大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

MENU

(7610)テイツー 日記(分)

スポンサーリンク

 

注目銘柄(市場/業種)

テイツー

(東証ST/小売)

株価

155円(人々は時折爆発しては大人しくしてまた爆発を繰り返している。)

業績財務と指標とそれに対する分析

今日は分析。2022/11/13取得のKABU+でデータでROEROA営業利益率PBRの業種平均を出しROAROA営業利益率で業種平均を上回り、かつPBRで下回るもの(該当719銘柄)からきになったものをチョイスして分析します。テイツー。岡山の中古書店チェーン。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2022年11月11日に取得。

業績

岡山本拠のチェーン。一応広範囲に店舗があるゲオとかブックオフとかの親戚的な。

取り扱い商材。

売上が2011-2020まで減少で2015-2018で赤字と非常に厳しかったが、近年は黒字復帰に増収も入ってきて回復から立ち直り感は。

黒字化2019「重点施策として取り組んでまいりました古本を中心とした中古商品の販売が堅調に推移したことに加え、市場全体の緩やかな回復が見られた新品・中古トレーディングカード(以下、「トレカ」という。)におきましては、その市場動向を当社の業績に結びつけることができ~利益面については、利益率の高い中古品の売上が順調であったことに加え、前期より取り組みを行っている抜本的な事業構造改革により販管費の削減を行った結果、営業利益、経常利益、当期純利益いずれも大幅に改善」

あとはもっと大きくは「「収益改善」を最優先課題として位置付け、各種施策に取り組んでまいりました。当社の粗利の大きなウエイトを占めている古本におきましては、コミックに対して文芸・文庫の売場構成比率を高めるなど、最近の顧客ニーズを反映したレイアウト変更を実施したことが、売上及び粗利の増加に貢献いたしました。トレカに関しても市場活性化を背景に、新規タイトルの拡販に注力したことや一部中古トレカの廉価販売を行ったことにより、客数及び売上が向上し、収益改善」

増収の2021「中期経営計画に沿って~目標としたのは、中古取扱商材を多様化し、その販路としてEC及び海外のルートを確立し、併せてBtoBビジネスにも挑戦~中
古取扱商材の多様化、EC販路の確立、BtoBビジネスについては、進捗具合に差はあれども計画に沿って進めることができ~EC販路について、株式会社山徳を傘下に加えたことは、単純に収益力を強化する効果にとどまらず、今後の成長戦略上のEC販路による展開可能性を広げるという意味で、極めて有効な投資でありました。また、商材を多様化して販路をECに拡張していくという成長戦略が具体的なものとなり、翌期以降を見据えた会社経営としての新たな成長段階に入ることができました。 」

 

・・ざっくり低迷だったけど、利益が大きい古本を押して黒字化に中古の品揃えを揃えてECで売るという方針で軌道に乗ってきてる感じですね。

そんな感じで衰退から立て直しが聞いて再成長?という感じにはなってますね。

それで目先上方修正からの2Q増収増益ですね。

トレカ及びホビーが特に伸びてる感じですね。

好調そうですが注意点になりますかね。四半期ごとは売上も利益もブレがあるので、このへんは注意でしょうか。四半期単体では赤字もあったりします。

財務

資産減から回復。

2021年からは利益剰余金マイナス落ちから回復してますね。

でも2019年以後は資産増に自己資本比率改善に有利子負債比率改善と全面的に財務改善してますね。

前期末で有形固定は7億と少なめで伸びてる感じでもなく、差入保証金10億とかで店舗は多くは借りてそうで、流動が60億ですが意外に増えてないですね。増えてるは有形固定以外の固定資産でのれんとか繰延税金資産とか。

負債はへってます。主に長期借入金。

商品あたり意外に増えてないところはありますが、増収も早いわけでもなくこんなものかもしれませんが、財務自体は改善感あります。

CF

営業CF2019に赤字からの復帰。それでFCFもFCFプラスですが投資を増やす形で2022はFCFマイナス。

リストラから投資の流れのようにも。

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげ
週足で調整あげっぽいから加速。
月足でふいて落ちてはあげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、一応高値をついて上昇ですが癖があるというか、時折急騰して大幅上昇するもその後下落気味に調整してまた急騰すると過去の高値を超えてる感じで、目先はそのように急騰してきてる感じ。再現として調整に入るとするかまだ急騰途中とするか、今後からは安定上昇とかシナリオを想定して見る感じでしょうか。

基準は目先週足安値80円とか、調整安値64とか・・もかなり遠いので日足141とか切るともう目先は下落感でますが。


ファンダ的には、低迷から復活してきてるリユースチェーン。立て直しが効いて業績も低迷脱出で上向いてきて、財務CFも改善し再投資の流れもなきにしも。

この傾向が続くとするのなら注目するのもいいのではないかとは思います。

一方、上向いてきてるとはいえ四半期レベルでブレも大きく、シクリカルなところもあり、実際にコロナで加速してその後減速で薄利で目先好調は反動を警戒したくあるところもあります。ではありますが好調をみつつ付き合うのは結構いいのではないかとは思ったりはします。

評価。

PER11のPBR1.8。この手のリユースでPBR1.8はかなり期待含みとなりそうで好調な業績が薄利とかで低ROE化は許されない水準なのはそうですね。なのでブレで悪いところがでると株安に来るのは考えれます。

PERでは11もこれもこの手の小売としては少々期待含みでこれもあまりほいほいPERが高くなる・・安いとは考えないほうがいいかなあとは思ったりします。7くらいでもいいじゃないかってみると今年前半くらいはそのくらいの水準です。

といいますか株価自体はかなり不安定というかボラティリティがありそうで付き合うなら乗りこなすのはわりと骨も折れるかもです。そこらも覚悟の上でならまだチャンスもあるかもしれませんね。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=7610

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=7610

IRBANK:https://irbank.net/7610

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特になんかある感じでもない。

 

記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
 にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ

 

記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)