになってます。業績後退株安の中こっち向いて!感もありますね。
unerry(5034)
業績
銘柄スカウターでネット広告に分類されてたので拾いましたがサービス見る限り
とかでマーケティングの整理データベース化して、広告効果の高そうな顧客向けに広告を打つスタイルっぽいですね。
決算説明資料見るにかなり今どきのITを駆使した効率的なマーケティング&ネット広告みたいな印象。なんとなくすげえとか思ってしまう感じの。
業績伸びてる。確認できる範囲で売上 50.1%/3年とか。上場前含めたらもっと行きそう。
それで黒字化のタイミングくらいで上場してきた感じでしょうか。
ただ目先は予想ROE12%とかで高収益ではない中で原価率販管費が下がってきてるので、順調に伸びれば利益率ROEなども抜けてくるかも知れないしそうならないかも知れないくらいでしょうか。
それで目先1Qですが赤字ですね。四半期伸び実績からは計画は売上は上振れしそうな気も。季節性もかなり低いような気もしますし。
(株探から)
赤字はまだコストがかかってますが売上増で思ったより赤字幅少ないとか改善するぞとは言ってますね。
等々詳しくは決算資料にいろいろありますね。
あとは最新データで従業員39名で売上14億立ててますね。これはイーエムの新会計基準計画14億に対し115名なので一人あたり売上は3倍程度で、こちらはかなり非労働集約なスタイルであるとは推察できるところ。
財務
目先1Qで、総資産15億で流動14億に現金11億で有形固定ゼロっぽいですね。負債4億で現金以下かつ主な負債買い掛けっぽいですね。
CF
まだみてもしゃあなあい。
・・ですが、事業性を踏まえるとのびると無茶苦茶CFが入ってきかねないスタイルのようには思いますし、しくじるとクックパッドみたいになるかもね。(クックパッドは2021で通年営業CF赤字)
アイズ(5242)
業績
プラットフォーム事業として広告業界に特化したプラットフォーム「メディアレーダー」、クチコミマーケティングのプラットフォーム「トラミー」等のサービスを提供。
ざっくり広告マーケ業界のマッチングサービスがメディアレーダーで、SNS主体のアフィリエイト?がトラミーでしょうか。いろいろいまどき。
トラミーの案件をメディアレーダーで扱うなので親和性も高いみたいです。
まだ上場したてですが、伸びてるし規模取れば原価率は低そうで(実際に原価率は非常に低く11%前後)利益がむちゃでるやつです。
今後の成長に期待しましょうねー以外の感想はないです。
というかまだ四半期決算も通過してないし。
財務
上場のための四半期報告書3Qを見ると、総資産6.1億で流動5.3億に有形固定0.2億で敷金0.4億でもろもろくらい。流動は3.5億現金。1.6億売掛。で、ほぼ資産現金手形でソフト会社ですねって感じ。
負債は4.3億で買い掛け1.1億有利子負債1.6億あたりが主ですかね。
まあこのへんもソフト会社って感じでこれは上場前の物と思われ、上場でBSも激変してくると思われるので注目したい人は2/14に出てくると思われる決算でもみてどうぞ。
CF
判断するに足るデータがない。事業性からよほどつまずかない限りCFは潤沢になると思います。
ちなみによほどは確率じゃなくて状態を指してます。言い換えるとすごく状態が悪くならない限りはCFは潤沢になるだろうです。
日足週足月足の値動き判断
月足であげてるさげていってこい
週足であげてさげ
日足でさげ
確認。
評価・売買判断
イーエムネットジャパン(7036)
テクニカル的には、2018年に上場で1750からすぐ血のクリスマスで700で戻すもコロナで503以降はしばらく上場値より下でうろうろも、2021後半覚醒で一気に5160までいくも。以降は失墜で目先1050まで。
結局上場初値以下の水準で現状冴えない推移となりそう。1050は2021前半までの水準で行って来いですが噴火前安値996よりは上で一応安値切り上げ。
色んな意味でやっぱり1050をみるのがいいのではないか。ここをみながら行って来いからの出直しを期待するような。
日足レベルでは下落なので注意。996とか725までみるか。
ファンダ的には、ネット広告で正直たくさん似たようなある中で正直違いがわからないけどネット広告。ずっと好調で来たけど、人は採るものの目先主要顧客のソフトバンクに贔屓にされなくて見込んだ仕事が増えない形で減益。
顧客一社集中のリスクも露呈した形でしょうか。減収もあるけどこれは会計基準変更で事実上売上は横ばい程度ではないか。
CFは問題ないといいか、投資などは必要なく人をとって仕事させる労働集約感あるので財務諸表の性質上は派遣に近い形かとは。財務も手形が大きくなるので自己資本比率は低いもこれは財務の悪さと言うよりは仕事の多さを表すくらいになるかもでそんなわるくないけど、めさきは減益に手形も減少で業績悪化感はついで増配も配当性向いっぱいになってて、目先は減益の中でいろいろ苦しそうな印象。
評価。
PER37のPBR3.2。御冗談をという印象の評価。高い評価ですね。ソフトバンクに贔屓にされガンガン増収に高ROEを叩く感じならわからなくもないけど、ちょっとご機嫌損ねたら大幅減益に凡庸なROEに即落ちるのが示された中でこれに入るのはかなり強い業績再加速の根拠がないと厳しいのでは?とは。
まあ見込み違いっぽくなっても利益自体はROE8%程度は出せてるし自力自体はあるかも感はあるのでPER10とかPBR1前後とかで転がってたら考えてもいいんじゃないか。とは思うけど自分はわりと厳しくみそうなところあるので真に受けないでね。
unerry(5034)
ビックデータで人流データ集めてAI解析し効率的にネット広告投下。わりと新世代広告屋っぽさがある。実際に売上に対して社員少なさそうでソフト屋っぽさある。
目先の伸びがすごめ。まだ利益はでるかでないか。財務はソフト屋っぽくある。CFは未知数。
ざっくり可能性は感じる。あるいはすごく伸びるかも知れないし。そうならないかもしれない。現状宝くじというほかない。当たる確率・・?わかればくじじゃない。でもすごく確率高く大きいやも知れない。
評価。
PER70のPBR8。宝くじの値段は高い。現状の収益性(ROE10%程度)では到底だめで、大きく増収し、利益もまともに出るというかすごく出るを期待されてるとう水準のくじであろうと思われる。
ボラティリティも高くなるだろうと思われる。実際上場から半分程度をやってるし、今後もそれに近いあるいは上回るドローダウンもでてくるのではないかと思う。
ま、それに振り回されても可能性にかけてみるのもいいのではないかとおもうくらいの可能性はあるかもしれないし、ないかもしれないって感じ。
だから宝くじだって。はずれれば全損に近いことになると思います。
アイズ(5242)
広告マーケマッチングサイトとSNS広告アフィリかなと。
うまく伸びると結構儲けるのではないかと思います。現状伸びてるのでそこに向かってる。今後はわからない。宝くじ。うまくいくならCFも財務も他のうまく言ってるソフト屋さんと同じく健全になるんじゃない?買収とかしなけりゃ。
評価。
PER80にPBR21。まだ判断材料少なくてなんとも言えないけど、ウネリーより高いPBRって意味でウネリーより分の悪い宝くじに見える。というか同じPBRでunerryとアイズ何方か買わないといけないのなら自分はunerry買います。以上。
イーエムネットはその半分のPBRでも要らないです。
イーエムシステムズ(4820)
医療系システム。
ほぼ調剤みたいね。
(銘柄スカウターから)
月額課金モデルでSaaSっぽい。
長期には成長。ただ減収などもあるね。2020は期替え。ですが2019から完全ストック型にしたといってて、以後は増収が続いてそうですね。解約率とかが出してないっぽい。
ROEとかも低くはないけどたかいってほどでもない。
利益率も低いってほどではなく販管費も下がる感じがなくもない。
(IRBankから)
その他財務は改善してBPS右肩だし、CFもFCF安定してて別に悪い会社には見えません。順調でもありそうです。ただ高成長ではないですね。
その中でPER30超えをどうみるか。いやわりとPER20台でもっと高成長な財務CF問題ないより高ROEな企業あると思うんですよね。その中で選ぶならより明確な根拠がほしいかなあとは。以上です。PER15ならおもしろいかもね。
PER15は2015年以前ならあるようですね。SaaS宣言で評価上がったっぽく、以降はもみ合いの中で会社が伸びてPERが下がってきてる感じのようですね。まあもうちょっと調整続くんじゃないですかね?とは。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
通常運転です。
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