大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(7808)シー・エス・ランバー/東証ST/その他製品(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

シー・エス・ランバーとその他

株価

2835円(人々は、雑魚だったが努力して成り上がりつつある。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 7808 7905 8089 1928
企業名 シー・エス・ランバー 大建工業 ナイス 積水ハウス
市場/業種 東証ST/その他製品 東証PR/その他製品 東証ST/卸売 東証PR/建設
時価総額(億) 52.26 593.32 162.11 16781.59
株価 2835 2191 1332 2451
決算期 2023/05予 2023/03予 2023/03予 2023/01予
予想売上(億) 260 2340 2280 29300
予想営業利益(億)/利益率 31/11.92% 130/5.56% 56/2.46% 2600/8.87%
売上成長率(年複利/期間) 9.6%/8年 2.1%/16年 -1.4%/16年 4.1%/15年
EPS成長率(年複利/期間) 30.7%/8年 #NUM! 1.9%/16年 7.3%/15年
BPS成長率(年複利/期間) 26.3%/7年 4.2%/15年 -1.2%/15年 4.7%/14年
予想ROE 24.9% 13.1% 7.8% 10.6%
平均ROE/年 26.47%/8年 7.42%/16年 0.29%/16年 7.86%/15年
実績ROA 9.5% 6.0% 2.3% 6.2%
予想PER 2.61 5.19 4.36 9.42
PBR 0.65 0.68 0.34 1
配当利回り(%) 2.82 5.02 3 4.24
配当性向 7.4% 26.1% 13.1% 40.0%
総資産(億) 210.31 1833.91 1579.21 28011.89
自己資本比率(%) 32.7 41.7 28.8 52.6
長期営業CF(億)/年 91.93/8年 1253.79/16年 373.98/16年 14324.25/15年
長期投資CF(億)/年 -73.1/8年 -857.52/16年 -359.9/16年 -10682.67/15年
長期FCF(億)/年 18.83/8年 396.27/16年 14.08/16年 3641.58/15年
一言感想 あげ いちおあげ 停滞蓄財できず あげ

 今週は比較。銘柄スカウター10年スクリーニングで5年増収率10%かつROIC15%のもの(該当149銘柄)をみてきになったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2023年01月31日取得。シー・エス・ランバー。住宅資材のプレカットメーカー。比較に住宅資材っぽい。ゲストに顧客っぽい積水ハウス

シー・エス・ランバー(7808)

業績

プレカット。

こういうの。

プレカットとは(プレカットの特徴・メリット)|クマモクプレカット

セグメント。だいたいプレカット。

 

(銘柄スカウターから)

 

で、そのプレカットがのびて、目先大きく増益した形。

増収で販管費原価率下がる製造業という印象で売上次第とみていいのではないか。2019は期替えで実質稼働期間が半分なのでROEなどは低め。資産が半分になるわけじゃないので。

大きく増収の2022「木材の仕入価格を販売価格に転嫁するとともに木材の安定確保に向けて購入先を増やし、また既存取引先のみならず新規取引先も拡大するなど、受注の安定化に努め〜木材企業としての知識を活かした代替材の提案や新規取引先の拡大を含めて地道な営業活動を行って〜、生産効率向上、配送効率向上、適正利潤の確保に努め、在来部門は出荷棟数5,014棟(同5.6%増)、出荷坪数173千坪(同5.2%増)、ツーバイフォー部門は出荷棟数1,633棟(同10.3%増)、出荷坪数78千坪(同9.3%増)となりました。その結果、売上高は21,406百万円(同68.3%増)」

みたいな感じでプレカットが繁栄した感じですね。

原材料高で価格転嫁ができるのはひとつの強みが出てる感は。

それで2Qで増収減益。「ウッドショック解消に伴う需給バランスの正常化、円安に起因する原材料価格等の高騰により、営業利益減少」とはあってこれは前期ができすぎだった感はありますね。現状でもコロナ及びウッドショック前より高い利益水準です。

 

あとは受注は前年割ってそうでこのへんでも順調ですがピークアウト感はあります。

これまで期替えも踏まえてほぼ減収はなかったですが今後はあるいは。そんな漢字で目先跳ねた業績がどこらで落ち着くか?みたいな感じでしょうか?

 

財務

資産増でしたが前期で大きく資産跳ね。前期末総資産146億→160→210億。純資産32億→41億→68億。

前期末で総資産210億に対し有形固定92億で増えてて有形固定を増やして成長するたぐいですね。流動は前期で一気に増え111億で現金49億の手形42億、販売不動産8億あたりが主ですね。

負債141億。で有利子負債67億。手形類40億に法人税10億あたりが大きいやつでしょうか。

自己資本比率は32%で低めで負債の質もいいほうじゃないですが、財務自体は良化していて、そして成長しながら財務がよくなっていくくらいには収益性が高めなのはそうだろうと。

 

 

CF

営業CFはでてて、設備投資は要るタイプ。FCFはいうほど余裕がなくて前期が突風だったになりそう。前期で+25億はFCF18.83/8年なので前期がなければ成長とFCFが両立してないにはなります。これを成長して両立するレベルになったとするか、前期が突風だったとみるかで結構分かれそう。今期2Qは投資しながらFCFがわずかにマイナスですかね。法人税のせいみたいなところありますが。

それで還元余裕。増益に対して増配をさしてしてない形で目先2Q手持ち45億で配当は下半期が上半期くらいCFでて法人税ないなら+9〜10億入りながら還元1.5億みたいな世界になりそう。

 

大建工業(7905)

業績

建築素材建材。

(銘柄スカウターから)

 

近年好調感あるが1998-2010は後退というか減収で、成長企業とみていいのかというかシクリカルで、2012年以降は結構環境がいいとかとみるのが正解な気は。

でも目先は好調。

ただ毎年増益溶かしてる感じじゃないのでやはり停滞蓄財とみてたほうがらくそうです。営業赤字はずっとないし、順赤字も2008年以降ないくらいは堅実。

BPS成長をみると4.2%/15年とかでいかにもそこそこ。配当もあるので別に悪くない。

目先2Qで上方もこなして増収・・減益。「建材事業での減収に伴う利益減や原材料等のコストアップの影響に対し、合理化・コストダウンや売価への転嫁を進めましたが、吸収するには至らず減益」

業界全体で近い傾向はありそうですね。

 

 

財務

蓄財って感じ。うち有形固定も494億くらいだけど継続してふやすというより一巡って感じなのでこの辺からも成長というよりは蓄財かなと。

(IRBankから)

 

CF

毎年じゃなくても長期にはFCFでてる。

配当性向は維持で増配はみられるね。

 

 

ナイス(8089)

業績

住宅資材商社&住宅建設グループ。ってことですがセグメントとか業績見ると卸寄りっぽい。

延々停滞してるっぽい業績推移。

営業赤字自体は

2009年のみみたいですが、純損失はもうちょっとありBPS長期複利成長率で-1.2%/15年とかなので停滞しながら蓄財もできてなく配当配るのでいっぱいいっぱいという印象。

 

今期2Qで増収だけど減益だし、通期だと減収減益。四半期みても伸びてる感じもなくこれは停滞の範囲内じゃないですかね。

 

 

財務

資産は横ばいかあるいは総資産で減ってる。

BPSは伸びないけど、有利子負債は減っていて自己資本比率も改善はみられる。

という感じに少し財務改善が進んでる。停滞してる薄利停滞低ROEの中で企業努力偉い。

 

CF

FCFで    14.08/16年とかで一応FCFでてる。配当ペイできなさそうだし、投資CF    -359.9/16年も踏まえると投資効率わるいなという感想。平均ROE0.29%/16年の事業で頑張ってもあまり儲からないという話なんだと思います。

 

 

日足週足月足の値動き判断

月足で上場ゴールして覆してあげ
週足であげ
日足でさげて反転?
確認。

評価・売買判断

シー・エス・ランバー(7808)

テクニカル的には、2017年上場で2018年末までに落ち続ける典型的なIPO崩れも、2019年以降は順調に巻き返し特に2021以降は上場水準を破ってきてます。

目先は4775をつけて反転で調整感ありますが2501でまた上昇に向かったと見るか否か。いろいろ2501ではない。ここをみながら4775越えて上昇継続になるとするかしないか。


ファンダ的には、住宅建材のプレカットメーカー。堅調くらいできてたけどコロナとウッドショックが追い風で大きく業績伸ばしてきてる。価格転嫁もできたので利益も資産も大幅増。それで目先はピークアウト感はあり後退感もでてきてどのへんで落ち着くと見るか。

投資は必要。成長と投資は両立するかしないかぐらいのところで上記の突風で一年で大いにとった感じ。落ち着きどころにもよりそうだけど今後は十分利益が出るという可能性もありそうです。

コロナ前程度でも、CFと成長は両立しないけど、自己資本比率改善と成長は両立できるくらい。

ざっくりなら、コロナ前ならそこそこ優秀な、コロナあとは相当に優秀な建設資材メーカーという印象。だから相当に優秀が環境のせいで一時とするかしないかではないか。

評価。

PER2.6のPBR0.65。PERでいくと減益するに決まってるくらいの評価のようには。実際にピークアウト感がちらつき減益を踏まえてPERで見るのは難易度が高いのでやはりPBRでみるべきか。

それでPBR0.65ってのは血のクリスマスやコロナショックの最安値帯に準じるPBRでだいたいそれ以上の推移で来てて、さすがに警戒がすぎるとはみれたりします。

まあ投資増えて固定費も増えてるはずなので減収まで来るとこれまでなかったような赤字もあるやもなのでどうみるかですね。

 

大建工業(7905)

成長感あるけど、本質的にはシクリカルで停滞蓄財な資材メーカーのようには。

とはいっても馬鹿にできなくて長期に地道に稼ぎながら財務改善しながらBPSを積み上げ、ROEも落ちる感じでもないのでEPSもあげて普通にEPSBPSをあげて増配もやってきてると、普通に長期に企業価値をあげてきている。

目先は前期からは後退だけど堅調以上の部類でこれまでの延長線上の範囲のように見える。

評価。

PER5のPBR0.7ほど。よくある大建工業の評価として何方かと言えば低PBRな部類でわりと好調な割に低評価なようには。この手の堅調なメーカーでPBR0.7ってほども高いようには。配当+BPS成長で8-9%でPBR0.7とみてもまあ拾うのもありとは思える程度。まあシクリカルな悪いところが出て業績後退となると下はありそうですが。

 

 

ナイス(8089)

長期停滞薄利低ROEの卸&建設・・かな。

文字通り長期に停滞でBPSも増やせず現状維持にいっぱいいっぱいで配当配るのでやっとです。

目先もその範囲内に見えます。

評価。

PBR0.34のPBR0.3台。低評価ですが低評価やむなし。

ナイスとして上も下もある定位置みたいな評価みたいですね。

それで過去はPBR0.5以上あるので、何かの間違いで誰かが高く買ってくれるのを期待して辛抱強く待つのは手かもしれません。PBR0.2以下もあるようですが。

 

積水ハウス(1928)

分譲住宅トップメーカーの積水様。

1998年からみても長期に成長。ただ1998-2010で足踏み感あるし成長というよりは蓄財でみてたほうがいいかもしれない。つまり減収減益でで投げないほうがいいって話ですね。まあ2010年以降はかなり順調でだいたい増収増益できてますが。

 

 

BPSで    4.7%/14年はさほど高くはないも近年はROEは向上感ありEPSなら  7.3%/15年でもっと上で、ROEあたりも下がる感じでもなく財務は安定感あり・・CFはFCFは乱れ感あるけど建設だし大手の安心感もあると思うし、だまってじっくり長く持つのわりといいやつじゃないかと思います。

ただシクリカルなところはあって2010年に赤字はあります。そのようなものだと留意の上で。減配もこのときありました。

PBR1ほどは積水ハウスとしてよくある中で低めくらい。過去BPS成長再現で配当合わせて9%程度をPBR1ほどではTOPIXよりいいかもしれません。で、このBPSは上の赤字のときも含んだ数字ですし。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

今連勤中でしばらく休みないのがしんどめくらいですが投資では目先とりたててないですね。

 

 

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用語解説(日記比較編)

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