大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(4192)スパイダープラス/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

スパイダープラスとその他

株価

738円(人々は、崖に登ろうとして転げ落ちて地面に叩きつけられ跳ね返ってる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 4192 4667 4371 4270
企業名 スパイダープラス アイサンテクノロジー コアコンセプト・テクノロジー BeeX
市場 東証GR 東証ST 東証GR 東証GR
業種 情報通信 情報通信 情報通信 情報通信
時価総額(億) 250.2 87.2 501.6 44.3
株価 738 1572 3050 1990
決算期 2022/12予 2023/03予 2022/12予 2023/02予
予想売上(億) 26.7 46.0 116.2 52.4
予想営業利益(億) (11.9) 3.2 11.1 2.8
営業利益率 -44.57% 6.96% 9.51% 5.36%
予想純利益(億) (10.9) 2.2 7.8 1.9
売上成長率(年複利/期間) 30.9%/4年 6.4%/16年 34.6%/3年 22.7%/3年
EPS成長率(年複利/期間) 72.3%/4年 7%/16年 88%/3年 29%/3年
BPS成長率(年複利/期間) 154.2%/3年 8.5%/15年 86.1%/2年 62.3%/2年
PER -22.87 39.39 61.97 23.32
PBR 6.17 1.49 18.5 2.93
ROE -27.0% 3.8% 29.9% 12.6%
ROA -20.2% 2.8% 20.7% 7.3%
配当利回り 0 0.89 0 0
配当性向 0.0% 35.1% 0.0% 0.0%
総資産(億) 54.3 77.2 37.7 25.9
自己資本(億) 46.2 57.5 19.6 12.7
自己資本比率(%) 85.2 74.5 51.9 49.1
一言感想 赤字で成長 いちおあげ あげあげあげ あげあげ

 今週は比較。投資系のイベントに参加してそこで聞いた銘柄でブログで取り上げてないかな?ってものを拾って比較します。自分が普段余り拾わないものを見てみようという意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年12月19日取得。スパイダープラス。建設業向けアプリサービス。比較に建設系ITっぽい。ゲストにSpider(蜘蛛)に対抗してBee(蜂)代表BeeX。

スパイダープラス(4192)

業績

建築メンテナンス業界向けの図面・現場管理アプリ。

図面・現場施工管理|工事写真SPIDERPLUS(スパイダープラス)|建設業・メンテナンス業向けアプリ

 

伸びている。仕事にかなり結びつくアプリで結構ストック性があるとはみていいのかな。解約率も低めで他のKPIなどみても順調にアプリは伸びている感はあります。

ただ赤字ですね。

原価率はPLにでてないけど決算説明でこれくらい。

販管費でブーストしてるやつですね。

これが販管費さげてどこまで利益が残るか?はポイントになりそうです。

一応上場前には利益出てたし、事業性から販管費下がれば利益も出そうだし、シェアを取るのも意味がありそうですが、この赤字出しながら売上シェアを取りに行くスタイルをどうみるかですね。

販管費かけるので増収しないと話になりませんが目先は3Qで増収11.9%で計画+20.9%ですね。

・・・このままだと物足りないきはしますね。一時期流行ったSaaS評価モデルは売上成長率+営業利益率で40%ルールでいくと計画ベースで+20%で営業利益-44%で-24%で64%ほど足りなさそうです。

とはいえ事業自体は順調に伸びている感はあります。まあコスト下げて順調が維持できるか?が焦点ではあるのですが。

 

財務

目先3Qで総資産51億。前期より減ってる。流動38億の有形固定2.7億で流動より。前期から建物とか増やしてそうだけどまあ成長企業だし株主からたくさんお金もらったしそんなもんかもしれません。

主な資産は現金33億にソフト7.5億とかですかね。ソフト会社だなって資産構成です。

負債10億ほど。借り入れとかあるけど総負債<現金だししばらくは。

といいつつ販管費ブーストでお金垂れ流し流しながらですので、このままではいずれなくなるのでそれまでに成長して利益出るようになるといいですねって感じ。それか増資おかわり。

 

CF

営業CF赤字。まあ販管費ブーストだし。それで前期資金調達。上場で株式発行ですね。それで大きくお金を積んでそれを消費しながら成長を目指してる感じで現状それ以上なにか読み取れる局面でもないかな感は。

 

 

アイサンテクノロジー(4667)

業績

測量・G空間ソリューション会社。

測量とかで土木建築向けとか自動車の走行支援とかも。

製品・サービス | アイサンテクノロジー株式会社

ラインナップ見てるとシステムというよりはツール寄りですね。業績的にも継続課金とかよりは売り切り感を感じる推移。

2012年以降は伸びてる感はあるけど、毎年増収増益でもないし2018年以降はROEも5%台程度以下でわりと低ROEでわりと冴えないですね。長期のBPS成長率こそ8.5%/15年とわりと高いですが、これは2017年に新株予約権の行使による株式の発行による収入で19億ほどあってそこで純資産が17億から42億でこれは事業による資産増ではないとなり、2019年とかからBPS成長率とると1.66%/3年とかで低ROEですねって感じになりますね。

まあでも利益率はそんなに低くないし、増収自体も見れるので低ROEはわりと現金持ちすぎのためってところはありそうです。現金半分くらいにすればROE倍で並くらいのROEにはなりそうですし。まあそれでも並ですが。

そんな中で目先減収減益。計画は増収増益ですね。過去見ると計画はだいたい正確かなあ感はあります。

 

財務

前期末総資産77億で流動57億で現金42億現金は2017年に10億から32億に増加みたいな感じ・その後も増えてますね。2019には株式発行もしてますね。

有形固定8億ほど。有価証券も6億ほどありますね。ということで資産77億のうち現金有価証券で48億でかなり水っぽいです。これは2016年で11億ってところなので、35億くらいは還元むけれられなくもないはそうですね。

負債は19億地味に増えてますが主な負債は手形前受あたり。有利子負債はほぼなく財務は健全。

 

CF

営業CFは安定で、FCFもだいたい出てます。その意味で現金は必要としてないけど、2017年に大量に調達してその後積んでる感じ。わりと還元しろって局面には思えます。

地味増配。2022年はっ

自社株買いも入りましたね。

 

 

コアコンセプト・テクノロジー(4371)

業績

DX支援会社。といわれても。

お客様の真なるデジタル化(DX)を支援・推進|CCT

こことかみてるとコンサルよりなシステム受託開発という感じでしょうか。

 

Orizuruってのが売りみたいです。製造業界・建設業界向けのソフト?システム?みたいですね。

独自のIoT/AIソリューション 「Orizuru」 |CCT

業績伸びてます。

ROEもかなり高く、また上昇傾向。原価率は高めも下がる傾向ですね。たぶんですがこの高原価率は出来合いのソフトを売るというよりは受託開発とか他の会社のソフトを組み合わせて売るみたいな色の方が強そうな雰囲気。いやたぶんですが。

目先3Qで増収増益。決算資料みても様々順調で優秀な印象。

総じて優秀なシステム開発会社という印象は受けます。

 

財務

前期末総資産37億で流動30億。有形固定2.7億程度で資産は流動より流動は現金13億売掛14億でだいたい。現金は上場もあって伸びてます。売掛伸びてる。

総じてソフト会社だなあって印象。

負債18億。自己資本比率高いことはないけど有利子負債とか少なめで財務は質は悪くないようには。

 

CF

営業CFは出てる感じだし設備投資少なめ。そんな感じでFCFでそうな中で上場で資金調達して現金積んだ形。現金どうするんだろうね。

 

日足週足月足の値動き判断

月足でさげっぽい
週足でさげてあげ
日足であげ
確認。

評価・売買判断

スパイダープラス(4192)

テクニカル的には、上場から1700とかからあげて2594もその後崩れて350までで普通に上場ゴール。その後は反転が見られるが、350以降の上昇を続くと見るか。目先日足651は今年9月以降の安値をわってるので次は8月の537が目安になりますね。個々切ると次は350で遠いし個々切ると奈落。この辺を基準にして。

 


ファンダ的には、順調な建設アプリ。順調に伸びてるし実際ストック性なども高そうで、様々な指標で優秀そうなそぶりは見れるけど、会社としては現在販管費を積んで赤字でシェア取りに励む感じ。その中で大赤出して目先の成長率はどうなんですかというかこの変動考えるか。目先は上場で集めたお金散らしてる段階ですがこれにみあう成長性が出てるかは意見が分かれる・・ないかというか株価推移としては上場からは非寄りですかね。そして販管費を下げたときの収益性成長性がどれだけ残るかも未知数でここをど

3Qでどう考えるかで評価はぜんぜん違うということになりそう。

評価。

PBR6ほど。ROE30%でるとPER20です。(まあBPS減らしてるのでもう少し高ROEにならないとPER20にはならんかも)一つの基準としてこれくらいでしょうか。

ROE20%でPER30でもよいです。販管費切ってそれぐらいを想像できるかとかですかね。例えば。赤字企業の評価は難しいですね。

 

 

アイサンテクノロジー(4667)

測量系のソフトウェア。長期に対して赤字はないし伸びてる感もあるのですが、減収減益くたいあるし基本的にはそんな高収益でもなくよくある堅調なソフトメーカーくらいの印象・・ですが2017年あたりに新株予約権の行使でっ純資産倍以上になるくらいに大きく現金積んでその現金もほぼ放置でBSはかなり水っぽくなり低ROE化が進んだ印象。

それで現金持ちすぎて低ROE化してる感じですがこれをどう見るかですね。目先2Qで減収減益ですが計画は増収増益。まあ堅調の範囲ではないか。

評価。

PER38のPBR1.5。状態のわりには高評価なようには。現在はもっと状態良くて(高ROE)より低PBRなソフト企業もゴロゴロしてる印象なので積極的に選ぶ意味は・・・といいつつ、手持ち現金が大きく還元に向かってくると景色が変わる感もあるので高いところから株安ですがその可能性もみての綱引きでこのへんで調整入ってきてるのではないかなとは。手持ち現金を大還元とか買収とかでも投資に向けてくるのがエスパーあるいは待てるならまあ選べないこともないのではないか。

 

 

コアコンセプト・テクノロジー(4371)

上場したばっかでよくわからないけど、たぶんシステム開発系会社。なかなか以上に順調に来てる感じはあります。目先も絶好調感ある。

財務は自己資本比率高くないけど、上場資金調達もあるし有利子負債とかも少なく見た目より質は良さそう。CFも問題ないようにみえて資金調達なくてもなんとかなった感はあります。

総じてだから順調なシステム開発

評価。

PER60程度にPBR17。評価は非常に高い。高くなる理由はあると思うけど、受託開発系のシステム屋とみるとほんとに評価高くこのへんをどうみるか。評価高いまま絶好調に成長続くって味方もできるけど。別にPER30でも市場冷えたらPER20でもいいじゃないか感は感じたりするのでだからどうみるかですね。

でも相当いい会社には見えます。上場したてですが今のところ。

 

BeeX(4270)

クラウドソリューションと言われても。

楽楽精算未満、AWS以上くらいのサービスレベル。

ある程度出来合いのものがあってそこにそれぞれサービスやシステムを作ってくださいというかんじでしょうか。

 

詳しくはわからんけど、伸びているし利益も出ている。

 

 

収益性もそこそこあるという印象。ROE二桁だしROAも低くなく。一方原価率が高くあまり増収で減る感じでもないのでわりと付加価値が低いのではないかとは。例えばAWSとかで自分でサービスをつくらず色々集めてパッケージして売るとか。メーカーよりは商社寄り。

でも順調はそうですね。財務も健全化が進みCFも出てていかにもこの手の企業でも順調な部類には。目先も成長感ありますし、PER20前後は安いという感じはしませんが数年順調が続くとわりと悪くもない感じにはなりそうな気もしなくもないです。

現状それくらい。株価的には上場から落ちてずっと調整ですね。一応落ちてからは上昇感もなくもない。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

年末。とくにない。

 

 

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用語解説(日記比較編)

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